CP+2015に行ってきました 投稿者:
ひぽぽたます 投稿日:2015/02/15(Sun) 20:31 No.8723 |
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本日、趣味人で頂いた招待券があったのでカメラショーのCP+2015に行ってきました。帰宅時、デジカメをどこかで紛失してしまった(泣)為、写真がありませんが、結構、面白い展示がありましたので記録代わりに記載します。
1)ニコンから天体写真専用のD810ベースのFXフォーマットデジイチD810Aが発表されていました。現物は見ておらず、看板だけでしたが、撮った写真を見た限りではキヤノンの60Daより更にHa感度が上がっている様な感じでした。逆に色バランスが大きく、普通のデジカメから離れているという事ですが、”天体写真も撮れます”ではなく”天体写真専用”とうたっているのが期待を持たせます。D800系列は猛烈に解像度が高いので高精細の小口径望遠鏡と組み合わせて使うと大型機材に負けない像を得る事ができるかも、なんて考えていました。ニコン派の当方としては天体分野ではキヤノンに一方的に負けていたので期待していますが、高価になりそうですのでお呼びでないかも・・・。発売は5月との事です。
2)ケンコーからスカイメモRSの小型版のスカイメモS(だったかな?)が発表されていました。持った感じは決して安っぽくないエンプラ(?)製のボディのせいか、1Kg程度と非常に軽く、使い易そうな極望と共に期待できる仕上がりでした。必要かどうかという議論はあるかと思いますが、ST4互換オートガイド端子があるのは便利そうです。値段は定価(?)50Kですので実売45K程度になりそうとの事。色は3色で赤が好みでした。ナノトラッカーやポラリエ等、初心者にも壁が低そうに感じる超小型ポータブル赤道儀市場に遅れて参入する限りはしっかりしたものを発売したかったとの事でスカイメモRSよりは耐荷重は小さい様ですが、少なくともポラリエやTOASTよりも重量級機材への適応性は高いと感じました。
3)スカイウォッチャーからトラス型45cmドブが出品されていました。値段は500K位になる予定だそうです。40cmを超えるとドブは圧倒的に見え味が良くなるので星祭り用に一台欲しい所です。残念ながら自動導入機能は付ける予定なしとの事。ベテラン向けですね。
4)ビクセンはAP赤道儀用の発展パーツがてんこ盛り!但し、みんな参考出品(笑)。当方として気になったのは開発中の視野角83°(82°だったかも・・・)の短焦点(4〜10mm位だった記憶が・・・)アイピースSSWシリーズ。KKのPHOTONの様に焦点距離で色分けされていてLVWの後継バージョンとの事でした。残念なのは中央の鋭さよりも視野全体のフラット性に重点を置いた設計であり、スマイスレンズが入っている事。平坦さを求めるのは低倍率用の長焦点アイピースだと思うのですが?ビクセンはアイピースで損をしていると常々感じていたのでちょっと期待して聞いたのですが、肩透かしを食らいました(泣)。
あと、カメラショウでは珍しく会場外でアウトレット市を開催していましたが、開催2日目の午後では目ぼしい物はなく、ちょっと気になったOMマウント→フォーサーズマウントの変換アダプターを値切って(笑)購入したのみ。次回はもう少し早く訪問してみようと思います。 |
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Re: CP+2015に行ってきました
NGC1999 - 2015/02/16(Mon) 20:41 No.8724 |
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D810Aで検索しましたら、サンプル画像がありました。 最新の撮影技術については判りませんが、良く撮れているのでは(派手なくらい)?
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d810a/sample.html#headline_movie |
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Re: CP+2015に行ってきました
田間 - 2015/02/20(Fri) 20:56 No.8731 |
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田間です、遅ればせながらCP+2015の簡単な報告です。 2/15(日)CP+開場と同時に向かったのが2Fアウトレット開場でしたが天文関係は、サイトロンとケンコーのみ。又、期待していたジャンクのたぐいは一切なしでアウトレットのみでした。ケンコーで、8×30サファリカラーが1Kで出ていたので即ゲット、サイトロンでは、NexImageを格安で購入できました。 続いてCP+開場、ボーグブースは、結構な人だかり、コンセプトモデルの107FLが展示されてました。コーワブースは、Prominarブランドのカメラ用ハイスピード広角レンズが展示。ケンコーブースでは、スカイエクスプローラーシリーズ、新たに扱うことになったミード等が展示、気になったのがスカイメモS(定価50k)で小型、軽量、出来の良い極望内臓とかなり期待できそう。ドイツ式赤道儀仕様にくんでみました。赤緯は微動がききこれ1台で小型の望遠鏡と組み合わせてリーズナブルに観望と撮影両用の軽量セットが出来そう。(ウエイトシャフトが昔のカンス型赤道儀と互換性がありそうです。見た目だけでですが。) サイトロンブースは、新製品の45cmドブ、AZ-EQ5GT赤道儀、EQ-8赤道儀、11"シュミットアストログラフ等を展示、中でもAZ-EQ5GTは、早くから天文雑誌に掲載されてましたので特に気になってました。造りはとても良く、なによりデュアルエンコーダー搭載でクランプを緩めて動かしてもそのまま自動導入が継続できるのがいいです。気になるお値段は、SEU赤道儀の旧価格(150k)ぐらいだそう。 ビクセンブースは、だいぶにぎわってまして、やはりAP赤道儀が気になる方が多いようで展示に見入ってました。たくさんのモジュールが展示してあり個々の精度や造りのよさに関心。モジュール組み換えで経緯台にもなるんですね。いずれは自動導入モジュールも出てくるでしょうが、いかんせんGP,GPDに比べると大幅にお値段が高い、考え物です。 参考出品でSXP?あたりをベースにしたと思われる新型赤道儀ありました。どうもスカイウォチャーのAZ-EQシリーズあたりに影響を受けた?赤道儀、経緯台兼用マウントみたいです。 後は,宇宙ガール関係の展示となってました。どうもビクセンでは、初心者は、宇宙ガール関係と一緒と考えてるみたいです。また初心者から1歩踏み出した方がステッアップした場合ビクセンでは選択技が無いように思えます。(APシリーズは高価ですしね。)その分サイトロン、ケンコーがありますが少し残念に思います。 カメラ関係で気になったのは、ニコン D810aでもペンタックスのフルサイズ一眼でもなくオリンパスのAIR A01でした。なにやらテレコンバーターのような格好のカメラでマウントと撮像素子のみのような余分な物が一切付いていないカメラのようです。スマホやタブレットPCでWiFi等を使って操作するカメラのようです。撮影した画像はWiFi等を経由して見ることが出来ます。撮像素子はマイクロフォーサーズでコンデジより大きくこれを天文用途に使えないかと?列に並んで開発者と話をしたのですが、シャッタースピードが低速側が4秒と短くソフトの変更でもっと長く出来ない?と質問したら現時点では出来ませんとの返事。次世代機A02?では、300秒ぐらいは露光をかけられるようにしてほしい旨、要望しときました。(まさか天文屋が列に並んでるとは思わなかった?) お遊びカメラにしとくのはもったいない。 日本望遠鏡工業会のブースでは、私が行った時は、君天の千手さんが精力的にデジタル一眼による天体写真の公演を行っており内容とう初心者でもわかり易く説明されてました。
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