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青色つきこ 投稿日:2022/06/18(Sat) 23:08 No.13065
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ガラクマ - 2022/07/05(Tue) 22:47 No.13081
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青色つきこ - 2022/07/06(Wed) 06:09 No.13082
ガラクマ様、みなさま、 こんにちわ。 ガラクマ様、ありがとうございます。 Eナンバーの登録業者の情報は、私は見たことがありませんが、どこかに残っているものでしょうか。 登録業者数は約80社あったようですが。 光学硝子メーカーとしては、日本光学、ミノルタカメラ、富士写真フイルム、東芝化成工業、住田光学、 千葉光学、光ガラス、小原硝子、保谷硝子があります。 昭和20年代〜昭和30年代は主力が双眼鏡用レンズだったのが、昭和40年代からはカメラ用に移行していく のは興味深いです。 双眼鏡が輸出産業の花形だったというのも、今では過去の話になってしまいました。 ところで、昭和20年代〜昭和30年代においての天体望遠鏡向けのレンズについては、千葉光学の動向に ついて、特に気になるところです。
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もも - 2023/04/09(Sun) 00:11 No.13350
ガラクマさま、みなさま。 こんばんわ、ももで〜す。 今日H.Oで双眼鏡を入手しました。 珍しくもない?ビクセンのアルティマです。 でも、光学系も機構もしっかりと造り込まれたいい時代の双眼鏡という感じです。
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いとい - 2023/04/19(Wed) 02:01 No.13351
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昭和の人:還暦+α - 2023/05/01(Mon) 23:25 No.13360
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青色つきこ - 2023/05/03(Wed) 00:22 No.13361
みなさま、こんばんわ。 昭和の人:還暦+α様、こんばんわ。 遠州光学精機(株)についてのお尋ねの件ですが、記載されているとおりです。 典拠は「付表2双眼鏡関係事項年表関係文献」に挙げられている「光学産業名鑑1957」で、その旨の記述があります。 なお、年表中では遠州光学機械(株)となっていますが、正しくは遠州光学精機(株)です。 それ以前の資料としては「国勢総覧第8版」(1953)が参考になります。 そこでは、第一工場が東京都目黒区に第二工場が甲府市、本社は江戸川区です。 因みに浜松市の記載住所地(1960年)にはクラウン化学工業(株)という会社があり、双眼鏡レンズを製造しています。 遠州光学精機(株)との関係までは調べておりませんが、もしかしたら関連があるかもしれません。 遠州光学精機(株)の前身は中村光学で1947年(資料により異同がありますが)に中村幾一氏が起ち上げました。 1950年に改組・改称し、遠州光学精機(株)になりました。 中村幾一氏は静岡県出身です。氏は1958年には日光貿易(株)を設立し、双眼鏡等の輸出もしています。 また、同業他社の監査役もしております。 調べていくと、結構、同業他社の役員を兼ねているケースが多々あります。 遠州光学精機(株)のズーム双眼鏡は二光でも販売していました。 有限会社オリエントについては住所地・代表者名がわかるくらいで、情報不足です。 エイコーと取引があったというのは、貴重な情報です。
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昭和の人:還暦+α - 2023/05/04(Thu) 16:38 No.13362
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青色つきこ - 2023/05/05(Fri) 16:55 No.13363
みなさま、こんにちわ。 LJマークのBナンバーとEナンバーは、異なるものと考えています。 Eナンバーの登録業者リストがどこかに保管されていればいいのですが。 とりあえずは、BナンバーとEナンバーの組み合わせを拾ってみようと思います。 その意味でも、昭和の人:還暦+α様が掲載してくださった東栄光学(JB4、JE54)、 大宮光学機械製作所(JB11、JE11) は参考になります。東栄光学、大宮光学機械製作所、鎌倉光機、遠州光学精機とも、元はレンズ加工+組立の業者。 東京光学工業は一貫製造だったのに。 鏡体加工業者と鏡体加工+組立業者がEナンバーの申請をおこない、登録番号を持っていたのではないかと考えます。 例えば、東邦光学工業とか、日吉光学。 そして、鋳物メーカーだった頃、双眼鏡の筺体を製造していた高橋製作所が、どうだったのか。 まだ、資料が残っているのか、どうなんでしょう。
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昭和の人:還暦+α - 2023/05/05(Fri) 23:23 No.13364
皆様こんばんは。 青色つきこ様 JEコードに関してこちらのサイトに情報がありました。https://miniaturebinoculars.nfshost.com/part7/Page289.htm JBコードリスト部分の上部にこのリストを手に入れた経緯が書かれています。 それによると1980年代初頭、Bill Beacomさんが完全なJBコードのリストを 見たという光学ディーラーに会ったことがきっかけでニューヨークの Japanese Telescopes Inspection Institute/ associated Japanese Binoculars Promotion Association (日本望遠鏡検査協会/関連団体 日本双眼鏡振興協会?) から日本語のリストを入手した。 1990年頃、Bill Beacomさんが日本人の学生に翻訳を依頼し英語のリストができた。 Bill Beacomさんはそのリストを8人に配布した。 Fred SchwartzmanさんがPeter Abrahamsさんの双眼鏡ホームページに掲載した。 という事になっています。 そして、その下に For JE codes the manufacturer identification number is the same as those listed for JB. と記載されており、「JBコードとJEコードの番号が示す製造者は同じ、JB=JE」という事のようです。 JBコードとJEコードが同じ番号の物は鏡体の製造も光学系の組み立ても同じ会社で行っていて 違う番号の物は別の会社から鏡体を買って組み立てているという事になります。 トプコンの7x50mmはJE54のSuzuki Kogaku Seiki Co. Ltd.で製造した鏡体にJB4の東栄光学が 光学系を組み込んだ物、カートンの8x30mmは大宮光学機械製作所ですべて製造した物ですね。 尚、「日本双眼鏡振興協会」は日本双眼鏡工業会(昭和51年(1976年)9月設立)だったのではないかと思います。 平成12年に色々な団体が集約され現在は一般社団法人 日本望遠鏡工業会になっていると思います。https://www.jtmas.jp/jtma/outline.html 日本望遠鏡工業会に問い合わせれば日本語のリストが入手可能かもしれません。 一般人に提供してもらえるかわかりませんが...。
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ガラクマ - 2023/05/06(Sat) 17:06 No.13365
昭和の人:還暦+α さんのお話に出てきたものではないかもしれませんが、日本望遠鏡検査技術協会の登録事業者リストや、N島先生のJ-Bコードの詳細リスト、Peter Abrahamsさんからの資料等をチェックしましたが、残念ながらJEコードの記載はありませんでした。 望遠鏡工業会にメールしてみました。
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青色つきこ - 2023/05/06(Sat) 23:58 No.13368
みなさま、こんにちわ。 昭和の人:還暦+αさま、ガラクマさま、こんにちわ。 昭和の人:還暦+αさま、ご紹介のサイトは双眼鏡に限らず、とても参考になります。 JB=JEについては、ここが大きな根拠になっているのは存知ておりました。 双眼鏡の鏡体製造業者には、鋳物メーカー(双眼鏡鏡体の専業でないメーカー)も入っていてもいいものですが、JBのリストには 抜けているように思えます。JB=JEには違和感があるんです。 できれば、純粋にJEだけの登録業者名簿をみたいです。 登録制度の基は、ご存知のように1959年7月1日に施行された「軽機械の輸出の振興に係る法律」に拠ります。 「軽機械の輸出の振興に関する法律」は昭和34年4月18日に公布され、総則で「軽機械」の定義が述べられています。 ただ、こちらの案の方がわかりやすいと思いますので、敢えて載せておきます。 「軽機械」とは、他から購入した部品を組立てる方法によって主として製造され、かつ、その製造業者の大部分が中小企業者である 小型軽量の機械又は器具であって、ミシン、双眼鏡を予定している。 「軽機械部品」とは、軽機械の部品であって、政令で指定するものをいう。 (「軽機械の輸出の振興に関する法律案要領」S33.5.24重工業局) この法律は、程なく使命を終えて廃案になり、事業を担っていた団体も清算されました。
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昭和の人:還暦+α - 2023/05/07(Sun) 11:15 No.13369
皆様こんにちは。 検索すればすぐに出てくるところでしたので皆様ご存じでしたね。 失礼しました。 青色つきこ様ご紹介の「軽機械の輸出の振興に係る法律」が廃止された時の 「軽機械の輸出の振興に関する法律を廃止する等の法律」を確認しました。https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06119690630055.htm これによると昭和44年6月30日の法律の廃止とともに「輸出振興事業協会」も解散しており、 この時に「日本双眼鏡輸出振興事業協会」も解散していますね。 法律には清算の話しか載っていませんでしたが、日本望遠鏡工業会の 「戦後の望遠鏡業界と双眼鏡輸出の歴史」に統廃合の話が載っていました。https://www.jtmas.jp/data/pdf/postwar_industry.pdf S44 年 6 月 日本双眼鏡輸出振興事業協会解散(6・30):日本輸出双眼鏡協同組合連合会が継承 S46 年 4 月 日本輸出双眼鏡協同組合連合会が解散し日本輸出双眼鏡工業組合が継承 S51 年 6 月 社団法人日本双眼鏡工業会創立総会開催(6・16) (日本輸出双眼鏡工業組合、日本双眼鏡光学硝子成型工業組合、日本輸出双眼鏡レンズ工業 組合、日本輸出双眼鏡鏡体工業組合が統廃合) 同年 9 月 社団法人日本双眼鏡工業会設立許可 (9・9) 平成 12 年 4 月 日本望遠鏡工業会(旧)、(社)日本双眼鏡工業会、日本単眼望遠鏡工業会の3団体が合併。(社) 日本双眼鏡工業会を存続団体とし他の 2 団体を解散統合し、(社)日本双眼鏡工業会は名称を (社)日本望遠鏡工業会に変更した。 同年 12 月末 (財)日本望遠鏡検査技術協会が解散。 平成 13 年 4 月 (財)日本望遠鏡検査技術協会の残余財産と技術部門事業の一部を(社)日本望遠鏡工業会 が継承、4団体の実質的統合により望遠鏡業界の再編が完了した。 という事なのでやはり日本望遠鏡工業会が引き継いでいることになりますね。 他にヒントがあるとすれば日本双眼鏡輸出振興事業協会会報でしょうか。 国会図書館にマイクロフィルム化された資料があるようです。https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000018652-00 国会図書館(東京本館)は遠いので調べに行けないのが残念です。 ガラクマ様の提示された資料の3枚目の中にもヒントがありました。 第2節 事業者の登録 第1項 双眼鏡製造者の登録 の中に 「登録証には、登録製造業者名、双眼鏡に表示する登録番号などが記載されており、 通商産業大臣の印がある」 と表記されています。 (青色つきこ様の画像に登録証の雛形が載っています) という事は通商産業省にリストがあったという事になります。 経済産業省に問い合わせてみるのも一つの方法かもしれません。 「登録番号」が双眼鏡と鏡体で分けられていなければJB=JEが成り立ちます。 どこかのメーカーの登録証の画像があればわかりそうですが見つかりそうにないですね。
Re: LJマーク
青色つきこ - 2023/05/07(Sun) 22:51 No.13370
みなさま、こんにちわ。 昭和の人:還暦+αさま、こんにちわ。 どこかのメーカーにお聞きするのも有りかとは考えていましたが、 「日本双眼鏡輸出振興事業協会会報」は、とても良いかもしれません。 登録業者掲載の可能性はありますねぇ。 ご教示ありがとうございます。私も直ぐにとはいきませんが、そこから調べてみようと思います。 公文書については保存期間もありますし、ちょっと厳しいかもしれません。 ガラクマさま、望遠鏡工業会にも何らかが資料が保管されていればいいのですが。
Re: LJマーク
ガラクマ - 2023/05/07(Sun) 23:31 No.13371
問合せさせて頂いておりますが、GW中ということで、出社した後調べてきますと、言われております。 ただ、頂いても具体的に中身を公開できるかかは微妙ですが、何らかお知らせいたします・ ちなみに、J-Bコードを持つ業者さんのリストは登録事業者名簿(JLB)といいますが、JLBは(japan light binocures)の略らしいです。Eは(筐体encrosure)の略らしいです。 ちなみに、双眼鏡製造に関する業界紙(名前忘れました)を昔見つけて数十冊おとな買いしたのですが、N先生が貸してくれと言われ送ってそのままです。 <2023.5.8> 追記 日本望遠鏡工業会のI氏とは、10年以上前から懇意にさせて頂いており、 軽機械部品(双眼鏡鏡体)製造事業登録業者名簿、見せてもらいました。 J−Bのリストとは全く違い、J−Eでは約70社です。 ちなみに昭和の人:還暦+αさん(還暦αさんと呼ばせてください) のカートン銘の双眼鏡でしたら JB11、JE11ですので、 組立が大宮光学 鏡体が宝田光学精機製作所でいうことらしいです。 ちなみにカートン光学はJB番号は、208と362、JEは64で登録されております。 情報の取り扱いとして、私の方からフリーにしては問題と思いますので、個別のお問合せには対応する程度でご勘弁を。
Re: LJマーク
還暦α - 2023/05/09(Tue) 13:35 No.13372
ガラクマ様 情報、ありがとうございました。 青色つきこ様のお考え通り違うリストが存在するということがはっきりしましたね。 法律が施行されている間であれば関係省庁の許可を得て情報公開可能だったかも しれないですが法律が廃止された現在では許可を得る先がわからないので難しいですね。 昭和44年に法律が廃止されているということはそれ以降に新規設計された双眼鏡には 国産であってもJBコード、JEコードが無いものがあるということになるでしょうか。 手元に1988年に唯一新品で購入したビクセンのアルティマ7x42mmがあるのですが、 JBコードは見当たりませんでした。 中国製の可能性もあるかと思ったらこんなブログ記事がありました。https://ameblo.jp/vixen/entry-11551417488.html ビクセンの当時の社長さんが書かれた物らしいです。(皆さんご存じかもしれません) アルティマシリーズは国産のようです。 ちなみにこの7x42mmは適度に軽く、そこそこ口径が大きいので女性が手持ちで使うのに ちょうど良いと思います。 設計が古いモデルは同じ金型を使っているうちはJB/JEコードが入っていることになりますね。 こんなにたくさん書き込みするつもりが無かったので最初の書き込みの時に長い名前に してしまいました。 ガラクマ様のご意向に沿い今回から還暦αにさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。
Re: LJマーク
青色つきこ - 2023/05/09(Tue) 23:24 No.13373
みなさま。こんばんわ。 ガラクマ様、還暦α様 ありがとうございます。 宝田光学精機は勝間光学機械(株)の仕入れ先のひとつです。 1950年創業、1951年改組改称し1954年に現社名になったとのことです。 板橋区の本社工場の他に青梅市にも工場がありました。(1960年代の話です) アルティマは先にもも様が8×56mmを紹介されてますねぇ。 手元にあるタカハシ・アストロノーマー(7×40mm)にもJBコードはありません。 変わったスペックとして、アストロ光学(1954-1958)は10×40mmを作ったよう ですが、試作だけだったのかもしれません。スペック的には競合品もなく、 特許出願中となっていましたが?です。