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宇宙エレベータ、最近ちょっと話題ですね。ひょっとすると生きてる間にプロトタイプぐらい拝めるんじゃないかと最近思ってます。 以前、太陽発電衛星ってのもあったと思うんですが、あまり話題にならんなぁ。マイクロウェーブで地上に送電だったと思いますが、これ軌道を外れて受電設備以外の都市部なんかにマイクロウェーブを照射したりしたときはアブなくないんだろうか?
堀晃というひとが書いたバビロニアウェーブってSFは太陽系からちょっと離れたところに直径1200kmのレーザー光束が発見されて、それを反射鏡で横取りしてエネルギー源とするって話でした。こんなのあったらもう丸亀の左ウチワなんですが。(この光束は自然現象として発生する設定でした) 海外のSFではこれに似たネタで、よろこんでそんな宇宙エネルギーを使っていたら、ある日宇宙人から請求書が来たってオチのやつもあるようです。
ワタシは火力発電所によく仕事で行きました。戦艦大和か空母リンカーンかと思うぐらいでっかい船に石炭満載ではるばる大洋をこえてきて、それを2,3日で陸揚げ、一週間で消費。次から次からやってくる石炭船を見てると、この運搬システムを支えるためのエネルギーと発電の収支はどうなってるのかと疑問に思ったものでした。(もちろんプラスなんでしょうが)
先日仕事で小名浜まで行きました。ここには石炭貯蔵施設があり、その搬送設備の修理でした。直らないハズのものがなぜかいじってたら直ってしまったラッキーな仕事でした。(いつまで持つかは知らんよとは言いました) 小名浜の岸壁は修理中。津波はこの道路から入ってあっちに抜けた、と聞きましたが痕跡は分からず。でも道路や建物の痛んだところはあちこちにありました。 いわき、小名浜周辺では宿泊は不可能なので日立市に宿泊して早朝の電車で仕事に向かいましたが、元気よく乗り込んでくる高校生を見て、「よしよし、大丈夫日本」と思ったものです。(あのへんの被害は少ないからでもあるけどね)
現場から遠くに大型の工事クレーンが見え、あそこで福島第一に持って行く原子炉建屋の覆いを作っていると教えられました。
相変わらず原子力は諦められる様子もなくて、小型炉だとかトリウムだとか言ってるようです。爆破して跡地がすぐに再利用できるようなモンでないと同じじゃないかと思います。 |
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