世界のカタログパンフレットから
面白そうなモノをご披露します。

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 これは何の製品か、判りません。裏面には中国 福建省の会社の名前があります。


 上海で作られてた一眼レフです。その他、高級顕微鏡など何種類か載っています。1995年前後です。カメラにはコンパクトカメラもありますが、デジカメはまだ載っていません。
 2001年現在、アジアの工業力は飛躍的に発展し、光学器械の殆どは日本同様の生産が可能になっています。ブランドは日本でありながら生産はアジア、というケースも増えてきています。但し、高度な製品の場合は現在のところはアジアは日本の下請け生産です。典型的な例としてデジカメがあります。通常のデジカメは大量にアジアでも作られていますがズームはまだ出来ないようです。工業力はあっても、その種のレンズの場合は日本の特許によってがんじがらめに防衛されているので作られない事情にあるのかも知れません。ズームのデジカメはなにせ超精密な加工が必要とされるのに加えて、非球面とかの特殊な加工も要求されるので、後進技術ではなかなか出来ないのかも知れませんね。



|続く|                         |戻る|