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「望遠鏡賛歌」の書籍  投稿者: ガラクマ 投稿日:2014/01/29(Wed) 20:57 No.9196
garakuma.gif 吞さんのご紹介でfacebookの天文古書の話にうつつのぬかしておりましたが、そこであらためて思い知ったのが古スコマニアのレアさです。
こちらは古スコ専科。望遠鏡関連書籍では負けられません。

実は、日本製望遠鏡の書籍があまりにも少なく、情報は海外からと半分あきらめております。
海外には「望遠鏡賛歌」と言えるような書籍が日本に比べたくさんあるように思います。
自作に関する本、”天体望遠鏡のすべて”のような、カタログ雑誌(記事のところはいいです)は負けておりません。
しかし、アメリカなんかは雑誌名からして「スカイ&テレスコープ」ですし、望遠鏡マニアの文化は望遠鏡生産大国の日本に比べても多いように思われます。

さて、「望遠鏡賛歌」の書籍を情報共有いたしましょう。
国内、海外こだわりなく。それで古スコマニアが少しでも増えたら嬉しいです。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/02(Sun) 16:37 No.9208

garakuma.gif  言い出しては見たものの、あまり国産ではピッタリ、これっていうものご紹介できません。
ちょっと広げて、望遠鏡関連本ということで、今回反射望遠鏡関連です。

@「反射望遠鏡写真機論」藤波重次氏
A「アマチュアのための望遠鏡光学・反射編」吉田正太郎氏
B「中村要と反射望遠鏡」富田良雄、久保田諄氏

どの本も、大変面白いですが、@は昭和18年、大戦中の発行にもかかわらず使われている写真にも遊びが感じられます。
国産1号反射望遠写真機は小糸製作所製、次にカンコー、フジナミ3型、ミヤニ式(西村製作所)等の説明があります。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   nekosan - 2014/02/03(Mon) 21:52 No.9211

大したものは持ってませんがこんな本がありました。山崎正光氏の反射望遠鏡の自作法の章もあります。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/03(Mon) 23:33 No.9212

garakuma.gif  箱がないので少し自信はありませんが、これでしょうか?
私のは昭和25年2月28日発行、2月25日印刷とあります。
内容はすばらしく、ある程度高度なのに、本文のほとんどの漢字にルビがふってあります。目次にはルビがありません。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   nekosan - 2014/02/04(Tue) 00:51 No.9213

はい、同じものだと思いますが、手元のは昭和12年8月16日印刷、8月20日発行になっています。月報と四ツ橋電気科学館プラネの絵はがきがはさんでありました。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/06(Thu) 07:06 No.9214

garakuma.gif 初版の発行の情報が巻末に見当たりませんでしたが、そんな時期からあったのですか?
情報ありがとうございます。大戦に突入しかけた時期、その頃は天文関係の本の発行は少なかったでしょうね。
貴重です。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   nekosan - 2014/02/06(Thu) 22:51 No.9215

そういえばこの電気科学館のプラネも昭和12年に出来ているんですね。絵はがきもその当時のものののようです。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   - 2014/02/08(Sat) 18:41 No.9216

「望遠鏡賛歌」とはちょっと違うかもしれませんが、私もなにかないかとゴソゴソさがしましたら、こんな本を見つけました。
私が中学生だったころ、望遠鏡が買えなかったので、思い切って自作しようと思い、買った本です。
・・・結局そんな腕もなく自作することはできませんでしたが、頭の中でいろいろ構想だけは練っていたのを思い出します。
中の広告が懐かしいです。
ほかにもスリービーチ(自作部品のみ)や山本製作所、コルキット、反射鏡のメーカーなんでしょうか、東京オプチックとかもあります。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   NGC1999 - 2014/02/08(Sat) 20:57 No.9217

岳さんの「天体望遠鏡の自作ガイド」懐かしいですね。私も見ていました。

さて、ご紹介するのは、野尻抱影の「星365夜」の’ロング・トム’と「(肉眼・双眼鏡・小望遠鏡観測)星座めぐり」の’小望遠鏡の話’です。
ロング・トムは、ご存じ日本光学の10cmで、手に入れたときの喜びが綴られています。同書には、’双眼鏡’という愛用のオペラグラスを紹介した文章も有ります。星の名前の収集家という印象が強い筆者ですが、私たちと同様に、望遠鏡にも人一倍愛着を持っていたようです。もう一方は、昭和初期の書籍で、レトロな雰囲気が満載の本です。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ひぽぽたます - 2014/02/09(Sun) 19:50 No.9218

kaba.gif 天文趣味を始めた頃は海外の書籍を入手する事は夢のまた夢で、小学生の頃、初めて親に買ってもらった雑誌を毎月舐めるように見る(読むのではない・・・子供には難しすぎました)のが楽しみでした。多分、最初に買ってもらった雑誌が写真の1970年1月の天文ガイドでした。それからずっと購入して本棚の半分を当該雑誌が占めている状態です。中学生の頃、自作に凝った時期がありその時のバイブルが木辺先生の【反射望遠鏡の作り方】、岳さん紹介の【天体望遠鏡の自作ガイド】、そして写真の【天体望遠鏡の工作百科】。最近楽しんでいる太陽観測ガイドの【Observing the Sun with Coronado Telescope】。望遠鏡賛歌本とは少々主旨が外れますが、当方にとって大切な書籍類です。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/11(Tue) 12:56 No.9220

garakuma.gif NGC1999さんの「星365夜」いいですね。古い本ですがきれいな状態で保存されているようです。

昔、確かに望遠鏡が欲しい方は、工作に走った方が多かったです。
このような本からの、ベベルギヤ、ウォームホイール、ユニバーサルジョイント、ラック&ピニオンギヤ、各種ベアリングの種類などの知識は、ほんの少しだけ就職してから生きました。

木辺和尚さんの自作本4種です。全部で5種類あるそうです。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Miki - 2014/02/12(Wed) 23:29 No.9221

古い天体望遠鏡関係の書籍は、こちらから閲覧できます。国立国会図書館のデジタルライブラリーに収録された
昭和初期の貴重な文献の参照できるようです。
天体望遠鏡や宇宙などと入力して検索してみてください。
http://kindai.ndl.go.jp/search/searchResult?searchWord=




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   渡辺 - 2014/02/13(Thu) 22:24 No.9223

ガラクマさん、お久しぶりです。
これは面白い話題です!
古望遠鏡も良いけど、古本も希少な望遠鏡と同じぐらいの価値がありますね。木辺成麿氏の本をこんなに集めたとは驚きです。他にも面白い貴重な本ずいぶん集めましたね!
国会図書館のデジタルライブラリーの話は先日ラジオで聞きましたが、これはすごく期待できますね!

私が持っている珍しい本もご紹介します。
まず「レンズ・プリズムの精密加工」これは70年頃天文ガイドで紹介されたので欲しかった本です。
これを買った場所は文京区のD社です。望遠鏡はD品質(笑)ですが、本はどこで買っても同じですよね。一般の書店には無い珍しい天文書がたくさん並んでいて、まさにパラダイスでした。
この本はアマチュアの自作向けではなく、ヨーロッパ(ドイツ?)の光学工場での大量生産の方法が解説されています。ピッチは北欧産のウッド系を使うのが前提のようでした。とても興味深い内容です。

元東京天文台長の広瀬氏著の「シュミットカメラ」
これは学生時代に天文マニアではないけれど、本のマニアだった人が全コピー製本したのを頂きました。

山本一清氏の「星座の親しみ」これは著者のサイン入りです!
「星の話」鈴木敬信著も私が生まれるはるか前の本。
東大の「反射望遠鏡」これも珍しい本です。

話題変わりますが、下のほうにあるルーフェー光学ですが、
ロゴ(字体)がカートン光学と同じなので、カートンが名前を変えて販売していたのではないでしょうか?
OEMというのではなく、同じ会社が名前を変えて販売するのは常套手段です。ビクセンがアトラス光学とかケンコーがフレンドとか、アストロがロイヤルとか。
私は元望遠鏡メーカー社員ですので知っていますが、安売り商品は別ブランドにして、半額で販売できるように定価を高く設定したり、販売ルートをメガネ業界と文具業界とではブランド名を変えて仕切り値も変えて、まったく同じ商品を卸すのです。付属アイピースなど変えるだけです。
この製品は桐生市なので現在はミリオン光学に改名しているのでは?
廉価品専門で雰囲気が何となく似ています。ミリオン光学は20年前は伊勢崎市でしたが、今は大阪?





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/15(Sat) 13:00 No.9225

garakuma.gif 渡辺様 おひさしぶりです。

広瀬氏著の「シュミットカメラ」は貴重ですね。私も持っておりませんが、トップレベルのコレクターアイテムとのことです。
山本一清氏の「星座の親しみ」著者のサイン入りというのも貴重です。

製造業者と販売業者、それにブランド名。輸出の場合は送り出し側と相手先ブランド。難解な組み合わせを紐解くのはなかなかです。
それらのヒントは、社史とか企業ガイド。島津は汎用カタログでした。遠いところから追い込んでいくのも推理小説のようで楽しみです。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Linf - 2014/02/17(Mon) 17:39 No.9233

皆様、初めまして。
望遠鏡の記述がある光学書と測定関連の書籍を含みます。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/17(Mon) 20:44 No.9234

garakuma.gif Linf様。初めまして。
ハンドルネームからして、カメラが趣味でしょうか?

ただ、趣味だけとしては光学専門書のレパートリーが凄すぎます。
ちなみに私の棚には光学関係の専門書と言ったら、大学時代の幾何光学の教科書くらいで、あとはお気楽なものしかございません。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   (^0^)コメト - 2014/02/21(Fri) 15:50 No.9236   HomePage

utyuujin1.gif 天文古書と聞いては黙っておれません。(^0^;
50年も収集していると、過去のを忘れてしまいます。
それでも一度でも目にした物は記憶の倉庫にあるもんで、重複した物は珍しいです。

皆様のお持ちの物を省略し、また、洋書とかミリタリー関係を削除すると、これだけが目に付きます。
後輩のT君の助けもあり、更に増えつつありますが、そろそろ本棚の許容範囲を越えそうです。(^0^8
いつかは電子記録に。。とは考えておりますが、近頃終了した記念行事のDVD出版にめげました。

他に研究紀要の類が残せそうも無く、実用書の少なくなった現代では勿体ない事だと思っております。
。。それにしても木辺版『反射望遠鏡の作り方』が4版もあるんでつか。。。(~0~;
3版までは存じておりました、、赤本、青本、カラー版です。(別人の赤本、青本とは違います。)





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍    NGC1999 - 2014/02/22(Sat) 18:46 No.9238

皆さん、こんばんは

木辺の「反射望遠鏡の作り方」ですが、5冊を所有しています。
左から、昭和11年発行(昭和14年3版)、昭和24年印刷(昭和25年発行)、昭和25年初版発行(赤;昭和29年再版発行・青;昭和41年第12版発行)そして昭和42年第1版発行(昭和51年第11版発行)です。
この数え方ですと、4種類となりますが、赤・青を別に数えて、5種類?





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   まき - 2014/02/23(Sun) 14:07 No.9239

皆さま、ご無沙汰しております。
#天文活動は冬眠中・・

皆様の足元にも及びませんが、望遠鏡というより光学関連の本を引っ張りだしてみました。
古いのは左の洋書2冊(1930年代、1950年代)と戦前の「レンズ」という本くらい。

「レンズ」は日本光学の技術者がかかれた本で、戦前・戦中の
レンズコーティング研究の話が少しだけ載っています。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/02/23(Sun) 20:19 No.9240

garakuma.gif コメトさんの天文書、光学書はさすがですね。左側もいいですが、右半分のところに特に欲しい本が多いです。カバーをされているところも本を大事にされているのが分かります。

NGC1999さんのを拝見したら、やっぱり私にも外表紙が欲しいです。

まきさんの本棚は、同年代?としてなかなか親近感がわきます。左の方の英文書も興味深いです。

昔、私が子供のころは夏休みの理科研究が活発で、植物採集の昆虫採集。
中学、高校になると理科好きはアマチュア無線、天体観測、カメラ(美術というよりメカ)に移り、
それが嵩じて、自作、周辺分野に移り、
大学は工学部(電子、機械、光学)、理学部(物理、地学)他に進む方も多かったように思います(私もその口です)。
残念ながら天文でメシを食っている人はごく僅かではありますが、
当時の理科好きが技術立国日本を作ってきたということは、みなさんの本箱を見ても迷うことのない事実とは思います。

さて、みなさんのご紹介をもう少しお待ちしたいと思います。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   (^0^)コメト - 2014/02/23(Sun) 23:24 No.9241   HomePage

utyuujin1.gif スレ主殿、かなり脱線して望遠鏡を離れてしまい、申し訳ございません。m(_ _)m
もの凄い書籍ばかりが並ぶもんで、ついつい話に華が咲きました。
脱線ついでにおまけの話も少しさせて下さい。

NGC1999さん
なるほど木辺著『反射望遠鏡の作り方』は表紙カバーだけで分類すると5種類ですネェー。。。知らなかった。。。!
中身は同じでしょうか?それとも増版では違ってますんでしょうか?表紙もどうでしょ?(~0~;

ガラクマさん
右半分は多分、レアな書籍と思って並べましたが、左半分は主に最近仕入れた物で、今だ販売しているのもあります。(^0^;
カバーをしているのは、実は荒木俊馬著『天体学概論』がミイラ化してしまい、これでは他も。。と思ったのがきっかけです。
この著書は昭和22年の刊行ですが、戦後の物資の不足を物語るような粗悪な紙質で、さもありなん!こんな姿になってしまいました。。

皆様もどうぞお気を付け下さいマセ。図書館勤務の知人に聞いたら、色褪せするのでカバーは良い事だと言ってましたヨ。(^0^v
それと、流石に勤務で関係した書籍はすでにボロボロのもあり、手遅れの感ありますが、悪戦苦闘を物語っており、思い出深いもんがありますデス。。シミジミ。。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   NGC1999 - 2014/02/24(Mon) 20:37 No.9242

「反射望遠鏡の作り方」の内容を、比べてみました。

まず、一番右の新版’昭和42年第1版発行’の前書きには、指導書を表すのが、過去の昭和11年、昭和24年そして今回の昭和42年で、3回目との記述があります。

次に、左から3番目の赤・青本は、内容は同じようです。本のはじめには、”改版に際して”として、「この本の初版が刊行された1949年(昭和24年)」との記述があります。

この初版に相当するのが、左から2番目の黄表紙の本かどうかは、あまりにも表紙のデザインが異なりますので??です。しかし、内容的には、赤・青本より、増補の頁を除いたものとなっており、その可能性は大だと思います。

以上を、総合しますと、一番左が1回目、黄本が2回目、赤・青は黄本の改訂版、そして新版が3回目の本に相当するのかな、と想像したりしています。

なお、カバーの下の表紙は、画像のとおりです。赤・青本は、光の加減で異なって見えますが、同じ感じです。

下の小山女史の文章にも、望遠鏡への想いが感じられます。この赤い本とは、上記1回目の本のようです。
http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1972/pdf/19720809.pdf





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   (^0^)コメト - 2014/02/25(Tue) 00:29 No.9243   HomePage

utyuujin1.gif NGC1999さんこんばんは
。。と、言う事はマイナーチェンジした表紙の赤本と青本は同じとして4種類の中身が同じと
考えられますネ。(^0^;
反射望遠鏡の製作方法は大して違いが無いでしょうから、書籍としては改版を重ねても読まれている
名作かと存じます。

各改版の特徴を見ると、表紙が黄色のは異色ですが、覗いている少年は誰なんでせう?
また、かのリケジョの元祖のような小山ひさ子さんが反射鏡を磨いていたとは初めて知りました。
「やってみなけりゃ分からない」を実践した大先輩のやる気に感動します。8^0^8

※因みに、この青本の見開きにあるコメントは「前作が戦後の紙質が悪く、改めて改版した」うんぬん
の但し書きがあります。。。ヤハリなぁ。。。(~へ~;




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Linf - 2014/02/25(Tue) 15:10 No.9244

逐次刊行物の創刊について
アマ用のMaksutov Circulars(1957-1978?), Telescope Making(1978-1992), Amateur Telescope Making Journal(1992-2001), Amateur Telescope Making Letters Journal(2003-2012), Astronomy Technology Today(2007-)に続いて、プロ用のJournal of Astronomical Telescopes, Instruments, and Systemsが、今年の中頃に創刊の予定です。
https://spie.org/x102982.xml




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Linf - 2014/02/25(Tue) 20:47 No.9245

大中型光学非球面鏡製造与測量新技術 628ページ 国防工業出版社 北京 2011.8の英訳本が
9月9日に出版される予定です。
http://www.amazon.com/Large-Middle-scale-Aperture-Aspheric-Surfaces/dp/1118537467%3FSubscriptionId%3D0D2DHPR4QZK90GRWYP02%26tag%3Dporfessionalp7-20%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D1118537467




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   nekosan - 2014/03/01(Sat) 19:17 No.9249

技術書でも望遠鏡の本でもないですが、関係なくはないですね。ツァイス、アッベ、ショットの伝記小説です。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   (^0^)コメト - 2014/03/01(Sat) 22:40 No.9250   HomePage

utyuujin1.gif nekosanさんこんばんは

この『硝子の脅威』は確かユニトロンにいらした片〇氏から借りて読んだ記憶です。
古い時代の光学開拓者達が何かと連携して開発を進めて行った話が大半ではなかったか?
覚えているのが、アッベの顕微鏡の絞りの発見の話で「こんな事でもやってみて見つけたんだ!」
と今更ながらに感動した記憶があります。(^0^v

何でも片〇氏の話では「最後まで読み切った人はいない」と言ってましたが、なるほど
とっつき難い展開で、自叙伝風の展開は読み解くに苦労しました。(~0~;
しかし、難解な話の端々に光学的なセンスの逸話が隠れているようでもあり、珍しい書籍でした。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   ガラクマ - 2014/03/02(Sun) 21:47 No.9259

garakuma.gif  持っているだけで価値のある本(全部読むのが辛いが、役に立つ部分があるので手放せない本)と、読んで内容を楽しみたい本がありますよね。
『硝子の脅威』は読んでみたい本ですが、読み解くことができなくてほったらかしになりそうです。

とりあえず調べるときだけ見る本は、やっぱり社史です。
他に旭光学、島津製作所も持っておりますが、マイナーな光学機器会社の社史が欲しいです。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   nekosan - 2014/03/02(Sun) 23:40 No.9261

>(^0^)コメトさん
このスレッドを見てそういえばこれを持っていたと思い出して読み返しています。前にはところどころ拾い読みした程度だったみたいです。今やっとショット博士が出て来たあたりです。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   NGC1999 - 2014/03/03(Mon) 21:07 No.9264

天文ガイド1973年4月号に本田実、同5月号に池谷薫氏による、「初めて星を見たころ」という記事があります。
40年経っても、言葉には表せない、あの時と同じ心持ちになります。

この頁の下には、「私の愛機」のコーナーがあります。懐かしいです!





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   - 2014/03/16(Sun) 09:08 No.9334

NGC1999様、この記事、よく憶えております。
当時は「初めて星を見たころ」が毎月楽しみで、特に池谷薫氏のこの記事を見て
望遠鏡を持てなかった私は、痛く共感したものです。

・・・・懐かしくて涙が出ました。ありがとうございました。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Linf - 2014/03/22(Sat) 10:13 No.9342

前回の続きです。望遠鏡の光学系設計を含む製作・測定・評価の光学書と写真レンズ関連の書籍です。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   Linf - 2014/03/28(Fri) 16:50 No.9356

James. G. Baker博士のソリッド・シュミット(上右)とシュミット・カセグレン(上左)の論文(1940年抜き刷り)他です。





Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   おさんだん - 2014/04/02(Wed) 21:23 No.9367

これまで紹介されている天文関係の書は殆どマニア向け、大人が読む書だと思います。先日、私もなじみの古書店に行き、天文関係の書を探してみました・・二階にそのコーナーがありましたが、望遠鏡関係?は殆どなく、はやぶさ関連とか。中には明治時代に書かれた厚さ5センチ程の「宇宙」・・ばらとめくると何やら哲学めいたことまで触れてました・・・4500円もしますから買いませんけど。
そこで、少し視点を変えて、自分が小中学生の頃は?と思い昭和20年代の理科関係の教科書を探してみましたが、望遠鏡の記述がある教科書を1冊探し当てました・・・当然ぼろぼろの本です。望遠鏡の作り方について、なんと4ページもの紙面を図解入り、表入りで記述がありました。ああ、こんな本があったんだ!教科書とはいえ、地上望遠鏡、天体望遠鏡のレンズの選び方、筒の作り方(芯に丸棒か竹筒を使用)など懇切丁寧。今のように本屋さんに行けば、30分とかからず土星や月のクレイターが見れる望遠鏡が出来てしまう時代とは違い、物が無かった時代だからこそ詳しい内容なのかもしれません。しかし、あの時代の理科の教科書をあの当時に読めることが出来た人達もいたんだと感慨ふかいものが。教科書は意外に高価なので買わなかったです。




Re: 「望遠鏡賛歌」の書籍   まき - 2014/04/05(Sat) 22:22 No.9370

これ!ほしい・・・が、ちょっと価格が
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h183531406

訳者は日本光学の技師で、「レンズ」の著者。


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