戦前のコンタックス-・型
(カール・ツアイス)

 ライカと並ぶ傑作機です。このカメラについての文献や記録はいくらでもありますので、改めてここであれこれ申す事はしません。
 (上記現物は10数年前、ドイツ・ケルン市のカメラ屋で6万円あまりで購入。)
 使い勝手はどうだったか---まず、その重さに閉口しました。更に フイルム巻き上げの渋いこと。裏蓋をあけてのフイルムの入れ難さ。 シルバー層にはきつい距離計の操作。その他いくらでもあります。然し、往年のフアンを魅了したスローシャッターを切った時の独特の 音---それは しばしば「ねずみの泣き声」に例えられた。---確かに、たまらない音色で響いてきました。
 

 キャノンがライカの模倣からスタートしたのに反し、ニコンがターゲットにしたのはこのコンタックスでした。
 レトロブームに乗って、ニコンが限定復活させた1958年発表の名機「ニコン・SC」の姿はまさにこのコンタックスを彷佛とさせるデザインでした。



発表された新ニコンS3  2.000年6月「2000年記念モデル」として復刻限定発売された。価格は480.000円 販売は3.000台



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