CP+2011 投稿者:
田間 投稿日:2011/02/13(Sun) 11:10 No.6042
今年もカメラと映像関連機器の総合展示会"CP+(シーピープラス)"に行ってきました。 天文機器をメインに報告をさせていただきます。
まずはVixenのPOLARIE.これをビクセンブースで見たときは、すわビクセンがIR透過型天体専用デジタル一眼、大きさからマイクロフォーサーズ規格?なんて思っちゃいました。展示説明版をよく見たら’星空雲台POLARIE'とありどうやらポタ赤のようです。気になるスペックは、ウオームホイール144枚、搭載重量1.5Kg、極望(SX用)使用可、ステッピングモーター、単三2本電源、駆動速度(恒星時、月、0.5倍)、重量1.5Kg、本体アルミダイキャストとなっており、デジカメ的な外観とは裏腹にさすが天体望遠鏡メーカーが造っただけある本格超小型ポタ赤です。組み写真を見てみれば大きさ、三色あるカラー等解ると思います。本体正面左上の穴は北極星に向ける素通しファインダー、上部左より電源&モードスイッチ、アクセサリーシュー!、ドーム状の方位角度計となっています。極望は、裏蓋と前面のカメラ雲台ベースを外して取り付けるそうです。このPOLARIEの設計者の方にお話を伺ったところこのポタ赤は、0.5倍速が有ることから星景写真の撮影も考慮に入れており一般の写真好きの方々を対象にして、ほんとはカメラブースに展示してもらいたいと言っていました。とはいえプラではなくアルミの外装、ウオームホイール、ギヤ等もアルミ製で我々天文好きにはとても気になる新製品でした。気になるお値段の方は、実売価格3万円台後半に抑えたいという事でした。
巷で噂されていたSXDのSTAR BOOK TENバージョン試作品が出てました。その名もSXP。ステッピングモーターで静かで清らかに動いてました。製品版AXDも展示。私は、個人的にこういう天文上級者向け赤道儀のコントローラは使いやすい操作ボタンと必要最小限の表示パネルを備えた小型の物、本当の意味での片手で操作できるハンドコントローラだと思っていましたが、STER BOOK TEN 操作してみて結構見やすく緻密な星図が表示される大型ディスプレイ付のコントローラも結構良いもんだなと気が付きました。しかし'SXP'はともかく'AXD'は私にゃ価格的に手が出ません。それに腰痛持ちに本体25kgは重いわ。右下隅は、TOASTポタ赤シリーズの展示です。
画像左よりNikon,Kowa,PENTAXの各アイピース、右側は、TOMYTEC,Kenko、Kowa500mmFL望遠眼仕様等です。気になるNikonの超ワイド102°NAV-HW手に取って見させてもらいました。17mmは結構重いです。しかし直径は意外と細く双眼には良いかと(2本で20万円超!私にはちょっと無理)
左上よりZITZO ATHENA電動雲台、ワイヤレスでチルト、パン、レベリングができるそうでなんかファームを変えれば天体用に使えそうです。その隣はBENRO GH2&GH3雲台耐荷重それぞれ23,25Kgとこれも天文用に使えそう、隣はKowa500FL望遠、そしてCABINコンパクトフィルムスキャンこれは35mmフィルムの画像をPCなしでメモリーカードに書き込める便利物、これで昔TryXで撮った天体写真がプリントできる(複合機プリンターでPCにフィルム画像取り込むの結構面倒なんでこういう専門機器があると便利です)下左から上海のメーカーKIPONの各種カメラマウントアダプター類、写真に写っている以外にもたくさんの種類のアダプター有り。ブース左隣が直売点らしく各種10K以下で販売してました。最後右下の写真は、日本望遠鏡工業会ブースのCP+2011望遠鏡セミナーの様子です。天文、望遠鏡、双眼鏡、関係の著名人によるセミナーが毎日開催され賑わっていました。写真は、みなさんご存知、大野裕明先生による’風景と同じように気軽になった天体写真’の様子です。通りがかりのカメラ好き写真好きの方々で、立ち見まで出まして盛況でした。今回は、望遠鏡セミナーが会期中かなりの数開催され一般の天文および天体写真等に特に関心のない方への良い宣伝になったのではないでしょうか。一人でも天文、星、天体望遠鏡に興味を持っていただける方が増えると嬉しいですね。
Re: CP+2011
(^0^)コメト - 2011/02/13(Sun) 22:40 No.6043
田間さんこんばんわ お疲れ様、いや、楽しめたようですネ。 ガラクマさん、ついでに仕事少しお休みして、(世に言うサボリ)これも行けば良かったのに、、 何て不謹慎な事考えました。(^0^; でも、概略をゆきのふさんから聞いていたので、このレポ読んで、なーる程でした。 ビクセンのポタ赤とか、噂のTOASTも出ていたんですネ。 健康のCD−1とか日本製らしいオルゴール式の何かは在りましたか? 3万円とかなら欲しい気がしますが、使用レポ読んでからでも遅くないと思う昨今でつ。~0~; 100万円!25kgの赤道儀はチョットなぁ、、 日本の成人男性の体力とかは世界平均の7割程度しか無いとかで、筋力も体力も問題だ。 おまけに資金力とか気力とかになると耐えられる人、居るんか?~へ~; 見る派としては双眼鏡出てないみたいですが、どうでしたか? どちらかと言うと双眼望遠鏡とかお手軽なのないかと思っており、静振付きの大型のないかな? ま、これも大型化する方向なんで、大型軽量のBINOと言った方向性あると思ふ。。(^0^v
Re: CP+2011
石石石 - 2011/02/14(Mon) 01:55 No.6044
SXP(プロフェッショナル)の比較表です。 相当強化されています(発売時期未定)。 EM200危うしといったところでしょうか? 双眼鏡の方は目立った新製品はありませんでした。 ケンコーのGPS機くらいでしょうか?