04740542
古スコ広場 
天体望遠鏡、特に古スコの為の掲示板ですが、まあ適当にどうぞ

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EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE  投稿者: 時の旅人 投稿日:2018/12/15(Sat) 14:43 No.11492

ご参考に!

英文ですが、クロームなら翻訳してくれます。

EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:aKup-HSSaOYJ:www.brayebrookobservatory.org/BrayObsWebSite/BOOKS/EVOLUTIONofEYEPIECES.pdf+Zeiss+monocentric&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja

基のPDF
http://www.brayebrookobservatory.org/BrayObsWebSite/BOOKS/EVOLUTIONofEYEPIECES.pdf




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/15(Sat) 18:02 No.11493

時の旅人 様

すごいものを掲載していただき、とてもわくわくしました。
トリプレーンについての記載があり、びっくりしました。
米国では、スイフト社が販売していたのですねぇ。

ただ、そこまででも十分な情報ですが、トリプレーンの由来までは記していません。
スイフト社に納品していたのは、1959年は日本テレスコープ、その後は高橋製作所
です。なお、1956年のアストロ光学(株)は、トリプレーンを販売していました。
トリプレーンは、日本国内では、高橋製作所、日野金属、ダウエル、スリービーチ
から販売されています。
トリプレーンは日本起源なのでしょう。やっぱり、小島氏のアストロ光学(株)が、
トリプレーン名で発売したのが、最初でしょうか。

とても、おもしろいです。
ありがとうございます。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/15(Sat) 20:03 No.11494

時の旅人 様
昔、このサイトがスタートした直後の頃、お見受けした記憶があります。お久しぶりです。
とても興味深い情報を、ありがとうございます!

これと似たようなサイトを原さんが教えてくださったことがありましたが、そのとき保存しておかなかったので、見つからなくなってしまいました。
15年以上前だったと思います。
その当時は解説がこんなに詳しくありませんでしたが、この手書きの図はよく似ています。

トリプレーンの下にRKEがありますが、こちらは”逆ケルナー”形式で構造が2-1と書かれているのに、トリプレーンはケルナーの分類になっていて、構造も1-2と記載されています。
これは何かの間違いではないでしょうか?

スイフト社が販売元ですから、
小島氏と一緒に五藤光学から独立された、谷光学が製造元なのは間違いないと思います。
谷光学なら今も健在ですから、TPの開発秘話をご存知かもしれません。

話が一気に落ちますが、
40年前に自作したTPです(笑)
片面ですが、ちゃんとブルーのコーティングがされています。
こんなガラクタ、よくマア捨てないでとっておいたものだと。
秋葉原に井上商事という理科教材店があって、いろんな種類のジャンクレンズが売られていたので楽しい場所でした。
お遊びでいろいろ作りましたが、当然の事ながら性能もお遊びレベルです。
無駄な事だとわかっていても、楽しくて時がたつのを忘れます。
昔からトリプレーンにはなぜかこだわりを持っていました。
しかし、某光学メーカー社員さんにトリプレーンが好きだと言ったら、「プー!」と吹き出して笑われてしまいました。
この方はトリプレーンをゲテモノだと思っていたようです。
トリプレーンの設計者の名誉のために申し上げておきますが、ケルナーよりもランクは上です。

冗談ではなくマジメな話ですが、
ジャンクレンズでアイピースを自作する場合、ケルナーなら実用になる物は割と簡単にできますが、トリプレーンは難しいです。
外観だけでは光学ガラスの種類まではわからないので、収差のクセなど相性が悪く、トリプレーンは専用設計のレンズを使わないと無理のようでした。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   エド - 2018/12/15(Sat) 23:04 No.11495

時の旅人さま 皆様

ウィルタネン彗星の件で皆様ご多忙のことと思います。

私的にはインゲン豆現象はあるものの、プローセル25mmでまあ満足しておりますが、エドモンドのRKEを欲しくなってしまいました。(罪な板です!)

そのボール紙を巻いたアイピース、イイですね!それが原点と思います。。。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   時の旅人 - 2018/12/16(Sun) 10:46 No.11497

各位
 
コメントをいただきありがとうございます。少しはお役に立てたようで嬉しいです。
みな様は「造詣(ぞうけい)が深く」て私の目は白黒です。けして、パンダではありません。

とても、みな様と語り合うだけの知識が無く、単なる情報提供者です。でも、みな様の書き込みを拝読しますと
私の知らない世界、まさに「トワイライトゾーン?」のようで貴重な体験ありがとうございます。

ニコンのOr5ミリがアッベと長らく言われていました?が、実はケーニッヒだったとは知らなかったともに、なぜ
そう言われていたのかと…

みな様、今後ともよろしくお願いいたします。

「天体望遠鏡用接眼レンズ(日本光学工業株式会社)」←既出ですがご参考になればです。
http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1973/pdf/19730107.pdf




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ガラクマ - 2018/12/19(Wed) 22:54 No.11498

garakuma.gif みなさん。こんばんは。
超多忙から復帰しました。

分かりません。
コーニングとRKEとトリプレーンとケーニッヒの区別を、どなたか解説お願いいたします。

で、時の旅人さんのご紹介のOr5mmがケーニッヒというのは知りませんでした。
ケーニッヒをオルソと呼んでいいのなら、ハイゲンス/ラムスデン系の2枚構成以外オルソと呼んでいいことになります。
ちょっと騙された気分になりました。

RKEは、谷光学さんで間違いないとは思いますが、谷田貝さんは五藤光学にはお勤めではなかったと、聞いております。
谷田貝氏は現在もどこかの施設療養中で、面会はできないとのことです。

RKE26oはエドモンド、アストロスキャンの標準アイピースですが、呑さんから一本頂きました。
呑さんがSNSで公開していた写真、添付いたします。若かりし呑さんが写っております。

呑さん。問題があったら言ってください。

参考にSwiftのカタログです。
https://wiki.telescopeclassics.com/images/f/fa/Swift_Instruments%2C_Inc._1960s_Flyer.pdf
http://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Swift1.pdf





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/20(Thu) 00:16 No.11499

みなさま、こんばんわ。

日本光学の旧オルソ5mmがケーニッヒタイプの件ですが、逆に日本光学はアッベタイプを作っていたのでしょうか。どなたか、ご存知ありませんでしょうか。
旧オルソは5mmを除いてブローセルタイプですし、新オルソは5mmがアストロプランタイプ、それ以外はニコン独自のブローセルタイプです。(旧オルソは8cm屈赤時代、新オルソは10cmED屈赤時代)

気になるのは、5cm屈折赤道儀、6.5cm屈折赤道儀それから15cm屈赤を販売していた頃のオルソ5mm、7mm、9mmもやっぱりケーニッヒ、プローセルだったのかどうかということです。(1955〜60年代でしょうか)15cm屈赤の付属品でオルソ60mmもあります。

ロッド様、自作トリプレーンとは、すごいですねぇ。
モノセントリックは、戦前の五藤光学のカタログにあります。スタインハイルの3枚合わせは、宝石用ルーペ等にありますが、自作したことはありませんか。見てみたいとは思っていますが、適当なのがありません。カートン光学に昔、宝石用ルーペがあったので、ヤフオクにでも出てきたら、買ってみようかと思っています。

コーニングは、グーグル・パテントで見ることができます。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/20(Thu) 01:04 No.11500

ガラクマさん、お忙しいところありがとうございます。
アイピースの話題になると楽しくてハマりますね(笑)

ちゃんと設計すると大変に難しくて、コストもかかるでしょうけど、流用品でも意外と使えるのが多いのは実感します。
原さんの先日のお話でも、ビクセン光学の古老さんがミクロン双眼鏡のアイピースが優秀なのに着目して、天体用のプローセルオルソを作ったという話。
ナルホドと感心しました。コスト的に断然有利ですし、ヘタなアッベ式よりも高性能かも。

吉田正太郎氏の「望遠鏡光学屈折編」にケーニヒについて詳しい解説があります。
その画像ごく一部をUPします。
これを見ると、レンズ構成だけではケーニヒとかプローセルとかエルフレとか定義できないことがわかります。
ガラス材と正確な曲率がわからないので、名前が違っても同じ物かどうか判断できません。
アイピースの名前なんて厳密な定義があるわけではなく、案外適当なんじゃないでしょうか?

オルソというのは整像という意味で、天体の位置測定に使えるアイピースでしたが、今は位置測定は眼視では行わないので、アイピース設計の自由度は広がったわけです。
だから「オルソ」という呼称は廃止しても良いのかもしれません。
たとえば「マスヤマ式」設計者の名前で呼ぶのが一番正確だと思います。

しかし、アメリカで言う「リバースド・ケルナー(逆ケルナー)」というのはかなり俗的すぎて、ちょっと・・・(笑)
実際にケルナーを逆向きにしても実用的なアイピースにはなりません。

まあ冗談はさておき、
いわゆる逆ケルナー方式はとても良いと思います。
双眼鏡用などに最近特に多くなったのは、新種ガラスの登場によるところが多いのではないでしょうか?
3枚構成でハイアイ広角が実現できるのですから、コスト的にも有利です。

そういう意味では小島修介氏の時代のトリプレーンは先見の明があったと思います。

青色つきこ様がおっしゃるように、トリプレーンで短焦点から長焦点までの5本シリーズぐらいで揃えて販売して欲しかったと思います。
今後どこかのメーカーで作ってくれないでしょうか?
いや、新しく設計しなくても今あるフイールドスコープ用などのアイピースを、良い物数本選択して天体用の枠に入れ替えるだけで良いのです。

ところで、ケーニッヒ式ですが、
ビクセンの特許4枚構成エルフレ20mm。
昭和40年代の製品ですが、これは面白いですよ!
レンズ構成はケーニッヒ式でもあり日本光学式でもあります。(画像は天体望遠鏡ガイドブック;小森幸正著)
右下の4枚構成がそれです。

2本ありますが、左側は初期型68年頃ジェミニエーター型に付属、右側は後期型でオズマ80号に付属。
見口にネジが切ってあるのが初期型で、ムーングラスが装着できます。
同じメーカーの同じE20ですが、双眼用には使えません。
後期型は20mmではなく18mmぐらいです。
分解してみるとレンズが違います。

実際に星を見ると、前期型は良像範囲が広く、見かけ視界は若干狭い。前期型は65度、後期型は70度ぐらい。
後期型は周辺像がひどく乱れてボケボケ(ミザールH-100にて)しかし中心像は鋭く、コントラストが良く、極限等級は北極星野で12.5等が見えました。(昭和45年頃の長野県須坂市)

これが淡い彗星を見るのに一番良いので今も愛用しています。昔の品でコーティング(後期型は淡いブルー)も良くないのですが、微光星がとても良く見えます!
F5ぐらいの短焦点にも一応使えます。中心像のシャープさはオルソと同じです。
ちなみに前期型は黄色いコーティングで、あまり良くありませんが、像面が平坦で良像範囲が広く、アイレリーフも若干良く覗きやすいです。
後期型は目をピッタリくっつけないと全視界が見られないので、寒い夜はレンズがすぐに曇ってしまいます。

このアイピースは10年ぐらい前にビクセン光学からマルチコートされてφ40差し込み式という事で販売されましたが、その後どうなったでしょうか。

青色つきこ様
トリプレーンはアイピースの王道ではないか!?
と思います。
その理由は構造がシンプルで、コスト的に有利だからです。
今は新種ガラスが大変高性能になっていますので、3枚構成でも素晴らしい高性能が実現できそうですね!!
というか、もう実現できていると思います。

私の自作トリプレーンはゲテモノですよ〜(爆)
でもエド様に「ボール紙で巻いたのは原点、面白い」というようなご感想いただいたので、昨夜月を見てみましたがマアマア見えて楽しかったです。
この原型のまま永久保存したいと思います。
ちなみに、何度も言いますがケルナーはまあ良いですが、トリプレーンの自作は最初から諦めたほうが良いです(汗)





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/20(Thu) 01:20 No.11501

追記ですが、ビクセンE20がケーニヒ式と似ているのは、左上の図の右上です。
ビクセンは真ん中のレンズ(2枚合わせ色消し)右側が凹面になっています。
そして第1第3レンズともに両凸です。

あと、下の画像3本のアイピースですが、上のプラケースは一時期ビクセンから出ていた希少品です。
後期型E20mmもこれと同じケースに入っていました。
一部の人には「中身のアイピースよりも外側のケースのほうが価値がある」
と悪口を言われたとか。
ケース付きになったとき値上げされたので。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   minoru - 2018/12/20(Thu) 23:31 No.11502

みなさん、こんばんは。

ロッドさん、お久しぶりです。相変わらずの博識に頭が下がります。
みなさん、私のオフセット双眼はロッドさんのアイデアを頂いて作ったもので、私の先生でもあるんです。
最近お見かけしてなくてさみしかったんですけど、また来ていただいてうれしく思います。
アストロの話題に、投稿したかったのですが、話題が高尚すぎてついて行けず躊躇してました。

ケーニッヒ、私も持ってまして、GT-68双眼+ケーニッヒ25を星の村でみなさんに観望してもらいましたがとても好評でした。
写真の女の子、微動を操り天の川付近を流して「すごい!すごい!」と連発してました。

青色つきこさん、先日手に入れた日本光学6.5p屈折赤道儀に付属してるOr9oと5o話題のOrでしょうかね?木箱ごと物置にしまい込んで確認できてないのですが?
今度調べてみたいと思います。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   石石石 - 2018/12/21(Fri) 00:28 No.11503

ロッドさんのおっしゃる通りオルソスコピックは整像(歪曲がない)という意味で、本来はレンズの形式を表す名称ではありません。

ただアッべ型を採用し、計測システムに組み込めるほど整像だったツアイス社のOrアイピースの中心解像度が極めて優秀だったため、それを真似た国産の簡易アッべ型Orアイピースが大量に市場に投入されてアッべ型=オルソ=高解像度アイピースのイメージが定着してしまったものと認識しています。
一方でツアイスにケーニッヒ型オルソが存在していたことが国内でも紹介されています。
ちなみにツアイスは1990年代にAアイピース、2000年代にAUアイピースと2種類のアッべ型アイピースを発売しましたがオルソとは呼称しませんでした。歪曲収差があったからです。

ニコンがいつからプロ―セル型をOrと命名し発売したのか(ツアイスではプロ―セル型をOrと呼称した例は知られていない)、またアッべ型を作ったことがあったのかなかったのかは私もたいへん興味があり真相を知りたいです。
ちなみにニコンのOrも旧タイプより新タイプの方が歪曲収差が大きいです。国産では時代を経るに従い整像の価値が減少してもオルソの名称のみ高解像度アイピースの呼称として残ってしまったわけですね。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/21(Fri) 01:59 No.11504

ガラクマさん、谷光学の谷田貝氏は五藤光学とは無関係だったのですね。
私の思い込みでした。
【アストロ光学梶@その2】 小島修輔氏のスレにエド様が、
アストロ光学の会社登記の資料を調査されたレポートがあり「取締役として堀口氏、谷田貝氏・・・」
と書かれていたので、皆さん五藤光学ご出身で懇意にされていたのか、と思ってしまいました。

まあ、いずれにしても素晴らしい人間関係ですね!
日本の天体望遠鏡産業の基盤を作られた方々です。
谷田貝氏は元々はどういう経緯で谷光学を設立され、小島氏や堀口氏と協力関係になったのか?一番知りたいところです。
アイピースは小さいレンズですから顕微鏡業界と関連性が深いと思いますし、特殊技能ですから、どこでその技能を習得されたのでしょう?

ビクセンE20mmの図を見つけてきました。
エルフレという事になっていますが、ケーニッヒと言ったほうが良さそうですね。
たぶんエルフレは広角アイピースの代名詞のような名称なので、「売れる商品づくり」という事で命名されたのだろうと思います。
この頃松島眼鏡店で販売されていたKOWAのケーニッヒ16.3mmもたぶん同じようなレンズ構成だったのでは?

上左側の「ケーニヒが設計した接眼鏡」
左上はタカハシのEr32の原型のように見えます。タカハシのは2群目が3枚玉でした。
高橋喜一郎氏に直接聞いた話ですが、この3枚玉はOr40mmと同一のレンズだそうです。それで安いコストで高性能な製品を世に出す事に成功したのだそうです。
アストロの約半値でした。
アストロ光学のエルフレについては「コスト高になる能率の悪い設計だ」とおっしゃっていましたが、両者を実際に比較してみるとアストロには覗きやすいという長所があり、視野もアストロのほうが若干広いし一長一短だと思います。

とにかく、これらはケーニヒが日本で言えば明治時代から大正時代に作ったアイピースなんですから、すごい事だと思います。

Nikonについては詳しく知りませんが、アッベ式はあまり聞きませんね。
Nikon双眼鏡などのアイピースはケーニヒ系が多いですから、流派としてNikonは総じてケーニヒ系なのかもしれません。
バラしてみないとわからないですが、小さいレンズのアイピースは、後々面倒なのであまりバラしたくないです。タカハシOr5mmを何度も分解掃除しましたが、結果は思わしくありません。もっとも高校生の頃買った物なので、劣化していてもう寿命でしょうけど。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/21(Fri) 21:43 No.11505   HomePage

みなさま、こんばんわ。

気になる日本光学のオルソは、まさしく、minoru様の6.5cm屈赤の付属接眼鏡です。
8cm屈赤のオルソについては、時の旅人様が添付してくれました「天体望遠鏡用接眼レンズ」
で解ります。それ以前、5cm & 6.5cm屈赤も同じかどうか、なんです。

日本精光のシンメトレルですが、当初はアクロマートラムスデンの名称だと思います。
ブローセルも、同じデザインですし、ごちゃまぜですねぇ。
強いて言えば、本来のブローセルは、前群と後群のレンズのF値がイコールではない。
同じものは、ブローセルもどきか、アクロマートラムスデンでしょうか。
ちょっと強引かもしれませんけど。

ところで、察するにminoru様は、M78星雲の住人でしょうか。
以前、住んでいましたので、その時にお会いしたかったです。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   エド - 2018/12/21(Fri) 23:50 No.11506

皆様 こんばんは!

上のほうでガラクマさんが「違いを教えてくれ!」と書かれたので、考えていました。
吉田正太郎先生の本にも、各アイピース内の光路図やレンズ構成の理由がはっきり書かれていません。

そこでwikiでアイピースを見ると、各形式の光路図が書いてあります。
それで見ますと、2群構成の“正”のアイピースは全部ラムスデン式と光路が同じことがわかります。
凸凸凸の3群構成も、最初の2群で視野レンズのはたらきをしているように見えます。
つまり、いろいろ名称がありますが、どこを色消しにしているか、いないのか、全部なのかや、
どのレンズ面が平面か弱凹か弱凸なのかの違いでしかないように思えます。
3群構成において第1群に負レンズをもってくると、一旦光路は広がりますが、第2群以降は全く同じ作用に思えます。
そういうふうに見ると、正のレンズは全てラムスデン式を基本にしているように私には思えます。

しかし実際に覗くと各形式に大きなニュアンスの差異があります。
それは眼球に対してどのように入射するかや、対物系で発生した収差との相互関係に起因すると思います。
結果としてそのわずかな違いで、人間は敏感に良し悪し、好みを感じているのではないでしょうか。
例えは変ですが、お酒は全て水とエタノールの混合液にもかかわらず、好みは人により千差万別なように。。。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   minoru - 2018/12/22(Sat) 00:41 No.11507

みなさんにこんばんは。

昔、セレストロンの筐体に組んだ自作RK(下図)です。焦点距離約35oでK40より視野が広いです。
本当は、上図のようなErタイプか2枚対称の色消しラムスデンにしたかったのですが、D33のレンズが1枚しか入らず、下図のような構成にしました。
見え味?ま、自己満足ということで・・・

青色つき子さん、M78星雲の住人当たりです。石川SLF、星の村SLFには毎年行ってたのでお会いしてたかも?
>以前、住んでいましたので、その時にお会いしたかったです。
今年も胎内と星の村にはいく予定ですので会えるかもですね??





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/22(Sat) 08:16 No.11508

エド様
まったく同感です。
ラムスデン式が基本形ですね。
私はまったくのド素人ですが、ジャンクレンズで遊んでみて実感しています。
3枚の場合にはどちらかの2枚の合成焦点を、残り1枚の焦点距離とほぼイコールにすると成功率が高まります。
普通は2枚を視野レンズとし、1枚を眼レンズにして、眼レンズのほうに度の強い良質の複合レンズを使用します。

あと、インゲン豆効果が問題ですね。
「望遠鏡光学」にとてもわかりやすい図があります。
この本はとても良い本ですね。
以前、原さんが「〇〇の疑似眼」としてここでご紹介されましたが、同じ理論だと思います。
アイピースを設計する際の重要な要素だそうです。
〇〇は人の名前(エルグランド?)でしたが、忘れました。
ググったら車の情報ばかり出てきてしまいました(笑)

↑に書いたタカハシのEr32の問題点はこれなんです。高橋氏もこれについては悩まれたそうで、苦肉の策としてゴム見口を細かいネジで調整して、正しいアイポイントに正確に眼をもって来れる構造にしたと言っておられました。
それでも実際に使ってみるとかなり神経質でした。像はとても良いのですが覗きにくい。

アイピースは像のシャープさだけ追求できず、覗きやすさも同時に満足するように設計しないといけない点が難しいのでしょうね。

それで、Nikonのアイピースはケーニッヒ系が多いのではないでしょうか?
高倍率の場合にはアイレリーフを長くできるタイプを採用したのでしょう。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ガラクマ - 2018/12/22(Sat) 08:48 No.11509

garakuma.gif  E20oに関しては、ロッドさんの知識はNo1間違いないですね。昔ロッドさんのお話を聞いて、E20oをよく使うようになりました。
このアイピース、対物側の延長筒のところを外してビクセンの36.4→24.5oアダプターをねじ込むと、24.5oで蹴られなく見えて便利で、そのようにして使っておりました。
ロッドさんのご紹介のように、年式で設計が違うようですので、全部か可能かは分かりません。

アイピースのお話は基本が分かっていないので、エドさんのお話を聞いても、どうしてその構成になっていているかが分かりません。
例えば、第一面が同じ凸レンズでも両凸、片凸(向きも二種類)、凸のメニスカス(向き2種類)の採用にはどのような狙いがあるか・・とか
ガラスの屈折率を対物側からどのような順番で、どのレンズを高屈折率でどのレンズを低屈折率にするか・・・とか。
光路追跡などしなくても素人が直感的にイメージすることは不可能なんでしょうか。

また、ロッドさんやエドさんがご紹介の覗き易さですが、ハイアイの件とブラックアウトというかアイポイントの許容範囲の話があり、観測会でみなさんに見てもらう時にペンタックスのXLとか断然ハイアイですが皆さん覗きにくいということで、ビクセンのPLにしております。
コンデジやスマホで写真撮る時と目で見るときも違いますし、難しいですね。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/22(Sat) 10:01 No.11510

今もうPCをシャットダウンしようかと思ったのですが、ガラクマさんが面白い話を持って来られたので、しつこいようですが、再度。

E20はアイレリーフが短く周辺像が悪いなど、クセのあるアイピースですが、天体用として実用性は高いと思います。
先日Kowa77用のアイピースを入手しましたが、似たような品物で良像範囲は広く覗きやすくて一見高性能ですが、実際に微光彗星を見るとE20のほうが見えるんですよ。(F6とかF4.5の反射に使用)
おっしゃるとおり、ADを介して24.5に使用できるので大変便利ですね。
超広角なので、レンズの外側まで星がいっぱい見えるような錯覚になります。

↑に少し書きかけの事ですが、ガラクマさんのコメントに関連で、
> 第一面が同じ凸レンズでも両凸、片凸(向きも二種類)、凸のメニスカス(向き2種類)の採用にはどのような狙いがあるか・・とか

これは収差補正の設計上難しい問題だと思いますが、
私が素人としての直感的・経験的イメージしたことは、
・眼レンズには度の強い良質な複合レンズを使う。
・視野レンズは眼レンズよりも焦点距離の長い物を使う。その逆は絶対ダメ(ハイゲンではなくラムスデン系の話です)
ラムスデンの基本形は2枚の同じレンズを使って、レンズ間隔は焦点距離と同じ。こうすると収差補正は最良になるが、視野レンズのキズやゴミを拡大して見てしまうので、収差が悪化するのを覚悟の上でレンズ間隔を若干縮める。

悪化した収差を補正する目的で、複合レンズやメニスカスレンズを採用する。
大雑把な方針としてはこのような考え方だと思います。

専用設計ならば良いのですが、ジャンクレンズの組み合わせでアマチュアが自作する場合にはメニスカスはクセが強すぎて使いにくいです。(正のアイピースの場合)
必ず逆の作用をするレンズを反対側に配置して、メニスカスの収差を打ち消す必要があります。

あとトリプレーンの自作が難しい理由ですが、
眼レンズが単レンズなので収差が強く出ます。度の弱いレンズを使用すれば収差は出にくいですが、視野が狭くなってしまいます。
前のスレ(アストロ光学と小島修介氏)の一番下でご紹介したアイピースの分解を見ていただければわかると思います。
これは専用設計の特殊な度の強い単レンズを使用したために、60度の広視界と良像を実現できています。
どんな光学ガラスでしょうか?普通のBK7等ではなさそうです。
この単レンズは大変クセの強い物なので、視野レンズとトータルで収差を打ち消す設計になっています。
これをアマチュアが真似るのは至難のワザだと思います。
一方、ケルナーならばラムスデンの延長として割と簡単に自作することができます。
ケルナーをさらに広視界に改造したい場合には、前に大きなレンズを一枚追加して、後ろの2枚を接近させると良いです。
それで収差が増大するときには、一番前のレンズを複合レンズにします。

あと覗きやすさですが、これは大変難しい問題だと思います。
たとえば昔の五藤K40mmは大変なハイアイですが、ハイアイすぎて眼の位置が安定せず、ブラックアウト現象(インゲン豆現象)が起きます。
ですが、像はとても良いです。
ペンタックスのK40に比べても五藤のほうが良いくらいです。(短焦点鏡にも対応できます)
ペンタックスのほうが覗きやすく視野が広いです。もちろんSMCコートですから透過率も抜群のはず。
ところが実際に使い比べてみると、昔の五藤(モノコート)のほうがコントラストが良い感じがして、微光星の見えが良いような・・・
五藤はレンズ自体の磨きが良いのかも。
レトロな品物も、あなどりがたい性能ですね。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   時の旅人 - 2018/12/22(Sat) 11:55 No.11511

026122.gif みな様、こんにちは

相変わらず他力本願でありますが、情報サイトを紹介しておきます。
このサイトを漁っておりますが、なかなかお宝到達出来ないです^^;

う〜ん、宝の山かも??

「ニコンカメラの小(古)ネタ」
http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/5cm-65cm-50f4.html




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/22(Sat) 14:06 No.11512

時の旅人 様
面白い情報ありがとうございます。
Nikon8cmが89500円の時代、これは高すぎて買えないので、6.5cmや5cmが入手できないものか?
問い合わせたことがありましたが、残念ながら販売終了との答えでした。
かなり古い時代、昭和40年頃の製品なんですね。

この頃のアイピースはNikonという刻印ではなく、レンズ断面図のような不思議なマークが付いていたのですね。
これがNikonと知ったのはずいぶん後の事でした。

Nikonつながりという事で・・・
元々ここのテーマがトリプレーンでしたので、
Nikonのトリプレーン(ケーニッヒ?)を2本分解してみました。私が一番気に入っている2本です。
上がフィールドスコープ用9mm
眼レンズは非分解式でした。前にも分解した記憶があるので、コバの黒染めは自分でやったような・・・
下がダハ6倍20mm双眼鏡(73年頃)用で12mm
どちらも見かけ視界は約45度です。
どちらもケルナーより良像範囲が広いです。
ダハ双眼鏡用はアイレリーフが12mmもあって覗きやすい。

下左側のレンズが黄色味がかっていますが、これは重フリント?
どちらも視野レンズ前面は凹面です。(2枚合わせメニスカス)
眼レンズ後面は9mmが凹面、12mmは凸面です。

ちなみに、ミザールのTPはまだ分解したことがありませんが、今よく見てみたら視野レンズ前面は凹面でした。眼レンズ後面は凸。しかしコーティングは一面だけで、金具の内面塗装は省略でした。
タカハシの物なら、たぶんちゃんとやってあるでしょうね。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   いろいろ - 2018/12/23(Sun) 01:06 No.11513   HomePage

トリプレーンとはモノセントリックのことかなと思っていました。ケーニッヒだったんですね!
御三家(スリービーチ、ダウエル、パノップ)の広告には、ナゾ感がありました。
天文ガイド1983年9月号を見ると、スリービーチから2群5枚の接眼レンズが販売されていました。どんな設計だったのか気になります。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/23(Sun) 08:11 No.11514

皆様、おはようございます。
私ばかり出しゃばりすぎて、すみません。

出ましたね!
スーパーオルソ!!
この話題だけは外せません。

いろいろ様はじめまして。
これはですね、幻のアイピースなんですよ。
どなたか実物をお持ちの方、いらっしゃらないでしょうか?
私は一度も実物を見たことはありませんが、身近な人から「スーパーオルソは最高」という噂だけは聞きました。
しかし情報源は光学の専門家ではなかったので、本当に最高かどうか?信憑性はありません。
80年代にV社がファインダーや卓上望遠鏡などのミニスコープを外注していた埼玉県三芳町の三芳光学が作っていたとか?
いえ、これも噂なので本当かどうかわかりません。

私の推測ですが、これは試作品で終わったのではないか?と思います。
きわめて少数をスリービーチから販売されたのでしょう。1本買っておけば良かった、と後悔しています。
今でも現存していればプレミアがつきそうですね。

しかし性能は?
視野レンズが3枚玉、眼レンズが2枚玉という構造だそうですが、レンズ枚数を多くさえすれば高性能になるわけではないと思います。
3枚構成のトリプレーンでも、良い設計なら十分に高性能ですから。
逆にレンズが増えると芯を正確に合わせることが難しくなり、誤差が加算されて性能は低下します。
組み立て工程で難しい作業が増え、コスト高になる割には結果が思わしくない。
それで、このスーパーオルソは生産中止になってしまった、私が考えるストーリーはそういうものです。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   - 2018/12/23(Sun) 10:23 No.11515

では、「すーぱぁーおるそ」実物を。2種ありまして、
右のTHREEKOR S.Or4mmが3B純正品。
左のS.Or4mmは無銘ですがケンコー製だったはずです。(一時期カタログにS-Or4が記載あったので)
後年、発売されたMC-Or5mmはバローレンズ内蔵だったはずで、これとは別物です。

視野:3Bの方が視野は若干広いです。無名の方がアイレンズがやや大きく覗き易いけど視野は狭い。(40度vs43度くらいの差ですが。)
金物:金物は似ているけど視野絞りの形状が違い、3Bは同焦点用の段差がスリーブにあるなど、若干の差があります。
コーティング:アイレンズは3Bの方が良質ですが視野レンズの反射はノンコートに見えます。無銘のほうは両方ともコーティングされていますが、反射率低下はいまいち。

性能は良質の谷やビクセンのOr4と比べて遜色は無いが優れているかと言われても?大差があるわけでもないという微妙な感じ。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/23(Sun) 11:29 No.11516

原さん、ありがとうございます!!
スバラシイ物をお持ちですね。
THREEKORという刻印が希少価値です。
初めて見る”幻のアイピース”に感激しました。
私の推測は外れました。ちゃんと量産されて販売されたのですね。しかも他社からも出ていたとは驚きです。
S-Or、改め「超Or」という刻印で再販すればヒット商品間違いなし!?(笑)
おっと、笑いものにしてはいけません。

だいたい御三家という言葉は、徳川御三家とか、郷ひろみ、西条秀樹、野口五郎の御三家・・・など
普通は良い意味に使われています。
スリービーチはニコン・五藤・タカハシの御三家には到底かないませんが、ミザール・カートン・ケンコー・ビクセン・・・など庶民派のメーカーの仲間ではなかったでしょうか?

スリービーチは私個人としては印象良いです。
チビテレもなかなか良いですし、SR4mmもラムスデンとしてはマジメに作られていて、良品です。
ちなみに、左側の他社(無印)のSR5mmは外観は高級ですが、色収差が出て性能は悪いです。3Bのほうがずっと良いです。
SRですが「何がスペシャルなのか?」と議論になったことがありますが、普通のラムスデンだと思います。
ですが一般にラムスデンは安物扱いで玩具のような物が多かったので、普通にマジメに作ったという意味で「スペシャル」なんじゃないでしょうか。
ハイゲンはF15長焦点専用ですが、ラムスデンはF8ぐらいの対物にも対応しているので優れています。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   エド - 2018/12/24(Mon) 00:18 No.11517

皆様 こんばんは!

スーパーオルソですが、眼レンズが単レンズのアッベ式と性能的にアドバンテージが無いので消えていったのでしょうね。
ロッドさん 原様が“2本しか”お持ちでないということは、やはり超レア物と言っていいと思います。

ヤフオクを見ていると、一流望遠鏡の付属品に3Bのアイピースが紛れ込んでいたりします。
オーナーが後で買い足したアイピースと思われますが、純正品ではなく、3Bやミザールなどの手ごろな価格のものを選んでいるところが面白いと思います。

そういうアフターマーケットアイピースは、御三家にとってリスクのない大切なアイテムだったのでしょうね。

しかし御三家でその3人の名前が出てくるとは、'70年代してますね〜
私的には、百恵、純子、昌子か、純、沙織、美代子でしょうか。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   安部賢一 - 2018/12/24(Mon) 02:01 No.11519   HomePage

皆さまこんにちは。

ニコンの新旧オルソのレンズ構成のこと。
プローセル型をオルソと最初に称したのはブランドンらしいこと。
また、2群3枚のケーニヒ型オルソは、アッベ型の派生であることなどなど。
かなり以前に、下記に書いたことがありますので、何かのご参考になれば幸甚です。
これ以外にも拙ブログのあちこちに書き散らしたので、他にもあるかも知れません。

https://blogs.yahoo.co.jp/abe1998/7855992.html?type=folderlist

https://blogs.yahoo.co.jp/abe1998/7858045.html?type=folderlist




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   minoru - 2018/12/24(Mon) 04:42 No.11520

みなさん、こんばんは。

Nikon65o屈赤組んでみました。
夕方雨で、遅くに月見したのですが、24.5天頂P使えず、直視での月見は体勢が悪かったのですが、
K20の月は色収差も目立たずとてもきれいでした。

夕方月見にならなかったので、ベランダからFL55で400m先のY電機の屋上看板照明を覗いてみました。
NikonOr9、Or5、VixenOr9、Or6、Or5、CartonK6、3BSR4、無名K9、無名HM6等とっかえひっかえしてみました。
若干無名K9が落ちるかなと感じましたが、その差はわずかでした。
Orはどれも良く見えたのですが、3BSR4と無名HM6が意外とすっきりと見えたのが驚きでした。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/24(Mon) 10:50 No.11521

みなさま、こんにちわ。

minoru様、日本光学の6.5cm屈赤は、大きですねぇ。とても、私には扱えません。
存在感がすごいです。

ツァイスの技師だったA.ケーニヒも話題に出てきたので、アメリカでの特許を貼付
しておきます。ついでに、ナグラ氏のプローゼルも付けておきます。

エド様のR-3の広告、見つけました。アストロ光学の生産開始時(1955年)のラインナップに
すでにあります。アストロ光学を語るうえでも大変貴重なものです。

Download:11521_1.pdf11521_1.pdf Download:11521_2.pdf11521_2.pdf Download:11521_3.pdf11521_3.pdf Download:11521_4.pdf11521_4.pdf





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   スークー - 2018/12/24(Mon) 18:44 No.11522

出遅れてしまいましたが、これが私のスリコール スーパーオルソ4oです。

私の印象としては、ひじょうに良いオルソです。(あくまで個人の感想です)

ご存じS社バーゲンで、格安品の中にころがっていたやつを救出したもので、たしか2,000だったかな?

それよりずっと以前、スリービーチからこの接眼レンズが発売になったときに、他の焦点距離のスーパーオルソを発売する予定はないかなどの質問をしたことがあります。(その回答はがき、探せばどこかにある筈だけど)
そのときの回答によると・・・

(1)新設計の自信作であり、ツァイスアイピースに引けを取らない。
(2)6oも開発中だが、実際には圧倒的に4oが売れる。世の中はうまくいかないものだ。

とのことでした。

その後縁あって、入手したわけですが、ツァイスO-4oより出番が多い「使える接眼レンズ」です。





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   エド - 2018/12/24(Mon) 23:08 No.11523

青色つきこさま 皆様

このような古い米国パテント公報をよく入手されました。

特に興味があるのは、最初の2通(“ラムスデン接眼鏡”1907年、“望遠鏡アイピース”1938年)ですが、
どちらもPh.dケーニヒ氏の考案(出願者は独ツァイス)です。
大変貴重な資料をありがとうございます。

少し読みはじめましたが、だんだん苦しくなってきました。(英文なんて何十年ぶりでしょう)
きちんと理解できれば、ラムスデンからの発展型である初期のケーニヒタイプの考え方が理解できそうです。
発明名称“ラムスデン接眼鏡”はもちろん古典的なラムスデンではなく、ケルナー型を改良した2群タイプのパテントのように思えます。
冒頭のところで、ケルナー型はラムスデンの欠点をよく改善していると書いてあります。

これは長く楽しめ(苦しみ)そうですが、どなたか英語が得意な方に簡単に解説をお願いしたいところです。

それにしても1938〜39年にドイツからアメリカへパテント申請なんて、戦争は?




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/30(Sun) 12:28 No.11537

エド様、みなさま、こんにちわ。

ツァイスは、日本でも特許を出願しています。
ケーニヒ(2件)、エルフレ(1)、日本光学(1)を添付しておきます。
参考にどうぞ。

Download:11537_1.pdf11537_1.pdf Download:11537_2.pdf11537_2.pdf Download:11537_3.pdf11537_3.pdf Download:11537_4.pdf11537_4.pdf





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/30(Sun) 14:36 No.11538

青色つきこ様
4番目のはスリービーチのスーパーオルソそっくりですね!
こんな昔(大正12年)に発明された物とは驚きました。
発明者はドイツから派遣されていた日本光学の技術者ですね。
仮にスーパーオルソが似て非なる物だったにしても、かなり良い性能が期待できる品物だと推測できます。

スレが違いますが、やはりマクロ光学が重要な鍵を握っているような気がします。
しかし、豊島区や板橋区ではなく大田区の池上というのが不思議です。単に小島氏の営業活動上の人間関係という事だけでなく、工場もちゃんとありますから。
この工場では何を作っていたのでしょうか?板橋から資材を運ぶのは当時の交通事情からは不便です。
土地柄、日本光学と関係があるのでしょうか?日本精光ユニトロンとの関係は?
小島氏以外のマクロ光学に名前を連ねていた人々は、その後どこでどんな仕事をしていたのでしょうか?





Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   エド - 2018/12/30(Sun) 22:33 No.11539

青色つきこ様 ロッド様 ガラクマ様 皆様

またまた貴重な特許公報、ありがとうございます。
先の米国特許公報と同時に日本でもパテント申請していたなんて、流石ツァイス、インターナショナルです。

しかし文章の切れ目のない、独特の旧カナ文章も日本語とはいえ読解しにくいです(汗)
それでも初期のケーニヒ氏の考案は、ラムスデンやケルナー型(1849年考案)に立脚していることがわかります。
レンズ位置がfの9/20とか11/20とか、経験的な発想を感じます。
ケーニヒ氏はその後20年間も接眼レンズの開発をしていたようで、その後は3群構成のものを発表しています。
一方、エルフレ氏の2−1−2枚3群構成のオリジナル“エルフレ”は、たった2種類の硝材で作られるので製造も容易な割りに70度の広視界が安定して得られるので、長く利用されたのでしょう。
初期エルフレタイプはラムスデンからの発想ではない斬新な“ヒラメキ”を感じます。

パテントの公報には当然“肝の理屈”は書きませんが、
初期の接眼レンズのレンズ構成は理詰めで出てきたものではなく、実験的な試行錯誤から出てきたもののような気がいたします。
それに対し、エルフレ氏の考案には天才的なヒラメキを感じます。

それにしてもこれら100年前のアイピースについて今、ここで議論しているというのも不思議です。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   ロッド - 2018/12/30(Sun) 23:51 No.11541

エド様
>初期の接眼レンズのレンズ構成は理詰めで出てきたものではなく、実験的な試行錯誤から出てきたもののような気がいたします。それに対し、エルフレ氏の考案には天才的なヒラメキを感じます。

私も眼からウロコの思いで、まったく同感です。
計算機が無かった昔の事ですので、
試行錯誤によるヒラメキに依存する所が大きかったと思います。

ケーニヒ氏はラムスデン式をベースに考えていますが、たしかにエルフレ氏は発想が違いますね。
アストロプランという3群5枚構成のアイピースがありますが、同じ流派だと思います。
基本的には3群5枚を左右対称にしたいところです。
私のジャンクレンズお遊びのレベルでも、これなら割と簡単に実用的な物ができました。
ラムスデンと流派がまったく違うとは言えませんが、たぶんこれは中央の凸レンズがメインなんだと思います。
つまり単レンズからスタートした設計。
単レンズアイピースの欠点を補って、視野を広くしたり収差を補正したりしています。
前後のレンズにその役割を分担させる考えです。

さらに、ガラス材が旧ガラス2種でできるのは大きなメリットですね。
旧ガラスのほうが製造方法が熟成されているので、透過率の良い安定した品質の物が安価に入手できます。耐候性・耐久性にも優れています。
質実剛健!アストロのエルフレがまさにそんな感じです。
タカハシのはケーニヒの流派ですね。




Re: EVOLUTION of the ASTRONOMICAL EYEPIECE   青色つきこ - 2018/12/31(Mon) 12:02 No.11542

ロッド様、エド様、みなさま、こんにちわ。

3Bのスーパーオルソ、アハト氏の設計したものとデザインは似ていますねぇ。
アハト氏は、顕微鏡関係に従事していたらしいです。

アクロマートハイゲンは、富田氏の記事によっても顕微鏡用とされています。
ただ、高倍率用には向かず、高倍率用にはコンペンザチオンが用いられるとの
ことです。デザインは、アクロマートハイゲンとコンペンザチオンは同じです。
ペリプランは、目レンズが視野レンズと比較し小さいです。

富田氏の記事には、オルソは戦前の国産品はアッベ型で代表されていた。
日本光学の製品は全部プローゼル型であるとしています。
また、五藤光学はアッベ型としています。

谷オルソは視野レンズの第1面が平面とのことですが、ケーニヒの量産型の
アッベ型に近いのでしょうか。見た目は、似ていると思います。

基本の設計に拠るものは、量産品には、どの程度あるものなのでしょうか。

こちらの「光学顕微鏡の〜」は、おもしろかったです。(まだ、お読みでなかったら)
http://www.microscope.jp/history/08-1.html



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