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五藤光学60cm反射が引退!

[1] titan - 2007/06/06 20:35
皆様 こんばんは

芸西天文台に故五藤斉三氏が寄贈した五藤光学のフラッグシップモデルの60cm反射望遠鏡が来年4月に引退するそうです。1980年に完成した望遠鏡ですが電気系統が故障しているらしいです。天文ガイドの裏表紙を飾ったあの望遠鏡はどうなるのでしょうね。天文ガイドの7月号にカラーで4ページに渡り特集されています。

[2] ガラクマ(管理人) - 2007/06/06 23:55
 私は芸西天文台ができてしばらくして訪問しました。
時間が経っていないのにひどくミラーが汚れておりました。
これで見えるんですか?と失礼な質問をしましたが、御達人様は微笑んで「まだ、反射率は50%くらいはあるから大丈夫」ってなことを言われておりました。寛容なお人柄が分かるお言葉でした。

 高知県の太平洋側は晴れれば空がコバルト色に見える素晴らしい透明度ですが、太平洋からの潮風は望遠鏡には厳しいものです。

[3] ロッド - 2007/06/07 19:17
解体してしまうのでしょうか?その後の用途は?私は60cmよりも20cmF12ガイドスコープが気になります。アポクロマートレンズで超高性能のはずです。

[4] titan - 2007/06/07 20:16
私もあの20cmF12には注目していました当時の五藤光学の全てが凝縮している望遠鏡ですから今の技術を超える可能性がありますね。解体というのはありえないと思うのですが、どうなんでしょう。

[5] ロッド - 2007/06/08 17:56
望遠鏡の寿命は何年?そう考えてみると、この望遠鏡はまだ30年ぐらいですね。100年前の望遠鏡でも現役で活躍しているくらいですから、まだ寿命とは考えられません。電気系統の不具合ならば、電気系統だけ入れ替えれば良いわけで、光学系や機械装置はまだまだ使えるはずです。たぶん、積極的な意味での最新鋭機へのリニューアルなんでしょうね。

[6] コメト(^0^; - 2007/06/08 20:33
この60cm反射を社内で組み終えた姿を拝見したことあります。 (; _ _ )/
もう1台は韓国に行った筈で、鏡面精度は芸西のほうが良かったとかです。
もう1台も進行中とかでしたが、どうも国内ではないようなお話しでした。

とか、この20cmアポクロマートは確か1台キリの特注品ではなかったかと存じます。
25cmのアポも個人で注文されたのが埼玉に1台キリだったように記憶しております。
クーデ用にF9のモデルが主流とかですが、この口径では少し無理があり、F12の試作だった
とかの噂があります。一般用にはこれで良いかもですネ。。( ̄〜 ̄;)
アポと言えども10cmF10位までが収差の目立たないとこかと存じます。
N社の10cmはその点でも無難な設計であったことが伺えます。

余談ですが、クーデにすると思わぬ障害があり、その最たるものが温調の不正による軸ズレ
とか。。他社の方の見解などお聞きしました。
一時関係したことがあり、K社で特注で作ってはみたものの、機械精度が満足でないので、
ぼやいていた研究者がおりましたが、温調とか、機械保持性能を必要とするプロの要求に
答えるのは大変です。
テイク&トライか実績を一機首一機首分析して積み上げて行く努力を怠れません。 (°°;)

[7] 削除 - 2007/06/10 14:54
投稿者により削除されました

[8] Shinba - 2007/06/10 15:03
>解体というのはありえないと思うのですが、どうなんでしょう。

ttp://www.comet-web.net/mira/mt/archives/2007/05/post_138.html
によると、取り壊しってなってます。各望遠鏡には行き先はあるようですが。新台入れ替えのようですな。どんなんが来るんだろう。


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