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放物面鏡と球面鏡 投稿者:
イムラ 投稿日:2010/05/27(Thu) 21:37 No.5274 |
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みなさん今晩は。 恥ずかしながらチョット教えてください。 反射の主鏡ですが、パラボラと球面が有りますよね。最近の廉価な反射は殆どが球面鏡を採用しているような気がしますが? で、勿論理論は十分承知してますが、実際眼視ではどのくらいの差が出るものなんでしょうか?恥ずかしながら小生手持ちの反射は古いものばかりですので、当時のカタログ上は全てパラボラ採用と記してあります。あっ、CX-150は違ったか。 何故に最近は球面なんでしょう?コストの問題?アイピースの性能が良くなったから?考えると眠れません(笑)。 自分の目で確認してないのでイジイジしてます。 因みに、しょうこりもなく又オクにH=100を出しましたが、説明でパラボラと謳いました・・・(汗)。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
もも - 2010/05/28(Fri) 21:47 No.5277 |
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こんばんわ、ももで〜す。 最近のは球面なのかは存じませんが。 以前にH100を見たときにはとても良く見えてました。 カッシーニがくっきり切れ込んで素晴らしかったです! 理屈はどうあれ良く見えればワタシはそれでいいです。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
てら - 2010/05/28(Fri) 23:50 No.5278 |
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イムラさま、ももさま、みなさまこんばんは。
最近のドブを含めたニュートン式やカセグレイン式の反射は、昔より 明るい(昔はF12〜F8、今はF6〜F4)です。球面鏡でもまともに見えるのはF10クラスまでなので、最近のものは全て放物面です。台湾・中国製の廉価版でも、昔に比べればかなりいい放物面でした。遊びでF6の球面鏡で見てみましたが、明らかに球面収差によるボケが感じられます。 H-100は球面鏡ではないでしょう? そうですよね、みなさん。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
原 - 2010/05/29(Sat) 06:35 No.5279 |
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手元にV社のR100M鏡筒(10cmf8球面鏡)があります。スペックは10cmですが、よくよく調べると焦点面で主鏡押さえの爪が見えません。斜鏡が小さく、若干蹴られているようです。9.5cmくらい?のようです。実効F値は9弱??。肝心の星像ですが・・・Or4で200倍、10cmf8のFC100と比べると・・・恒星像に締りがありません。ジフラクションリングもはっきりしません。。。劣っています。
じゃあ、駄目なのか?そんなことはありません。土星を見るとリングも本体の大まかな縞も分かります。木星も同様。月を見ると色収差の無いくっきりしたエッジが見えます。もちろんアポ屈折には大幅に負けますが、価格が1/5〜10以下?と思えば健闘しています。集光力も含めて6〜7cmの屈折には勝っています。昔の10cm反射は6cm屈折に勝てない製品が多かったことを考えると隔世の感です。 昔の反射は放物面を名乗っていても球面にすらなっていなかったのですから・・・
球面でも周辺にダレ等の欠陥が無く、滑らかで研磨痕も無いミラーだと、非球面修正の段差やリングの残るミラーよりも良く見えることは有ります。同じV社のR100L(公称放物面)とハーレー1000L?(球面)だったっかを見比べた方がいて、聞くところによるとハーレーの方が良く見えたケースがあったそうです。内外像やロンキテストでは明らかに差が見えているのに・・・
最近売られている廉価な小型反射で10cm級となると114mmf900mmくらいがありますが、私が見た製品は球面でした。この辺りが実用になるギリギリの線でしょう。F10の方が良いには違いなのですが、置き場所の関係で大きいのは嫌われています・・・
H100は研磨工場で出来たミラーの中からフーコーテストで出来の良いものをセレクトして搭載したという話を伺ったことがあります。確証は無いのですが実際に見ると、ももさんのおっしゃる通り良く見えました。あれは名機だ。。。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
イムラ - 2010/05/29(Sat) 09:02 No.5280 |
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ももさん、てらさん、原さん、レスありがとうございます。 ハアハア〜、そうでしたか。 H100,おっしゃる通り良く見えます。ビクセンの100も持ってますが、これも良く見えます。F10ですから当然ですか。 手放しましたが、アストロのLN6E、本当によく見えた記憶が有ります。鏡筒に筒内気流安定用の開閉蓋も付いていました。今はすたれましたがシンクロナスモーターの静粛、滑らかさも印象に残ってます。 何れにしましても皆さんのアドバイス、良く解りました。ありがとうございます。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
NGC1999 - 2010/05/29(Sat) 20:16 No.5281 |
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みなさん こんばんは
先日、H100を持って、星見に行きました。 ドブや15cm屈折も見ましたが、10cmニュートンでも土星や星雲星団等、なかなかよく見えていました。 藤井旭さんの星雲星団ガイドブックの世界を、思い出しました。 (画像は、その鏡筒のロンキー像です。)
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Re: 放物面鏡と球面鏡
もも - 2010/05/29(Sat) 22:35 No.5282 |
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こんばんわ、ももで〜す。 いつのころか分らないエイコーの10cmF10をフーコーテストしてみたことがあります。 面の見方は良く分らないのですが、球面でも倣物面でもない変な鏡相でした。 また、格安ジャンクの鏡も二重焦点みたいなまともではありませんでした。 確かに昔の鏡は無理に倣物面化しておかしくなるより、 球面で止めておいて素直な面にしたほうが良く見えたということもあったのでしょうね。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
いとい - 2010/05/30(Sun) 00:58 No.5283 | |
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80年代に、ビクセン10cmF10ニュートン反射(SR1000)(架台はスーパーポラリス)を愛用していました。天頂付近は、長い鏡筒の先端(主鏡がわ)が三脚に激突して、観測不可能でした。もし焦点距離が800mmくらいだったら、だいぶ使い勝手が良かったことでしょう。 主鏡は、放物面と宣伝されていましたが、見え味は今ひとつでした。 ずっと後になって、中古で同社の15cmF5ニュートン鏡筒(同じくスーパーポラリス時代のもの)を中古で買いましたが、こちらのほうがシャープな像を結ぶことに驚きました。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
北空たいし - 2010/05/31(Mon) 11:28 No.5287 |
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はじめまして。初めて書き込みします。 1976年に購入したビクセンポラリスR10(10cmF10)、途中のブランクはありましたが現在も現役で使用しております。この製品は放物面鏡と当時のカタログがうたっており、F10という焦点の長さにも助けられて月や惑星は今も良く見える気がします。画像を1枚アップします。撮影日2009年9月17日 直焦点+2倍バーロー+Qcam7500 Registax処理 (赤道儀はMMD-Vで追尾)
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Re: 放物面鏡と球面鏡
イムラ - 2010/05/31(Mon) 19:56 No.5290 |
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いといさん、北空たいしさん、レスありがとうございす。 ビクセンの10cm、確か3〜4本もってます。おっしゃる通り使える物です。きっと無理のないF値を採用しているからでしょうね。 北空さん、見事な画像です。10cmでもこんなに実力が有るんですね。再認識しました。 バラしてあるので、明日にでも早速組み上げて覗いてみます。 |
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Re: 放物面鏡と球面鏡
もも - 2010/05/31(Mon) 23:15 No.5291 |
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こんばんわ、ももで〜す。 ワタシも以前にビクセンのポラリスRP10を所有いておりました。 ピラーでしたので鏡筒のお尻が三脚に当たることも無く快適でした。 鏡筒は星の仲間に嫁いでしまっておりますが、 赤道儀は直立させて8cm屈折の経緯台として時たま使ってます。 |
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