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服部時計店の望遠鏡 LAELIA他  投稿者: ガラクマ 投稿日:2019/07/19(Fri) 21:57 No.11961
garakuma.gif 服部時計店は服部金太郎氏が1881(明治14)年に時計や宝飾品の輸入販売店として創業し、その後時計、カメラ、測量機器の輸入、製造、販売等に業務を広めていきましたが、1932年その測量機部門を母体として東京光学機械株式会社(現潟gプコン)を創立したことなども含め、特に戦前までの光学機器には深く関与してきました。
 明治時代から望遠鏡に関わってきたのは、玉屋と島津製作所とこの服部時計店。あとは貿易会社(大阪用達合資会社等)等で、製造という面では島津製作所や玉屋でしょうか。要するに望遠鏡との関わりは日本光学よりずっと前からです。
 
その後も本業の時計とは別にレンズ、カメラ、望遠鏡等の業界とはつかず離れず、今もオハラの筆頭株主らしいです。東京光学機械や測機舎(ソキア)との関係も強いですが、夫々の会社の沿革をみてもよく理解できません。

みなさん、私も知っているのは、天文ガイドのめくったところを長年占有したLAELIA(レリア)ブランドの望遠鏡です。あれほど宣伝していたのに一度も見たことが無いというのは、このレリアと国際光学のVEGAくらいでした。
それも、ここでお友達になったヒポポタマスさんが幼少の頃、お使いになっていたということで驚いておりましたら、なんと寄付して頂き、ひとしきり舐めた後に、今天体望遠鏡博物館に展示しております。
 おこしの際は、是非ご覧ください。

 実は、セイコーミュージアムに行って問い合わせたことがあるのですが、問い方が悪かったのか、親切にいろいろ教えて頂いたのですが、肝心のことを聞き逃したのか、よく覚えておりません。
 謎多き、服部時計店関連の望遠鏡、レリア光学研究所の望遠鏡について語りましょう。

ますは、天文ガイドの初めての広告と、最後の広告です。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   エド - 2019/07/20(Sat) 00:02 No.11962

東京光学のルーツが精工舎だったとは知りませんでした。

そのレリア光学(服部時計店 望遠鏡部門)のあった、神田鍛冶町2丁目?3丁目の当時の様子が写真1です。
神田駅北口のこのガードは今でもそっくりこんな感じで残っております。(ガード下は昼でも薄暗いです)
左端に都電の“神田駅前”の停車場が写っています。
神田エリアが小売問屋の中心地だった最後の頃と言えるでしょう。
服部時計店は、華やかな高級時計や宝飾品は銀座本店(後に有名な“和光”)で売り、望遠鏡は神田で、ということでしょうか。

写真2は昔の雑誌(機関誌?)でこういうのがあったようです。(年代不詳)
時計の製造にも、風防ガラスを研磨したり、軸受けのルビーを研磨したので、
光学レンズを製造することは、それほど畑違いではなかったと想像いたします。

写真3はオマケですが、銀座和光と先般の“雪印”のネオンサインがいっしょに写っている写真です。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ひぽぽたます - 2019/07/20(Sat) 19:36 No.11963

kaba.gif 当方も気になって買ってくれた父に尋ねてみました。
完全に忘れていた様ですが、写真を見せて説明すると思い出した様で・・・

@当方が小さい時、望遠鏡を欲しがった為、専門誌(どうやら天文ガイドらしい)を見て最初の頁に載っていたのがLAELIAだった。
A専門誌の最初の頁に載るものならば間違いが無いと判断。
B服部時計店なら銀座という事で買いに行ったが、望遠鏡の在庫は無かったらしい。(このあたり記憶、曖昧)
C銀座の時計店で店員に専門誌を見せて無理言って取り寄せてもらったらしい(更に記憶、曖昧)
D小学生が使うということで一番軽い望遠鏡を選んだとのこと。
E銀座の時計店は和光の様です。和光の店員も関係会社で望遠鏡を作っているのは知らなかったと驚いていたらしい。
F確か、購入価格は1〜2万円位で、子供へのプレゼントとしては高価すぎると思ったそうです。当時の1万円は相当高価!

う〜ん、こう考えると殆ど売れていなかった様な気がしますね。最近、LAELIAの赤道儀がヤフオクで出品されていましたが、接眼部が無いとの事。
接眼部はバヨネットになっている為(何の利用価値があったのだろう?)、汎用品が全く適合せず、接眼部丸ごと交換しないと実用になりません!
もったいない・・・。

あと、多分、望遠鏡より更にレアなLAELIAの接眼鏡の写真を載せます。防湿庫内保管だったため美品ですぞ!
当方のは付属品でしたが、別売りとかあったのでしょうか?
あとどこかに天頂プリズムもあったはず・・・・う〜ん、見つからないなぁ・・・(汗)

>ひとしきり舐めた後に、今天体望遠鏡博物館に展示しております

お、中々行く機会が無いのでぜひ、展示状態の写真を見せてくださいませ!





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ガラクマ - 2019/07/21(Sun) 15:09 No.11964

garakuma.gif ヒポポタマスさんから頂いたLAELIA。今年初めのレイアウト変更にて現在の位置に展示しました。現在の展示状況です。
(この後、バックのビクセンはちょっと動かしましたが・・・)
1960-1970年代の部屋で、Unitronのとなり、入って一番目立つところに展示させて頂いております。
ありがとうございました。

[管理者修正]





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/07/21(Sun) 17:35 No.11965

ガラクマ様、エド様、ひぽぽたます様
みなさま、こんにちわ。

レリア光学研究所は、"レリア"というひびきに魅せられました。
東京光学機械のところでも書きましたが、レリア光学研究所とは、
服部時計店機械部の別称でしょうか。それとも、子会社。
それとも、全く別な会社なのでしょうか。

レリア光学研究所の活動期間は、1959年から1971年ということで
良いのかなぁと思っています。

レリア光学研究所が出てきたのは、月刊教材教具では1959年7月号と
8月号で5cm屈径の紹介においてです。それ以前は、ありません。
月刊教材教具が学校に納入している教材屋さん向けの雑誌なので
学校への売り込みがメインだったと思います。

D=50mm、f=500mmとくると、
アストロ光学(株)のT型鏡筒と同スペックですし、
後は、高橋製作所の50mmガイドスコープも同スペックです。

F=10なので、取り回しの容易さに重点をおいています。
附属アイピースは、HMで、大丈夫なの?

というわけで、ヤフオクに出たレリア光学研究所のHM6mm,9mm,12.5mm,
18mm,25mmの5本をゲットしました。(原様はお気づきのようでしたが、
ひっそりと終了しました)
対物レンズとの相性もあるので、オリジナルの見え味は、ひぽぽたます様
にお聞きするしかありません。
私のボーグ50FL(D=50mm,F=8) フローライトとは相性は良くないです。
高橋TS50(D=50mm,F=14)で、確認してみようと思ってて、そのままです。

製品ラインナップが50mm屈折、60mm屈折そして75mm屈折というのは、スタ
ンダード........。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   エド - 2019/07/23(Tue) 21:23 No.11966

レリア光学とは何だったのか?
その手がかりを探しに白髭橋そばのセイコーミュージアムに行ってきました。

ミュージアム2Fが、そういう困った質問を受ける資料室になってまして、(自由に閲覧できる資料は少ない)
服部精工舎が昔、天体望遠鏡を販売していたこと、製造会社と思しき“レリア光学”について質問してきました。

なにぶん古いことなので、あまり期待はしていなかったのですが、
親身に対応くださった方によると、“レリア光学”という会社は、子会社or関連会社としての記録が無いとのことでした。

そして唯一出てきた資料が、昭和39年(1964)の服部精工舎機械部の価格表です(写真1)
その表紙には、なぜか神田鍛冶町の住所やレリア光学の文字は見当たりません。。。

内容を見ますと、測量機器から始まって、5ページ目に天体望遠鏡として5cm、6cmの経緯台、
そのオプション品が4点のみ。。。(写真2)

ここで発見なのですが、その下に“ビスター双眼鏡”の名称で、数種の双眼鏡が載っています。

“ビスター”とは岡谷光学の“VISTA”ですね!
岡谷光学はもともと服部精工舎が資本を出して作った会社ですから。。。(東京の空襲を想定して)
服部精工舎が、岡谷光学の双眼鏡を販売していたのは納得できます。

レリア光学の天体望遠鏡の部品が、他社のどの望遠鏡にも類似(部品共用)していない点。
レリア光学が、服部精工舎の販路以外に宣伝された形跡が無い点。
レリア光学という会社の製品が他に見当たらない点。(現存する固体が異常に少ない)
レリア光学という会社が、10年間くらいしか存在していない(実態がない)ように思える点。

以上を総合すると、どうも岡谷光学のひとつのブランドだったのではないかな〜と思うのです。

東京光学製ではないと想像する理由は、、、
東京光学製なら、一応名が知れた東京光学またはトプコンの商標を使ったであろう点。
東京光学製なら、もう少し板橋臭がするだろう点。(各部の部品とか)
東京光学製なら、もっとラインナップが多かったであろう点。

以上 あくまで独断と偏見による想像です。。。
ドローチューブ先端の意味不明なバヨネットが謎を解くカギのような気がいたします。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ガラクマ - 2019/07/24(Wed) 21:13 No.11967

garakuma.gif 青色つきこ様
いつもながら素早い対応ありがとうございます。1959年からですか。

エド様
ミュージアムでの調査、ありがとうございます。
私の滞在報告はNo519です。
http://yumarin7.sakura.ne.jp/joynikki/joyfulyy.cgi?page=7
確かにバイオネットはポイントですね。

奇妙なバイオネットです。
カメラのレンズとボディは密着する為に接合面に圧力がかかるように引き込みますが、
このバイオネットは、ツバというか広がったとこを抱え込むだけで、圧着するようには固定しません。隙間が開きます。
カメラにはないと思いますが、他にあるのでしょうか?





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/08/12(Mon) 10:52 No.11981

みなさま、こんにちわ。

1962年頃の松島眼鏡店のカタログですが、レリア光学の3吋について
記載があります。
但し、価格が入っていません。
まだ、未発売でしょうか。

戦前に望遠鏡を作っていた会社としてアース光学があります。
(「眼鏡商工通覧」1936 ; 国立国会図書館デジタルコレクションでネットで見れます)
調べれば、何かもっとわかるかもしれません。
なお、戦後は、見当たりません。

歴史の古さを感じるのは、やはり 光学普及社 ダウエルでしょうか。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ガラクマ - 2019/08/18(Sun) 21:07 No.11983

garakuma.gif ヒポポタマスさんのアイピース、H.M6mm、H.M12.5oの写真をみて、ちょっと気にかかっているのを、雑誌で思い出しました。

...............................................................................

天文ガイド1967年5月号 天体望遠鏡をテストするC
レリア6cm屈折望遠鏡   富田弘一郎(東京天文台)

接眼鏡
ミッティンズエ―ハイゲンの12.5oと6oの2コが付属しています。6oはやめて25mmにしてほしいものと思います。高倍率は天体観測に役に立たないことを、もっともっと使用者やメーカーに知ってもらいたいと思います。6oと12.5oは外側の金具は黄銅製でガッチリした全く同じものです。
 視野レンズだけ別のわくに入っていて(長さが違う)共通の部品がつかってあるのはたいへんけっこうなのですが、眼レンズの金具まで同じにしているおかしいと思います。焦点距離が変われば、射出瞳径も変わるわけで、眼レンズの径が変わらなければなりません。共通部品を使うことを強調しすぎたミスだと考えられます。目当ては使用上はあまり役に立ちません。サングラスはこの目当てのかわりにねじこみます。視野絞りは12.5oのものはずいぶんずれていて、視野周辺で像がボケます。色消しもあまり上等とは言えないようです。


****************************************************************

富田先生も、LAELIAはよく知らなかったようです。

..................................................................

レリアという天体望遠鏡をはじめて知ったのは昨年(1966年)4月号の天文ガイドの広告ページでした。このご国立科学博物館のM氏が推賞しておられ、また本誌で接眼鏡のテストを行ったことについて日本A・D社のK氏からおしかりを受けたりしたこともあって、製品テストには大いに期待しました。ところが注文してから2か月たってもなかなかとどきません。
 本誌で望遠鏡テストをやっていることを知って?入念に製作しているため遅れたようすです。
 けっきょく原稿の〆切りぎりぎりに製品が到着しました。この会社についての予備知識は、残念ながらこのていどです。本誌の広告も昨年12月までは発売元の服部時計店だけの名前が出ていました(一番最初は少し違ってLAELIA OPTICAL MFG COとなっていた)。今年の1月からレリア光学研究所と明記されるようになりました。

*****************************************************

国立科学博物館のM氏、日本A・D社のK氏というのは、ちょっと気になりますね。
[管理者修正]




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/08/18(Sun) 23:27 No.11985

みなさま、こんばんわ。

日本アストロドームの小森幸正氏は、(宇宙旅行協会の理事としても出てきましたが)、
「天体望遠鏡ガイドブック」も執筆しており、知識も豊富だったと思います。

富田先生は、どこのメーカーの接眼鏡のテストをしたのでしょうか。
レリア光学でしょうか。

日本光学、五藤光学、アストロ光学工業、日野金属、高橋製作所
テスト製品についてきた接眼鏡全般でしょうか。


レリア光学のHMですが、概して眼レンズは小さいです。
アストロ光学のD=40mm F=12.5にレリア光学HMを付けて、月を見ようと思っていまし
たが、本日は曇ってしまいました。


レリア光学は、小森氏が関わっているメーカーなのでしょうか?




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ガラクマ - 2019/08/19(Mon) 22:23 No.11986

garakuma.gif 青色つきこ 様、皆様 こんばんは。

分かりにくくて申し訳ございません。接眼鏡についてのお話は、

天文ガイド1967年5月号 天体望遠鏡をテストするC
レリア6cm屈折望遠鏡   富田弘一郎(東京天文台)

の中の、接眼鏡の項の抜粋ですので、レリア光学の接眼鏡のお話です。
その他、辛口の批評が続きます。

****************************************************************
星像テスト
付属の接眼鏡との組合せで星像テストをしたところ、焦点内外像は非対称で大きな鏡面収差の存在が認められます。外像ではしゅう辺の回折シマが強すぎました。極限等級は10.0等どまりでやや不足です。他社の優秀な接眼をとりつけると球面収差の欠点がやや減少します。色もだいぶん出ているようで、光学系は、最高級品には程遠い感じでした。

結び
ムダなアクセサリーはいっさいはぶいた、必要最小限度の天体望遠鏡として、はじめて望遠鏡を購入する人にはもってこいの器械です。その為には取扱い説明書がまったく入っていないのはどうしたことでしょうか。将来さらに大型の器械に進まれる人のためにも、この望遠鏡はサブの器械として末永く愛用されるものと思います。特に最近のように都会地の夜間観測が光害のため不可能に近くなっている現在、この携行袋入りの 望遠鏡は大いに活用されるのではないでしょうか。そのためには接眼鏡をふくめて、対物レンズにもう一歩の配慮がほしいものだと思います。

***********************************************************************

ヒポポタマスさん、お気を悪くなさらないでください。
6cmのお話ですし、アイピースは青色つきこさんが手に入れらた6oの金枠など、微妙に違うように思います。
眼レンズの周りの金枠のフラットな面の大きさが6oと12.5oで違いますし、ヒポポタマスさんの写真とも違うように見えます。

[管理者修正]





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ひぽぽたます - 2019/08/20(Tue) 20:00 No.11987

kaba.gif いえいえ、実をいうとLAELIAのアイピースはあまり良い思い出がありません。
小学生〜中学生の頃ですので、高倍率で星を見たいと思うもの。
実際、富田氏の指摘の通り、MH6mmは微動の無い架台では全く使えませんでした。
かろうじてMH12.5mmは使えましたが、アイレンズに目が接触しそうになるほど
近づけなければならず、視野角も狭いため地上用と割り切って使用していました。
地上用として使用すると、周辺付近では像がわずかに回転して見え、球面収差の
お手本の様な見え味だったと記憶しています。
結局、ミザールのK20mmを別途購入してクリアな見え味に感激したものです。なお、
当時Orもありましたが、超高級品であり購入はできませんでしたね。

ちなみに先日、TMB80/480鏡筒につけて、久々にLAELIAアイピースで月を見てみましたが、
思ったよりも良像でした。
LAELIA鏡筒もあまり良くなかった・・・という事でしょうかね?




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/08/21(Wed) 18:51 No.11991

みなさま、こんにちわ。

天候はすぐれませんので、高橋TS50mm鏡筒にレリア光学のHM12.5mmで風景を見ましたが、
視野が狭いです。中心像は悪くないですが、ちょっと色が着くかなぁ。

比較にアストロ光学工業のHM12.5mmに替えると、視野が若干広く、像も明るく、レリア
よりも良い感じです。

ついでに、3BのK12mmに替えると、更に視野が広く、像も明るく、別天地。でも、中心像
はアストロ光学工業のHM12.5mmと同程度でしょうか。

さらに、日本光学の新オルソ12.5mmに替えると、全然、違いました。

レリア光学のHM12.5mmですが、作りは個性的ですが、積極的に使おうとは思いません。
視野が狭いです。

TS50はf=700mmでF=14だし、HMも使える範囲ですが、TS50にはHMは相性が良くないのかも。




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   - 2019/08/31(Sat) 19:32 No.12003

そう言えば岡谷のカメラでロードというブランドがありましたが、これにバヨネットマウントのフードが付くタイプがありました。手元にロードは無いので未確認ですが40mmF2くらいのレンズですから、24.5mmの接眼部に寸法も近そうに思います。あそこのバヨネット には圧着用のバネは無かった???




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/12/23(Mon) 23:08 No.12129

みなさま、こんにちわ。

1959年の味の素ゴールデンの広告にレリア光学の赤道儀望遠鏡をみつけましたので、載せておきます。





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   エド - 2019/12/25(Wed) 00:12 No.12130

青色つきこさま 皆様

また脈略のない広告からよくぞ見つけましたね!
その微動のない細身の赤道儀といい、前後に分かれた鏡筒バンドとか長いフードとか
当時の流行の先端といったところでしょうか。

しかし、足踏オルガンとほぼ同じ価格だったんでしょうね。
天体望遠鏡が欲しいと思って応募したらオルガンだったり、またその逆であったりしたら面白いですな。
これは悲劇になるので、たぶん当選者には希望を聞いたんでしょうけど。。。

冗談はさておき、1959年。。。小島氏と繋がると面白いんですがね。。。




Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   ガラクマ - 2019/12/25(Wed) 21:40 No.12131

garakuma.gif 青色つきこさんのご紹介は、添付の写真のものでしょうか?
先日、某氏が持ってきて見せてくれました。

切削で作ったような赤道儀。もう一台の鏡筒も持ってきてくれましたが、時代が違うのか表記も違いますし、ハンドル他も微妙に違います。

[管理者修正]





Re: 服部時計店の望遠鏡 LAELIA他   青色つきこ - 2019/12/25(Wed) 23:43 No.12132

みなさま、こんばんわ。
エド様、ガラクマ様、こんばんわ。

ガラクマ様の掲載してくれたレリア5cm屈赤は、そのものです。紹介していただき、ありがとうございます。
このフード、異様に長いです。
(当時の日本光学の5cm屈赤も、フードが長いですけど。)

このレリア屈赤(1959年〜)はD=50mm f=700mmのスペックですが、同時期で、
最初に思い浮かぶのは、マクロ光学(1958〜1959年)及びスイフト(1960年〜)の5cm屈赤で、同スペックです。

高橋製作所のTS50(1972年〜)、日本精光の5cm屈経も同スペックです。レリア5cm屈赤が発売になった時代が違いますが。

レリアのこの赤道儀もまた、特徴的で、好みが分かれるところだと思います。


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