試作-・
ミニ赤道儀
モーター直結がミソだったが。
極軸に低速モーターを直結して恒星時運転を可能にしてみました。北極星の導入は極軸先端に装着した90度極軸望遠鏡を介して確認します。それ程の精度を要求せずに長時間の観測目的から来た発想です。装置が簡単なので価格の点でも全く問題はありません。ただ、一日一回転で多少なりとトルクの大きいシンクロナスモーターの選択に課題が残りました。
何故シンクロナスモーターか----実はシンクロナスではなく、昔風の運転時計、つまりゼンマイ仕掛けの小さな駆動装置を考えていました。ホントの機械時計が目標でした。理由は
電気装置につき物の コード、電池、AC切換え、それ等に対する一種の拒絶反応があったからです。勿論単価もあります。
然し、往年の運転時計に類する装置の手配はやはりムリのようでした。ガバナーを利用した本格的装置でなくとも せめて目覚まし時計程度の仕掛けでもよかったのですが結局ダメでしたね。ありし良き時代のノスタルジアに浸るのにはムリだったようです。郷愁とロマンは消え失せたままになっています。
運転時計が欲しかった。