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Old カタディオプトリック 投稿者:
ガラクマ(管理人) 投稿日:2012/09/20(Thu) 22:47 No.7500 | |
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昔の望遠鏡には、これでほんとに見えたの?と疑問の望遠鏡も多いと思います。 でも、そんなのが一番覗いてみたい望遠鏡。 パノップのマクストフニュートンとかのカタディオ(反射屈折)
今のような測定器具もなく、フーコーテストでの検査?の超単焦点シンミラーに多次非球面の補正レンズ。 1960年代の大口径シュミカせとかどうだったんでしょうか?
当時はセレストロンにもC22とかあったようで・・・口径55cm超! 2.5mドームにも入るかもしれない22インチというのは、今でもないかもしれません。 一度は覗いてみたい望遠鏡の一つです。
写真はC12,C16,C22の三本そろい踏み。アメリカのマニアの方の1ショットです。
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Re: Old カタディオプトリック
ターレット - 2012/09/21(Fri) 19:26 No.7502 | |
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★オラのも見てけれ!★
(^0^)コメト - 2012/09/21(Fri) 22:00 No.7504 | |
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Re: Old カタディオプトリック
ガラクマ(管理人) - 2012/09/22(Sat) 00:44 No.7506 | |
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ターレットさん。はじめまして。また、コダワリのあるお方がいらっしゃいました。歓迎いたします。 コメトさんのと、おふたりのC90を改めて拝見し、C90の希少性を再発見いたしました。 マクストフでこんな筒の短い望遠鏡、他にあったでしょうか? 望遠レンズなら、焦点距離自体も短いので当然ではありますが、元私のロシア製マクストフ(D=80mm,Fl=800mm、ブツブツ交換で離縁)でも、筒の長さは30cm位ありました。 C90の筒のアスペクト比(長さ対直径)は2:1位に見えます。
ところで、アメリカは昔から均一な青板ガラスを作れる技術があり、それをベースに、プレスしながら(青板を4次非球面になるように偏荷重をかけながら)研磨する方法を開発したセレストロンが成功を納め、日本は蛍石の量産化(オプトロン社)が早かったので、高級屈折望遠鏡が発達した。 と聞いたことがあります。 まあ、堀口光学さんはじめ、もとから研磨もよかったとは思いますが
それと一つ疑問。当時のマクストフの補正版って、プレス(成型)&アニール+研磨だったんでしょうか? まさか研磨だけってことはないでしょう?ご存知の方教えてください。| [管理者修正] 一般的な”プレス”=成型と、荷重をかけるという”プレス”が分かりにくい表現でしたのでカッコ書き追加しました。 |
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Re: Old カタディオプトリック
(^0^)コメト - 2012/09/22(Sat) 08:57 No.7508 | |
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(^0^)のC90の補正板を鏡筒外から見ると、鏡周はブランク材を整形(プレス)したような肌(溶けて固まった)で、 少し艶のある表面に見えます。 と言うことはレンズを作る時のように丸いブランク材を型押しして、普通の球面加工法を用い、研磨したんだと思います。 そんで、芯取り加工も省略して手間を惜しんでコストを下げた。。(^0^v
口径が90mmであり、非球面でもありませんから、一般的な球面レンズの加工方法が使えて便利。 それ以上は厚さが薄くて充分でもあり、板材を熱整形して(曲げ加工)使ったほうがお安く上がるのでは?(~0~; もっとも、シュミカセは非球面は一面であり、もう片方は平面なので、マクストフのメニスカスとは違う物ですネ。
また、青板材(普通の窓ガラス材)はフロート法と言われる製造方法、連続した製作ラインで作ります。 そうすると、表面からでは見え難い脈理が内部に長い列として存在し、シュミットプレートの中には 星像に髭が生えたような結像が目立つ個体も存在します。(~へ~;
(^0^)のC90の像は僅か黄色に着色するので、これは補正?板の材質が多分、BK7なんだろうと勝手に思います。 BK7の鋳込み材の厚さが200mmに達するのを見た事がありますが、これは黄褐色に着色してました。(笑)(^0^; ガラスの着色はどうして起こるのでしょうか?金属物質の存在が関係しているようですが、BK7が無色でないのは不思議でつ。。 |
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Re: Old カタディオプトリック
TAKA3 - 2012/09/23(Sun) 19:18 No.7511 |
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本題から外れてしまうんですが、「カタディオプトリック」をそのままカタカナ読みして発音しても 英会話では多分通じませんよね。諸々無理を承知でカタカナ書きしてみると「キャタダイオプトリク」の ほうが発音に近いと思う。 |
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