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チリメン(ちぢみ)塗装はいかが?

[1] ロッド - 2005/04/30 21:14
シブい、懐かしいチリメン塗装のニューアポロ型が今ヤフオクに出ておりますが、このヘンテコ塗装にはいろいろと複雑な(笑)感情をお持ちの方が多いようです。

私も1台目、2台目の望遠鏡はチリメン塗装でした。これにかかわる苦々しい経験を語ると1晩かかっても終わらないので、ここで書くのは遠慮しときますが・・・。だいたい、良い印象を持つ人は少ないと思います。

でも、意外や意外、クルマ趣味の世界では、名機と言われる昔のエンジンの目立つ部分がチリメン塗装になっていたので、これが珍重されているという、望遠鏡とは正反対の好印象なんですが。その名も「結晶塗装」とか。

昔(60年代)のケ○コーの場合、天頂プリズムまでしつこいチリメン塗装でしたが、見るからにゲテモノ。アイピースを差し込むと凄いガタガタで(ダイキャストのままで、旋盤加工省略)1本ネジでは止まらないためか、直角方向から2本ネジで止めるようになっていました。

[2] コメト(^0^) - 2005/04/30 22:47
今日は年に一度の子ども会育成会の総会でした。
そんで、その資料を整理してここへ戻って来たら、新たなスレで登場してました。
ロッドさん!いろいろと気を遣わせますデス。  m(_ _)m

チリメン(ちぢみ)塗装と言いますが、何気にこんな模様になるんでしょうネ?
これを考えるとまたしても寝られなくなってしまいそうです。液体が固体に変化する時の体積変化
なんでしょうか?焼き付け塗装が化学変化で固化するのは理解しましたが、チリメン(ちぢみ)塗装
も化学変化かナァ〜?この特性を生かした応用例無いもんか?

望遠鏡なら柄が大きいからまだしも、天頂プリズムにまでやってしまうとごつい感じが出てしまい、
やり過ぎでしょうナ。顕微鏡もこれで済ましているのが有りましたが、模様が大きいと不似合いでは
ないかと思えます。こうしたミスマッチも時代背景を想像させてくれて今では懐かしい感じです。

[3] yoshio_55 - 2005/05/01 10:16
昔買ったダウエルの4頭レボルバーも縮緬問屋でした。
見た目も気持ち悪いので、削り落としてラッカー塗装しました。

更に悪かったのは、12.5mm以上の接眼鏡ではケラレます。
そのため一つだけ中を削って25mmが使えるようにしました。
粗悪品ですが便利なことは確かです。

[4] 上板2丁目 - 2005/05/01 11:17
昔の理化学機器はこの黒チヂミ塗装が多かったですね。私は黒梨地仕上げと思ってましたが、同じでしょうか?正式名称ご存知の方教えて下さい。
さてこのチヂミ塗装は下地処理の悪い物が多く、すぐ剥離してアルミ地金が出てしまう感があります。またほこりが取りにくい欠点がありアスコ、の赤道儀は剥離してグリーンハンマートーン仕上げに再塗装しました。チヂミもハンマートーンも鋳肌のざらざらを隠すため、下地処理が要らず、コスト面で採用したと思われます。ツルツル塗装の場合はパテで下地処理するか、何回も塗り重ねが必要です。灰色ツルツル塗装はコスト高ね。
最近まではハンマートーン仕上げが主流でしたが今後はツルツルか?。
ハンマートーン塗料は東急ハンズやドイトで売られてまして、グレー、シルバー、グリーン、ブルーがあります。ブルーはマークXよりきつい色で止めましたが、ナンチャッテ・マークX作りに使えそうですね。


[5] ロッド - 2005/05/01 20:11
チリメン塗装なんて名づけたのは誰でしょう?望遠鏡テストの冨田氏かも・・・。
・結晶塗装なんて言っても、何が「結晶」してるの?
・梨地塗装というのが普通の言い方かも。でも、梨の皮のザラザラとはちと違う・・・。
・チヂミ塗装と言うのは納得。本当に縮んでます。しわくちゃです。

しかし、yoshio_55さんのレボルバー、チリメン塗装では本当にゲテモノ風で、私の天頂プリズムと共通点あります。作者(??)は同じかも。

[6] yoshio_55 - 2005/05/02 10:52
チリメン塗装の呼び方は、梨地塗装が一般的?でしょうね。
しかし梨地のレボルバーは、思い出しても背筋が寒くなります。
ゲテモノの天頂プリズムもそうだったのでしょうね。
(あ〜、思い出したくもない(笑))

[7] ロッド - 2005/05/09 00:37
見事な黒艶塗装(この表現ダウエル風ですが)になったレボルバー、古スコ広場で拝見しました。私もお気に入りのレボルバーをこのようにきれいにしたいと思います。

ところで、チリメン塗装ですが、クルマ趣味のほうではエンジンのヘッドカバーのチリメン塗装が何と26,000円です!そんなに出してでもチリメン塗装にしたい人がいるってことにオドロキですね。

なぜに、あんな風にチリメン状になるのか推測すれば、一般には下地塗装と上塗り塗料を異質の物を組み合わせたときに、下と上との相性が悪くて塗膜がちぢれて起こる現象です。これは通常は完全なる失敗塗装なんです。違うメーカーの塗料を塗り重ねた場合などに起こります。この現象を故意に起こすためには、どうしたら良いか?
 たぶん、一旦塗装した上に、相性の悪い異質の溶剤を吹き付けてやるのではないでしょうか。または、乾燥する前に急激に熱してやって泡立ててやるとか。その両方の手法を併用するのかも。・・・まったくご苦労様です。(笑)

[8] コメト(^0^) - 2005/05/09 22:17
そんなに手間の掛かるものなんですか。。。絶句!
わざわざそこまでしてやる意味を考えるに、イワユルごまかしをやりたかったんでしょうかネ?
とどのつまりが丁寧な普通の塗装が光沢を均一にしなければならないと言った難しさを省略する
ことでコストを押えられると。。。

実際、普通の焼き付け塗装なるものをやった経験によると埃やゴミは平滑からは程遠い、欠点
ばかりを残し、巻き込まずに仕上げるのはかなりの環境と熟練が必要でした。
これをチリメン塗装なるものにすると全てをネグレル訳で、これだと欠点は一見無しと。。。

それにしても下地との相性まで考慮するとなると、これはこれでテクが必要です。
もっと手間を省く、例えばチリメンにしかなかない塗料とかないのでしょうか?
また、車関係とかと違う分野で今だ使われている分野はないのでしょうか?  (´Д`?


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