Watson and Sons Ltd製望遠鏡について 投稿者:
阿部修人 投稿日:2021/10/13(Wed) 11:48 No.12889 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
原 - 2021/10/13(Wed) 21:04 No.12890 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
ガラクマ(管理者) - 2021/10/13(Wed) 22:46 No.12891 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
阿部修人 - 2021/10/14(Thu) 09:56 No.12892 |
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原様
情報ありがとうございます。確かに、一橋保有の鏡筒接岸部にも同様の銘が彫られています。アメリカやオーストラリアなど、古くから天体観測が盛んなところの望遠鏡コミュニティや天文台に尋ねてみる価値は確かにありそうです。特にアメリカ合衆国には古い望遠鏡が残っている可能性高いですし、コミュニティも活発そうですね。
ガラクマ様
貴重な資料共有ありがとうございます。私が持っているカタログ(年不明)のスキャンは23rd Editionとなっており、ガラクマさんお持ちのものと表紙のデザインが異なります。でずか、Royal Centuryの型番と価格が同じなので、似たような時期のもののようですね。もしも差支えなければ、そのカタログのバージョン(もしもあれば)を教えてください。ケンブリッジ大学のWhipple Museum https://collections.whipplemuseum.cam.ac.uk/objects/14344/ でも保有していないカタログでしたら、とても貴重なコピーかもしれません。
ちなみに、もう一つ、ケンブリッジから頂いたカタログのコピー(年不明ですが、宣伝されている受賞回数が42回で、45回を謳っている上のカタログよりも古そう)では、Royal Centuryの6インチ屈折の型番は5093Tとなっており、価格は安くなっています。
なお、Watson社の社名変更は1909年ではなく、1908年でした。訂正してお詫び申し上げます。
全く異なる話題ですが、六甲星見臺の萑部進氏に関し本学の資料を調べたところ、登録されていた自宅住所が神戸市灘区・・星見臺となっていたのですが(自宅住所を天文台で登録!)、「星見臺」という表記が昭和19年になくなるので、その頃に天文台を処分したのではないかと推察されます。残念ながら昭和20年からの数年間は情報がなく、何年に東京に引っ越されたかはわかりませんでしたが、昭和22年には極洋捕鯨株式会社の取締役になられているので、昭和19-22年の間ではないかと思います。
阿部 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
原 - 2021/10/14(Thu) 20:35 No.12894 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
阿部修人 - 2021/10/15(Fri) 10:37 No.12895 |
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原様
情報ありがとうございます。神戸大学青木先生の論文、およびガラクマさんの天界の記事は、どちらもとても興味深く読ませていただきました。萑部氏の出身である東京高等商業(一橋大学の前身)では自然科学系の講義はほとんどなかったはずで、一橋と天体望遠鏡という組み合わせは意外なものに感じました。ですが萑部氏は1910年のハレー彗星を見ているはずですし、当時急速に世界中で天体への関心が高まっていた時期とも思います。古いWatson & Sons Ltd製望遠鏡と合わせて、もう少し調べていこうと思っております。
阿部 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
青色つきこき - 2021/10/15(Fri) 23:33 No.12897 |
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みなさま、こんにちわ。 阿部様、こんにちわ。
話が萑部進氏にも及んでおり、新たに極洋捕鯨株式会社の取締役もわかりましたので、私も調べてみました。
「横浜学園さんの47cm(?)反射望遠鏡」No.12749で書きましたが、萑部進氏は昭和19年1月6日には上海にいらっしゃいました。 もしかしたら、家族全員というのもありかもしれません。 もっと調べるには「支那在留邦人人名録 第34版」金風社が参考になると思いますが.........。 私は萑部進氏が帰国するのは、終戦後ではないかと考えております。 守子様とご子息たちについては、情報が無く全くわかりません。
萑部進氏が極洋捕鯨株式会社の取締役とのことでしたので、早速、「極洋捕鯨30年史」極洋捕鯨株式会社 1968にあたってみました。 佐々部進となっていましたが、掲載されていた写真は間違いなく萑部進氏でした。 在任期間は、昭和23年6月28日〜取締役、同年7月1日〜昭和25年2月23日 常務取締役です。
萑部進氏は、その後、どうされたのでしょうか。天体観測は、続けていたのか。知りたいところです。 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
青色つきこ - 2021/10/15(Fri) 23:42 No.12898 |
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青色つきこき になっちゃてますが、青色つきこ です。 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
青色つきこ - 2021/10/16(Sat) 23:57 No.12901 |
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みなさま、こんにちわ。
雀部進様についての、追記です。
1951年2月 極洋捕鯨(株)の船舶部門が独立し、太平洋海運(株)となりました。 雀部進様は、1951年2月〜 専務 1953年8月〜1954年2月 副社長 です。 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
阿部修人 - 2021/10/17(Sun) 13:32 No.12902 |
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青色つきこ様
ありがとうございます。太平洋海運10年史から、1954年11月に現役副社長のまま死去されていたことがわかります。年譜によると社葬が行われた模様ですが、残念ながら太平洋海運を吸収した日本郵船には当時の記録は残っていないそうです。
阿部 |
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Re: Watson and Sons Ltd製望遠鏡について
青色つきこ - 2021/10/17(Sun) 15:18 No.12903 |
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みなさま、こんにちわ。 阿部 様 こんにちわ。
阿部様、ありがとうございます。
私も、ちょうど、「五年史」を見たところでした。 佐々部進様の略歴も載っていました。 略歴は参考になると思いますが、年月日に、ちょっと気になるところがありますが。
現役で、62歳で亡くなったとは、今、考えると若すぎた感があります。 当時の朝日新聞には、知人宅で脳出血で亡くなったことが記されていました。 告別式は四谷の聖イグナチオ教会で行われております。
不思議に思うのは、戦後、名字に佐々部を当てているのは、どうしてなのか。 「大衆人事録1953」には、佐々部進として載っていました。
経歴は、すっきりしました。 後は、佐々部様の望遠鏡が、どうなったのか、です。 |
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