POD(観測所) 製作記
観測所が台風で飛ばされてもう5年目、SkyShed PODを購入しました。
さて、製作記を日記風に綴ります。みなさんの参考になりますやら?
● 観測所外観仕上げ | 2009.11.08 | |||
望遠鏡、POD自体まだ残件あるものの、外観ほぼ完成。 今日は仕上げに塗装をした。昔買ったウッドデッキ用ステインが無くなり、急遽クレオソート系の価格1/3の激安塗料を買ってきたが、クレオソートのように臭くない。これは今後使えるかも。ただ色がクリアとブラウンしかないのがちょっと難点。 |
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● デッキを作ろう | 2009.10.13 | |
雨じまいを十分していないので強い雨でドームの両端から雨漏りがある。ただ、望遠鏡には影響が無さそうだし、もとからゆかに隙間があるウッドデッキなのであまり気にせず、すでに望遠鏡は可動状態となった。 ただ、あまりにも周りがみすぼらしいので、星見用ベンチえを作り、合わせてウッドデッキとしての外観を良くするよう。手すりなどを付け替えた。 それにしても、ホームセンターでそれなりの対候性のあるウッドデッキ材を買うと高い。2×4材、4m一本3,000円弱はビックリした。端材が出ないよう工夫しないと。 |
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元はこんな感じ |
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● え〜!ひょっとして望遠鏡入らない? | 2009.8.14-16 |
資格試験を受けていたり、望遠鏡の収集、整理に時間をかけていたり、はたまた(実は中に入れる望遠鏡は中古で買って初めてこの赤道儀に載せるもので)マッチプレートを自作したり、バランスウェートが足らずヤフオクでバーベルを調達したりしているうちに、なんと10ヶ月ほども経ってしまった。 いくらなんでもと思いながら、再開。ドームを組んで、望遠鏡を入れてみた。 C14なら楽勝と思っていたサイズも。計算よりC14のバランスがミラーよりにあるため、筒先がドームの内側に当たりそうである。組んだ瞬間、一瞬。こりゃ望遠鏡回せないっと。背筋に汗が走った。 よく確認すると、どう回してもドームの内側10cmほどをトレースするように、当たらないことが分った。ほっと胸を撫ぜおろした。 |
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組んでみて思ったのが、ほとんど何も置くスペースが無い。 しょうがないのでピラーにまとわりつくように(でも接しないような)物置置きと、床下に小さな箱を作った。 夕方、少々の風では飛ばないように数箇所床にボルトで縫いつけ終了。 |
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● ドーム部分組立開始 エコメイトは辛い | 2008.11.03 | ||
私のはエコメイトというポリエチレンの間に軽量な樹脂を充填した仕様である。ドームの組立で、コレが困った。メインドームのほうだけがエコメイトで、セカンドドーム(フタ)は標準仕様である。フタのほうは簡単であったが、エコメイトのほうは、なんか微妙に膨れているのである。その上、固くて曲がらない。 |
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DVDは端から止めなさいとのことであったが、エコメイトのほうのドームは真ん中から止めて、その上道具で締め付けて何とか止まった。1時間以上格闘した。 PODはドームも壁も凄く許容誤差をもって作られている。ネジ穴なんかワッシャを落としそうなくらいの大穴が開いている。締め上げて止めているくらいなので、矯正して止め直す事もできない。そのまま行くしかない。まあ、全体的に材質の寛容さもあって、何とかなるのか? |
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● 仮組み・・・なんか完成がどんどん遠ざかっていく感じ | 2008.11.02 | ||
DVDではドームから作りなさいと、言うことであったが、まずは置いてみないと・・と思い壁をデッキに置いてみた。 今回はベーシックなセットにドアを2枚にしてもらった。目論みとしては、うちの観測所にはサッシを使った防水のもの入れがあったので、それをそのままドアを外して繋げてやろうって感じだったが、なんかしっくり来ない。結局全て物入れごと解体してしまった。物入れをぴったり合ったものに作り直す必要がある。なんか、どんどんゴールが遠ざかっているような気がする。 今日遅れていた日本語DVDが到着して、それを見て寝た。またまた、改装中の実家からヘルプが来てなかなか時間が取れない。 それにしても、私が選んだこの色、材質、構造も合わせてコールマンのクーラーボックスとまったく同じように見える。 |
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● いよいよ組立のはずだったが・・ | 2008.11.01 | ||
さて、この3連休で仕上げるぞ!っとの気合は合ったが、1日目から休日出勤と、母が買い物に連れて行けとのことで、開封して運ぶだけとなった。 初めて中身を見たがなかなか面白い。くもの巣(カナダ産家蜘蛛?)も珍しい。 確かに大きくて思い。6分割の壁も1人では1個持つのもたいへん。一人で軽トラに載せるのに腰が痛くなった。 小物セットの箱を開くと、帽子が出てきた。絶対作り方DVDで、ヤンキーな語りで、「まずはじめに帽子をかぶりましょう。」って絶対言うよな!って思っていたら、やっぱおっさんがそう言ったので、一人でうけた。 |
● POD準備・・・ウッドデッキ整理 | 2008.10.25 |
先週の日曜日にピラー台座のコンパネ外し、ちょっと失敗の部分をパテ埋めして一週間。今日は本格的にデッキの整備。 不要な壁、腐った一部の木の部分は取り外し、木の部分に何とかステンを塗った。 やっぱ、それなりの材料を使った部分は全然違う。床材として使ったウェスタンレッドシダーはまったく問題なし。柱に使った980円ヒノキ柱も何とかOK、一部使ったイエローシダーもOK。赤松ギリギリOK。 で一部細かな部分で使った内装集合材。ボロボロ。一部は腐ってキノコが生えてたり虫がいたり。外に使う木はケチってはいけません。 それにしても980円ヒノキは圧倒的なパフォーマンス。要チェック。 床に塗った○○ステンはまったく忘れていた。2年前買ったクレオソートを塗ろうと考えていたが、残っていたはずの一斗缶がフタがなぜか開いていて全て飛んでしまっていた。途方にくれていたら、いつ買ったか忘れていたそいつがでてきた。ラッキ〜♪ ・・・と思っていたら、天気いいと思って塗ったら雨。ラッキー半減。 |
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● 観測所復旧。まずはピラー台座から。 | 2008.10.12-10.13 |
5年前から放置されていたウッドデッキ風観測所、鳥かご式、スライディング風で使われていたので、台座が低めです。NTK特注ピラーも背が低く、30cmほど嵩上げします。 高さが高くなるので角で足を打っても痛くないように楕円形(実は円にできなかったため)に。困ったのがコンパネの整形。いいものがあるんですね。曲げベニヤ、知りませんでした。6mmも厚みがあるのに、ある方向には丸くなります。ただ困ったのが円周が定尺より長め。普通に継ぐと形が崩れるので、2枚の同形を合わせて整形も兼ねて寸切りボルトで串刺しにして止めました。 ピラー台座のアンカーボルト。これも位置が難しいので、ピラーから木片に型をとり、そこにアンカーボルトを固定し、それをコンパネに載せてコンクリートを流し込み、後で木片を取り去る作戦です。 方向合わせは北極星。アンカーボルトの木片に目印の棒を立てて覗いてあわせました。まあ2-3度内には入っているはずです。 (さて、うまくいくかこうご期待)。 型を作って北を合わせるまでは1日、コンクリートを流し込むのに1日。一輪車でセメント練るのは量ができないので辛い。10回くらい繰り返したかな。 |
● POD 着た〜 | 2008.10.04 | ||
注文したのは確かGW前後だったような。コンテナ分の注文がなかなか集まらなかったんでしょうね?倉庫代もバカにならない大きさで、見込み輸入もなかなか辛いでしょう。大きさは4ton車の4割くらい、パレット3枚分です。大きい大きいと聞いていたので、ちょっと用心していたのもあって、あまり驚きませんでした。・・・・が、やっぱりでかい。 | |||
● 2008 早春 (?いつか、忘れた) | |
台風に屋根を飛ばされた観測所をどうにかしなくてはと思いながら早5年近く経ち、図面を引き鉄工所に折りたたみ式屋根を注文したのはいいが、出来上がったのをみてはたしてこれで台風に立ち向かえるか?と心配になっていたある日、NETで凄く安いドームを見つけた。 すぐにメールし、できるだけ安く日本に送ってもらうにはいくらかかる?返ってきた答えは ***************************************************************** Thank you very much for your interest in SkyShed POD! I am forwarding your message to Kokusai Kohki (B Gooley), our Japan POD dealer. This will be your best method for shipping, as one or two PODs via surface will cost about as much as a container full of 10 PODs. I'm cc'ing Kokusai (Barry) so that you can contact each other to set up a POD visit. Please let me know if I can assist further.Wayne www.skyshedpod.com |
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グーリーさんが出てきたのでは、そちらから買うしかないですね。 で、注文しました。エコメイト仕様のドア2枚(これがミソ)。 |