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オートフォーカス

[1] 名無しのゴンベエ - 2006/07/29 01:37
[1] ひぽぽたます - 2006/05/28 20:00
なんで望遠鏡類にはオートフォーカスが無いのだろう?確かにfは暗いが、明るい場では使用しない事を限定すれば、特化したセンサーは簡単に作れるはず。それぞれの機械の規格がばらばらだから?それともそうしないと天体写真コンテストが成立しなくなるから(笑)。ずっと前は自動導入やオートガイドは夢の又、夢だったはず。残る技術革新はこれだけかも・・。∞だけを出すなら簡単だと思うのだが・・?どなたか、何で望遠鏡類にはオートフォーカス機能が無いか、教えて?


[2] ガラクマ(管理人) - 2006/05/29 00:15
 望遠鏡のオートフォーカスは擬似なものはできそうですが、どうなんでしょう?特に眼視用には難しそうです。
 カメラはフィルム位置が決まっております。望遠鏡で言うとアイピースの視野絞りの位置がそれにあたると思いますが、アイピースは夫々視野絞りの位置が変わります。
また、オートフォーカスカメラを考えると、フィルムと同じ焦点にマットが来て、そこに一次焦点を投影したものを、視度調整したアイピースがルーペの役目をして拡大します。
 望遠鏡は空中像を見ることになりますので、近視、遠視も含めて、トータルでピントがあうように調整する必要があります。

 よって、オートフォーカスにするには、カメラと同じようにある位置にピント位置がくるようにオートフォーカスして、その位置にピントが来るようにアイピースの位置を調整する調整機構が必要です。
 前者は、無限遠しか見ないのでしたら、固定でいいし、後者のほうが調整必要でしたら、あまりオートフォーカスの意味がないように思います。
人間の目は、私も感じますが、疲れとかいろいろの要素でピント位置が変わるようです。

 写真撮影用にはオートフォーカスが有効に働きそうですが、JSOのシュミットのように熱膨張率の小さな金属(Niの率が高い)を鏡筒自体に使ったらいかがでしょうか?

 ちなみに、デジスコマニアの方々はデジカメのレンズを外して、最終段の凹レンズのみ残し、オートフォーカス機構を残したまま望遠鏡に取り付けているようです。どんな望遠鏡に取り付けてもオートフォーカスが利く素晴らしいアイデアだと思います。
写真用ではありますが、これが最もひぽぽたますさんのイメージに近いものと思います。


[3] 原 - 2006/05/29 00:36
極論ですが、無限遠しかピントを合わせない「天体」望遠鏡ではAFは必要ありません。焦点位置にアイピースの絞り位置が来るように設計すれば(温度差の補償は必要ですが)基本的に何もしなくて良いはずです。天頂プリズムなどのアイテムも、その繰り出し分だけドローチューブが短くなれば(直視型のアダプターはその分だけ長く外れる)良いわけです。

でも深刻なのは人の目の個人差です。「視力」ではなくピントの位置の補正(ディオプター)が難しい。最近の視力計測器のように網膜上の投影像を観察して自動調節できるメカニズムが搭載できれば本当のAFが実現できますが、このような工夫抜きでは先に個人差を修正する工夫が必要になります。各アイピースに視度補正装置が付いていれば個人専用使用では解決しますが、観望会では依然として問題が残ります。視力の異なる多くの人たちに観望会で星を見てもらうには、このような装置があれば非常に助かるのですが・・・難しいだろうなあ・・・


[4] コメト(^0^) - 2006/05/29 02:45
観望会でいつも手間取る操作がこれです。
丁度今、この問題をどうしたものか?と考えていたとこでした。
少し的外れですが、ご紹介します。

観望会では個人個人でピントが違うので、良いピントで見ているかどうか分からんのです。
でも近頃では個人個人に合わせ込むのではなく、明るくて見易い天体を入れればOKとしてます。
それならばピントをあまり気にしなくても感激できます。
月、惑星、二重星、明るい星雲星団等ならやや甘ピンでも大丈夫と思います。
あまりにも酷い時には「土星が豚の鼻みたいだ」とか言っており、その人が次に来る時には
すこしピント位置を直前に変えて対処してます。

また、近頃のアイピースはアイポイントも長くなったので、眼鏡をしていても何とかなります。
大型サイズ採用の背景にはこれもあると分析してます。( ̄ー ̄☆

ポタ赤ではピントを手動で合わせること=ブレてやり難いことに繋がり、ピントの頂点が出し
難いです。これをキャンセル出来るのは電動式ですが、充分普及しているとは思えません。
やれば効用の大きさに驚くと思います。( ・o・)欲しい!
ちなみにこのピント出しで安定してやれる国産赤道儀は三鷹→ニコン・五藤→ビクセン・高橋
の順でしょうか。これイコール、ギヤの遊びに関係すると思えます。

ピントを誰にでも合った状態で観察するとなるとデジスコとかのCCTV(テレビジョンシステム)
になるのでしょうが、直接見る臨場感とか透明感(クリアランス)が失われてしまいます。
しかし、このようなシステムで一度見て貰い、次回は自分で合わせ込むと、納得のピントが
自分で出せると思います。今度、実際にやってみようと思っております。(^^;ゞ


[5] ガラクマ(管理人) - 2006/05/30 00:12
↓こんなんで、直接眼底に写る像でオートフォーカスできれば、こりゃ最高。
http://www.nidek.co.jp/fundus.html


[6] ひぽぽたます - 2006/05/30 23:57
う〜ん。やはり望遠鏡はオートフォーカスは難しいのかな?今、流行の一眼デジカメ+IRカットフィルター外しだけでも安直に出来たらなぁ・・・などと思ってしまう私は横着者でしょうか?(笑)結構難しいのが冷却CCDカメラ。ピントを変えて数値で管理出来るとは言え、星像の揺らぎが少しでもあると安定せず、結局試写・確認の繰り返し。再現性も良くないので、どこがジャスピンか判らないのが、もっぱらの問題です。コンパクトデジカメ対策で、アイピースの後ろに付け、無限遠だけでも自動化出来れば良いのになぁ・・などと感じています。ガラクマ御大情報のデジスコ法は結構応用が利きそう!こんど帰国時におジャンクレンズで試してみようっと!


[7] ガラクマ(管理人) - 2006/05/31 00:35
デジスコのテクニック、実は先人からのメールで方法をご教授いただいております。今度、気が向いたときに、「通信」ででもご連絡いたします。
 すいません。○○さん。ご覧になっており、不都合でしたらメール下さい。


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