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天文同好会の将来。そもそも目的は?  投稿者: ガラクマ 投稿日:2021/09/14(Tue) 23:37 No.11524
garakuma.gif  ジークさんのスレ【公立天文台設備としての天体望遠鏡】
その第一声は、「公立天文台に巨大な望遠鏡やドームは、必要でしょうか?」でした。

ただ、たくさんご意見と、それから発展したコメント、想いの書き込みがあり、長くなり拡散してきましたので分岐します。

 皆様方の参加する天文同好会、個人的な活動でも、その活動目的は何でしょうか。
ジークさんは、
「天文・宇宙ファンを増やしたいと思っているわけではありません。・・・・当方が児童・生徒に育てたいのは、「科学への興味」「科学する心」です。」
とのことです。

 私の参加する天体望遠鏡博物館も、各々の想いがあるボランティアが無給で支える団体、皆様の同好会と同じとは思います。
私達(私)のコンセプトも、科学振興が大きな目的の一つです。

ただ、歴史を伝えるという目的もありますので、継続する必要もあります。
”100年後の博物館”という話も時々しますが、10年後でも危ない状況です。その為には後継者も必要ですので、ジークさんとは、その部分は違います。

 私は、40年の会社生活で学んだのは、全てのステークホルダー(≒関係者)の幸せこそ、存在価値ということ。
特に同好会ですと、参加者の幸せが優先されるものとは思いますが、他に皆さんの想いとは何でしょう。
将来は、どうなって欲しいでしょう。
[管理者修正]




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   (^0^)コメト - 2021/09/15(Wed) 00:42 No.11526   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんばんは

天文同好会の目的。。単純な答えが得られないような設問です。(^0^;
実際、集まってみると「望遠鏡買ったが使い方が分からん」と言う人から
「天体写真やりたいから教えて」「★が知りたい」「宇宙を知りたい」など
何でもありの構成です。

目的を持って入会する人は、それなりの設備とか仲間を作りますが、自分の
目的が無い?人はそれを探す活動を続けるようです。(^0^8
何が面白いのか?は人によって違うので、すべてを包括出来る同好会は少ない?

そのような目的を公共団体に頼る事は無理もあろうと言うもんで、ここは
やはり仲間を作る団体が主導で進める必要があると思っております。(~ ~;
キッカケはどんな個人でも集まりでも良いでしょうが、その先は同好会です。

例えば、個人では勉強も進まないと思え、集まらなければ結果の出ない事実も
あろうと言うもんでつ。
また、世間の常識が天文人の常識とはズレていたとかでは、やはり多くの知見
を必要とし、規範も必要になります。(_ _;

今ではネットで情報収集も出来ようと言うもんですが、肌で感じるような行動
をする楽しみみたいのは、やはり個人だけでは不足な現実と言えます。
楽しみ方はいろいろ。。と言いますが、最近は定年後に何かを見付けたい方が
増えました。
どうも天文同好会の目的も変わって来た感じのする昨今でつ。(^0^v




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   HG - 2021/09/15(Wed) 02:03 No.11527

私は、地元の天文同好会の末席にちょっと腰かけていますが、
構成員は幅広く、下は小学校2年生から上は90歳の方まで、
学校の先生もいれば、リタイアして悠々自適の人もいるし、専業主婦もいます。
もちろん現役の社会員もいるし、自営業の人もいるし、
フォトコン常連の人は1名だけいますが、バリバリの猛者が写真の勉強会をするという
気配は全く無いのは良いです。
オーロラをおいかけて本を出版する人もいれば、望遠鏡の設計者もいますので、
みなさん多様で志向はバラバラです。

例会では、天体写真の話題や天文機材とかの話題は、ほとんど無いです。
天文の基礎知識はみんなあるので、改めて勉強会とかは無いですが、
小学校の先生や、市立天文台の館長もいるので、
子供のための天文講座とか観望会のほうの話題が多いかもしれません。
例年、ニセコのリゾートホテルからスターウォッチングのガイド依頼が来ていましたが、
昨年と今年はコロナで無しです。

会の目的は、「会員の親睦」が一番になっていて、「個々の知識技量向上を支援する」とあります。
そして、天文普及活動などの社会支援「も」行う。としています。
実際は、天文普及活動がいちばんの活動かもしれません。
会の創設は1950年なか頃、私の生まれる前です。北大の先生が創設したとのことです。
創設時の会員は、いません。

一時は、例会に集まる人も数人で、細々としていた時期もあったそうですが、
インターネットの時代になって多くの人が去来していきました。
ある時期は若い女性の人もけっこう来たのですが、「私の期待とちょっと違う。」と、
思ったらしく定着した人はいないです。
たぶん、若いお兄ちゃんがおらず、中年以上の人ばかりだったせいかなと思います。

年一度のスターパーティでは、全道や内地から集まって、近況報告会みたいな感じになりますね。
今いる構成員はみんな高齢なので、いなくなったら、自然消滅するかもしれませんが、
歴史のある会なので、それなりに続くような感じもします。
危機感が話題になったことは、ほとんどないように感じます。
どちらかといえば、「在籍することに意義がある」くらいの感じでしょうか?
会に、どうこう求める人は、他の会に移っていますね。




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   もも - 2021/09/15(Wed) 20:30 No.11532

がらくまさま、みなさま。
こんばんわ、ももで〜す。

ワタシの所属している天文同好会。
1973年の設立で、当初からの会員です。
当時は、全国的にも同好会が沢山生まれていましたね。
二人だけで同好会を名乗っていたり(笑)
今のように情報も少なかったので、仲間同士集まりたかったのですね。

活動は定例会が主な活動です。
以前は、たまにみんなでキャンプを兼ねて流星群の観測したり、
芋煮会(東北限定?)とか、クリスマス会だとか。
一番の力を入れていた活動は市民向けの観望会。
会の目的にも「会員同士の親睦・技術向上、市民への普及」と謳っております。

今でもメインの活動は定例会と観望会。
駅前と役場前で毎月決まった曜日に開催しています。
望遠鏡を持ち寄ってその時見える星空案内。
お客さんが来ても来なくても同様に。
常連さんも増えてきている(とはいっても数人とか)
近年は天体リストを作って配布。
会場に来てリスト全部見たらご褒美が出ます。

会員が集まって、天体写真を撮影するということはしておりません。
あ、そうそう年4回の会誌発行も活動の主軸ですね。
ネットの時代ですけど、紙にプリントしての配布。
そんなところで、連綿と活動していますね。
会員の平均年齢だけは確実に上がっています。

昨今は、顔を突き合わせなくてもネットやSNSなどで情報は得られるので。
仲間が集まるための理由にはなりませんね。
近隣のそれぞれ活動している天体写真撮影マニアが、
連絡を取りあってどっか暗い場所で撮影しあうってことは多いかもです。

観測もやはりそれぞれの分野で情報交換はあるでしょうけど、
集まることは無くても別に困りません。

まあ、年一回とかの会議と称する呑み会も盛んでしたが、
コロナで相次ぎ中止です。

まあ、今後は特に若者勧誘活動もなく。
成り行き任せですね。




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   ジーク - 2021/09/16(Thu) 18:09 No.11535

majo.gif 皆さま、こんばんは。

天文同好会としては、所属していた高校の天文部のOB会、大学の天文同好会のOB会に所属しております。
まあ、昔ばなしの花を咲かせたり、後輩の活動支援をしようという主旨の会です。

某山陰の県にも、天文同好会(天文協会)なるものがありますが、自分もそうですが、老人クラブらしく
さらに〇〇県なるキャンペーンも絡んで、キナ臭く、内部抗争もあるようで、「入会しない方が良いですよ」
という会のメンバーの助言に従って、〇〇県に赴任していた8年間、入会せずにおりました。

田舎では、「天文ファン」も人材不足という様相です。




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   もも - 2021/09/16(Thu) 19:12 No.11536

ガラクマさま、みなさま。
こんばんわ、ももで〜す。

>ジークさま
案外と・・・
星や天体宇宙などを好きな人が集まっていても、
下世話な話は多いようですねえ。
いろいろと聞こえてきてたりしますね。
あの、なんとか学会(同好会)でもそうだったり〜
まあ、人間だから仕方がない?

当方の近隣県では県単位の天文協会がありました(過去形?)
県内の天文同好会が持ち回りで、全県のアマチュアが集っての。
研究発表とか懇親会をしたものです。
ワタシも県外にも関わらず、そんな情報を得ると御邪魔虫として参加しておりました。
そんな経験や人脈は今に生きてはおります。
でも、そのときの幹事をされておりました重鎮は加齢で施設に入ったり・・・で。
今はどうなっているのやら?というところです。

さて、
近年、天文関係の知人や著名な方の訃報が目につきます。
遺品の分配がどうのという話も来ますが、断捨離中につきご遠慮するしかありません。
いつかは自分の番。
それが明日の朝か20年後になるか??
天体望遠鏡などの物品はもちろん。
ネットやデジタル関係も考慮しておかないといけませんね。




Re: 天文同好会の将来。そもそも目的は?   ガラクマ - 2021/09/16(Thu) 22:16 No.11537

garakuma.gif 天文関係は同好会関係が2つ、学会が1、天体望遠鏡博物館と、JAPOSの館の窓口としてなっとりますので、合計5
今となっては趣味となった環境系の協会が2
技術史系の学会1 その他、
在職中は社の窓口として学会、協会関係はもっと参加しておりましたが、今減っても10前後の会に入っております。
ただ、会費もばかにならず、徐々に減らしたいとは思っておりますが、なかなかしがらみもあって抜けにくいです。

 今の天文同好会は、過去はいっていた登山やマラソンの同好会に比べても、同好会の中でも、使命と言うか目的が希薄なような気がします。それぞれの目的で入っているので、なんらそれで問題はないのですが、逆に目的(目論見)がバラバラである為、いざこざが増えてくるのだと思います。
 みんなハッピーで何が悪いの? という私も大学の天文同好会を飛び出した経験があります。 一方、年寄りになるほど集まって他の方や社会との交流が無いと、孤独でボケてしまうかもしれません。ただそんな目的の方が多いのでは、若い人は満足しないかもしれませんね。

 私が、若い時に入った登山の同好会は、年長者やベテランがクライミング技術を教え、安全に対しひどく怒られたりしたこともあります。入会で得られるメリットが高く、会長や年長者を尊敬し、同じ思いの若者たちも仲が良かったです。
1980年以前の天文同好会は、まだそんな雰囲気があったように思います。

 ちなみに、まだどうなるか分からないので言えませんが、マニア終活システムを考え勉強中です。

[管理者修正]



公立天文台設備としての天体望遠鏡  投稿者: ジーク 投稿日:2021/09/07(Tue) 17:26 No.11481
majo.gif 公立天文台に巨大な望遠鏡やドームは、必要でしょうか?

数十回、天体観望会で一般の方々に望遠鏡を覗いてもらった経験から申しますと、

・月や惑星を見てもらうには、15cm〜20cmのマクストフが最適。
・密な散開星団や球状星団を見てもらうには、20cm〜25cmニュートンが最適。
・ドームは不要。スライディングルーフか、ウッドデッキに複数台を並べたい。
・月や惑星は、スマホで(コリメートで)撮りたいという人が少なからずいるので、
 スマホ写真撮影専用のラインを設けたい

という私見を持っております。
従って、公立の科学館や天文台に巨大な望遠鏡や天文ドームを新設するのは、税金の無駄
と思っております。

皆さんのお考えをお聞かせくださいませ。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   じゃんく王 - 2021/09/07(Tue) 17:53 No.11482

king.gif 研究機関の設備としての望遠鏡が天文ドームに入っているというのが先にあって
それを一般公開するという流れから今のスタイルが定着してしまったのでしょう。
ジークさんのおっしゃるようにすべての点で賛成です。
ただ天文ドームはアイコンとして天文学へのあこがれであることは否めません。
天体観望会の客寄せパンダとしての意味はちょっとあります。
まぁなくても望遠鏡で星が見られるということだけでお客さんは集まりますがね。

昨年地元のげんきプラザで観望会のお手伝いを数回ボランティアでやったのですが
目玉の15Cm屈折は人気ではありますが操作が面倒だし電気系が故障すると
修理に費用がかさむしでやっかいでした。屋上に数台並べる10Cm屈折赤道儀のほうが
次から次にその時の状況に合わせて臨機応変に対応できるしでよかったです。
スマホ撮影も視軸合わせのガイドがあれば結構みなさん簡単に撮ってましたね。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   じゃんく王 - 2021/09/07(Tue) 18:23 No.11483

king.gif 公共事業として科学教育の施設としての天文台、天文施設を企画する場合、役所がどの程度
やりたいことが見えていてわかるところに発注するかだと思いますが大抵はちょっとわかる
業者に大雑把な規模と予算を提示して丸投げなんだと思います。
出来上がった後でもうちょっとわかる人たちからするとお金のかけように不満がでますわね。

コーディネーターというかコンサルタントというか、ジークさんそういったこと目指してますか?
もしかして。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ガラクマ - 2021/09/07(Tue) 21:04 No.11484

garakuma.gif  先日、JAPOS(全国公開天文台協会)のオンラインの全国大会を横目で見ておりました。
ある館の方が、いまの見学者は特に眼視にこだわらない。電視と言うかモニターに映す方が人気がある。とのこと。
そうですね。って同意する館の多くがガイド鏡にカメラをつけております。

極めつけが、Kyoei産業の方のプレゼンでも、電視には大口径不要と言い切っておりましたので、
結局、大口径を生かすのは研究的目的に限られる、と言わないまでも結論付けられることになりました。

 天体望遠鏡博物館の望遠鏡は、そのような公共大型望遠鏡の受け皿になっておりますが、実はちょうどその研究的な使用への依頼があり、昨夜も事前チェックをしておりました。
 日頃お気楽な観望に、60pのくせに15pのガイド鏡の方がよく見えるとの望遠鏡。某小惑星が恒星を隠すという掩蔽ラインがちょうど博物館を通っており、光度的にこれしかありません。
研究者さんらがやってくることになり、ちょっと焦っております。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   (^0^)コメト - 2021/09/08(Wed) 07:32 No.11486   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんにちは

観望会をやっていると一般の方の感心は天体望遠鏡で見る事にかなりの比重を感じられ、
観望会の趣旨として”天体望遠鏡で見る”を目玉に据えての企画が良さげです。(^0^;

大型の望遠鏡はそれなりに見えるのでしょうが、必ずしも必要は無いように思います。
特にシンチレーションの悪い時の像は最悪で、小型の望遠鏡に席を譲ります。
ガイド鏡の方が良く見える場合が多々あるのは困った現象です。(^0^8

また、観望会の目玉の一つに”何を見る”を上げるとすると(^0^)は月を奨めます。
次に大型の惑星とか明るい惑星、特に土星とか金星はピカ一の感動を呼びます。
案外に受けるのが散開星団で、これは視野全面でチカチカするのが良いみたいです。

しかして、巨大な望遠鏡では何が良く見えるかと言って、暗い場所ならいざ知らず、
普通には星雲、星団とかがそれなりに見えて来るとは思いますが、見える限界に
挑むようなのはマニアックであり、一般向けとは思えません。(~ ~;
確かに優秀な望遠鏡ではシンチの荒れもなんのその、解像度の良さが冴えて惑星も良く見えます。
・・ですが、瞬間の良像を待ち受ける体力や気力が一般の方にあるでしょうか?時間とかも。。

それを思うと一般の認識を考慮しての企画が最初にあるべきで、肉眼で見る迫力は
生の像を見て頂くのが良いように思います。
最近はスマホで撮影して持ち帰る方も多くなりましたが、これは良い試みとも思え、
モニターに映し出される天体像よりも教育効果は高そうです。〇 〇;

迫力としての大型器材とかドームなんでしょうが、必要と思うは俗人の考え、
今迄の慣習を変えないと、これからの天体に対する意識も変わらないように思います。(^0^v

ガラクマさん、小惑星が恒星を隠す現象が丁度天体望遠鏡博物館を通っており、
良い物が見えると期待しておりました。ガンバ!




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ジーク - 2021/09/08(Wed) 16:50 No.11487

majo.gif 皆さま、ご意見をいただき、ありがとう御座います。

公立天文台のドームですが、特に今のような状況下では、一度にドームに入れる人数が限られており、
大きな望遠鏡がドーンと一つあるだけだと、一人あたりの観望時間も短く限られることになるので、
観客に見てもらう天体数が限られることになります。

その結果、大望遠鏡で見せるのは、惑星一つと二重星(アルビレオ)とか、六日月だけ、になったりして、
小口径の望遠鏡で十分良く見える対象になってしまっているように見受けられます。
(某天文台の前庭で自分の望遠鏡で観望や星野写真の撮影をていると、学芸員さんのドームでの説明が
聞こえてきたりしますので、「大口径が、もったいないなぁ」と感じてしまいます。)

試しに、ドームでの観望を終えておりてきた観客に、声をかけて、自分の15cmマクストフ望遠鏡で惑星や星団を
見てもらったところ、「ドームのデカイのより、こっちの方が良く見える!」と、感想を述べる人の多いこと。。。

そして、近年は、土星を見せると、「え? これってナマ? 中にディスプレイが入ってるの?」と、確認して
から、感激する人も増えてきました。 ナマじゃないと、家でパソコンでWikiなどの画像を見るのと同様の
体験になってしまい、科学に芽生える年代の児童・生徒への科学普及に貢献ができないので、電視観望による観望会
には賛成しかねるところです。

口径20cm程度の望遠鏡を並べて、各望遠鏡の対象天体を声や蛍光黒板掲示でアナウンスして、見てもらうのが
ベストな方法と感じております。
そうやって、多くの観客を集め、観客数の実績を示し、観客に感想をSNS等で発信してもらうことが、
公立天文台の安定した運営、存続につながるのではないかと思っております。





Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ガラクマ - 2021/09/09(Thu) 00:19 No.11488

garakuma.gif ジークさん。コメトさん。皆様。

 私も大きな望遠鏡の眼視が一番いいと思っておりましたが、状況を見て、そろそろ考えを変えないと。と思っております。

 確かに、今まで望遠鏡を覗いてきた人にとっては、眼視でライブで見てもらいたい。カメラなら、ネットに流れてる画像と同じじゃないか。というお話、JAPOSでもそんな話ありましたが、公共天文台の多くの方も電視しかないと、思っているようです。

アンケート結果でも、お客さんはその場に行って、望遠鏡を前にしたり、たまに人工衛星が横切ったり、雲が邪魔をしたりで十分ライブ感を感じているようで、それを共有して仲間と楽しむ。子供に見せたい。仲間に見せたい。と言うのが一番らしいという、報告がありましたが、私も最近、お客さんを見てそうではないかと思っております。
スマホでは星雲星団は写せませんし、望遠鏡で眼で見ても「ボーっとしたものが見えるでしょ」と一生懸命な解説担当者に愛想笑いしても、帰りには、やっぱ、パソコンで見たのが一番だったなと、モニターをスマホで撮ったのをSNSで配信する姿をよく見ます。

特に惑星、中村要、木辺成麿のスケッチの時代から、最近の何千枚とか良像だけをスタックして写真を撮る方まで、30p以上は不要と言っております。
釈迦に説法、皆さんもご存じの通り、大口径程、鏡の面積分気流の乱れを多く拾うので、20pでは落ち着いてはっきり見える夜でも、40pではボケボケで20pよりはるかに見えないという日がほとんどと思います(みえるはずとの先入観はおいといて)。
もっと大口径なら、一瞬、一部でもはっきり見える瞬間はないでしょう。

 大きな望遠鏡での星雲星団、特に1mクラスで見る系外星雲、M82の暗黒星雲とか、M13とかの球状星団とか圧巻と思いますが、初心者は、あまり感動してくれません。
 芸術も同じですが、見れば見るほど目が肥えてきて、見えなかったものが見えてくるのと同じで、入口の人に、月、惑星等、一部を除き、興味の対象ではないかもしれません。
入口を通り過ぎた方には、望遠鏡の眼視でしょうか。
ただそれでも、30p以上は不要と思います。有効最低倍率と焦点距離の関係で低倍率が有効でありません。星もにぎやかに見えません。

 興味がある人には、自分で苦労して導入してみてほしいと思い、ポルタを何台かご自由にお使い下さいと、教える方もスタンバっておりますが、人気が今一つです。

さあ、どうしたらいいんでしょうね。
最近のTVで、総合的な知能は70歳くらいまでは上昇するらしいですが、発想力はどんどん低下するらしいです。

ちなみにショップのまわしものではないですが、こんな感じです。
https://kyoei-dome.jp/2020/03/05/post-62/
[管理者修正]




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ジーク - 2021/09/10(Fri) 01:04 No.11489

majo.gif 皆さま、

電視観望は、やはり、ビデオゲームの世界の延長の方向であり、バーチャルなインタフェースだと感じます。
ゲームのユーザを増やすには良いのでしょうが、バーチャルな世界を見慣れてしまうと、リアルな世界の
凄さを感じる感性をダメにしてしまうと考えます。
小学生高学年になる前にビデオゲームでバーチャル慣れして、リアルな世界に感動することなく、
科学する心の芽生えの機会を失い、理科離れを生じてしまっているのが、現在の日本の状況かと。

科学や技術を探求する発想力豊かな青少年の育成には電視観望は、有害だと考えます。
児童・生徒に限らず、電視観望や電子自動撮影のツールが安価に手に入るようになると、
天文ファンは、逆に減ってしまうと思いますよ。

沢山の学生を見ていると、掘り下げて本質を見抜くべく探求する学生と、表面的なところしか見ずに、いい加減
にやり過ごしてしまう学生の違いは、まさにその点にあると感じております。
仕事で学生に各種の高感度撮像素子を扱わせ、画像処理・計測というような電視っぽいことをさせても、姿勢に
違いが見てとれます。

リアルな世界を感じて理科好きになって育ってきた学生と、将来にメシを食うためにしょうがなく理系に来た学生
には、問題解決の意欲にも手法にも明らかに違いがあり、後者が増えてきたために、日本の科学技術は年々ダメに
なっているものと認識しております。

そして、ボンヤリとしか見えない星雲を一般向けの観望対象にすることも適切ではないと考えます。
星雲・星団としては、星団は、M11、M22、M13、hχ、NGC7789をメインとし、
星雲は、望遠鏡では惑星状星雲のみとし、
15x70の双眼鏡で、M31を見せます。そして、ついでにM45を見せます。

このコースで観望してもらうと、皆さん、嵌ります。
これは、原村星まつりの観望コーナで、当方が案内するコースですが、天文初心者で、ぶらっと見学に来た
学生にも有効で、みんな嵌って、サークルに入会します。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/10(Fri) 03:20 No.11490

ジークさん みなさん こんばんわ

僕もドーム+大型望遠鏡は、今の時代には合わないと感じています。
維持メンテがたいへんですし、ほとんどの場合予算は付かないので、結果的に放置される場合が多いと思います。
たまに予算がついて数年に一回メーカーに来てもらうぐらいでしょうか。
重量のある機器の操作は安全にも関わるので、リスク管理も大変です。

電子観望の是非は難しい部分があると思います。
僕らの世代は、ターゲットは、ファインダーで見ながら星づたいに見つける。
あるいは、メモリ環を使って、導入するというのは普通にやっていました。

でも、極軸をどうやって北極に合わせるかの?
極軸と望遠鏡の軸は平行ではない。赤緯軸と経緯軸は直角ではない。メモリ環も更正しないとそのままでは誤差がある。
(ミザールのCX-150には極軸-望遠鏡の平行度補正ネジがありましたよね。)
バーニアの使い方は?など、事前の準備がけっこうある。そもそもファインダーだってその都度補正しないといけない。
実は、当時の小学校の先生でそれが出来る人はほとんどいませんでした。中学校の理科の先生でも似たようなもの。
理科に興味のある子供だけがそれが出来たものです。

それどころか、望遠鏡は高価で買えないから、在り合わせのレンズで望遠鏡や架台を自作したものです。
お父さんのオペラグラスとか虫眼鏡とか、レンズがあると興味を持ったものです。
ファインダーの十字線だって、みんな自作しましたよね。(笑

今は、経緯台架台にコンピューター制御で、コマンダーを使ってスカイサファリから操作する時代。
ユーザーは、コマンド操作の方法を知る必要がある。原理は知らなくてもタップすればターゲットは視野に入る。
更に電子パーツの性能向上で、電子観望で星雲がディスプレイに物凄くはっきり見える。
良かれ悪しかれ、そういう時代になってしまったのは仕方ないかな?とは感じます。
いつも空が月夜のように明るいので、都会で肉眼で5等星なんて見えない。

郊外の観望会で、手動で被写体を入れていると、市の若い天文ボランティアの人たちが感心して取り巻いてしまいます。
簡単なM27やM57でさえ、彼らに導入は大変。
マニアでは無い若い人にとっては、やはり昔の理科の先生のように、望遠鏡はいじれないのだと思います。
暗い場所のスターパーティなどでも、50cmドプソニアンでターゲットを導入できる人は少ないと実感します。
天王星にして海王星にしてもファインダーで見えるし、導入はそんなに難しいものではないけれど、星並びが頭に入っていなければ、
ファインダーを見ても何もできない。
そもそも、見えているのがどこなのか?からスタートします。

「図鑑で見た星雲や星団が、実際の星空で思いのほか良く見え」それで感動するというのは、今の時代では望めないような気はします。
実は、そんなことをしようと思ったら、6cmの望遠鏡とちょっと暗い空であれば、出来るのですが、やはり環境が制約となります。
今の子供は生まれた時からテレビゲームがあり、インターネットやYouTubeがあり、バーチャルな世界で生きています。
そんな子供達に、面倒くさいアナログな天体観測の流儀が伝わるでしょうか? なかなかに難しいものがあると実感します。
子供たちの理科離れは、言われて久しいですが、今の高校の化学や物理の教科書を覗くと、あまりの専門性に頭がクラクラします。
天文も復活しましたが、僕らの時代のように牧歌的な教科書ではもはや無くなっていますね。ちょっと詰め込み過ぎの感を強くします。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ガラクマ - 2021/09/10(Fri) 23:56 No.11496

garakuma.gif たぶん。ジークさんのこのスレは考えさせることが多いものと思われますので、周辺から攻めてみます。

現在のアマチュア天文家のピーク年齢は65歳くらいでしょうか。

1954(S29) 理振法
1956(S31) 0歳
1957(S32) 1歳 スプートニク (1957-75 米ソ宇宙開発競争)
1969(S44) 13歳 アポロ11号
1972(S47) 15歳 列島改造論 (1955-72 高度成長期)
1983(S58) 27歳 ファミコン発売
1985-86 29歳 ハレー彗星
1988- 32歳 ふるさと創生基金により全国に公共天文台が完成
1995 39歳 Windows95

 まあ、こんなことは書かないまでも、みなさんご存じとは思いますが、天文に興味をもった年齢と思しき小学校高学年から中学、高校の頃は、高度成長期真っただ中、米ソ宇宙開発競争を元にした宇宙ブームの時代。ファミコンもネットもありませんでした。

 市販天体望遠鏡に関するプレゼン資料の一部を添付します。当時、天文学者は一握り(たぶん現在は、天文学研究者は国内でも千人規模)と思われ、天文学者への夢を諦めたアマチュアの方も多かったと思います。
今は、天体観測を趣味にはしないが、宇宙には興味がある若者は、逆に増えているかもしれません。そんな人は、観測会よりネットでの情報の方が重要かもしれません。

私に場合、まったく懐古趣味なので、別に問題はないですが、今の方々に天文に興味を持てもらう選択肢は、天体観測だけではないことが容易に想像できます。
また、単純な相関関係でみると、公共天文台が数多くできたところで、天文同好会に若い人が増えた実感もありません。

私たちと同じような天体観測を趣味とする人を増やすのは、難しいことは結果で分かっております。
天体や宇宙に興味を持つ方々を増やす手段として、星を見せる活動の役割は時代と共に変わっていることは間違いないと思っております。
困ったものです。





Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   もも - 2021/09/11(Sat) 23:36 No.11502

ガラクマさま、みなさま。
こんばんわ、ももで〜す。

やっぱり昔話からになりますね(笑)
私たちが星に興味を持ったころは、星も綺麗でしたし。
宇宙開発も盛んで、天文学も発展目ざましく。
一方で、新彗星発見とか流星や変光星などの〜
アマチュアが天文学に貢献できるかも・・・という夢もありました。
一方で、情報は皆無で。
だから同志が集って天文同好会が雨後のタケノコ状態。
はくちょう座新星を独立発見していたり(翌朝のテレビで知った)、
小林バーガーミロン彗星も、ずっとあとになってから独立発見!したり・・・
経済的なこともあり、望遠鏡の自作も盛んで。

で、デジタル時代になり。
天文活動は観望、観測から天体写真にシフトして。
情報もネットで同じような撮影スタイル同志でSNSで情報交換。
いまや、気の合った数人で遠征しては撮影し。
その後の処理でまた情報交換とか作品自慢とか。

観測は一層専門的、先鋭化していき。
観測の機材、データ取得の手法や解析やその評価なども理系じゃないと追いつきません。
モウロクじじいにはお呼びではありません。

そんなご時世。
若者に何をしてあげられるか?
やっぱり、ネットやデジタルの世界じゃあなくて。
リアルな自然を感じてほしいなと思いますね。
確かに、電子観望もウケはいいとは思います。
スマホで撮影しても結果が残るので喜ばれます。

でも、
夜は暗いもの、怖いもの。
空を見上げれば星が見えている。
寒い思いもするだろうし、蚊に刺されたりもするだろうし。
曇って良く見えないこともあるだろうし。

そもそも、自分の身の回りってのはそういうもの。
自分がどういう立場にいるのか?
宇宙のなかで、地球があって。
生物が生きている。
そんな自分の立ち位置を確認する。

自動導入の機材であっても、
極軸って何なのか?天体の座標は?
もしかしたら東西南北もよくわからないとか?
そんな基本ができていないと、先に進めません。
アンドロメダ銀河がどうにも自動で導入できなくて諦めて撤収とか・・・

そんな意味合いでも、
星を自分の目で天体に限らず自分の周りをよく見る。
自然を、空を、宇宙を。
星雲などの天体は、ぼやっとしてよく見えないかもだけど。
そういうものは、そんなはるかに遠いところから光がやってきている。
だから微かにしか見えない。
だけど、その光を自分が感じている。
宇宙とはそういうものなんだと、感じてほしいなと思います。
自分の居る場所の再確認。

そのための案内人でありたいなと思います。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ジーク - 2021/09/12(Sun) 12:58 No.11505

majo.gif 皆さま、

当方は、天文・宇宙ファンを増やしたいと思っているわけではありません。

この夏に母校でSSHの講演を行ってきたときも、逆の布教(航空・宇宙は狭き門だし、儲からない産業って)的
な話をしてきました。また、講演後に50歳年下の天文部の後輩が理学部/宇宙物理に進学して宇宙の研究者にな
りたい、アドバイスを頂戴って言ってきたので、長年ポスドクを続けた結果、塾講師やソフトウエアハウス勤務に
なる人が多いという実態を伝えておきました。

当方が児童・生徒に育てたいのは、「科学への興味」「科学する心」です。
科学に芽生える年代(小4〜中2)に科学の面白さを知り、深い興味をもってもらうことです。
そして、「生で天体を見ることが、そのきっかけとして、とても有効である」ことをこれまでの半世紀の
観望会活動経験で実感しております。
例えば、当方の甥っ子は、その時期に原村星まつりに呼んで、以後、天文ファンとなり、今は、国立大医学部を卒業
して勤務医をしつつ、医学の研究者をやってます。

多数の学生を指導してきた経験から言えば、「科学する心」を持っているかどうかで、研究を進める速さも深さも
大きく差があります。ざっくりとした言葉で言うと、「探求心」です。
そして、探求心が乏しい学生をみると、大抵、ビデオゲームに嵌っています。

電子技術を全否定しているわけでは、ありません。当方も、電子技術の研究者の端くれですので。
なので、〇取の宿泊施設の方々には、晴れない日は、ステラナビゲータを大きな液晶テレビに映して、星空案内
するようにお願いしております。 戸外で観望会をする前にこのような星空案内をすることも推奨しております。

でも、ナマの星空が見られる晴れた夜には、電視などに依存せずに、ナマの天体を見せることをお願いしており、
宿泊施設の方も、月や土星で試行した結果のお客さんの反応の良さを感じているようで、今は、宿泊客に声がけして
ナマの星空案内をやっていただいております。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/12(Sun) 14:01 No.11506

もういちど、ジークさんの問いかけを読み直してみました。

理振法があった時代、どこの学校にも天体望遠鏡があり、町の科学館にはドームがあり、
それが地味に天文のアイコンとなっていましたが、
バブルの頃に、ドームではなく、壮大な施設とシネコンのようなプラネタリウムに移行し、
もはや、カップルのためのエンターテイメント施設になってしまいましたね。

地元の科学館にも地味に望遠鏡がありますが、所詮「公共施設」なので、見たいときにやっていない。
良い子のために、夜は9時で閉館(だったかな)。定休日もあり、毎日やっている訳でも無い。
そんなものだと思います。役所は施設ごとに条例を作り、運営に足枷をつけます。
誰にも揚げ足を取られたくないから、守りの姿勢に入るのが公共施設の相場と決まっています。

望遠鏡の経費ですが、そんな「箱」などから比べると、かわいいもので、
「箱」の単位は、1億円単位になりますよね。
地域図書館程度の、高さ2階建て360坪の箱で、坪単価200万円として、7億円。
貸しビルより割高だと思います。
望遠鏡が仮に8000万円とすると、1割内外で税金くらいの割合。
維持運営する水道光熱電気人件費は、委託運営してもらうとして年間3000万円?
大体の役所の起債償還期限は30年なので、建物を解体する頃には、利子を入れると総額25億円から30億円くらいになるでしょうか?

村の木造コテージ程度の施設に、タカハシの15cmクラスの望遠鏡設置とすると、
教室くらいの部屋1つと倉庫類で、32坪。坪120万として、4000万円。それにドームかスライドルーフで、500万円?
望遠鏡+付属品が500万円くらい? とするとやはり望遠鏡の占める割合は1割内外?
このくらいの額なら、単費として初回で建設費支払いが終わり、あとは年間の維持管理費のみですね。

たぶん、一番使い出があるのがこの規模のものだと思います。
村のコテージであれば、たぶん夜空は都会より暗く、
「望遠鏡で見るより肉眼で天の川を見るほうが良い。」くらいの場所は多いと思います。
ただし、受け入れキャパシティは小さく、学校の教室1室程度の広さで済むグループ限定になりますが、
もともと子供の天文人口は少ないので、これでも十分だとは考えられます。

しかし、
役所の立場からすると、この規模はアピール性が乏しく、「こんな小さい施設を作る意味があるのか?」
という指摘に戦々恐々とするのかもしれません。
そもそも天文専用のミニ施設を単独で、というのは予算獲得のゴーサインが財務や議員から出ないですよね。
図書館とかコミュニティ施設の付属という形が多いのではないかと思います。

一般的に、どこの青少年科学館でも、仮にドームがなくても、
ビクセンのポルタ望遠鏡はある程度の数量は用意していると思うので、それで足りているようにも見えます。

一番の課題は、
子供と接するボランティア係員やプログラムを製作する学芸員の手腕、プログラムではないかと思います。
アメリカなどの学生やアマチュアで、天文の論文を製作、発表する人たちはかなり多い印象です。
公開されているデータを使って、銀河の回転についての論文を作っているアマチュアもいました。
単純な事象データから科学的に有意な法則や規則を見つけるという科学的な視点がはっきりしています。
日本の高校にもそういうところがありますが、担当の理科の先生の熱意が全てのようにも見受けられます。
そういう科学的、合理的に物事を調べる、あるいは追及するという視点は、
海外の天文マニアと話すと痛感し、いかに自分が無知かと恥ずかしくなります。
基本的に彼らは詳しく良く知っているし、何事も数値で判断する姿勢が徹底しています。
もちろん、そうではない機械オタクもまた多いですが、これはどこも一緒かもしれませんね。(笑




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   (^0^)コメト - 2021/09/12(Sun) 15:16 No.11507   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんにちは

HGさん、皆さん、そうですよネー(^0^;
見る事のお手伝いをしてくれる方が真剣ならば、聞いてる方も
自然と面白味を感じるものでつ。

しかるに、教員とかでも地学選考程度では知識としては不足で、
天文も地学の一分野でしかないとすると、設備の有効活用は無理。(~ ~;
その辺から天体観察を持ち上げていかないと活用も継続も無理。。

それと、器材を扱うのはかなりの熟練度も必要で、これは専門性が
高いと思います。(_ _;
例え、短期間の講習を受けていても一時だけの間に合わせと思います。

思うにこれは日本の近代天文学の根が浅い事の証明でもあり、海外の
歴史のある国とかとは文化の意識が違う。
1900年代から輸入の学問じゃなぁ。。
このまんまで宇宙に進出とかではどうなるか?とも思います。(^0^;;

しかして、箱物作って創造とかユトリ。。とかでは★への理解が不足とも思え、
天文に限らず税金の使い方を今一度専門性重視で考えて欲しいデス!(^0^v

追記)
処で、オリンピックで赤字出たらだうする?みたいな話は最初から無かったよなぁ。。
いつも思うに成功もあれば失敗もあるのだったら当然、対策もあるよなぁ。。疑問?




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   ジーク - 2021/09/12(Sun) 16:02 No.11508

majo.gif HGさま、みなさま、

ドームもスライディングルーフも無いと、話題性というか、明確な場所や施設としてアピールしづらいのですが、
近年、広いウッドデッキなどの平らな場所を作って、景色を味わう観光施設としてPRする方式が流行っています。

あのようなステージが天文施設にも適しているのではないかと考えております。
実は、昨年、山陰の〇〇にそういう施設を作る計画を進めていたのですが、コロナ禍で頓挫してしまいました。

観望会の機材としては、恒星時追尾の赤道儀は必要だと考えます。

数年前、〇〇県の県の方が県がV社の奨めで導入したPORTA3台で観望会を開催すると聞きつけて
GP型赤道儀に載せた15cmマクストフを持参して応援に駆け付けたことがあり、どの望遠鏡も土星、木星、月
に向けていたのですが、やはり、観客には当方の機材が一番人気でした。手動経緯台では、追尾のために高い倍率に
設定できないですし、土星をしっかり見てもらうには、200倍は必要ですので。

従って、恒星時追尾できるピラー+赤道儀 を、ステージに数台据え付けて、昼間は、丈夫なカバーで覆い、
観望会のときには、鏡筒部をダブテイルで載せるという方法が良いのではないかと考えております。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/12(Sun) 20:03 No.11509

ジークさん

なるほど、
ウッドテラスの天文台、良いですね。
たぶん、こんな感じのロケーション?

写真のは、有名なトマムのテラスと車山展望テラスですが、

こんな感じのところに、
こんな感じの赤道儀や鏡筒が並ぶと素晴らしい!(笑
どんな凄い街中のプラネタリウムでも、裸足で逃げ出すこと必至。
連日大盛況で、子供は追いやられたりして。(爆

こんな天文台は、誰もやっていないので、話題になりますよ。
ぜひ実現させてください。





Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   青色つきこ - 2021/09/12(Sun) 20:54 No.11510

ジーク様、みなさま、こんにちわ。

公立天文台云々というテーマですが、市町村の公開天文台という意味合いでいいでしょうか。

私は久野久(1969年没、専門:岩石学)氏の随筆(3編)を読み終えたところですが。(「地球との対話の」科学随筆文庫7、学生社、1978)
その中で、久野氏は「考える」ことの大切さを伝えています。また、「考える」ことの楽しさについて記しています。
少し引用させてもらうと、「一兵卒にとっては一日中「考える」時間がまったくないのが普通である。朝起きてから夜寝るまで、
機械のように働かされる。この中で私はあらゆる機会を利用して「考える」時間を作ろうと努力した。たとえば隊伍を組んで
の行進中に歩きながら「考える」ことができた。 (〜中略〜) 私はこうして「考える」ことがどんなに楽しいことであるか
をはじめて味わった。」また、「(補足:アメリカの一流大学を訪れて)私が最も印象づけられたことは、器械設備でもなければ、
研究費の豊富さでもなかった。それは「深く考える」習慣が、若い研究者から老大家に至るまで、しみ渡っていることであった。」
とも述べています。
ぜんぜん公立天文台とは関係はありませんが、公立天文台の役割として、「考える」場の提供があっても良いのではないかと、
私は思います。
日本の気候を考えると、自ずと天体望遠鏡の口径は決まりますけど。

私個人は、全く公立天文台とは縁がありませんし、公立天文台の今後の在りようについては門外漢です。育った街に、だいたい公立天台(公開天文台)がありませんでした。どこの県にも理科センターはありましたが、公開天文台ではありませんし。
ただ、こんな公立天文台があったらいいなあと考えてみることはできます。まあ今の日本の市町村には財政的な余裕はないでしょう
から、天文台単独の運営を維持できるのかも不透明ですが。
利用する側としては当然求めることですが、当然職務には専念していただくとして職員にとっても、自由に「考える」場であってほ
しいです。職員として、そこに勤めたい、生活していきたいと思える場所であってほしいです。いつだって狭き門ですが、人生の
選択肢にはなるでしょうから。ちょっと別な面からですが、思っていることを書かせてもらいました。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/12(Sun) 22:08 No.11511

青色つきこさん

こんばんわ
「考える」という意識が科学に最も大切なことは、もうかなり昔から言われていて、
とかく日本人は、真似は得意だけれども、全く新しい発想や発明は海外に及ばない。と言われたものです。
それは私の小学校の先生からも言われていて、「自分で原理原則を考える」ことが最優先されていました。
教科書は見ないで、先に実験をして、どうしてそうなるのかを生徒に考えさせる授業が多かったです。
ピタゴラスの定理も、「自分で考えて説明しなさい。」と言われたものです。
そういう教育の理想論が熱心に問われていた時代でした。
僕の少し前の世代は、そうではなかったと聞いています。
とにかく覚えなさい。と。

その後、教育課程は紆余曲折して今があり、しかし、やっぱり「考える」の力不足が切実となっていて、
最近の大学では、「アクティブラーニング」という発想が採り入れられています。
これは義務教育にも展開するとのことです。
https://www.daiichisemi.net/column/2020%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%98%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E6%95%99%E8%82%B2%E6%8C%87%E5%B0%8E%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%A9/

文科省ではこんな説明
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwiNvvzQvfnyAhXNAd4KHTgWD1QQFnoECBAQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.mext.go.jp%2Fa_menu%2Fshotou%2Fnew-cs%2F__icsFiles%2Fafieldfile%2F2017%2F09%2F28%2F1396716_1.pdf&usg=AOvVaw3Iumv1dZ1EN_ubIwFYpPdm

これは、大学が海外の大学と比較されるようになったことと無縁ではなく、学生のクォリティ格差があからさまになりつつあります。
また、大学施設にもWellnessの思想が重要だとされ、画一的な教育環境では相手にされなくなりつつもあります。
中国や韓国、あるいは東南アジアに置いて行かれそうだという危機感が切実です。

今の高校の天文教育は、知識詰め込み型で、全然考えるという要素はありませんが、
現場の天文の世界は、物凄い抽象の理論や高度な写像数学、
地味で膨大な数字の羅列の解析、あるは電子工学、構造力学まで、なんでもありで凄まじいです。
そういう世界でリーダーシップをとるためには、半端な頭脳ではやっていられないと思いますし、
実際には、アメリカの若い人が次々と新しい世界を切り開いているようにも見えます。

「観測作業員」の立場から「リーダー」になれる人材の育成は大切だと思うところです。
やはり抽象的な論理に強く、数学が半端でなく得意でなければ、無理だろうと感じます。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   (^0^)コメト - 2021/09/13(Mon) 14:27 No.11514   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんにちは

ガラクマさんの天文人口年齢分布を分布を見て、なるほど納得のとこあります。
思うに、宇宙への感心が向いた時代の方々はその後もやってるのネー(^0^;
このまんまだといずれは高齢化が進み、若い世代は別の分野に行くかも。。汗;;

また、最近のEテレの内容はかなりお勉強から離れている感じしますが、
面白く進める事で感心を呼ぼう。。の趣旨が感じられます。
当然、学校でも同じような試みをやっているんでは?と思います。(^0^8

以前、帯広の児童館が近くであった事もあり、西村30pカセとかで良く見ました。
もち、学校単位の授業もありましたが、帯広天文同好会の例会でも使いました。
小型の器材もありましたが、屋上への運搬も調整も大変で使用頻度が低かった。(~ ~;

。。とか、やはり据え付け型の大型望遠鏡は触っても揺れが少なく、それなりに
安定した性能でありました。(_ _;
安定感も重要な要素と思えば、ポータブルの器材は見劣りしますが、今は良くなった。

HGさん、車山展望テラスの望遠鏡群は凄い光景と思い、マニアには垂涎の器材。
但し、同じ機種ばかりではなく、少なくても屈折、反射、シュミカセとかの
デザインの違う望遠鏡を揃えるべきではなかったか?仕様の違いも勉強の内でつ。(^0^v

訂正)この6台の望遠鏡の設置場所は海外のものでした。m(_ _)m




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/13(Mon) 21:15 No.11516

コメトさん こんばんわ

天文人口に関しては、なんとなく海外もこれに類似した層構成を感じますよね。
アメリカでは、ユニトロンとかスイフトが天文マニアの琴線に触れるらしく、彼らの一番のコレクターズアイテムなんですよね。
クリスマスに親に買ってもらって、それが宝物になっているという話はよく聞きます。
世代的にコメトさんの年代でしょうか。

昔は、どこのデパート、田舎の果ての眼鏡店にもエイコーかビクセンが置いてあったものですが、最近のデパートには無いですよね。
そもそも、学校にも置いていないところがありそうです。教育課程から天文が外れたせいでしょうか。
今の天文層がリタイアして、消えてしまったら、アマチュア用望遠鏡の市場が無くなるのでは、と考える業界の人も多いといいます。
実際そうかもしれません。
今でこそ、オークションでマークXのフルセットが出ようものなら凄い金額に吊り上がりますが、将来はないのではないかと。

僕は、基本的に街中のアウトリーチは、天文活動というよりは、自然観光じゃないかと感じています。
単純に月が綺麗だから望遠鏡で見たい。とか、土星の輪を見たい。あるいはプロミネンスなどは、天文ではなくて観光では?と。
火星が大接近すると、天文台に人垣の列が出来るのも一緒で。

テラスの望遠鏡で、全部違う種類だったら面白いですよね。
ニュートン、マクストフ、リッチークレチャン、屈折、シュミカセ、純カセなどなど。
天体望遠鏡は、全天候性の屋外暴露型のものがあるべきだと、時々思います。
観光双眼鏡にそれができるのだから、出来ないはずはないと思いますね。

ところで、たぶん日本人が一番苦手なのが、フォトメトリー。
星の位置を地味に記録して太陽系の進む方向を探す(ハーシェルが18世紀に見つけてますが)
アメリカでは、アマチュアでもやっている人がいるようです。
プロはもちろんやっていて、それで宇宙の泡構造を見つけましたし、ルービン女史が発見した銀河の回転速度の規則も
どちらも極めて地味で気の長い観測でした。
今でこそ、日本の研究者も太陽系近傍の腕の推測などをしてますが。

昔の国内の天文学者でその系統の観測というのは、あまり聞いたことがありません。
今はSDSSのデータもGAIAのデータもあるので、たぶんみんな解析をやっているとは思いますが、天文学の基本ですよね。
そういうのは、やはり数学的な面白さを感じる人でないと無理かなと感じます。
だって、地味な数字の羅列ですもんね。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   青色つきこ - 2021/09/13(Mon) 22:18 No.11517

HG様、おもしろい資料を紹介していただき、ありがとうございます。

理振法が制定された頃の指導要領も、見てみたいです。

Swift 831,838,839は、小島修介氏のデザインですし、ユニトロンにしても小林栄道氏のデザインです。
ユニトロンは、でかすぎるので、私はスイフトの方が好きです。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   もも - 2021/09/13(Mon) 23:18 No.11518

ガラクマさま、みなさま。
こんばんわ、ももで〜す。

表題の趣旨からすれば、モノがどういう形であれ。
マンパワーとかお金の使い道によりけりで生きてきそうな気はしますね。
確かに、箱だけつくってあとは放置では役に立ちません。

あとは、
理科系の施設としてなのか、観光・客寄せなのかでも使い方も変わりますね。
観望会でも、楽しい面白い話と。
素人にはわからないような?(笑)似非科学みたいな話をしてみたり。

まあ、外国では理詰めで物事を捉えて研究対象とする風土があるとか?
国民性?なのか教育の差なのか??
よくわかりませんが、必ずしも日本の学生も同じようにとはいかなくてもいいのではないのでしょうか?
学びたいという子供はいるでしょうから、門戸や指導してもらえる環境は必要でしょうね。
日本は日本の良さもあるのでは?

日本では四季折々の自然があり、
その自然を教授してきました。
そもそもそれを理屈でつきつめなくても良かった・・・みたいな?
明日は雨が降りそうだなあ〜とかと。
明日の雨は確率どのくらいになるだろう?の違い?
どっちにしても雨は降る。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   HG - 2021/09/13(Mon) 23:21 No.11519

青色つきこ さん

文科省に指導要領のデータベースがあるようですね。
https://erid.nier.go.jp/guideline.html

理科振興法は、1954年だそうですから、昭和30年代のものには補助金がついたのでしょうね。
どの指導要領もしごくもっともな理念が記載されていて、なるほどなあと、思いました。

しかし、理科振興法以前の、下記の記述に目が留まりました。
いやー、これは正しい。全くそのとおりだと納得しました。当時の委員の洞察力は凄いです。
昭和27年の小学校の理科です。

「理科の指導に必要な機械や器具というと,すぐに顕微鏡や望遠鏡などを思い出すのであるが,それでは,それがなかったら理科の指導ができないかというと,決してそのようなことはない。望遠鏡や顕徴鏡のような精密な機械の必要な場合は,時々起ってはくるが,そのような機械の使い方を指導する前に,もっとたいせつなことは,肉眼で星座を見つけたり,めざす星を見つけたりすることや,虫めがねを活用して,虫や花を観察することであろう。この観察の基礎のできないうちに,高価な機械を使用させることは,好ましいことではない。」

「よく大きな望遠鏡はあるが,地球儀や星座図がなかったり,顕微鏡はあるが虫めがねがなかったりする学校がある。また,洗面器をたくさんもっている学校で,ガラス水そうがないから,おたまじゃくしやめだかの飼育ができないなどと,なげいているようなのを見うける。ところが,この身近にある道具の中で,実験や観察に役だち,指導の能率をあげうるものが少なくないことを忘れているのである。たとえば,洗面器は淡水魚の飼育・観察もできるし,海草の標本をつくるときにも役だつし,ガス捕集の水そうとしても役だち,また,染色などをするときには,染料を中に入れ,そのままこんろの上にのせて加熱染色することもできる。小学校の理科では,高価な複雑な装置はこどもに混乱を起しがちであり,今やりかけている問題を解決するということよりも,装置そのものに注意をひかれやすいから,教師の予期に反して役にたつよりもむしろじゃまになる場合が多いものである。」

実際問題、僕の通っていた小学校にも中学校にも立派な五藤光学やニコンの天体望遠鏡はありましたが、どの先生も使うことがなく、死蔵されていました。高校も同様で、使わないので天文クラブの備品として学生寮に置かれていたくらいです。

やはり思うのですが、日本人には夜空の星を肉眼で見て研究するとか調べるという概念が欠落しているのでは?と。
星座にしても星の名前にしても、全てギリシャやメソポタミア時代のものですしね。歴も計算はできなかったし。
夜空を眺めて、神話を造るという発想はあったとは思うけど、大きくは拡がらなかったのだろうと思います。

こうやってみると、学習要領はむしろ戦後直後のほうが良かったですね。時代が進むと、「ここまでしか教えてはならない。」とか
「公式や数式は扱わない。」という非常に不合理な指導基準になっていきます。教条化してむしろ退化しているように見えます。
アクティブラーニングも、果たしてどれだけの先生が理解して実行できるのか、私は懐疑的に感じています。
片やアクティブラーニングを謳い、片やテスト点数の評価はむしろ強調し、AOの批判さえしているのですから。




Re: 公立天文台設備としての天体望遠鏡   青色つきこ - 2021/09/14(Tue) 20:11 No.11522

HG様、紹介ありがとうございます。
いろいろなサイトがあるのですねぇ。
いろいろな発見があって、楽しいです。

古いですがアレンのStar name、野尻抱影氏の星についての一連の本なども
読みました。個人的には、日本には、それほどまでの必要性が薄かったのでは
ないのかと思います。歴史的には、中世イスラム世界には中央アジアのサマル
カンド、西アジアのマラガ、イスタンブールに天文台がありましたが、そんな
のは日本にはありませんでしたし。(望遠鏡が考案される前の時代ですが)
いろいろな要素があるのでしょうが。
日本では、和歌の中には結構、星、天の川、月が歌いこまれているんですが。


宇宙人はいるか?  投稿者: ガラクマ 投稿日:2021/09/04(Sat) 00:10 No.11474
garakuma.gif 私は、地球人は他の星の生物からみたら宇宙人でしょうから、いないという方がおかしいと思っております。

最近、某TV番組で面白いやり取りが放送されました。
(天)某SETI天文学者、(生)某ウィルス生物学者 (評)科学評論家

(天) 宇宙人はいても、確率論的に近くではいないのですよ。
(生) そんなのわからないじゃないですか。
(天) だって水や酸素、有機物ができる環境は稀ですし。
(生) 有機物がなければ、生命は生まれないのですか?

(評) 天文学者は、生物の起源は偶然から生まれたということで、確率で考える人が多い。
生物学者は、必然性、生まれる理由があって生まれると考える人が多い。絶対に、分かりあえることはない。

皆さん。キャラクタが強い面々でしたが、某SETI天文学者さんが何か言おうとして、そのパートは終了しました。

ケイ素等からの生物や宇宙人の話もありましたが、生物学者さんは、そう考えているのか。と




Re: 宇宙人はいるか?   (^0^)コメト - 2021/09/04(Sat) 07:20 No.11475   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、おはようございます。

それぞれの立場での宇宙人論、面白そうです。(^0^;
討論上、意見を対比させて進行したとも取れますが、百人居れば百通りの
考えがあるもんで、研究?の進行度によっても違いが出て当然。

先日、某天文同好会からの依頼でテレワークとなり、少しながらプレゼン
やりましたが、最後に(^0^)コメトの夢として『人類宇宙人化計画』
と言うのを発表しました。

昔の人は「升星見えたら田植え」とか「釣り針星去ったら収穫時期」とか
やってたと思うと今はその感覚が失われており、何とも勿体ない。。(‗ ‗;
体感=知識として成り立つなら、これはもう天文学者みたいなもんです。

これから宇宙に出て行くとなると、感覚として地球上の知識が物を言うかも。。
全く用をなさない感覚かもしれませんが、スマホとは違う次元で身に付けて
損は無さそうです。方位や日の出、日の入り、月の満ち欠け、太陰歴も。。(~ ~;

また、宇宙旅行を百倍楽しむ方法としてもお勧めで、実際行ったら役に立つ。
どうも最近は宇宙と天文の堺がハッキリしなくなり、一般の感覚が違う。
古い人間が天文学者なら、これからの人類は宇宙人として存在して欲しいデツ。(^0^v




Re: 宇宙人はいるか?   ガラクマ - 2021/09/04(Sat) 20:42 No.11476

garakuma.gif コメトさん。あちこちでご活躍のようで、頼もしいかぎりです。

新 聞を8月から日経に変えて、一面に世界人口減少の話が出て、さすが日経と感心しましたが、他の新聞を見ても同じニュースがありました。世界人口のピークの予想は、だんだん手前に寄ってきております。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20201117-OYT1T50173/

これは、生物学者の生き物の発生や進化(や衰退)は偶然ではなく、必然性がある。という話に通じるものがあるのではないでしょうか。

1970年代〜1980年代のアニメやSF映画には、地球人口が増えすぎ、宇宙開拓に出ていくシーンがよく出てきます。
人口が増えすぎてあぶれる時期には、宇宙に出ていくほどの技術力が生まれ、それを解決するだろうという予想があったからでしょう。
実際は人口が地球のキャパを超えそうな時期には、そんな技術ができそうにありません。必然的に、人口は減少し、人類は衰退していくのではないかと心配します。
そんなことを考えると、宇宙に出ていきたい他の星の種族がいても、技術の発達と資源の枯渇との勝負となり、資源の少ない星は無理ではないかと思うと、天文学者がハピタブルゾーンとかで計算している確率はまったくナンセンスではないかと。

ハピタブルゾーン外でも、必然性があったら高等生物ができるかもしれないし、ハピタブルゾーンでも(資源がなかったら)できないかもしれない。そんなことを思います。


コメトさんの視点は、全く違いますね。
それも別の方向から、面白いです。宇宙に出ていく前提ですね。




Re: 宇宙人はいるか?   (^0^)コメト - 2021/09/04(Sat) 22:25 No.11477   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんばんは

「世界人口は2000年には50憶になる。」と中学の社会科(今は何と言う教科?)の
先生が言ってましたが、実際にはそれよか遥かに多くなりました。(^0^;
また、別の視点からは「男のY染色体は100万年?後には短くなって消えてしまう。」
と言う女性科学者も居て、何とも恐ろしいような予測です。人類消滅ダ!

(^0^)は人類学も何かと好きな分野で、過去を振り返るとネアンデルタール人も
亜種も数10万年で滅びており、文明の長さもそれに準じるとなると、現世人類は
いずれは居なくなる。。怖い!(^0^8

。。と、その前にいよいよ宇宙に行ける時代なんですから、遠い未来の予測は外れると
して、今をどう生きるかを考えてみては如何かと存じます。(^0^v
あの社会科の先生とは別人ですが「ソ〇のミサイルは7秒で日本に飛んで来る!」といつも
懸架していて「それって7分の間違いじゃ。。」と言ったら、しこたま怒りを買った。。ブツ




Re: 宇宙人はいるか?   エド - 2021/09/05(Sun) 22:53 No.11478

2年ほど前に出版されたホーキング博士の最後の著書「ビッグ クエスチョン」のなかに
この命題に対する博士の考えの一端が、茶目っ気タップリの実験とともに紹介されています。

生物=タンパク質という縛りの中で考えると、酸素、炭素、水素、窒素が
どうしても奇跡的な条件のもとで出会わなければならなくなってしまいますが、
生物≠タンパク質もあり得るとなれば確率はグッと増えるでしょうね。
また、タンパク質に似た働きをするにしても、この4元素で構成されていなければ絶対ダメかというと
そうとも言えない気がします。

ケイ素(シリコン)は全ての元素のなかで最も炭素に似ているから、人間のようなケイ素系生命体がいても
おかしくないという説は昔からあったんですが、
コンピューターの世の中になって、その心臓部(CPU)がシリコンでできているのを見て唸ってしまいますよね。




Re: 宇宙人はいるか?   (^0^)コメト - 2021/09/05(Sun) 23:29 No.11479   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんばんは

エドさん、そうなんです。(^0^;
SFの世界ではシリコン型の生物とか、フッ素型の生物も登場します。
前者はあのディズニーのアニメに登場し、太陽にさえ存在可能となっており、
後者は『宇宙(あま)翔けるもの』と言う宇宙で遭遇ものに登場し、酸素型の
人類(地球型)と出会うのですが、お互いが毒の関係となり、真空越しの
面会となります。

人類はやがて宇宙に移住するは大きなテーマですが、人口減では必要なく
なるかもしれませんネ。(^0^8
元ガラクマさん所有の『ミッション・トゥ・マーズ』ビデオ、火星の人面岩を
テーマにしたSF映画では火星人の住む火星が『妖星ゴラス』状態になって、
火星を去って行く。。となり、これも原因としては有り得る内容なので、
少なくても人類は脱出の用意だけはしておかないといけない=海外の某団体も
それをテーマにしている節があります。

それにしても観測の事実が現実味を帯びると火星に居た生物探しも現実感
増します。(^0^v




Re: 宇宙人はいるか?   minoru - 2021/09/06(Mon) 21:28 No.11480

みなさん、こんばんは。

この広い大宇宙に、沢山の銀河があって、その中に沢山の星々があったら、そのうちのいくつかは太陽系ような存在があってもおかしくないと思ってます。

他の銀河にも地球みたいな星があるはずと考えてます。

そしてその星には宇宙人がと考えた方が楽しいですしね・・・

幼稚な考えでごめんなさい、でも宇宙人を全否定するのは間違った考えだと思ってます。




Re: 宇宙人はいるか?   ガラクマ - 2021/09/07(Tue) 21:37 No.11485

garakuma.gif 話があっちこっちの飛びますが、
 宇宙人と会いたい。と思うと、重力波を詳細に調べる技術が必要ではないかと思ってしまします。
空間を曲げてワープをするとか、重力でしかできそうに思いません。

 むかしのトンデモ科学者の清家さんの本にも、相対性理論の時間の不都合(これは、高等生物も困るはずです)を無くするには、重力での移動しかない。
馬の鼻ずらにニンジンを吊るすように、行きたい方に重力を作りずっと落ちていく。というのがいいらしいです。
とのお話に、中学か高校生の私は、すごく感動した覚えがあります。
しかし、詳細忘れました。

今回、生物学者が「有機物は生物に必要なんですか?」と天文学者に聞いたシーンが特に面白く、スレを立ててしまいました。
ただ、宇宙人はみなさん興味あるでしょうし、お気らくに思いを語りましょう。




Re: 宇宙人はいるか?   HG - 2021/09/10(Fri) 04:16 No.11492

僕は、人類には分からないことがあまりにも膨大にあるのだから、「こうだろう」と決めつけるのはまだ早いと、日々感じています。
生物学者の言うことはもっともな事で、無機物から生物が出来ないと決めつけることはできないと思います。
確率論は、まだ分からないことが99パーセント以上も宇宙にあるのに、要素の母数を決められる訳がないので、無意味だと思います。
そもそも「時間」が何なのかを誰も分かっていない。
「重力とは時間の進み方を遅らせるエネルギーだ」ということは確かですが、そうなると世の中の全ては時間の進み方が均一ではない。それでも誰も矛盾を感じないで生きていける。全ての分子や素粒子にはエネルギーがあるが、そのエネルギーがどうやって生物というものになるか?のからくりは誰も知らない。分子構造が解明されて、分子生成の流れが解明されても、更に分からないことが沢山ありすぎる。生命は、海底の火山の温水源やエイロパの海底でも生成しているかもしれないが、真空の宇宙空間でも生成されているのかもしれないし、オールトの雲の中にもあるのかもしれないし、それは確かめるのが難しい。

と、素朴な私は思う訳です。
子供の頃、漠然と思ったのは、生物というものは、宇宙が何であるのかを「自分で自分を知ろうとしているエネルギー」ではないかと。

そのためには宇宙は、手段は選ばないはずで、全然想像も付かないような「もの」が別のところにあってもおかしくないと想像しました。地球の生物は、有機体が巧妙にエネルギーを循環させて維持継続させることができる。と、いうこと自体が奇跡のようなことだと感じますが、その想像を超えたものが他にあるとも無いとも誰も言えないと思います。宇宙人は、人間が知覚できるきわめて狭い知見の想像力のものの中では「尤も性」は高そうには思いますけれども。




Re: 宇宙人はいるか?   時の旅人 - 2021/09/14(Tue) 15:43 No.11521

026122.gif 地球人以外の宇宙人はいると思います。なぜなら、いない証明は悪魔の証明になるからです。
SFなどで知的生命体に会うため何世代にもわたって恒星間飛行を続けるような話が出てきます。
しかし、技術的に可能でも本当にするかどうか疑問です。場合によっては最悪接触する前、
相手から攻撃を受け破壊されてしまうかもしれません。

たとえば、人類滅亡の危機で地球から新たなる居住地を探し恒星間飛行に出るなら分かりますが…


(故)村山定男氏の自宅ドーム  投稿者: 時の旅人 投稿日:2020/10/17(Sat) 18:04 No.11130
026122.gif みなさん、こんばんは。

夕べ、ネットで本郷にある東大の航空写真を見てました。以前、東大内に理学部のドームがあると
聞いていたのでその特定です^^;
しかし、見つけることは出来ませんでした。たぶん、ない?。そんなことを思いながら航空写真を
見ていたら、西片に村山氏の自宅にドームがあったということを思い出しました。何となく、跡形
もなくなったダウエル光学周辺を見ていたら銀色のドームを発見です。
ちなみに場所は、35.716232, 139.755575(文京区西片2-12)、真相やいかに。





Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   (^0^)コメト - 2020/10/17(Sat) 19:43 No.11131   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんばんは

時の旅人さん、これは確かに故村山氏の天文ドームです。
ビルのような自宅で、その屋上に確か日本アストロドーム?の
丸屋根が付いていたように思います。(^0^;

何かの事で自宅にお伺いした事がありましたが、確か火星の
スケッチをして見せて頂いたように思います。
望遠鏡はこれも記憶に不確かな25p?位のニュートンでは
なかったか。。?(^0^8

ここは駄植エルと同じ町内とかで、そう言えば駄植エル付近から
見えていたように思います。(^0^v
東大農学部門から白山通り?を300m位行くと目立つ建屋です。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   ツツモタズ - 2020/10/18(Sun) 00:55 No.11132

管理者ガラクマ様、皆々様、こん○○は!

特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)に、1990〜1993年に出願時の村山先生の住所が記載されていました。
グーグルマップで当該住所を検索したところ、時の旅人様がお示しの画像のドーム右側の道路に面した建物が
ヒットしました。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   エド - 2020/10/18(Sun) 02:45 No.11133

皆様 こんばんわ。

村山先生はやはりというか、渋いところに住まわれていたんですね。
ご自宅から東大の裏をまわるようにブラブラ歩けば、上野の博物館に行けますし、
気が向けば広大な母校東大の敷地を横切って、坊ちゃん池から不忍池と歩いたかもしれません。

先生の反射望遠鏡、これもぜひ博物館へ納めていただきたき、
鑑賞してみたいところですが、さてメーカーはどこでしょうね?




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   時の旅人 - 2020/10/18(Sun) 09:51 No.11134

026122.gif (^0^)コメト さん、 ツツモタズさん、エドさん、皆さん、おはようございます。
また、コメントありがとうございます。やはりそうでしたか発見出来て良かったです^^;

「住所と標高」というアンドロイドのアプリで調べてみるとドームのある建物とその建物
の右側も同じ住所の表示です。村山氏は2つの建物を所有していたのでしょうかね?ただ、
ストリートビューで見ると道路に面した建物の表札は村山氏ではないです。
ちなみに、掲載の緯度経度数値で検索するとドーム建物にピンポイントで表示するように
しています。

今、村山氏の望遠鏡がどうなっているのか興味があります。もし、使われていないなら天
体望遠鏡博物館に収蔵していただければです。エドさん、ナイスアイディアです!




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   atoyan - 2020/10/19(Mon) 19:52 No.11137

tori2.gif 久方ぶりの顔を出させていただきます。
故村山先生の愛機、確か口径30cmのカセグレン式反射望遠鏡は先生がご逝去なさった後、愛知県の方に譲られたという記事が某天文雑誌に掲載されていたような気がするのですが。
うろ覚えで間違っているかもしれません。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   Touch - 2020/10/19(Mon) 20:24 No.11138

皆様、こんばんは。
30cmカセグレンは村山先生ご自身が研磨された15cm屈折に載せ替えたあと、ダイニックアストロパーク天究館を退館された方(米田氏?)が、愛知県田原市に転居され、ご自宅の庭にスライディングルーフの観測室を設置、「村山定男記念天文台」として役所も巻き込んで観望会を開いているようですが、昨今のコロナ禍では開いていないでしょう。
自分は仕事で近くをよく通るもので、道草をして見てきましたが、個人のお宅ですから写真はとってきませんでした。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   時の旅人 - 2020/11/01(Sun) 12:04 No.11179

026122.gif atoyanさん、Touchさん、こんにちは。

お礼が遅くなりすみませんでした。いろいろと情報を提供していただきありがとうございました。

みなさん、こんにちは。

ほんとみなさんから情報をいただき感謝です。ガラクマさんの掲示板を介していろんな情報を共有
出来ることが素晴らしいです。

今後ともよろしくお願いいたします。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   ガラクマ - 2020/11/03(Tue) 23:53 No.11183

garakuma.gif 皆様。こんばんは。お詳しい方が多いことに驚きます。
ありがとうございます。

ダイニックアストロパークさんには、いろいろお世話になり、情報も頂いております。
村山先生の30pは相当な良鏡だったようです。





Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   Touch - 2020/11/04(Wed) 16:51 No.11184

皆様、こんにちは。

先日の書き込みに書き足らなかったことがありました。
四年ほど前まだ所在を知らなかった頃、和歌山の田坂一郎さんとお電話する機会がありまして
30cmカセグレンのことをお聞きしたところ、所在は分からないが主鏡は木辺氏自身が「最高の出来だ」と
おっしゃっていたそうです。

ところでもう一つの問題、屈折はどこに行った。





Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   ツツモタズ - 2021/01/21(Thu) 00:03 No.11196

管理者ガラクマ様、皆々様、こん○○は!

なるほど、木辺和尚さん自信作の名鏡は渥美半島先端の大泉寺の傍らにご鎮座されているわけですね。
風力発電機が林立する長閑な所のようで、残念ながらご鎮座祠はストリートビューでは見られません。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   ガラクマ - 2021/01/21(Thu) 20:44 No.11205

皆さん。情報ありがとうございます。
素晴らしい鏡という事ですが、なぜに手放されたんでしょうね。
一度、雄姿と像を拝んでみたいものです。

 ちなみに天体望遠鏡博物館には、耐震の話があった数年前までは学校から屈折望遠鏡の寄贈のお話が多かったんですが、今は個人からの25-40pクラスのカセグレイン反射の寄贈のお申し出が多いです。
 使う人も、天文台も耐用年数が切れかけているんでしょうね。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   Linf - 2021/01/22(Fri) 22:49 No.11213

皆様。

「新版反射望遠鏡の作り方」(昭和42年4月15日 第1版) 223ページから225ページに
村山氏の31cm鏡の実量誤差は、略算でλ/16級と記されています。




Re: (故)村山定男氏の自宅ドーム   ガラクマ - 2021/08/19(Thu) 08:43 No.11454

garakuma.gif  皆さん。お詳しい情報ありがとうございます。
ある筋の情報から、引き継がれた方もご高齢になり、愛知県の当初の所在地から移転され、望遠鏡もないのではないかということです。
 ひょっとして、すでに天体望遠鏡博物館にあったりして。香川県も蔓防になり休館中ですが、機会あったら探してみます。
また、次の情報が有りましたら、ご紹介いたします。


ついに完全閉店  投稿者: エド 投稿日:2021/07/10(Sat) 15:52 No.11407

こちらの方々には既に同様なメールが配信されているかと思いますが、
店主の体調が思わしくないため、とうとう“最終閉店セール”をして引退(閉店)されるそうです。

日時:17日(土)13:00〜19:00
   18日(日)10:00〜16:00

*ほとんど全ての商品を8割引にて販売(交渉次第でさらに値引き可)

*梱包、発送、取置き不可 (全て持帰り)

*現金決済

過去、山田氏には“乱視補正レンズ”でお世話になりました。
もう大物を入手しようとは思いませんが、こまごました部品だけでも軽トラ一杯分あると思います。
空きダンボールを持って「お掃除」に行ってこようかと思います。。。




Re: ついに完全閉店   ひぽぽたます - 2021/07/10(Sat) 19:34 No.11408

kaba.gif とうとう完全閉店ですか。
怪しい機材で盛り上がったり、沢山の思い出ありがとうございます!とお伝えに参上しなくては・・・。
ちょうど、土曜日に自宅に帰宅しているので、午後にでも参上しましょうかね。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/11(Sun) 01:19 No.11409

日中に複数の販売店にお邪魔して本件の情報をお知らせしましたが
ほとんどの方がご存じではなかったですね。

いずれにせよご本人がメールを送れないような状態のわけですから、
今週末訪問してもはたしてお会いできるかどうか・・・
とても心配しています。




Re: ついに完全閉店   エド - 2021/07/17(Sat) 21:55 No.11425

本日夕方から前橋へ行ってまいりました。

既にいつもの方々が来ており、夕方時点での来場者はざっと20名ほどいらっしゃいました。
しかし、大物は写真の他、廊下にもたくさん残っていました。
8割引でも触手が動かないのか。。。

閉店ということで、筒は基本8割引ですが、工具やドリル刃、ネジなどの小部品は全てタダ同然でした。
それ以外にも顕微鏡やそのレンズ類他、双眼鏡やアヤシー物はまだたくさん残っていました。

店主山田氏ほか奥様&娘様も来ていて楽しげな雰囲気、
山田氏が意外に元気な様子でなによりでした。





Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/18(Sun) 03:58 No.11426

自転車で行くか、車にするか迷ったが、朝の渋滞情報を見て車を選択。
3時間半ほどかかり11時に到着、すでに扉は開いており、中で数人が作業中の様子。
奥さんと娘さんにご挨拶して入口で待とうとすると、
「石石石さん、双眼鏡の値付け手伝って」の声がかかり、中に招かれる。
作業していた人の何人かは知っている人たちで、早い人は数か月前から準備に関わっていたとのこと。
ドン・キホーテ以上に積み上げられていたブツがかなり整理されていました。
ここまでやるのは大変だったでしょう、お疲れ様です。
山田さんにご挨拶して(ご体調がとても気にかかります)、
ごくごく短時間ながら準備のお手伝いに加わる。

そうこうしているうちに、神様原さんがご到着(やっぱり徒歩!)、13時前には列は30人以上になる。
密を避けるため、20人までが最初に中に入る。
買い物しながら、「こんなものある、いかがですか?」と知り合いやそうでない人にも
セールス活動(押し売り?)を行う。
だんだん、自分は買い手なのか売り子なのかわからなくなる。
セールス金額の方が多かったような・・・

開場から3時間ほどおりましたが、廊下にも大きな筒が何本も残ったままになっています。
原さんを駅で降ろして帰路につき、事故渋滞もあって20時ころ帰着しました。
現地でお世話になった方々ありがとうございました。

続く




Re: ついに完全閉店   minoru - 2021/07/18(Sun) 10:26 No.11427

みなさん、おはようございます。

私のところにもメール来てましたが、このご時世ですので断念しました。

山田さんには、ガレージ加藤さんに誘われて行った松田川依頼ですので、10数年以上のお付き合いになるかもしれません。

お店にお邪魔したこともありますが、星の村SLFでお宝をいっぱい見せて下さいまして、買わせてもいただきました。

お店をやめてしまうのは残念ですが、また、どこか星祭り等でお会いできればうれしいですね。

星の村SLFの写真です。





Re: ついに完全閉店   - 2021/07/18(Sun) 12:22 No.11428

詳細は帰宅後にレポします。ダウエル12cmf8鏡筒を誰か救出してくだだいな。正体不明のミラーも数枚。




Re: ついに完全閉店   ひぽぽたます - 2021/07/18(Sun) 19:51 No.11429

kaba.gif ギガオプトさんが閉店するという事で初日は13:40頃、2日目は買い忘れがあった為、10:50頃おじゃましました。
どちらの日も出遅れた感がプンプンしており、実際に本当に貴重なものは多分、既に販売済だったと思います。
特定のものを除き、初日は8割引き、2日目は9割引きで販売されていました。
まずは山田氏に挨拶をしましたが、思ったよりも元気でした。
免許を返納したため(させられた・・・と言っていましたが・・・)、星まつりに行きたくとも行けないと嘆いていました。
誰か、ルート上の方、ピックアップお願いします。
初日は気になっていたごつい自作15cm短焦点屈折、ニコン製12cm×20倍T型双眼鏡、真鍮製で非常に重い五藤光学10cm f15屈折を入手。
双眼鏡は眼幅調節機構と両眼のピント機構が固着しており、レストアはそれなりに時間がかかりそうで、五藤は架台を選ぶ必要がありそう。
2日目は到着時にはめぼしい物は殆ど消えていましたが、笠井トレーディングのNERO惑星反射望遠鏡の20cm f6反射鏡(パイレックス製)、ビクセン製改造HF経緯台、小さなオプティカルフラット類を入手。
他にも細々としたものを入手しましたが、詳細は省きます。
わざわざ再度訪問したのは、初日に見て気になっていた写真の水晶球(ガラス球)とピラミッド型オブジェがどうしても欲しかった為。
他で買おうとすると結構な値段がして二の足を踏んでいました・・・。
前者は1K、後者は無償で入手。満足で〜す。
会場では誠●社バーゲン時代からのいつもの面子に会い、生存報告。
星まつりメンバーと、小海町★まつりでの再会を誓い、早々に帰宅。
帰宅後、直ぐに単身赴任先に移動しました。あ〜、疲れた。
入手品の写真は撮る暇がなかった為、忘れなかったら来週帰宅時に撮り、アップしたいと思いますが・・・。

PS:ダウの12cmは気が付きませんでした。2日目には無かった様な・・・。





Re: ついに完全閉店   - 2021/07/18(Sun) 22:48 No.11430

皆さんお疲れ様。石石石さん、駅までありがとうございました。

実は私も日曜2回目参加も考えたのですが、思いとどまりました。背中が重すぎたから・・・

ダウエルは写真のように逆さに机上に立ててあったので気づきにくい状態でした。ガラクマさんの心の傷の一品です。。。翌日はCATさんを含めて何件か回るつもりだったので断念。(背中にカートは入れてたけど、思いとどまる)
出物はケンコー製15cmダルカーカム試作品とか、テレパック数台とか、カイザー鏡筒とか、気になるものだらけ。

私の入手品は軍用エルフレ?、コーワの工業用レンズ(65mmF1.6と33mmF0.95 ミラーレスデジカメ用なら使えそう)、五藤の5cmガイド鏡らしいもの、6頭ターレットレボルバー試作品、ホログラムのギョロ目メガネ、です。これらが意外と重い。サイズは大したことないが密度が高く、戦意喪失です。
他にも欲しいものはあったが、重い。。。投影機用のレンズ類なんかはバブルボケが面白いので欲しかったのだけど・・・重い。軍用対空双眼鏡も欲しかったが、とにかく重い。無理。。。「揺れる〜重い〜体中で感じて〜君を担ぎ続けたい〜」とリュックを背に歌いながら撤退。。。

で、翌日はCATさんへ。中央の袋詰のレンズ。謎の11cmF5(カメラメーカーでコリメーターに使われていたらしい)を入手。CATさんとこも相変わらずのジャングルで、パノップの20cmF6経緯台が入荷しておりました。後期型で三脚が丈夫になってました。ミザールAR赤道儀用の三脚類似構造です。ミラーの出来は元持ち主の話では結構見える(だから手放さずに使っていた)とのことで、ミラーの研磨技術は向上していたのかも???細長いファインダーが付いておりましたが、斜鏡セルやドローチューブの詳細は確認できず。kinkuroさんの所有物との違いがあるか?謎です。

他も回ると新宿中古カメラ市場にフジノン10x70(3万くらい)、14x70(2万くらい?)が入ってた程度かな。銀座のレモン社はカメラのナニワのネットショップに出ているのと同じ程度で変わりなし。スタベもスカイバードも日曜は休みなので無理せずに撤収しました。





Re: ついに完全閉店   ガラクマ - 2021/07/19(Mon) 21:28 No.11431

garakuma.gif みなさん。特に原さん。そんなに近くはないと思いますが、ますますお元気そうで何よりです。

 原さんの写真のものが、まさにトラウマ元凶の12pです。私のは二段ドロチューブが斜めに伸びました。本体より良く見えたファインダー(谷光学?)が無いのが残念ですね。

ヒポさんは、また買い込みましたね〜。特に五藤光学10cmとかは車に乗りましたか?見た目以上にでかくて重いですよね。
石石石さん。エドさんも、前ノリしてから本番まで、エネルギッシュですね。1週間ずれていたら参戦できてたかもと残念です。

 山田さんとこには、広告を掲載されはじめた頃に一度お邪魔しましたが、駅まで迎えに来てもらい、親切にして頂きました。
当時は仏具なんかも作っておられ「怪しい店ですね」と言ったのがは気に入られたらしく。怪しい仲間ということになりました?
心配しましたが、命に別状はないようで、何よりです。
ただ、怪しい店が無くなるのは、寂しくなりますな〜。
[管理者修正]




Re: ついに完全閉店   (^0^)コメト - 2021/07/19(Mon) 21:40 No.11432   HomePage

utyuujin1.gif ガラクマさん、皆さんこんばんは

>。。怪しい店が無くなるのは、寂しくなりますな〜。

だからして古い望遠鏡を扱うお店が欲しいのでつ(^0^v
。。古物望遠鏡商どお?冗談冗談(笑)
。。ンでつ、こうも関係するお店が無くなるのは困ったもんです。

。。処でヨシカワ光○さんが香川から沖縄?に引っ越したようで、
これはこれでだうしたか?ウ〜ン(_ _;

家の近所のヤフオク専門みたいなお店は暫く行ってませんで、
一時、業者の出品がバレて困ってたみたいデツ。(~ ~;




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/19(Mon) 22:26 No.11433

戦利品です。
五藤の65mmf=1000mm
made in USSRの8×30双眼鏡
そして最後のは五藤のソーラープロミネンスアダプターです。
原さんに掴まされたブツですが、f=1500mm用とか書いてあるし、
ブロッキングフィルタの経年劣化をどうするかも問題です。

ヒポさん、出遅れるも出遅れないも、皆が欲しがるような高価で汎用性があってさほど大きくないものは
最初からほとんどありませんでした。
たとえば高級アイピースだけでも数十本はあったはずなのに、影も形もありませんでした。
それらが誰の手に渡ったかは不明です。





Re: ついに完全閉店   ひぽぽたます - 2021/07/23(Fri) 10:26 No.11434

kaba.gif 初日購入品の大きなものです。
全て、本来の価格より相当プライスダウンした特別価格の更に8割引きでしたのでもってけ泥棒セール。全部で3諭吉でした。

@個人作製15cm短焦点アクロマート鏡筒
  5年位前の原村星まつりで初めて観た鏡筒。軽量な完成品が安価で販売されているにも関わらず、レンズ単体を入手、制作された逸品(珍品?)。
  見え味は短焦点アクロマートそのもので視野全体に薄い青色のベールがかかり像の境界付近には紫〜黄緑の色が付きます。
  が、それがどうした!という重量と外観。
  ネタ望遠鏡としてはこれほどのものは無く、星まつり会場では”ガン●ム”の名称で呼ばれていました。
A五藤光学製10cm f15アクロマート鏡筒
  単体で販売されていたものではなく、大型望遠鏡のガイド鏡だったものらしいですが、存在自体が超貴重な鏡筒です。
  当時、10cm屈折は天文台クラスの機材でしたので製造数は極端に少ないはずです。
  ガイド鏡だったと言う事ですが、なぜか、当時、普通に使用されていた真鍮製で非常に重く、写真の耐荷重絶大であるはずのT型経緯台でも厳しいです。
  とは言っても、以前積載したペンタックス15cm f12アポクロマート鏡筒に比べれば全然楽勝です。
  鏡筒バンドは丁度良いサイズのものがあったので雨どいのパイプ固定金具を流用して急遽作った廃品利用です。が、それなりに使えそう。
  最初は嫌でしたが、最近は、まあこれで良いか〜と言う気持ちに。慣れですね(笑)
  像は湾曲収差・色収差もほとんど感じられず長焦点アクロマートそのもので何か懐かしい見え味!
  少々抜けが悪いかなぁ・・・と感じたのは口径10cmに対して鏡筒径が10cmしかない事が原因のコントラスト低下のせいかも。
  使うシュチエーションが難しい鏡筒ですが、綺麗にレストアして使ってゆきたいと思っています。
BNikon製12cm×20倍T型双眼鏡
  フジノンと双璧を成す大型双眼鏡。
  初期型フジノン-メイボーは力自慢の男性でも持て余す重量でしたが、これは何とか当方でも取り扱える。
  光学系はそこそこ綺麗ですが、目幅調整部と両眼ピント機構が固着(グリス固化かな?)して使用できません。
  ピント機構は軽く万力とパイプレンチで回してみましたが全く動きません。
  湿潤浸透剤でもだめならば、久々に硝材を全て取りった後、電気炉で加熱、グリス除去する荒治療が必要かも・・・。
  (電着で動かないならばお手上げですが・・・そうでは無いことを祈る)
  外観は見た通り薄汚れており、錆が相当でています。
  レストアのし甲斐があり、腕が鳴ります。

石石石様
 高級アイピース類は保管場所もかからない為、自宅に保管していると山田氏がおっしゃっていたので、拡散は防げた様です。
 2日目の当方帰宅時にもまだ大物がいくつか残っていました。
 Nikon観光用双眼鏡(80mm×20倍)とか10〜12cmの単眼鏡筒とか・・・。あれはどうなったのだろうか?





Re: ついに完全閉店   ジーク - 2021/07/25(Sun) 14:32 No.11435

majo.gif ひぽぽたます様、
ガンダムも気になりますが、それを載せているユーハンのT型経緯台がいいですねぇ。

ユーハンの秋田様(故人、元旭精光の技術者)には、私もいろいろとお世話になりました。
望遠鏡架台の構想(アイデア)・機械設計や調整にひじょうに高い技術力をお持ちの
方でした。

彼が設計されたT型経緯台、大事にお使いくださいませ。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/25(Sun) 19:44 No.11436

五藤の65mmf=1000mmとソーラープロミネンスアダプターを組み合わせてみました。
接続はTネジなので問題なく接続できましたが、細長い筒がますます長くなり、
ソーラープロミネンスアダプターはとっても重いのでバランスを取るのがたいへんです。

まだ使い方や調整方法がよくわからず、今日はピンとを合わせるところまでで、
プロミネンスには改めてチャレンジしたいと思います。





Re: ついに完全閉店   - 2021/07/26(Mon) 08:08 No.11437

プロミネンスアダプターですが、1500mm?と書かれていたとなると1500mm(10cmF15)用かも?
太陽視直径が0.53度なので、
焦点距離が1000mmならオッカルティグディスクの径が9mm強。
焦点距離が1200mmならオッカルティングディスクの径が11mm強。
焦点距離が1500mmならオッカルティングディスクの径が14mm弱。
となるはずです。どうなんだろうか?




Re: ついに完全閉店   もも - 2021/07/26(Mon) 20:35 No.11438

季節によってディスクの大きさが違うセットなんでしょうけどね。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/27(Tue) 00:41 No.11439

遮光ディスクの直径は9mm強で、1000mmの対物でちょうど太陽と同じ大きさでした。
よくよく見ると「1500mm」との手書き文字も「1000mm」に見えなくもなさそうな・・・




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/28(Wed) 00:14 No.11441

ただ、予備も含めて4枚の赤フィルターの使い分けがよくわかりません。




Re: ついに完全閉店   ひぽぽたます - 2021/07/28(Wed) 12:18 No.11442

kaba.gif 石石石様

多分、オッカルティング・ディスクの事でしょうか?違うかな?
焦点距離(mm)の1/100の大きさで遮光円があり、焦点面に置き、太陽光彩面を遮る目的で使用します。
従って、使用望遠鏡の焦点距離によって交換する必要があり、汎用性を持たせたS-プロミネンスアダプターでは良く使用する焦点距離に合わせて複数枚付属するのが普通です。

どこかに焦点距離の記載はありませんか?

全く違っていたらごめんなさいね。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/28(Wed) 23:04 No.11443

それが、4枚とも中心の遮光ディスクの直径がすべて9mm強なんですよ。
つまり4枚とも焦点距離1000mm用ということになってしまいます。




Re: ついに完全閉店   - 2021/07/29(Thu) 07:44 No.11444

太陽の視直径は
地球が近日点を通過する1月は、視直径が32'32”
遠日点の7月には、31'28”
ですので、変化量は僅かですが小さなプロミネンスまで見るには光球面ギリギリを使う必要があるので大きさが微妙に異なるディスクが付属しています。
ディスクのフィルター枠かケースに精密な直径か大きさを示す番号が振られているはずです。小さいのを夏に使い、大きいのを冬に使う事になります。




Re: ついに完全閉店   ひぽぽたます - 2021/07/29(Thu) 17:09 No.11445

kaba.gif ↑なるほどね。納得。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/07/30(Fri) 02:07 No.11447

原さん、意味が分かりました。ありがとうございます。

ただ、そうするとこれをどこにハメればよいのやら・・・
よく見ると、内部に装着されているフィルタの色は真っ赤ですが、遮光ディスクの色はオレンジ色。
しかも遮光ディスクのネジが合うのは内部の赤フィルターがはめられている場所だけなのです。
さすがに赤フィルタを外して遮光ディスクと交換するわけではないでしょうから、???です。




Re: ついに完全閉店   - 2021/07/30(Fri) 18:42 No.11448

対物側から見て、オッカルティングディスクの尖った方が見えるように、内部装着されているフィルターよりも対物側に装着する。
ねじ込む?
接眼レンズはオッカルティングディスクにピントが合う位置に調整。
オッカルティングディスクのエッジに太陽像のピントが合う位置にラックピニオン側を調整、という手順になるはずです。
ディスクが3つあるなら大中小で、大を冬=1月±1ヶ月、中を春秋=4月と10月±1ヶ月、小を夏7月±1ヶ月 と使い分けですね。




Re: ついに完全閉店   石石石 - 2021/08/01(Sun) 01:26 No.11449

はめられるネジ穴は1か所だけで、しかもそこに装着されている赤フィルタにも
遮光板がついていています。

うーん、わからん・・・。




Re: ついに完全閉店   - 2021/08/01(Sun) 21:43 No.11451

付属が4枚なら太陽最接近が1月頭なので 
大:12〜1月
中1:2〜3月、10〜11月
中2:4〜5月、8〜9月
小:6〜7月
の使い分けとなりますが、ディスクだけ交換というのならオレンジフィルターはいらないはずだし。。。
五藤光学に聞くしかないか・・・


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