【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒 投稿者:
青色つきこ 投稿日:2021/03/13(Sat) 15:01 No.12622 |
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みなさま、こんにちわ。
アストロ光学(株)(1954.11〜1958.2)の国内販売ルートの1つは、教育教材業者です。 学校に納入するにしても、直接取引ではなく、教材業者を介してでした。 今回、前川科学のカタログの1958年版(1958.1)と1960年版(1960.1)を入手しましたの で、ご紹介します。
はじめに、1958年版から。
先に内田洋行の1963年版(1963.1)のカタログを入手しておりましたが、天体望遠鏡に 関しては、五藤光学のみの掲載でした。そのため、前川科学のカタログにアストロ光学 が掲載されているか不安でしたが、1958年版には、五藤光学とともにアストロ光学 も掲載されていました。 理振法の該当品は、60mm屈折赤道儀ではS-5(アストロ光学)、二吋半赤道儀(五藤光学)です。 どちらも価格は3万円です。五藤光学のエロス号が7万円なので、その半額以下です。 3万円で、どの程度のものを提供できるのかでしょうが。 五藤光学は対物レンズの素材の相方に青板ガラスを選び、アイピースもハイゲンスです。 一方のアストロ光学は、大量生産によるコストダウンで、製品の大半は輸出され、その 一部が国内に向けられました。 なお、1958年時点で、理振法に基づく天体望遠鏡を作って、教育教材業者に卸していた のは、アストロ光学と五藤光学の2社だけと見ても良いでしょう。
理振法については、西村製作所、関西光学はどうだったのかまでは、わかりません。 日本精光研究所は輸出に傾注しており、国内向けには力を入れていなかったと思われます。
なお、天文マニアには、成東商会が一番身近だったのではないでしょうか。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
じゃんく王 - 2021/03/13(Sat) 18:51 No.12623 |
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青空つきこ様 珍しいカタログのご紹介ありがとうございます。私の生まれ年なので同い年なんです。 アストロのS-3型のカタログ画像がアクロバティックな脚の組み方で 経緯台を傾けて簡易赤道儀にするの図でおもしろいですね。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
(^0^)コメト - 2021/03/13(Sat) 19:18 No.12624 | |
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ガラクマさん、皆さんこんばんは
青色つきこさん、じゃんく王さん、 ほんと、アストロS-3他のカタログは珍しいです。 大概、我々の世代なら河川敷に並んだあのアストロ オンリーの画像ばかりでつ。(^0^;
、、また、このような三脚の組み方はなせばなるの の世代が思い付く物と思いますが、忘れてはいけない 大切な工夫とも思います。(^0^8 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2021/03/14(Sun) 10:27 No.12626 |
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みなさま、こんにちわ。
じゃんく王さま、コメトさま、S-3のこの形態はインパクトがありますねぇ。
小島修介が開拓したアストロ光学(株)の販売ルートが、アストロ光学(株)の倒産とともに どうなっていったのか。1958年は、いろんな意味で興味深い年です。 アストロ光学工業(株)が結果的には引き継いだのでしょうが、1958年には小島修介氏が 参画したマクロ光学工業(株)と小松良基氏のアストロ光学工業(株)との駆け引きもあった かもしれませんが、資料不足で、今は何ともわかりません。
続いて、1960年版より。1959年版が無いのが残念です。
1960年版は、五藤光学とともにアストロ光学工業(株)の天体望遠鏡が掲載されてい ますので、アストロ光学工業がアストロ光学のこれまでの販売ルートを引き継いだという ことでしょう。 考察の対象は1958.2〜1974にチューエツグループの傘下に入る迄のアストロ光学工業です。 1958年〜1960年代です。
1958年に二吋半屈折赤道儀「スピカ」(のちのR-61)、二吋半屈折経緯台(のちのR-62)が製品化さ れていましたが、1960年版カタログでは、更にR-51,R-70が掲載されており、遅くとも1959年に は製品化されていたと思われます。R-70は、アストロ光学のH-2相当品です。
ただ、S-5がここでは掲載されていません。もしかして、この時期、アストロ光学工業ではS-5 を作っていなかったのでないのかという疑念もあります。 アストロ光学工業は、型番の名付け方もアストロ光学とは違いますし、屈折鏡筒はF値の 長大化を図っています。6cm屈折はF=20、5cm屈折はF=15です。 赤道儀も新設計です。R-61のデザイナーは、小森幸正氏です。
そもそも、アストロ光学の型番であるS-5がアストロ光学工業に残っているのからして不思議です。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2021/03/15(Mon) 23:22 No.12628 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2021/03/16(Tue) 23:55 No.12629 |
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みなさま、こんにちわ。
ガラクマ様、アストロ光学のファインダーの件ですが、1957年以降の広告では通常のものです。 1956年12月に要町の新社屋に移転し、その際に製品の写真を撮り直したのだと思います。 アストロ光学の輸出用の説明書(英語版)からファインダーと太陽投影版をアップしておきます。 太陽投影版も形式が変更されています。 私のTASCO 60mmは、変更後の形式です。
私、島津製作所のカタログに、どこの天体望遠鏡が載っているのか興味がありました。 (島津製作所のカタログは、結構なお値段だったと思いますが.......。) 島津製作所のカタログにも五藤光学が載っているとは、五藤光学、やっぱり学校関係には強いですねぇ。 1959年版の教材業者のカタログに興味があります。 業者にもよりますが、もしかしたら、小島氏のマクロ光学工業の製品が載っている可能性も捨てきれません。
私が入手できた内田洋行の1963年(第25版)には、天体望遠鏡は五藤光学のみですが、pp.45〜51にわたっ ていますし、五藤光学のカタログの代用になると思いました。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ターレット - 2021/03/17(Wed) 18:36 No.12630 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2021/03/17(Wed) 21:52 No.12631 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2021/03/28(Sun) 10:42 No.12651 |
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みなさま、こんにちわ。
どのようなルートで、アストロ光学(株)の光学製品が輸出されていったのか。 ルートについては、よくわかりませんが。
「在外公館経済情報」への掲載というルートもありました。
Sky&Telescope 1956.12のBRAYTON OPTICAL EXCHANGEの広告と「在外公館経済情報」 への掲載時期には相違はありますが、こういうのもあるということがわかりました。
「在外公館経済情報」を調べていくと、もっと情報がでてくると思いますので、 まずは入手した1954年と1957年を調べてみるつもりです。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
(^0^)コメト - 2021/03/28(Sun) 11:46 No.12652 | |
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ガラクマさん、皆さんこんにちは
話は益々横道で申し訳ありません。m(_ _)m ターレットさん、ガラクマさん、この読み取り望遠鏡と言う物、 視野内はどんなスケールが切ってあるのでせう?(^0^?
形とかメカは後日のコリメータと呼ばれる装置にも似ており、 多目的に使えたようですが、単純なコリメータとは違う発想で、 それが先に実用化されていたのは驚きでつ。(^0^; |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ダミアン - 2021/03/30(Tue) 06:58 No.12657 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ダミアン - 2021/03/30(Tue) 07:02 No.12658 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ダミアン - 2021/03/30(Tue) 07:08 No.12659 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ターレット - 2021/03/30(Tue) 10:27 No.12660 |
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コメトさん、ガラクマさん、皆さんこんにちは。
横道にそれない様にコメントさせていただきます。 スケールはシンプルに十字線のみで、説明書の使い方も?な感じです。 触ってのぞいて眺めるのが似合う古ス小ですね。
ダミアンさんの今後の展開が気になります。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2021/03/31(Wed) 23:48 No.12663 |
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ダミアンさん。たくさんの資料ありがとうございます。
日本では、ヨーロッパ、ロシア等英語圏以外からの望遠鏡に関する情報は不足しております。 Perlのカタログは、実に興味ぶかいものです。
気がついたのですが、PerlのカタログでJupiterと言うのは屈折望遠鏡で、Royal Jupiter とか、Jupiter SYWとか、 反射望遠鏡は Suturnなんですね。 フランス語は2年程大学で学びましたが、だいたい英語も苦手なうえに40年前ですから、さっぱり忘れております。
ターレットさん。コメトさん。 実験用望遠鏡?って、 使い方に工夫が要りますね。ただ、特定用途には役に立つのは間違いないようです。
ちなみに、最近心配な写真を頂きました。 路が広がる為の移転という話もありますが、どこに行かれたかは、ネットで分かりません。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2021/08/23(Mon) 22:32 No.12833 |
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みなさま、こんにちわ。
しばらく、進めていなかったので、進めておきたいと思います。
先にエド様がみつけた、第三のアストロ光学についてです。(No.11299,11301) 「ジュリスト」(1966.9.1)に「会社継続の旨の総会招集通知と取締役・監査役選任決議の効力」についての 評釈が掲載されており、以前よりその判例を見たいと思っておりましたが、やっと見ることが出来ました。
「株主総会決議取消請求事件」東京地方昭38(ワ)第1369号 昭和38年11月19日判例 原告 浅原栄二郎 外3名 (原告4名は、被告アストロ光学株式会社の株主) 被告 アストロ光学株式会社
ここからわかることは @ (アストロ光学株式会社の解散登記後)、株主に対して臨時株主総会(昭和37年11月26日)の開催通知が 出され、議題は会社継続の決議と記されていた。
A この臨時株主総会において、会社継続、取締役選任、監査役選任の決議が行われ、決の結果、承認された。 会社登記に記載されているとおりです。 訴訟は、開催通知に取締役・監査役選任の決議が記載されておらず、決議の取り消しを求めて起こされた ものです。残念ながら浅原栄二郎氏しか実名が挙げられておりません。外の3人が誰だったのかは、わかりません。 昭和32年時点では、株主は18名、大株主は小島修介氏でした。昭和34年11月の株主総会でアストロ光学(株)は 解散することに決し、解散登記がなされ、清算に入りました。浅原栄二郎氏は昭和32年11月の短期間、千葉勝雄氏 が代表取締役に選任されるまで小島修介氏とともに代表取締役を務め、その後の一時期は清算人の任にあった方 です。小島修介氏は、既に亡くなっており(S35.6)、その株式がどうなったのかは、知る術もありません。 誰が引き続き株主なのかもはっきりとは、わかりません。推測はできるかも知れませんが。
判決は、監査役選任の決議を取り消すというものでした。なお、会社登記を見る限り解任された形跡はありません。
この臨時株主総会において、アストロ光学株式会社は「解散前の状態に回復し、企業活動を再開する」ことになりました。 議題の提案を画策したのが誰で、どんな利益があったのかはわかりません。 取締役・監査役に選任された方達も株主であったことが推測されますが、どのような経歴の方なのかはわかりません。
ただ、翌年のS38年に入り、アストロ光学工業(株)の天体望遠鏡が「ロイヤル天体望遠鏡」だったのが、「アストロ天体望遠鏡」 にネーミング(ブランド名、商標登録していたのか?)が替わったことです。「アストロ天体望遠鏡」の復活です。 アストロ光学工業(株)の最初期は「アストロ天体望遠鏡」でしたが、「ロイヤル天体望遠鏡」に替わりました。 アストロ光学(株)との間で何かあったことが推測されます。
いずれにしても、古い話であり、小松良基氏・渡辺昌五氏の興したアストロ光学工業(株)もS49年にはチューエツグループに入り、 その後、チューエツグループから抜けるなど、経営陣は様変わりしております。
本スレの最初のスレの題名は、「アストロ光学工業はアストロ光学に非ず」でしたが、振り返ってみれば、それは確かに真ですが アストロ光学の「アストロ天体望遠鏡」のネーミングを受け継いだのはアストロ光学工業なのは間違いないことなので、小島修介氏の 意志は別にして、またアストロ光学工業は小島氏のアストロ光学とは厳に一線を引いたのだけれども、
「アストロ光学工業はアストロ光学でもあった」と、または「アストロ光学工業はアストロ天体望遠鏡の継承者」とも言えるのでは ないでしょうか。
今となっては、昔話です。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
農園ライフ - 2021/08/24(Tue) 10:51 No.12834 |
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アストロ光学移転先 さいたま市北区です。事務所のみで工場はなさそうです。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
農園ライフ - 2021/08/24(Tue) 19:55 No.12836 |
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私の撮影は今朝です。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ツツモタズ - 2021/08/25(Wed) 01:01 No.12837 |
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農園ライフ様 並びに 管理人ガラクマ様
当方投稿No.12835(削除済み)につきまして、大変失礼をば致しました;; 農園ライフ様の投稿No.12834建物画像が今朝(現時点では昨日の朝)の撮影とは吃驚です! 昔話云々に釣られて遠い過去の画像かと早とちりしてしまいました。
管理人ガラクマ様の投稿No.12663の建物画像の移転先が 農園ライフ様の投稿No.12834の建物画像であることを理解いたしました。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
農園ライフ - 2021/08/25(Wed) 08:01 No.12838 |
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アストロの50年くらい前の赤道儀はなぜ同口径なのに2種類あるのか不思議だ6センチクラスにS5とR61と まったく違う赤道儀がある。10センチ反赤のLN4EとLN4Tも赤道儀本体が微妙にちがう感じだ。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2021/08/26(Thu) 09:19 No.12839 |
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確かに、同じ口径で何種類かある赤道儀も、大きな強度や機能の差が無い場合は不思議ですが、同じ型式の赤道儀の微妙な違いも気になります。 特に昭和30年代。五藤光学、アストロ光学等の赤道儀は同じ型式でも微妙に変わっていっているようです。 多く売れた望遠鏡は木型等が朽ちていったかで、その都度設計を見直していたのでしょうか? それとも、大雑把な設計で下請けに出し、下請け毎に詳細設計をしたところで、微妙に変わっていったのでしょうか。 設計が変わる背景に、製造工程に理由がありそうですが、よく分かりません。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ジーク - 2021/08/26(Thu) 16:03 No.12840 |
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みなさま、 ここに掲げられているカタログを見ると、S−5型は、ミザールの旧アポロ型と同形の赤道儀が主流で、 極軸2重微動のS−5型は、後年に出てきた新型なんですね、きっと。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2021/08/27(Fri) 00:59 No.12841 |
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ガラクマ様、みなさま、こんにちわ。 農園ライフ様、ツツモタズ様、ジーク様、こんにちわ。
小島修介氏の設計による望遠鏡の架台は、戦後の五藤光学研究所の単軸赤道儀を始めとして アストロ光学(株)のS型赤経儀(1955年発売)が著名ですし、Swift831、838、839(1960年発売) も小島修介氏の設計です。 オリジナルのS型赤経儀は、赤経儀本体と三脚架台が一体であり、アストロS-5型乃至はS-6型 天体望遠鏡は、基本的には鏡筒本体・赤経儀・三脚架台・三脚が一体となっています。 小島修介氏はこれで実用新案を取得しています。(1958年) また、微動ハンドルがプラスチック製であることも、特徴の一つです。 小島修介氏のアストロ光学(株)は、1958年2月に経営破たんし、1959年11月の株主総会で会社 を解散することに決まり、清算に入ります。 この間も、S型赤経儀への改良が加えられた製品が出ています。フレキシブルハンドルの採用、 赤経儀本体と三脚架台の分離等。 (マクロ光学工業(株)、日本テレスコープ工業(株)、アストロ販売(株))
ちなみに、アストロ光学工業(株)(1958.2設立)のR-61スピカの意匠は小森幸正氏です。 小森氏は、1952〜五藤光学研究所に在籍していましたが、1958年2月にアストロ光学工業(株)に 入社しています。アストロ光学工業(株)は、新型の赤道儀(R-61,R-63,R-51)、経緯儀を矢継ぎ早に 販売しています。新会社として、アストロ光学(株)との差別化を図りたかったし、設計陣も新しいタイプの製品を 出したかったのではないでしょうか。S-5は、海外からの需要や理振法による価格の縛りにも対応できた製品だったのでは ないでしょうか。アストロ光学工業(株)は製品の型番を屈折はRから始まるようにしました。ただ、S-5はS-5のままでした。 アストロ光学工業(株)におけるS-5の位置づけがよくわかりません。 (アストロ光学(株)とアストロ光学工業(株)の関係は、以前のスレを参照してください)
小島修介氏の設計したS型赤経儀は、アストロ光学(株)の破たんとともに、多くの会社から類似 製品が出ましたが、実際のところ、どこで作られ続けたのかは、定かではありません。 (もしかしたら、ずっとアストロ光学(株)だったのかも知れません。)
S型赤経儀の調査は、日本の天体望遠鏡産業(かっては世界を席巻した)の解明につながるものとも 思っていますが、今となっては厳しい状況です。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
農園ライフ - 2021/08/27(Fri) 08:05 No.12842 |
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アストロの大型望遠鏡、50年くらい前の天文ガイド別冊の日本の天文台を見ると15センチ掘折は五藤とニコンがほとんどだが アストロの15センチ掘折R151は全然載ってない現物は実在したのか?またLN12E(30センチ反射)などは実さい アストロの工場で製作していたのか、あの頃の30センチ反射は今の60センチ反射と同じくらいのインパクトだ |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
atoyan - 2021/08/27(Fri) 23:30 No.12843 |
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みなさん、お久しぶりです。 還暦を過ぎましたにもかかわらず一億総活躍時代(古すぎるか?)の宿命でヘトヘトな毎日で、道楽の天体望遠鏡も失念しがちな毎日です。 愚痴はさておき、70年代の天文少年(これも古すぎ)にとってアストロ光学製の天体望遠鏡は憧れのひとつでした。 農園ライフ様の記載にあるR151屈折望遠鏡は東京農大附属高校に納入されていた様な記憶があります。 LN12E反射望遠鏡は徳島県の某高校に収められたという宣伝が当時の天文ガイド誌の見開き1ページ目の広告に掲載されていた記憶があるのですが、その後どうなっているのか個人的に気になっております。 ご存じの方がいらっしゃれば幸いです。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
キカザ−ル 瞑想にふけるG - 2022/05/24(Tue) 10:34 No.13043 |
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毎々楽しく貴ブログ拝見しています。 今回アストロ販売株式会社のカタログに掲載されています。大谷口配水塔「東京都板橋区大谷口1丁目4」(写真)が当社屋上からも遠望されるので、報告いたします。ちなみに当社からですと、1700m先(徒歩20分)です。 なお「200m先の校庭」(小学校)の同定はできませんでした。 お粗末な情報ネタで申しわけありません。当社ブログにも掲載されています。https://mizar.hatenadiary.jp :ミザ−ル瞑想にふけるG
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2022/05/24(Tue) 12:36 No.13044 |
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アストロ販売のカタログとは、すごいです。詳細が知りたいです。続報をお願いします。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/05/25(Wed) 06:20 No.13045 |
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キカザ−ル 瞑想にふけるG さん
貴重な情報ありがとうございます。 ASTRO SALE CO.LTD という会社が ASTRO OPTICAL Co.LTD とは別にあったんですね。 参考に、私が持っているカタログのデータを添付します。
ちなみに、配水塔って大きさとその形、偉容とともに、当時の建築技術の粋を凝らした建物だったんですね。 先日、研究者の話を聞いてちょっと感動しました。 私らのところでは、昔から高台にあってポンプで一度上げて、落差で配水する施設が多いのですが、平地の都会では大容量高密度の建物になって、威容となり目につくらしいです。
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
じゃんく王 - 2022/05/28(Sat) 05:54 No.13047 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/05/29(Sun) 07:21 No.13053 |
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じゃんく王さん。さすがめざといですね。 たまたま見たらあったので、どなたか知らないけど絶対この掲示板を見てる人だな。と私が落札しました。
まだ入院中で、実家に送ってもらったので確認するのは先になりますが、微妙な違いがあるかは調べてご報告いたします。 まあ、入院中でなかったら、落札できませんでしたが。 楽しみです。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2022/05/29(Sun) 23:27 No.13054 |
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みなさま、こんにちわ。
ガラクマ様、続報をお待ちしております。
アストロ販売のカタログにあるムルコス彗星の写真ですが。 アストロS-5にカメラをどうやって取り付けたのか、鏡筒の上に乗っけたのか。 附属のバランスウエイトは軽いので、なんらかの形で追加(バランスウエイト2個)しないといけないし、 撮影時、どうしたのかいろいろ考えてしまいます。 そして、誰が撮影したのだろう。 ガイドには、ファインダーの接眼レンズ、十字線入りのラムスデン20mm。 ガイドには、天頂プリズムも使ったと思われる。
アストロ販売(株)については、以前のスレでも触れておいたが、もう少し情報が出てくるといいですが。 アストロ販売(株)があった日本橋本石町4-4は、どんなところだったのでしょうか。 日本橋本石町4には戦時中は、東亜光学研究所の営業所がありました。(工場は千早町一丁目)
新しい情報が出てくることを期待しましょう。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
(^0^)コメト - 2022/05/30(Mon) 11:37 No.13055 | |
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ガラクマさん、皆さんこんにちは
あ〜懐かしのアストロ望遠鏡群です。(^0^8 しかして、このカタログの表紙に写っている屈折鏡筒の 接眼側にはミザールカイザーのような大型のハンドルが 付いていますが、これって同じもんでしょうか? はたまた、アストロの方が先に存在していたんでせうか? 今更ながらの疑問ですが、どなたかヘルプ! |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/05/30(Mon) 12:46 No.13056 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
(^0^)コメト - 2022/05/30(Mon) 22:40 No.13057 | |
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ガラクマさん、皆さんこんばんは
さうでした!確かに(^0^)は言及しており、今だ気になる メカであります。 。。して、歴史的な経緯はだうなんでせう?気になるなぁ。。 今回はどっちが先か?の話になります。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2022/05/30(Mon) 23:17 No.13058 |
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みなさま、こんばんわ。 コメト様、こんばんわ。
もちろん、アストロ光学(株)のH-5が先です。 1957年5月の発売です。天体望遠鏡としてだけではなく、地上望遠鏡、そして望遠レンズとしても使用する ことを想定しています。接眼部に直接、小型カメラをねじ込めるようになっています。歌い文句は万能望遠鏡 です。接眼部は直進ヘリコイド式。口径3吋、f=910mmです。
なお、アストロ光学工業(株)はアストロ光学(株)の製品より長焦点化、高倍率化を進めています。 アストロ光学工業(株)のR73は、焦点距離が1400mmになっています。
小島修介氏は、望遠鏡を一家に一台、普及させることを考えていました。天体観測だけでなく、もっと身近に 置いて使ってもらいたいと考えていたようです。この望遠鏡H-5は、望遠レンズとしての使用も考慮した製品です。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/05/31(Tue) 06:04 No.13059 |
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ちなみに、ミザールカイザーは1970年代の代表機種、発売は1971年ではなかったかと(資料未確認)。10年以上前です。 1970年には光友社(現ビクセン)からでたエータ―カスタムという6p経緯台もドロチューブが太く、現行サイズ(Tマウント)のカメラアダプターが直接ねじ込めるようになっておりました。
廉価版→高級機。手を入れる順番としては、同じ口径でしたら、 架台 → ファインダー/アイピース → 接眼部 って感じだったでしょうか。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
Damien - 2022/06/09(Thu) 06:43 No.13060 |
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こんばんは、あなたのウェブサイトで公開してからしばらく経ちました。 言語の障壁がひどいものである場合でも、あなたとより簡単にコミュニケーションをとることができるとしても、私はいつもあなたの交換を読んでくれて感謝しています。
ヨーロッパで販売されているモデルの写真をいくつか持ってきたいと思います。 あなたはおそらくそれらを認識するでしょう。
ダミアン
アストロ光学 R53 date 1966
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
Damien - 2022/06/09(Thu) 07:25 No.13061 |
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アストロ光学 S-5 ?
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/06/09(Thu) 22:10 No.13062 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
キカザ−ル 瞑想にふけるG - 2022/06/10(Fri) 13:35 No.13063 |
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毎々楽しく貴ブログ拝見しています。前回の続きです。アストロ光学さん、発祥の地と称される豊島区千早町2丁目30※及びその後、引越先 徒歩10分でしょうか 豊島区要町3の30、3の28※へ、行って来ましたといっても当社から自転車で数分、買物圏内です。探索?してわかったことは、引越先は豊島区の端で板橋区境、また練馬区までも数百メ−トル(日芸大)という立地です。なお昭和30年代当時、道路も狭く、住宅もまばらだったようです。さて800メ−トル先の「大谷口配(給)水塔」は改築されておりますが、銅板をまいた様な色彩は昔の望遠鏡ド−ムを彷彿するかのようです。また200メ−トル先の「校庭の児童」は方角・距離からして、現都立板橋高校であろうと〜。 ( MIZAⓇ 瞑想にふけるG )※現行住所より (当社ブログにも掲載されています。(+動画も) https://mizar.hatenadiary.jp/ ) :ミザ−ル瞑想にふけるG
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
Damien - 2022/06/11(Sat) 06:22 No.13064 |
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ユーティリティの仮説は、2つのカタログのうちの1つをエクスポートにのみ専念できますか? ヨーロッパでは、S-5、H-5などの名前の下に望遠鏡がありません。
DamienDamien, Please send me an e-mail request by clicking on "ガラクマ" in post No13062. |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/09/20(Tue) 23:37 No.13148 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
青色つきこ - 2022/09/21(Wed) 07:39 No.13149 |
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ガラクマ様、みなさま、こんにちわ。
ガラクマ様、アメリカンサイズのH10-20、ご教示ありがとうございます。
上記記事のアストロ光学工業(株)の60mm経緯台は、シリウス R-62 です。 赤道儀型は スピカ R-61 です。改良型がR-61 Dです。 どちらもf=1200mmで、「残存収差極めて少く、したがって映像はすこぶる鮮鋭〜」 です。アストロ光学工業(株)は、最高の60mm屈折を目指したようです。 なお、この経緯台は市原忠重氏の設計で、フリーストップ式。 市原氏のアストロ光学工業(株)での在籍は、初期の数年で短かったようです。 (転職です。) シリウスの用途としては観光地用、遭難防止監視用ともあります。
(追記2022.9.23) 脱・小島路線というか、新生・アストロ光学工業を強く打ち出しています。
アストロ光学工業の対物レンズは、自社? アストロ光学はレンズは堀口恵助氏が、設計は小島修介氏が担当していたが..。 両者とも時期は若干ずれるが、アストロ光学の取締役からは去り、堀口恵助氏は 1958年3月に堀口光学を作っている。 |
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Re: 【アストロ光学(株)その11】 アストロ光学(株)の光芒
ガラクマ - 2022/09/22(Thu) 07:55 No.13150 |
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さすがですね。青色つきこさん。シリウス R-62ですか。 カタログ等で形を見たことがございませんでした。 アストロ光学の時は立派なカタログがあったようですが、光学工業になって初めの頃のカタログは知りません。特に写真付き 探してみます。
年号、西暦と昭和がこんがらがっておりました。失礼しました。修正しました。 |
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