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法月鉄工所@焼津  投稿者: ガラクマ(管理人) 投稿日:2008/05/30(Fri) 22:55 No.3322
garakuma.gif  すいません。よく知りませんでした。
古本屋で「宇宙のパイオニア 焼津の生んだ・・・」を見つけ購入しました。
海上保安庁、名古屋大学を始め、官公庁にたくさんの光学望遠鏡、電波望遠鏡を納めた、けっして大きくない望遠鏡屋さんです。
写真の美星用60cmなんか、30-40cmくらいに使いやすそうに見えます。
ご存知の方、情報お願いいたします。

[管理者修正]





Re: 法月鉄工所@焼津   まき - 2008/05/30(Fri) 23:53 No.3324

地元焼津のディスカバリーパークの望遠鏡も、法月さんの製作ですね。
#昼間の見学会には参加しました・・

でも、本職は電波望遠鏡と架台ですよね。
http://www.discoverypark.jp/map/tenmon.asp

以前、夢作さんにディスカバリーパークのお話をしたら、
あの鏡は池谷さん作だよ! とお聞きしました。




Re: 法月鉄工所@焼津   NGC1999 - 2008/05/31(Sat) 07:51 No.3328

皆さん こんにちは

 10年くらい前でしょうか、NHKに池谷薫さんを紹介した番組がありました。静岡のお茶畑に囲まれた家に移り住み、鏡面研磨と、星を地元の人と見つめながら生活している、という素晴らしい内容でした。その番組の中で、法月技研で池谷鏡を組み込んでいる場面もありました。どこに納める望遠鏡かは判りませんが、フォーク式だったような気がします。
 ところで、池谷さんは一般の方にも、研磨されているのでしょうか?




Re: 法月鉄工所@焼津   元焼津市民 - 2021/03/28(Sun) 17:09 No.12653

こんなBBSが有るとは。
法月鉄工所で、検索して出て来る住所では有りませんが。
元焼津に有った鉄工所の外に、電波望遠鏡(5台以上)が並んでいたのを見た事が有ります。
鉄工所の名は、忘れました。
(株)コハラの西隣辺りだった。
たぶん法月の関連と思いますが。
昭和40年ごろ。




Re: 法月鉄工所@焼津   ガラクマ - 2021/03/28(Sun) 21:38 No.12654

garakuma.gif 元焼津市民様
初めまして。今後ともよろしくお願いいたします。

当時から、法月さんに対し少し知恵がつきました。
ディスカバリーパーク焼津の方にも、お知り合いになりまして、天体望遠鏡博物館にもおいで頂きました。

資料添付しますが、こんな感じではなかったでしょうか?





Re: 法月鉄工所@焼津   元焼津市民 - 2021/03/29(Mon) 12:35 No.12656

ガラクマさんへ
初めまして。
右端に写っている、パラボラアンテナが林立していました。
子供のころから興味が有ったので、すぐに電波望遠鏡と分かりました。
元焼津の地名は、けっこう街中です。
実家から近いので、帰った時に情報が得られたら、また投稿します。




Re: 法月鉄工所@焼津   TANKO - 2021/04/01(Thu) 14:59 No.12664

以前調べたところによれば、法月技研製作の反射望遠鏡で池谷鏡とはっきりしているものは、美星の60cm反赤(1975年製作)、北軽井沢駿台天文台の75cm反経(1984年)、ディスカバリーパーク焼津天文科学館の80cm反赤(1993年)の3台でした。
天体望遠鏡博物館展示の62cm反赤(海上保安庁下里水路観測所、1979年)は池谷鏡ではないようです。




Re: 法月鉄工所@焼津   ガラクマ - 2021/04/01(Thu) 21:50 No.12666

garakuma.gif  確かに、池谷鏡とは聞いてないですが、確認できておりません。
当時このサイズを磨ける人/メーカーは数えるほどと思いますが、知りたいところです。
ただ、これから鏡を外すのは、大変困難です。





Re: 法月鉄工所@焼津   kinkuro - 2021/04/02(Fri) 12:15 No.12667

美星の60cm池谷鏡、3年前合宿で一晩借りてみました。シリウスBが普通に楽々見えてびっくりしました。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/04/03(Sat) 23:15 No.12669

ガラクマさん、みなさん こんにちは

>確かに、池谷鏡とは聞いてないですが、確認できておりません。

たしかに古在先生の書きよう(「宇宙のパイオニア 焼津の生んだ・・・」 p.39):-

 さらに、この頃から光学望遠鏡にまで進出され、池谷
 薫さんが鏡の研磨を担当されて、宇宙科学研究所内之浦
 の60cm、国土地理院の40cm、海上保安庁伊豆白浜と下里
 の60cmの赤道儀は法月鉄工所の製作によるものである。
 また、東京天文台堂平観測での月レーザー観測のため
 の3.8mの金属鏡も昭和50年に完成している。

は「微妙」なのかもしれません...。

同書によれば、栃木県子供総合科学館の望遠鏡(「法月惣次郎望遠鏡マップ」の『1』)も池谷鏡。
※しかし80(82)cmと書いてあるんですけど??(「法月惣次郎氏の履歴」の項では75cmと記載。)
富田先生によれば(同書)内之浦の60cmも池谷鏡。
にちはら天文台75cm(「法月惣次郎望遠鏡マップ」の『11』)の同書での書きぶり(池谷鏡かどうか?)は微妙。

「月レーザー測距受信望遠鏡」は確かに池谷鏡ですね。(法月鉄工所製作ですが)

※法月鉄工所/法月技研製造の光学式望遠鏡で「池谷鏡でないとはっきりしている」のは美星の101cmだけ?

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   ガラクマ - 2021/04/04(Sun) 10:20 No.12675

garakuma.gif 「M」さん。初めまして(?) よろしくお願いいたします。
 カセグレン系は、昔人が磨いていた時は、主鏡の焦点距離は長めでしたが、最近めちゃめちゃ短いですよね。
西村、三鷹、五藤、ニコンと外国製がほとんどだった当時に、法月さんはどのような立ち位置だったんでしょうね。
コスパが良かったのでしょうか。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/04/11(Sun) 22:49 No.12708

ガラクマさん こんにちは

>カセグレン系は、昔人が磨いていた時は、主鏡の焦点距離は長めでしたが、最近めちゃめちゃ短いですよね。

(建屋/”ドーム”が大きくなりすぎて困るから)鏡筒を短くしたいからですかね。

>西村、三鷹、五藤、ニコンと外国製がほとんどだった当時に、法月さんはどのような立ち位置だったんでしょうね。

富田弘一郎先生によれば(「宇宙へのパイオニア 焼津の生んだ世界的望遠鏡づくりの名人 法月惣次郎」 p.56):-

 上松の主鏡はF2の球面鏡でした。社長の工夫による、
 プレーナーを改造した振子式の研削装置で、超超ジュラ
 ルミンを研削し、カニゼンをかけて、某光学メーカーで
 光学研磨を行いました。
  その経験から、社長は自社での光学研磨を目指しまし
 た。池谷薫さんという、光学研磨の最高の名人が入社さ
 れたのは、幸いでした。技術を貴ぶ社長の心意気が池谷
 さんを焼津に引き寄せたのでしょう。

とのこと。 立ち位置(==企業戦略?)は「垂直統合」とか(:-)よりも
法月鉄工所/法月技研から、ルネサンス期の「工房」を思い浮かべてしまう、といったら飛躍がすぎるでしょうか。

>コスパが良かったのでしょうか。

古在由秀先生による記事の(前回に)引用した部分の直前(同書 pp.38-39)には:-

 京都大学理学部の上松観測所の口径
 1.1mの赤外線赤道儀式望遠鏡...
 ...鏡表面の最後の仕上げは
 望遠鏡メーカーに下請けに出されて昭和48年に完成し、
 活躍したことはよく知られている。もっとも、法月さん
 によれば、下請けにぼられて大損であったようである。

とありますね...。

※※当時、ニコンが外国製の主鏡をつかった望遠鏡を製造していたのですか?? 気がつき/知りませんでした。


では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   ガラクマ - 2021/04/12(Mon) 21:08 No.12709

garakuma.gif 「M」さん。ご紹介ありがとうございます。
いろいろお詳しいですね。今後とも、ご指摘、ご教授よろしくお願いいたします。

大型の鏡面研磨について、特に短焦点の主鏡とか、それ用の副鏡(焦点距離拡大率が高い)の検査とかどうやっていたのでしょう。
今ならレーザー干渉計か何かで簡単に測れそうですが、フーコーテストやナイフエッジ検査でF=1〜1.5とかのミラーとか精度よく計れるのでしょうか。
未知の領域です。
ちなみに、苗村さんの研磨機が博物館にありますが、ナイフエッジ検査の器具が2種類付属しておりました。
短焦点が作れるようになったのは、研磨と共に検査技術も進んだからと勝手に想像しておりました。

今まで小型望遠鏡の方にしか興味が行ってなかったのですが、公開天文台や研究機関の望遠鏡についても、時間ができたら調べて行きたいと思っております。
上松望遠鏡についても、もっと詳しく見てきたらよかったかと後悔します。昔は近かった兵庫県、このご時世大変遠くに行ってしまった感じです。

※※書き方が悪かったようで申し訳ありません。”西村製と三鷹製と五藤製とニコン製と外国製”という意味でした。

[管理者修正]





Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/04/18(Sun) 22:41 No.12729

ガラクマさん こんにちは

上松望遠鏡は雑誌(「天文と気象」?)に、金メッキ鏡の赤外線望遠鏡として紹介されていましたね。(これは大宇陀に設置されたものと思い込んでいました。)

>大型の鏡面研磨について、特に短焦点の主鏡とか、それ用の副鏡(焦点距離拡大率が高い)の検査とかどうやっていたのでしょう。
>今ならレーザー干渉計か何かで簡単に測れそうですが、フーコーテストやナイフエッジ検査でF=1〜1.5とかのミラーとか精度よく計れるのでしょうか。

聞きかじり(/読みかじり/見かじり)の知識からの「感想」ですが:-

球心でのナイフエッジ検査(=フーコーテスト)ではF=1〜1.5とかの鏡を精度よく計るのはむずかしいのではないでしょうか。
焦点でのナイフエッジ検査(=ハルトマン法)なら、とは思いますが、これを研磨の現場で使えるものなのでしょうか?

高精度で検査できたとしても、深い非球面をなめらかに研磨するのは大問題ですね。名人の「技」とはどんなものなのでしょうか?
(「望遠鏡用の鏡の整形問題は、ほとんど解決ずみである」というようなことが書いてある解説書を見て嘆息したことがありますが、それは「うんと設備投資をすれば」ということでしょう。)

※※>”西村製と三鷹製と五藤製とニコン製と外国製”という意味でした。
※※そうでしたか。「コスパ」の解釈も勘違いしたようです。

なお、「宇宙へのパイオニア 焼津の生んだ世界的望遠鏡づくりの名人 法月惣次郎」の古在由秀先生による記事:
「法月惣次郎さんをを悼む」は天文月報オンラインバックナンバー(1995年7月)で読めます。

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   ino - 2021/04/19(Mon) 01:00 No.12730

はじめまして

近年、大型望遠鏡の短F化に伴い主鏡の干渉計測定に使うヌルコレクター次の高球面収が無視できなくなってきたために
アメリカの大望遠鏡では主鏡を改良型のハルトマンテストで測定しているものがあります。

確か、北欧のNordic Optical Telescopeでも主鏡をハルトマンテストで測定していたと記憶してます。

F=1〜1.5のミラーになるとレーザー干渉計でも難しいのではないしょうか?
可能性として考えられるのはハルトマンテストでしょう。
主鏡にマスクをかぶせて球心から光を照らしてスクリーンに写せば簡単に測定ができます。
このテストなら研磨の現場で十分使えると思われます

ほかにはbath interferometerだと光路長が同じなのでレーザーなしでも測定できます。




Re: 法月鉄工所@焼津   ガラクマ - 2021/04/19(Mon) 23:40 No.12731

garakuma.gif 「M」様。ino様、ご意見ありがとうございます。
ino様。初めまして、よろしくお願いいたします。

お二人ともお詳しく、参考になります。
短焦点でもハルトマンテストでできるんですね。ありがとうございます。
最近、東京学芸大学からの40p反射望遠鏡のことを調べていて、ちょうどハルトマンテストのレポートがあって、読んでいたところでした。
https://core.ac.uk/download/pdf/15917399.pdf
https://core.ac.uk/download/pdf/15917432.pdf

中村要氏の時代から、フーコーテストの影と、スポット的にナイフエッジで焦点距離を測り、それによって修正研磨をしていたと思われますが、最近まで当時と比較してそんなに特別な道具が無くても、なんとか検査ができていたということですね。

bath interferometerについては知りませんでした。Youtubeがあるようなので見てみます。
[管理者修正]




Re: 法月鉄工所@焼津   Abbebe - 2021/04/20(Tue) 16:37 No.12732

Abbebeです。こんにちは、inoさんの言われる改良型ハルトマンは従来の実球面収差測定ハルトマンとは異なりフーコーの光源固定ナイフ移動ゾーンテストと同じ原理で球心からの光線による無限光時(ゼロでないといけない)とは異なる球面収差量(フーコーゾーンが縦収差に対して横収差量)を測定していることになるんだと思います。キットピーク4m鏡がこの方法で製造されたとありますが、確かにフーコーゾーンテストと同様のインプロセス測定として大型短焦点用に向いているのかもしれないですね。完成検査としてはやはりフーコーゾーンテスト同様、私は不十分だと考えています。星を見る道具なので無限光のヌルテストが必要と思います(カセ等の複合系は特に)。ここで本来のハルトマン検査となる訳ですね。学芸大のレポートもこの状態での内容と思います。木辺さんの本にもハルトマンについてはそのように書かれていますよ。
話は変わりますが、学芸大の40cmは苗村鏡をダメ出しして池谷さんに主鏡修正研磨と副鏡新規作成をさせたという勿体ないというか無駄使いというか、メカ変更で対応出来なかったのかと思いますがいかがでしょうかね。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/04/24(Sat) 21:35 No.12734

inoさん ガラクマさん Abbebeさん こんにちは

ino>...大望遠鏡では主鏡を改良型のハルトマンテストで測定しているものがあります。

ハッブル(HST)主鏡製作時の「コレクターの設定誤り」は痛恨事でしたからね...。

ino>...ほかにはbath interferometerだと光路長が同じなのでレーザーなしでも測定できます。

アマチュアにとって、Bath(「バト」 ?)式の(「レーザーなしでも済む」以外の)利点といえば、特別な原器が
いらないことでしょうか? 凸レンズとビームスプリッター(それを自作するとすれば直角プリズム)は、
(使用する部分が小さいから)「普通」のものでもよい筈ですね。
※以前と違い「bath interferometer」の検索結果が沢山出てきてビックリしました。キットまで売っている!?

ガラクマ >中村要氏の時代から...最近まで...特別な道具が無くても、なんとか検査ができていたということですね。

高品位の鏡ならば「滑らかな仕上がりは当然」と思います。研磨整形が進行し、充分滑らかな面が実現している段階であれば 「スポット的にナイフエッジで曲率半径/焦点距離を測り(その数点から補間曲線をつかって)面精度の評価を行う」のは妥当でしょう(回転対称性は要検証。)
他方、リング/ステップがあるような面を評価して1/x波長といった数字を出すのは、フーコーテストの無理な使い方といえるのかもしれません。

ガラクマ >https://core.ac.uk/download/pdf/15917399.pdf
ガラクマ >https://core.ac.uk/download/pdf/15917432.pdf

ご紹介ありがとうございます。はるか昔に同望遠鏡を見学したことがあります、がこれは知りませんでした。

Abbebe>学芸大の40cmは...勿体ないというか無駄使いというか、メカ変更で対応出来なかったのか...

※(!!!) なんともスゴイ話だったのですね。

キットピーク4m鏡の製作、解説記事によればハルトマンテストから鏡面誤差の等高線図(のようなもの)を生成して整形時に利用したようですね。  ハルトマンテスト(というか鏡面検査全般)を行う場合、
(a)「(修正研磨作業中)に『どこをもう少し低くすればよいか』が知りたい」と、
(b)「(完成している)鏡の収差が、要求仕様を満たしているか知りたい」の「立ち位置」の違いがあると思います。
『木辺成麿,1968,新版 反射望遠鏡の作り方』と『星野次郎,1971,反射望遠鏡の作り方』でのハルトマンテストの紹介は(b)ですね。 ※i.e. ハルトマン値(〜最小錯乱円の大きさ)を”エアリーディスク径”と比べて判定。

ガラクマさんご紹介の学芸大学の論文は、ハルトマン値による評価に加え、「ゾーンテスト」の考え方で鏡面の形状誤差を評価しています(回転対称性を仮定)が、やはり(b)でしょうかね。

「M」>焦点でのナイフエッジ検査(=ハルトマン法)なら...

ここで「ハルトマン法」としたのは(ハルトマン・スクリーン/マスクを使うハルトマンテストでなく)無限遠点光源(ex.恒星)を使ったナイフエッジテストです。
「木辺さんの本」でも「5mや2mの大口径鏡のテストの写真を見ると(実用してから星像で面の様子を写したもの)...」と言及しています。 実用状態なら屈折望遠鏡でもOk。雑誌などでピント出しに推奨されていましたね。
※ナイフエッジピントテスターではエッジをルーペで見るようですが、「ハルトマン法」では、カメラ/眼で鏡面/入射瞳(でいいのかな?)にピントを合わせて観察。

ino>確か、北欧のNordic Optical Telescopeでも主鏡をハルトマンテストで測定していたと記憶してます。

Nordic Optical Telescope(=NOT)では、ハルトマンマスクの穴の像だけでなく、となりあう穴を抜けた光の干渉像も利用したようです。 
※(細かく測定しようとして)穴を小さくし密に並べた結果、干渉像が邪魔で困ったことがありますが...逆手にとるのか、ナルホド!
空間分解能をあげる効果の他、 鏡面の段差(=分割鏡で問題となる)にも感度があるのが利点だそうです。

※※※気がつけば、大幅に脱線してしまいました。さて、...

NOT鏡面製作担当は Tuorla Observatory/OPTEONとのこと、Väisälä(ヴァイサラ、文献によってベイゼレあるいはフェイセレ。 cf 「ライト・フェイセレ カメラ」)ゆかりの組織ですね。
そしてOPTEONといえば、Herschel Space ObservatoryのSiC製RC光学系(主鏡径3.5m,F=0.5!!!)。
カーボランダム製の鏡は日本の「あかり」(Astro-F)でも使われたようですが、 Herschelの鏡材は、いくつかの
部分を接合したもののようです。「法月鉄工所製 月レーザー測距受信望遠鏡」と似ている」と愉しくなりました。

※※※...無理やりスレッド「脱線」の復旧を試みましたが...(:-)

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   Abbebe - 2021/04/25(Sun) 02:08 No.12735

「M」さん、ガラクマさん、皆さん、こんにちは、Abbebeです。
(a)、(b)の分類、整然化されて解り易いですね。どうも有難う御座います。
ところで学芸大のレポートは苗村鏡を見えないと言い切っていることにも虚しさを覚えますが、結論から鏡筒製作担当の三鷹が正しい面間隔への調整が不可能な鏡筒をかつ調整不良状態のままで完成させていたのが直接原因なので三鷹の責任のように思えるのですがどうなんでしょうね。なんかハッブルに似た話ですね。
カセグレンを面間隔調整したことで見えるようになったという話はネット上にもありますし、実は私の自作機も面間隔調整にかなり時間がかかりました。実星像で調整する訳ですが、何種類かの絞りを作って口径毎に内外像を見て面間隔を変えながら最良の球面収差状態まで追込む訳です。ハルトマン絞りも造りました。カセグレンが見えないという理由のひとつに面間隔調整が出来ていないというのも多いのではないかという気がしています。木辺さんの本の鏡面精度の実例説明は主鏡しか書かれていないんですね。東京の村山氏へ納品の30cmは最良鏡と自賛されていますが主鏡の話であってカセグレン焦点については全く触れられていないですね。
話は戻って(a)にて球心ゾーンテストする場合、フーコーテスター移動量は正確に測れていても近軸曲率半径が正確でなくて算出された目標修正量が正しく無いパターンも多いような気もします。改良型ハルトマンでも同様のことが起こりそうです。これで計算結果λ/8とか出ても実は全くその精度には出来ていない訳です。それで(b)を実施せずに出荷されたミラーは不良鏡ということで、ニュートンでも起こる訳です。
法月からかなり脱線しました。御容赦願います。




Re: 法月鉄工所@焼津   - 2021/04/25(Sun) 08:46 No.12737

そういえばハッブル宇宙望遠鏡の球面収差問題の原因はナルレンズの配置ミス(約1mm レンズの中心からの距離か?セルの縁からの距離か?作業指示書に指定なかったため勘違いで)だったそうです。フーコーテストを一回やっておけば容易に発見できる程度の問題だったので、そこは謙虚に反省すべきだとの事でした。ツールの精度やセッティングミスの影響がない、自分で自身を計測するフーコーテストや恒星利用のハルトマンテストが見直されるのはこんな理由かもしれません。
宇治天さんのお話では50cmくらいになると、無メッキでも明るい恒星でフーコーテストできるので副鏡の修正は恒星像でやっちゃうそうです。実際の鏡筒での配置位置での計測ですから、そりゃ確かでしょう。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/05/01(Sat) 23:15 No.12746

Abbebeさん 原さん ガラクマさん 皆さん こんにちは

Abbebe>正しい面間隔への調整が不可能な鏡筒をかつ調整不良状態のままで完成させていたのが直接原因...

学芸大の40cmは、同型機の1号機でしょうか。(てっきり、京大のが先と思っていたのですが)なにか事情があったのでしょうかね(納期厳守とかのたぐいの...。)

Abbebe>私の自作機も面間隔調整にかなり時間がかかりました...何種類かの絞りを作って口径毎に内外像を
Abbebe>見て間隔を変えながら最良の球面収差状態まで追込む訳です。ハルトマン絞りも造りました。

30cmリッチークレチアンですか。すごい!

Abbebe>球心ゾーンテストする場合、フーコーテスター移動量は正確に測れていても近軸曲率半径が正確でなくて
Abbebe>算出された 目標修正量が正しく無いパターンも多いような気もします。

そうですね、フーコーテストでは「近軸曲率半径」が決めにくいですよね。そもそも「鏡と(光源/ナイフ)の間隔」を正確に測るのがなかなか難しいし。

ただ、「鏡と光源/ナイフの間隔」が多少ずれていても、波面誤差の数字はあまり変わらなかったような気がします。
そこで、手元のフーコーテスト制約プログラムで実験をしてみました:
・近軸曲率半径(R),鏡径(D)を適当な値にして「真放物面」でのナイフ移動量を求める。
・そのナイフ移動量のママでRを適当にズラし、生じた波面誤差を求める。
--> R:2220mm,D:315mmを初期条件として Rを:2200mmにズラすと波面誤差は約0.06λ@560[nm]となりますが...。
※同「フーコーテスト制約プログラム」自体が??かも。

原>ハッブル宇宙望遠鏡の球面収差問題の原因はナルレンズの配置ミス...

(身につまされます...。)

>宇治天さんのお話では50cmくらいになると...副鏡の修正は恒星像でやっちゃうそうです。

ご紹介ありがとうございます。 そういえば、Texereauが、McDonald Observatoryの82[inch]望遠鏡の副鏡28[inch]を修正研磨したときに、恒星を使ったナイフエッジ検査を使ったという話を思い出しました。
※「How to Make a Telescope」(Second Edition)に写真あり。
昼間に修正研磨、夜間に検査を17回繰り返したそうです。元落成時の面精度が芳しくなかった理由の一つとして
整型時に実用状態での試験を参考にしなかったことがあげられています。Abbebeさんご指摘の点です。

主鏡については、整型中の「鏡をポンとおくと北極星の方をむく」ような鏡台(optical bench/仮鏡筒)を作って作業するという話を聞いた気がします。(が、誰だったか思い出せない。「プロ」ではない人?)


では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   Linf - 2021/05/10(Mon) 04:44 No.12761

Yrjö Väisäläの干渉法*の解説の英訳版⁑(エクセルファイル付き)をJani Achrénさんが、現在は削除されている自身のブログに掲載されていました。

*学位論文 Neue Methoden zur Untersuchung der Objektive nebst Bemerkungen über die Beurteilung ihrer Güte 129 Seiten (1922) 英訳版 NASA-TT-F-16115 (1974). 関連論文 Über die Bestimmung der Form von Lichtwellenflächen 32 Seiten (1924) 三編未見
⁑Tapio Korhonen and Johannes Kultima, Tuorla Observatory(1973) 英訳版 Measuring the zonal error of a mirror with two-slit interferometric method(2012)




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/05/16(Sun) 21:00 No.12771


Linfさん ガラクマさん 皆さん こんにちは

Linf>Yrjö Väisäläの干渉法*の解説の英訳版⁑(エクセルファイル付き)をJani Achrénさんが、現在は削除されている自身のブログに掲載されていました。

Linf>* 学位論文 Neue Methoden zur Untersuchung der Objektive nebst Bemerkungen über die Beurteilung ihrer Güte 129 Seiten (1922) 英訳版 NASA-TT-F-16115 (1974). 関連論文 Über die Bestimmung der Form von Lichtwellenflächen 32 Seiten (1924) 三編未見
Linf>⁑Tapio Korhonen and Johannes Kultima, Tuorla Observatory(1973) 英訳版 Measuring the zonal error of a mirror with two-slit interferometric method(2012)

Linfさん、ご紹介ありがとうございます。

「* 学位論文 ... 英訳版」は番号違いのようで、”NASA-TT-F-16097”を検索すると出てきます:-
「New methods of studying lenses with remarks on assessing quality」

「 ...英訳版⁑(エクセルファイル付き)」は[www.incidentangle.com]に掲載されているものだと思います。

●「New methods of studying lenses with remarks on assessing quality」

 本題の「New methods」というのは、レンズ/鏡に「孔あきのマスク」をかけ、それぞれの孔(あるいはスリット)を通過した光同士の干渉像を観察するというものです。
(「干渉法*の解説の英訳版⁑」では「2孔法」を説明しています。)

※「3孔法」「4孔法」も提案されていますが、ちゃんと理解するには、もっと頑張って読まないとダメですね...。
※Lehmann’s Technical Constantを計算する場合の「最良像面位置」のあつかいの問題点を論じている
※ところも、もう少し読み込みたい個所です。

 目を惹かれたのは、ハルトマンテストをまとめた「ハルトマン値」(ハルトマン定数/Lehmann’s Technical Constant)に対し「Strehl比」は、それほど使われていない(のは残念)というくだりです。
「ハルトマン値が幾何光学版の Technical Constantなら「Strehl比」は回折理論版」という対比を新鮮に感じました。

※※「technical constant」~「figure of merit」?
※「Strehl比」は、計算が格段に易く/安くなった今でも、あまり使われていませんね(面精度は1/x波長という表現にくらべて。)
※誤差のpeak-to-valley(P-V)が同じ鏡が2面あったとして、一方は、より中心部、
※他方は、より周辺部に欠点がある...というような場合、性能比較は、「Strehl比」がわかりやすい筈(?)


 いちばん後にある、「公表されているデータを使った、各天文台etc.の望遠鏡(*)の品定め」(?)というところは「古スコ趣味」的かも。
※(*) Yerkes 101.6cm, Potsdam 80cm, Pulkowa 76.2cm ...自作の17.5cm放物面鏡。
※「もし、これらを修整研磨するとすればという『議論』」もおもしろい!

●「Measuring the zonal error of a mirror with two-slit interferometric method」

 アマチュア向けに書かれているようで、手順が具体的に紹介されており興味深く読みました。装置作りは、フーコーと、あまり変わらないのかなぁという感じです(たとえば「Platzeck-Gavilola」=caustic testなどは装置作りが大変そう。)
測定の手間も、デジタルカメラを使える今ならもっと簡単になるかも--どうでしょう?  試してみたくなりました。

●●
 以上、ざっど読んでの感想です。 ※(まとはずれ、勘違い... caveat emptor :-)

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   Linf - 2021/05/20(Thu) 19:35 No.12772

「M」さんコード番号の訂正ありがとうございます。

Yrjö Väisäläの学位論文は、J. Picht, Optische Abbildung 1931に一部分の解説があります。

4H Jena Enginering GmbHは、歴史的天文機器・施設の修復・近代化を行い、
https://www.4h-jena.de/wp-content/uploads/2016/11/Astro-Projekte.pdf
Potsdam 80cm屈折望遠鏡も含まれていました。

「Doppelrefractor Potsudam 16 Seiten 2004」に波長632.8nmのレーザー干渉計による
波面収差のPV値は、レンズ修復前1099nm、修復後865nm。写真対物レンズとしての
波長補正後のRMS値は、修復前130nm、修復後129nmと報告されています。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/05/22(Sat) 23:15 No.12774

Linfさん ガラクマさん 皆さん こんにちは

Linfさん、ご紹介ありがとうございます。

Linf>Yrjö Väisäläの学位論文は、J. Picht, Optische Abbildung 1931に一部分の解説があります。

この本は回折光学の解説書のようですね。 Väisäläの論文から引用されているのは(「2孔法」などの測定法ではなく)輪帯収差から「Strehl比」を導く「解析的な手法」だと思うのですが -- Väisäläの論文のその部分は、ざっと読み飛ばしたところなので、よくわかりません。


Linf>4H Jena Enginering GmbHは、歴史的天文機器・施設の修復・近代化を行い、
Linf>https://www.4h-jena.de/wp-content/uploads/2016/11/Astro-Projekte.pdf
Linf>Potsdam 80cm屈折望遠鏡も含まれていました。

※白黒でしか見たことのない「古スコ」が、きれいに補修された「写真」がいいですね。
※80cm/50cmの”2重鏡筒”の渋い色をみて、なぜか蒸気機関車を連想してしまいました。


Linf>Doppelrefractor Potsudam 16 Seiten 2004」に波長632.8nmのレーザー干渉計による
Linf>波面収差のPV値は、レンズ修復前1099nm、修復後865nm。写真対物レンズとしての
Linf>波長補正後のRMS値は、修復前130nm、修復後129nmと報告されています。

“ホントに修正研磨しちゃった!? (それにしては波面誤差があまり改善していない??)”とビックリしましたが、これは器械的な調整のみの結果のようですね?
***
それは、さておきVäisälä,Oterma,...という人たちで印象的なのは、「望遠鏡を作るという業績」と「その望遠鏡で(新天体などの)発見をするという業績」の組み合わせなのです。 海外でいえばHerschelの名前も外せませんが、日本では、やっぱり、池谷さんだと思うのですが。

※※※ふたたびスレッド「脱線」の復旧を試みましたが... ... (:-)

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津  「脱線」上等   ガラクマ - 2021/05/23(Sun) 09:17 No.12775

garakuma.gif Linfさん。「M」さん。(皆様)
お詳しいお話ありがとうございます。
技術なところは、外国語が不得意なこともあわせて、なかなかついていけておりません。

ただ、Linfさんのリンクして頂いた資料はビックリしました。歴史的な望遠鏡が大事に修復管理できているのが素晴らしいですね。
私どもも、比較できませんが、極微力ですがいろいろ修復しようとしておりますが、なかなかご紹介頂いたプロジェクトのように専門的で大々的にはできません。
そんな私が言うのもはばかれますが、国立天文台三鷹の65pもドームと共に修復して頂きたいと願っております。
       (膨大な資金が要りそうですが・・・特にドーム)

この程度の「脱線」はお気になさらず
「望遠鏡を作るという業績」と「その望遠鏡で(新天体などの)発見をするという業績」→Herschel、池谷さん 
なるほど。ただ、新天体をみつけるということではないですが、一流の観測家としてご活躍された望遠鏡製作者は少なくないように思います。
中村要氏はもとより、最近木辺成麿氏の観測ノートを見せて頂きましたが、長年、変光星や太陽等の観測をされていた記録があり、新たな思いを持ちました。
[管理者修正]




Re: 法月鉄工所@焼津   Abbebe - 2021/05/24(Mon) 16:09 No.12776

皆様こんにちは
Linf>波面収差のPV値は、レンズ修復前1099nm、修復後865nm。写真対物レンズとしての
Linf>波長補正後のRMS値は、修復前130nm、修復後129nmと報告されています。
リンク先内容からは
 PV値 修復前 1125nm 修復後 362nm(≒λ/2)
 RMS値 修復前 207nm 修復後 39nm(≒λ/16)
と読み取れたのですが何かが間違っているのでしょうか?
レイリーリミットはPV値=λ/4なので達していないようですが、
マレシャル値RMS=λ/14には達しているので有意義な修復と言えますね。
実は私の自作機もフィゾー干渉計で測定しようと考えています。




Re: 法月鉄工所@焼津   Linf - 2021/05/25(Tue) 02:02 No.12777

「M」さん ガラクマさん Abbebeさんコメントありがとうございます。

「M」さん、J. Picht, Optische Abbildung 1931に解説されているのは、Yrjö Väisäläの学位論文の
4章33項から35項(英訳版P73からP85)のようです。
2004年の報告書に修正研磨の文言がないので、レンズとセルのクリーニング処理だけだと思われます。

Abbebeさん、PV値 修復前1125nm 修復後362nm(≒λ/2)RMS値 修復前207nm 修復後39nm(≒λ/16)は、
200mm Ardenne Zeiss Refractorの測定値です。
私の投稿は「Doppelrefractor Potsudam 16 Seiten 2004」内の測定値です。

ガラクマさん、4H Jena Engineeringの件はご存じだろうと思いつつも投稿いたしました。
ご参考にしていただければ幸いです。




Re: 法月鉄工所@焼津   Linf - 2021/05/26(Wed) 12:25 No.12778

Yrjö Väisäläの干渉法の解説の追加です。
「Die wissenschaftliche und angewandte Photographie, Erster Band
Johannes Flügge: Das Photographische Objektiv Wien Springer-Verlag 1955」に
Askaniaベンチ上で行うHartmann法・Wetthauer法とともに解説(P249からP253) が
あります。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/05/30(Sun) 00:02 No.12782

ガラクマさん Abbebeさん Linfさん 皆さん こんにちは

ガラクマ>一流の観測家としてご活躍された望遠鏡製作者は少なくないように思います。

(いやごもっとも。)
※苦し紛れに「新天体発見」を持ち出しましたが...「山崎正光氏は?」との声が聞こえます。

※... では、おことばにあまえまして ... (:-)

Abbebe>私の自作機もフィゾー干渉計で測定しようと考えています。

フィゾー干渉計ですか...副鏡の測定でしょうか??
※興味津々!

Linf>2004年の報告書に修正研磨の文言がないので、レンズとセルのクリーニング処理だけだと思われます。

もう少しだけ調べてみました:-
[https://www.aip.de/archive/www/groups/soe/refraktor/refengl.html](*)には、80 cmについて「After the final retouch in 1942 ...」とあります。
[https://www.aip.de/archive/www/groups/soe/refraktor/O-Pruf-Ber.pdf]に載っているZeissの報告が該当すると思われます。

※(*)は[https://www.aip.de/archive/www/groups/soe/refraktor/]の英語版となっていますが内容がズレています。

Linf>Yrjö Väisäläの干渉法の解説の追加です。
Linf>「Die wissenschaftliche und angewandte Photographie, Erster Band
Linf>Johannes Flügge: Das Photographische Objektiv Wien Springer-Verlag 1955」に
Linf>Askaniaベンチ上で行うHartmann法・Wetthauer法とともに解説(P249からP253) があります。

これは...「光学ニュース22号」(**)で、さらりと紹介されている機種でしょうか?
※(**)は”アスカニア対物レンズ検査機に就て”を検索すると出てきます。

では、今後ともよろしくお願いします。




Re: 法月鉄工所@焼津   Abbebe - 2021/05/30(Sun) 13:15 No.12784

「M」さん、皆さん こんにちは、Abbebeです。

内容、なんとか確認出来ました。

>Abbebe>私の自作機もフィゾー干渉計で測定しようと考えています。

>フィゾー干渉計ですか...副鏡の測定でしょうか??
※興味津々!

合成焦点での波面収差です。
こういうのが有ります。(zygoはフィゾー干渉ですね)

http://www.kyoto-nijikoubou.com/zygo_web/zygo.html

測定出来るのはλ=632.8nmの単色での収差になると思いますが、反射ならこれで十分で、
PV値≦λ/4(レイリーリミット)、RMS値≦λ/14(マレシャル値)が合格ラインだと
思います。
タカハシは流石ですね。
λ=500nm位(眼視の主感度波長)で考えた方が良いのかも知れないですが、
その場合は2〜3割甘く出ているということになりますが。

やはり大型望遠鏡はこの精度にはなかなか達していないということなんでしょうかね。

ロンキーやフーコーによる結果と干渉計による結果の比較を見たいと考えている訳です。




Re: 法月鉄工所@焼津   Linf - 2021/06/01(Tue) 12:22 No.12786

「M」さん、コメントありがとうございます。

https://www.aip.de/archive/www/groups/soe/refraktor/O-Pruf-Ber.pdfは2003年版です。
2004年版に記述がある「5 Prüfergebnis nach Säuberung」の項が空白で「6.3 Ergebnis」の
項が欠落しています。

アスカニアベンチは、よく似た機種だと思われます。
google booksで Das Photographische Objektivを検索すると、一部分が閲覧できます。

JENAER JAHRBUCH ZUR TECHNIK-UND INDUSTRIEGESCHICHTE Band 9 2006の
「Der Große Refraktor des Astrophysikalischen Observatoriums Potsdam」 P79からP95
「Die Restaurierung des Großen Potsdamer Refraktors, Eine Chronologie der Ereignisse」
P96からP108
「Neue Auswertung der Bildqualitätsmessungen am Objektiv des Potsdamer 80-cm-Refraktors」
P109からP113
に解説があります。




Re: 法月鉄工所@焼津   「M」 - 2021/06/05(Sat) 21:55 No.12787

Abbebeさん Linfさん 皆さん こんにちは

Abbebe>合成焦点での波面収差です。
Abbebe>こういうのが有ります。(zygoはフィゾー干渉ですね)
Abbebe>http://www.kyoto-nijikoubou.com/zygo_web/zygo.html
Abbebe> ...
Abbebe>ロンキーやフーコーによる結果と干渉計による結果の比較を見たいと考えている訳です。

なるほどZygoですか。Zygoによる測定報告の提供をウリにしている反射鏡メーカーもあるようです。その「干渉計データ」が、どうやって測定されるかさえ知らなかったので、フィゾー干渉計で(実用状態の)望遠鏡が測れることにはビックリしました。

※[https://en.wikipedia.org/wiki/Fizeau_interferometer]からlinkしている
※下記に、いろいろな測定のための設定:アクセサリの配置(=光路図)の例が紹介されています。
※Some typical measurement setups:-
※[https://www.zygo.com/-/media/project/ameteksxa/zygo/ametekzygo/downloadables/brochures/interferometers/typical-interferometer-setups.pdf]

しかし「天体望遠鏡(口径13cm以上)」は、料金が高額になりそうな雰囲気ですね...。

※※このような「幻灯機型干渉計」(?)を初めて見たとき”ワンカラー”という言葉を教わりました。何十年も前の展示会の遠い思い出です。

Linf>JENAER JAHRBUCH ZUR TECHNIK-UND INDUSTRIEGESCHICHTE Band 9 2006...に解説があります。

そうでしたか。これは[https://de.wikipedia.org/wiki/Groß;er_Refraktor_(Potsdam)]の参考文献ですね。

Linf>アスカニアベンチは、よく似た機種だと思われます。
Linf>google booksで Das Photographische Objektivを検索すると、一部分が閲覧できます。
※ 2021/06/19追記:本書で解説している「Die Dreiloch-Methode von VÄISÄLÄ」というのは
※「学位論文.英訳版」の(Three-Hole Methodではなく)Three-Slit Methodのようですね。
※※ご紹介の論文etc.ゆっくり楽しみに読んでいます。


ご紹介ありがとうございます。 そういえば、「光の鉛筆」に、写真レンズのハルトマンテストに関連した話(*)があったことを思い出しました。日本光学でも、このような検査機を使っていたのでしょうね。


(*)鶴田匡夫:第4・光の鉛筆[3]ハルトマンテストと小口径レンズによる回折像、新技術コミュニケーションズ(アドコム・メディア)(1997)


では、今後ともよろしくお願いします。


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