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★ヤフオクを語ろう第22台目★  投稿者: (^0^)コメト 投稿日:2013/06/21(Fri) 23:13 No.1382   HomePage

話題沸騰ですが、長くなったんでこっちに切り換えますネ。m(_ _)m
No.1381のNGC1999さんの続きをお願いします。

ASTROブランドのΦ50FL750mmは知人の持ってるの↓完全な姿を写真で見ました。(^−^;
ttp://yumarin7.sakura.ne.jp/R51kometo1.jpg

1960年代ですから、こんな程度の良いのが現存しているのが不思議な位です。
一体、幾らまで行くんだふ?
北海道の廃校で最後の部品だけを見送りましたが、その後はどこ行っちまったんだろなぁ。。(~へ~;




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   kinkuro - 2013/06/24(Mon) 12:25 No.1385

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r103679860

久しぶりのユニトロンですね。




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   kinkuro - 2013/06/26(Wed) 22:51 No.1386

http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t324733057

あらら、こっちにも・・・




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   ガラクマ - 2013/06/27(Thu) 22:14 No.1387

kinkuroさんご紹介のユニトロンは久々ですね。
少し見ものです。

先日終わったプラネも、最終がお昼にも関わらず直前勝負が面白かったようです。
見逃して残念でした。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f129497571




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   猫洞 - 2013/06/28(Fri) 10:52 No.1388

履歴を見るとなんだか落札されずに再出品されているみたいですね。




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   tripleted_apo - 2013/06/28(Fri) 23:22 No.1389

RF75の硝材はFK5-SF2で、阿見の○高光学製です。非常にシャープで良く見えます。この6cmはBaK1-SF2で、BK7-SF2の組合せより高級品で実質セミアポです。木星など殆ど色収差は感じません。これは古いので野沢製と思います。ご参考まで




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   上板2丁目 - 2013/06/30(Sun) 21:23 No.1393

反射はさて置き、おまけの屈折がツァイスではないかい? とちまたの噂があり、高騰してます。
さて、真偽のほどは??落札した方、レポート願います。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f129904359




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   ガラクマ - 2013/06/30(Sun) 23:12 No.1394

猫洞さん。お久しぶりです。
12万円がいきなり48万円になって驚きましたが、そういうことでしたか。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f129944217

上板2丁目さんご紹介の屈折は、写真の角度が微妙で判断しにくいですが、ファインダーのアリミゾ、アイピースロック機構などからカートンSP77(77o/1250o)の鏡筒のように見えます。
(SP77はたぶん東亜さんで作ったものでケンコーとか二光通販などでも売られていたと思います)
http://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Carton1971.pdf
落札された方はご紹介ください。




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   kinkuro - 2013/07/01(Mon) 14:29 No.1396

カートンですかね。
ケンコーよりカートンがいいんですが。910mmの方がいいかも。
ということで、釣られたのは私でした(笑
実質、1万くらいの価値でしたね。
もしかしてツアイス?と仮定して3万円台で設定入札後、まあ違ってたら上がらないだろうと思い、
案の定、直前まで1万で推移してたので、やっぱ違うのか〜でもまあ古スコっぽいしいいかと放置。
そしたら直前に更新されたので、おや?これはひょっとして・・・と思い39500円で再入札しておいたら落札になってました(^^;
高い授業料でしたが、勉強になりました。まあ、到着したらまたUPします。




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   ひぽぽたます - 2013/07/02(Tue) 21:22 No.1398

う〜ん・・・一度は手にしたいお宝ですなぁ・・・まあ、縁遠いものですが・・・。・・・と言いながら、ニュートン反射ファンの当方としては涎が止まりません!

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k162099816




Re: ★ヤフオクを語ろう第22台目★   kinkuro - 2013/07/03(Wed) 10:00 No.1399

ご近所さんなので、一度見に行ってみたいものです。
たしか一度ご出品されてたかと。
価格的には結構良心的だとおもいますが、需要がニッチですから・・・


★ヤフオクを語ろう!(21大目)★  投稿者: (^0^)コメト 投稿日:2012/12/24(Mon) 19:42 No.961   HomePage

50レスともなり、長くなったんでこっちゃに移籍します。m(_ _)m
先刻までのレスを参考にして下さい。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   まき - 2012/12/29(Sat) 20:11 No.969

状態はあまり良くなさそうですが・・・
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g122480521




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/01/01(Tue) 16:02 No.975

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k161054449
なぜかレンズ無しの8cm屈折鏡筒が6本セット。なぜに6本セット?ばら売りの方が高くなると思うのですが。。。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/01/01(Tue) 18:27 No.976

http://www.astromart.com/classifieds/details.asp?classified_id=805904
http://www.astromart.com/classifieds/details.asp?classified_id=805818
http://www.astromart.com/classifieds/details.asp?classified_id=805800
最近全然見ないと思って久方ぶりに見たら。。。ユニトロン三連発。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/01/16(Wed) 19:14 No.1022

五島光学のテレパックST−5が2台も出てますね。

http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/i11319432
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/i11319431




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/01/16(Wed) 19:20 No.1024

しまった五藤光学だった・・・




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   (^0^)コメト - 2013/01/16(Wed) 20:32 No.1025   HomePage

これなんかもあります。8^0^;
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/auction?pid=k_saitama&oid=1355200752812278&aid=i11320453
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/auction?pid=k_saitama&oid=1355200752812278&aid=i11320496
いまなら軽合金の赤道儀なんでしょうが、これは確か鋳鉄。。。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/01/16(Wed) 21:39 No.1026

おおっ、この7.5cm赤道儀は高度調整部分以外はウチの学校にあったやつと同じ。
やたら重かった記憶が蘇ります。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ひぽぽたます - 2013/01/23(Wed) 21:15 No.1040

これは相当古いものですな!レストア魂がメラメラと萌え上がります!

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d139565039




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/01/23(Wed) 22:11 No.1041

これも相当古いのでは?

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b143718843




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/01/24(Thu) 01:12 No.1042

これのようですね。
http://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Nikon2inch.pdf




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   NGC1999 - 2013/01/28(Mon) 19:29 No.1055

この途中で継がれた鏡筒は、まさか国際光学では?
しかし、このレンズ・・・!

http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w83283757




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ガラクマ - 2013/01/28(Mon) 22:57 No.1056

なんか最近やたらと古そうな出物が多いですね。

NGC1999さんのご紹介のもの、国際光学かどうかは分かりませんが、相当怪しいです。
自作カスタムっぽくも見せますが、セル周りは、半田ごてで溶かしたような跡はなんなんでしょう?
レンズを外そうと思って、プラ製のセルを溶かしたけど外れないので、鏡筒を切って一回り小さい望遠鏡のフードの代わりにかぶせたとも見えますが、なんとも六角形の鏡筒バンドと真っ赤になった経緯台部に目が行きます。
手元に持ってきて確認したいイチブツです。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ひぽぽたます - 2013/02/09(Sat) 18:58 No.1069

謎が多い島津製の望遠鏡ですがレンズが曇っていて、この価格は少々・・・。

http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f119072794




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   TAKA3 - 2013/02/14(Thu) 07:13 No.1075

額縁に入れてリビングに飾りたいような星図ですね。(コピーでいいけど(^_^;)
星座の境界が曲線になってる。布目満造部長も90年も経ってからこんなことを
言われてるとは夢にも思わないでしょう。

 http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k157339684




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/02/14(Thu) 15:02 No.1076

特注のシュミカセなんでしょうかね。
にしては、20cm用であると思われる補正版や鏡筒をあえて筒先で絞ってるのはなんなんでしょうか?

http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n115948127




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   呑・関根 - 2013/03/05(Tue) 08:06 No.1155

40cmベーカーシュミットカメラ鏡筒
現在の価格: 900,000 円
残り時間 : 3 日
■仕様
 メーカー:静岡光器研究所
 型式:ベーカーシュミットカメラ(リンフットタイプ)
 有効口径:D400mm
 焦点距離:FL1320mm
 全長:2400mm(デューキャップ含む)
 イメージサークル:φ125mm
 主鏡:精密球面、パイレックス(Al+SiO)
 副鏡:精密球面、パイレックス(Al+SiO)
 CP:高次非球面、BK7(両面防反射マルチコート)
 鏡筒材質:主にA5052
 塗装:アクリル系焼付け
 調整機構:主鏡、副鏡、CP、スケアリング
 温度補償:インバーによる副鏡支持機構あり
 付属品:φ140mmプランジャーシャッター・コントロールユニット
     専用アルミ製デューキャップ
     赤緯バランス調整ウェイト
     4×5アタッチメント
     35mmカメラアタッチメント
     対称確認用アイピースアタッチメント
    ※ガイド鏡、ファインダー等は付属しません。
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w76275830#enlargeimg

詳細情報は以下をご覧ください。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-kouuoaj46brxpeojamvfrhnrku-1001&uniqid=3651dd73-f6aa-44cf-90ab-211ebd7924b3




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ガラクマ - 2013/03/05(Tue) 22:35 No.1160

呑さんもたいへんですね。
確かにいいものとは分かります。

昔から、ことあるごとに業界の方にお願いしているのですが、
大判アナログ用レンズ用に、35oとかAPS-Cサイズのイメージサークルでよいので、CCD用の入射角にしたレデューサーを作ってほしいと。
できれば、びっくりするような明るさで手持ちのレンズが復活すると思っているのですが。
この望遠鏡も、イメージサークルを犠牲にしてFを明るくするデジタル用補正レンズがあれば、すごい能力を発揮すると思うのですが。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   NGC1999 - 2013/03/17(Sun) 08:46 No.1213

こ、これは・・・!

http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u46200207




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   スークー - 2013/03/17(Sun) 13:45 No.1214

↓これは兄弟か??
http://yumarin7.sakura.ne.jp/telbbsp/joyfulyy.cgi?getno=8207#getno8207

この機械の詳細について、ぜひ知りたいです。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/03/19(Tue) 22:24 No.1225

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m111518853#enlargeimg

小さいけど立派




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ジーク - 2013/03/22(Fri) 06:35 No.1233

kinkuroさん、
いやあ、これはレアですね。

塗装が少しはげているように見えますが、いっそのこと、全て剥がして、アスコのブルーグリーンシルバー色に塗装したいですね

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m111518853




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   まき - 2013/03/24(Sun) 11:15 No.1240

望遠鏡ではないですが、ちょっと気になる・・・
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d138734101




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21代目)★   ジーク - 2013/03/29(Fri) 23:00 No.1253

この手の短焦点鏡。球面鏡のF4.5なのかなぁ?。。。と、勝手に推測しているのですが、どなたか、人柱になって、詳細にリポートしてみませんか?

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m111773835




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/03/30(Sat) 07:02 No.1254

この手の短焦点、、、、結論を言えば球面です。一応それを目指して作られている様子です。周辺のダレとかあるはずですが、影響はありません。斜鏡が小さすぎ、ドローチューブは細くて長すぎ(筒外焦点距離が長すぎ)て有効径は6〜7cmくらいです。周辺は蹴られています。

7cmF7くらいのイメージですので運が良ければそれなりに見えます。でも斜鏡の精度が精度以前の物も多い上に、筒外焦点距離が長いために斜鏡精度の影響が大きく、期待できないモノです。私が持っていた代物はアチョ〜としか言いようのない水準でした。

ドローチューブが非常に長いので外光の影響を受けにくいのは意外なメリットです。正立プリズムを使うとドローチューブが繰り込まれて、斜鏡に触れるくらいの位置まで奥に入ります。こうなると筒先から入る外光がドローチューブに直接入射しません。(笑)もちろん結果的にそうなったに過ぎないと思います。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21代目)★   ジーク - 2013/03/30(Sat) 09:10 No.1255

原さん、ご報告、ありがとう御座います。

やはり...相当に「アチョー」な代物なんですね。

全体の外観は使いやすそうに見えるので、光学系を置き換える改造で、何とかならんかなぁ...と思ったりもするのですが、ちょうどいい市販の光学パーツもないかもですね。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/03/31(Sun) 07:41 No.1257

そうです。。。丁度良い市販の光学系がないんです。。。。10cmF4〜10くらいでしっかりした光学系の市販品が絶滅に近い。15cm以上だと選択肢が広がるのですが、10cm前後で放物面鏡だとエドモンドの製品くらいしか見あたりません。あそこは国産ですし、定評あるけど値段もね。。。

7.5センチ級だとビクセンの黄色いペンギンや、ケンコーの製品があるのですが光学系の別売りは基本的に無しです。(ジャンク扱いのみ)

かつて栄華を誇った?エイコーやミザールの8〜9cmクラスのミラーは現在生産されて居らず、破損しても補充できません。自作キットも11cmF4〜5の球面鏡で斜鏡を小さめにして7〜8cm相当として使う設計で販売されています。専用の小型ミラーを製造すると、何倍か高く付くので周辺を絞って使う方が安い。。材料費よりも加工費(ジグや製造管理、商品として区別する手間を含む)の方が高いという話です。

小口径屈折の性能が向上して安くなった今、反射の存在意義は大口径だけというのが実情のようです。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ぶっち。 - 2013/04/03(Wed) 22:51 No.1268

イェナの大型双眼鏡。
これは、また、珍しいですね。。。
  
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g126031969




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   knkuro - 2013/04/07(Sun) 12:06 No.1280

CATの三鷹15cmカセグレンはすぐ売れると思ったのですが、なぜうれないのでしょう?
状態も悪くないし、主鏡圧迫とかは調整でどうとでもなりますし・・・。
なぜだろう??
三鷹って、機械部分と違って光学は評価低いんでしょうか?




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/04/10(Wed) 23:22 No.1286

流石に売れた様子?あの鏡筒は昨年夏頃から店頭でも見ました。

月刊天文で、三鷹の15cmF6ニュートンの紹介が出たときには、主鏡側の光軸修正装置が無く工作精度で軸出ししているとか書かれていたように記憶しています。カセグレンの方はどうだったのか?良く覚えておりません。

でも、手元の写真では外観上光軸修正ネジが見えません。どこかに隠されているのか??
「手強い」と感じて手を出せませんでした。筒も細く、多分外径175〜180mmくらいで余裕が無く、分解するにも「手強そう」でした。そんなわけで手を出さずに終わってしまいました。多分、実物を見た方の多くがそう感じたのではないかなあ???




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/04/11(Thu) 22:40 No.1289

私の一学年上の先輩が三鷹光器で働いていたことがあります。
当時の三鷹光器では(現在でも)光学面は製作しておらず、機械部分のみの製作です。
光学面は全て外注です。
大きなものは池谷鏡だったりとかあるのですが、小口径は不明です。
日高光学あたりかな?

今見て思い出しましたが、当時の社長さん(現在の会長さん)とお話したとき、
高橋製作所とは結構な付き合いがある(社員を融通したり)と言われていたので
小口径は田口鏡等かもしれません。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/04/12(Fri) 12:19 No.1290

勉強になります。
さすがに皆さん当時の事情通のかたばかりで大変ためになります。
ありがとうございました。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   まき - 2013/04/21(Sun) 18:47 No.1301

カニの目玉! 使い道は・・・?
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k164796241




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   元古書店主 - 2013/04/22(Mon) 23:48 No.1306

いわゆる砲隊鏡(scissors scope)と言う物ですね。
戦争で塹壕の中から敵陣地や自軍の砲撃の着弾地点を
三角測量の要領で観測するものです。
http://www.sure.ne.jp/member/eastwest/diary/diary___9290ceaa6a69e98b23a8e7388c459124.html




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/05/08(Wed) 22:26 No.1333

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k160260518
高くなるだろうなぁ




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ぶっち。 - 2013/05/12(Sun) 22:03 No.1337

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d143460651

ツァイス 15×60 B/GA T*
やっぱり、半日もたたずに売れてしまいましたね。
私も心が動いたのですが…。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/05/13(Mon) 23:58 No.1338

ツアイスの15x60は意外と安めで終わってビックリです。。。

http://www.starshop.co.jp/salehp-2012.html
協栄のアイピース群は瞬殺。モノセントリックも円安で高騰するでしょうから瞬殺。意外とユニトロンが残っている?

こっちのツアイスはエライ値段でビックリ。
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w86840443




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/05/14(Tue) 13:38 No.1341

ツァイス 15×60 B/GA T*一度見せてもらいましたが、どえらい重いながらも、どえらい良く見えました。
私のEL10*42がまるで安ものに感じるくらいレベルが違う見え味だったのに、あの落札金額は安いですね。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ぶっち。 - 2013/05/14(Tue) 21:39 No.1342

>原さん
済みません、ユニトロンは私が買わせて頂きました。
(2個で4.5k円だったもので、つい両方…)
先ほど、仕事帰りに受領してきましたが、大きな傷はありません。
シーイングの良い夜が楽しみです♪
…ツァイス15×60ですが、即決であの値段でしたから(^^;
  
>kinkuroさん
スワロのELと比較しても、そんなに違うんですか…(驚)。
さすがと言うか、何と言うか…。
機会があれば、一度、見てみたいものです。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   - 2013/05/14(Tue) 22:43 No.1343

ユニトロン2個いけましたか?!そりゃ幸運でした。しかし最近のシーイングの悪さは困りもんです。折角の土星が・・・夜は寒くて昼は暑いという寒暖の差も人体耐久試験みたいだし。。。。

ツアイスの15x60はツアイスにしては珍しく?視野が平坦で周辺まで使えます。品質を伴った上で口径もあるので良く見えます。ただし手持ちはやっぱりしんどいです。プロレスラーの腕力が欲しくなります。芝生に寝っ転がって天の川を流すと・・・休憩を挟んで何度も見入ってしまいます。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   石石石 - 2013/05/14(Tue) 23:42 No.1344

15×60B/GA T*は今でもツアイスの頂点に君臨するフラッグシップモデルだと思います。
中心部の解像度とハイコントラスト・高透過率を実現している上に、
最周辺ギリギリ近くまで星像は点像です。
倍率が高いこと以外には隙はありません。

手ぶれを抑えて星を見るには、重心の中央部付近ではなく、対物レンズ周辺を持って
見ることがコツです。
あと長時間見るときには、車のボンネットに後頭部を載せて振り回すこともありますよ。

ただ、前モデルの15×60GA T*は不良率が高いので注意した方が良いと思います。
こちらの方が見かけ視界が広いので見ごこちは良いのですけれども・・・。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ひぽぽたます - 2013/05/16(Thu) 00:05 No.1345

原様

>こっちのツアイスはエライ値段でビックリ。

これは驚きの価格ですね!以前、同じ物が10万円そこそこでも売れず回転ずし状態であったことを思い出すと
文章と写真がオークションでは大切なんだなぁ・・・としみじみ思ってしまいます。以前、ツアイスのセミアポ
と美苦戦のEDアポをサイドバイサイドで覗き比べた事がありましたが、やはり問題の色収差は後者の圧倒的な
勝利でした。ただ、像の均一性という点では前者にアドバンテージがあった様に記憶しています。設計思想の
差でしょうか・・・・?




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ガラクマ - 2013/05/18(Sat) 23:39 No.1351

私は、こんなのが好みです。
カートンなのに、スペース型赤道儀ではなく、首長。子供の頃、カタログでシゲシゲ見たものです。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e134903454

ところで、先ほどタイタンVをゲット!  相当喜んでおります。
が・・・なにか、こちらにおいでの方に譲ってもらった感もあります。
もし、いらしましたら。失礼いたしました。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   田間 - 2013/05/25(Sat) 03:33 No.1355

お久しぶりです。

この望遠鏡、以前ガラクマさんがゲットした国際光学みたいな2段鏡筒のへんてこりんな望遠鏡の完品みたいです。
ルーフエー光学 CH360U 
ルーフエー光学って聞いたことがありません。
どなたかご存知の方いますか?
 http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l195327397




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ガラクマ - 2013/05/25(Sat) 07:16 No.1356

 手元のは相当ボロボロだったこともあり、古いものと思っておりましたが、全体を見ると案外古くないかもしれません。
情報ありがとうございます。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/05/31(Fri) 17:57 No.1359

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g122387472
綺麗ですね〜
一瞬UTNに出たと思ったんですが、こっちに出品されたようですね。




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   tripleted_apo - 2013/06/02(Sun) 11:31 No.1360

何年振りかで、投稿させてもらいます。 アスコ製品のユーザとして一言。機械(加工)部分はすばらしいのですが、光学系は?です。アスコ製であれば、修正研磨しないと高倍率は非常に厳しいと思います。 ご参考まで!




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   スークー - 2013/06/02(Sun) 12:44 No.1361

http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n119790195

左下に、いいものが・・・・




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   kinkuro - 2013/06/17(Mon) 16:34 No.1376

ケンコーも対ビクセン200SSで出てたんですね〜 知らなかった〜
斜鏡スパイダーもよく似てますね。
でも明らかに無理やり過積載ですね(笑

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k161633392




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   ひぽぽたます - 2013/06/18(Tue) 22:18 No.1379

やはりこの頃の20cmクラスは存在感が違いますね。置く場所と資金があれば是非欲しい逸品です。まあ現在では非常に軽く安い同クラスの鏡筒が出回っていますが・・・。

http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e136384442




Re: ★ヤフオクを語ろう!(21大目)★   NGC1999 - 2013/06/21(Fri) 20:38 No.1381

人気のアストロ!
ファインダーの形状より、初期の物と思われますが、木箱入りでないバージョンも、有ったのですね。

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/169125208


今年は・・・  投稿者: まき 投稿日:2013/04/01(Mon) 07:09 No.1259

これっきゃない!
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/04/01inseki/index-j.shtml

ちなみに、毎年楽しみにしているGoogleは、
http://googlejapan.blogspot.jp/2013/04/google-patapata.html
#無線好きには、昨年版がお勧め

こんな記事も・・・
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/127108/




Re: 今年は・・・   ガラクマ - 2013/04/01(Mon) 20:46 No.1261

ヘビ〜な話題ですね。
 ttp://quasimoto.exblog.jp/20021847/


小言その1  投稿者: 投稿日:2013/02/08(Fri) 21:56 No.1065

販売店/カメラ屋巡りしたり、同好の方と話をしたりしていると、嫌な話、変な書き込み、変な情報・・・色 々と噂話を聞きます。また、その真偽について質問を受けることもあります。多くは取るに足らない内容で、貧弱な知識や勝手な思い込みに属するものです。中には悪質な行為も含まれます。悪意があるとしか思え無い行為もあります。でも、困った事に影響を受ける人がいます。書かれている間違った情報を真に受ける人達がいます。

まあ、光学の細かい話は仕方ないとしても、価格の話なら社会人として損益分岐点・固定費・変動費・仕入れ値・利益率・・・くらいの意味と中身は分かっていなければいけないな。。。と呆れざるを得ない低俗な書き込みも見かけます。

本来は販売店や製造メーカーが厳しく対応すべき問題もあるのですが、お客をやっつけても仕方ない、面倒、相手側に説明を理解する能力/知力がない、時間の無駄・・・と言う理由で放置されているケースが多々ある様子です。相手にされず放置されているだけなのに、当人は自分の行動が正当で正しいと思いこんでいる。。。「物知りだけど、ただの馬鹿」ならば可愛い方です。「情熱を持った悪意そのもの」の人・・・もいます。本当はそのような出鱈目が書かれたHPなり、掲示板なり、blogなりTwtterなりに書き込むべきでしょうけど、消されて散逸しても仕方ありません。また文字数制限が厳しく、ほとんど何も書けない場合もあります。(Twitterというのは正確な情報を書き記すには全く駄目な代物です)

あちこちで色々話をしていると、どこで誰に回答したのか分からなくなります。年だなあ〜〜。防備録ついでに、ちょっと書き留めておいた事を書いてみます。以前書いたかも知れませんが。。。ご容赦を。

今月は、まずは「コーティング」についてあれこれ。

1)双眼鏡のコートの色を見て、左右の色調が違うと言ってクレームを付ける人がいる。
2)コートの色を見てコーティングの種類が変わったとか、改良されたとか、元の色に戻ったから改悪された・・・とか言う人がいる。
3)光害防止干渉フィルターの反射光や透過光を見て、ムラがあると言ってクレームを付ける人がいる。
4)「全面マルチコートじゃない」「全面マルチコートにするべきだ」とクレームを付ける人がいる
5)○×社のコートは他社と違って特別で云々・・・と蘊蓄を語る人がいる。

結論を先に書きます。
1)に関してはマルチコート化された現在では意味がありません。 心配無用です。カラーバランスが狂うことはありません。
2)断定は出来ません。同一蒸着ロット・同一設計でも色調は簡単に変わります。
3)接眼レンズ前に光害防止フィルターを付け、眼視観察するのであれば全く問題になりません。無意味な検品です。
4)全面マルチコートしたくても、物理的に出来ない、行っても意味のない場合が多々あります。マルチコートが最善の選択とは限りません。
5)用いられている材料も、装置も意外なことに大差ありません。違いがあるとすれば「何を操作したら、結果的に何が出来ているか?」を知って作っているのか?知らないか?の違い「だけ」です。T*?SMC?EBC?BBAR?ブランド名は自他区別のための名前でしかありません。特別な魔法があるわけではありません。普通の工業製品です。

では順を追って、一つづつ説明します。




Re: 小言その1   - 2013/02/08(Fri) 23:14 No.1066

1)双眼鏡のコートの色を見て、左右の色調が違うと言ってクレームを付ける人がいる。

これに関してはマルチコート化された現在では意味がありません。心配無用です。カラーバランスが狂うことはありません。

かつてキャノンが反射防止コートの反射色を考慮してレンズのカラーバランスを取ったという有名な話が根拠になっていると思います。でも、モノコートの時代は正しかったのですが、マルチコート化されてからは使えないテクニックになってしまいました。
1面あたりの反射率が未処理では数%。これが単層コートで1%程度まで下がります。特定の波長に関しては最小値を示し、長波長側と短波長側がそれぞれ反射率が上昇しています。この程度によって反射光に着色が見られます。

透過光は反射光の補色になります。しかし、その補色の程度がマルチコートとモノコートでは全然違います。
仮にモノコートの反射率が青が2%反射、緑が1%反射、赤が2%反射したとします。緑が少ないので赤と青の混色で紫っぽく見えるでしょう。緑が他の2色の半分しかありません。R:G:B=2:1:2ですから強く感じます。一方で透過光は青が98%、緑が99%、赤が98%。「差」は1%の差で、反射と同じですが「比率」は違います。98:99:98ですので、差は著しく小さく、緑の差を感じるのは困難です。ですから故意にカラーバランスを変えるには、故意にカラーバランスを崩した反射防止層を設計するか?同じ設計の層を何面かに採用して積算で効果を出すか、しかありません。キャノンはいずれかの方法をとったわけです。

しかし、広帯域のマルチコートになると様相が変わります。
青が0.2%反射、緑が0.1%反射、赤が0.2%反射したとします。反射の色調は先のモノコートの例と同じで2:1:2です。ただし反射の明るさは暗くなっています。しかし、透過光は青が99.8%、緑が99.9%、赤が99.8%ですので、より一層、色調はニュートラルです。差と比の関係はこのような状況です。

極端な例で考えると全波長で反射率0%。でも550nmで半値幅は1nm、反射率0.5%・・・という仮想的な反射防止層の色相を見るとピュアな緑です。でも透過はニュートラルです。補色関係にありますが、「総エネルギー量」で比較すると反射の方が圧倒的に少ないので影響が小さいのです。

フジノンもキャノン同様の手法を採用していました。しかし、マルチコートでは色調を変えることが出来ないので、モノコートを故意に使用していました。そうせざるを得なかったのです。(参考HP http://ammo.jp/monthly/0302/07.html

上記のような理由でマルチコートの色調の揺らぎが透過光への影響は微々たるモノです。意図的に色調を左右で偏らせる工夫(プリズムからアイピースまでの全ての面で左右の色調を偏らせる)をしない限りは偏りません。確率的に非常に低く、あり得ない話です。
「全ての空気面が同じコート」の場合のみは、積算で偏ります。双眼鏡の場合、対物レンズが貼り合わせ+ポロプリズム+ケルナーアイピースの組合わせでも空気界面が10面あるので積算で色調が偏ります。従って全体ではコートの積算で偏りますが、左右で差が現れることは確率的に希だと言うことです。1面違ったところで差は微々たるものです。

にもかかわらず、検品や返品を要求するとしたら、それは「異常な行為」です。クレーマーと呼んで差し支えありません。覗いて差を検出できないのに、感じないのに、差があると思いこんでいる。これは、汚れていると思いこんで不安に駆られて手を洗い続ける行為と変わりません。意味がないのです。知ったつもりになっているけど、何も分かっていない。たちの悪い行為です。決して自慢して良いことではないのですが、マニアの証であるかのような主張をするケースがあるそうです。困ったモノです。

では、なぜマルチコートの反射光の色調が変わって見えるのか?それは次の「ばらつき」で説明します。
・・・30分か1時間おかないと連投できないので明日以降(笑)




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/09(Sat) 00:01 No.1067

 ここの掲示板は達人、匠の方々もたくさんいらっしゃいますが、一般公開されておりますのでいろんな方がご覧になっておると思います。
そういう意味で原さんのご説明、講釈はこのWeb-siteに必要な類のものですが、欠けておりました。
私が作るより、何倍も上質なご説明、よろしくお願いいたします。

連投制限、一時的に数分の一に短縮いたしました。
お時間ある時に、よろしくお願いいたします。
[管理者修正]




Re: 小言その1   - 2013/02/09(Sat) 10:14 No.1068

ガラクマさん、お手数おかけしました。でも、文章を書くのに結構時間がかかって1000文字くらい書いて訂正して見直すと・・・30分以上かかってました。(文筆家にはなれそうもありません)
業務に関わる内容、仕事上知り得た濃い話は守秘義務に関わる部分を取り除くチェックが必要で面倒です。
本当は光学機器製造会社や販売会社が情報発信してくれれば一番なのですが、昔のビクセンでの「古老のつぶやき」以降、なかなかありません。(たまに現在のビクセンの社長さんがblogに記載されることがありますが、blogであってQ&Aにはなっていないので見つけにくいです)

文献を読み、社史を読み、歴史を紐解いても、素人のアプローチは素人の範疇です。アマチュアの研究家は同好会の域を出ることがなかなか出来ません。実務者でないと知り得ない話が多々あります。ショッキングな実態は隠蔽され、文献で見ることは希です。都合の悪い話は出てきません。

なるたけ専門用語は排して書くようにしていますが、わかりにくい言葉が出てきたときは平にご容赦を。

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2)コートの色を見てコーティングの種類が変わったとか、改良さ れたとか言う人がいる。
結論を先に言います。否定は出来ませんが、断定も出来ません。同一蒸着ロットでも色調は変わるからです。。

原因1:反射スペクトルの特性が滑らか・連続ではなく、山谷が生じる場合があるから。
原因2:蒸着開始と終了時での、蒸着物質付着を止めるシャッターの位置や運動方向、被着体と蒸着源との位置関係が平均化されてないから。
原因3:ガラスなどの被着体の屈折率が一定でないから。被着体のロット差もあるから。
これらの原因が組み合わさって発生します。

単層コートだと反射スペクトルは連続で穏やかなカーブを描きます。極小値は1カ所です。しかし、マルチコートの場合変曲点が複数個存在し、うねります。(多次方程式のグラフを思い出して下さい)このうねりが僅かに長波長側、あるいは短波長側にずれると色調が変わって見えます。特にうねりの山谷のピークが蛍光灯の発光波長である430nm、545nm、610nm(それぞれ蛍光灯種によって若干変わります)の近くだと、店内で見ると劇的に変わって見えます。太陽や白熱灯のような連続波長の光源だと変化はわかりにくいです。厄介なのは人間の目は2個あって、左右の像を比較しながら見ています。僅かな入射角の変動で色が変わるモノに関しては敏感です。タマムシの干渉色、メタリック塗料のキラキラなど、角度変化によって色調が変わるモノは非常に意匠性が高くて有用ですが、マルチコートの色の微妙な角度変化も強調して感じてしまいます。反射スペクトルの山谷は非常に差が小さいのですが、あくまでも「比率」で色調に影響を与えるので目立ちます。

斜め入射光に対しては、干渉膜のスペクトルピークは短波長側にシフトします。これがやっかいです。反射率の高い山の部分が550nm前後の、蛍光灯の緑色の輝線スペクトルの短波長側にあると、斜め入射で短波長側にシフトしても緑の反射率が徐々に下がって見えるだけの連続の変化です。しかし、反射率の高い山の部分が550nmより長波長側に存在した場合には、傾けると一度反射率が上昇したように感じます。このような変曲点のある変化には人間の目は敏感に感じます。じゃあ、気になるから影響があるのか?もちろんありません。上記の通り、反射率の差と透過率の比率との関係を考えれば問題ありません。

しかも瞳径が昼間は2〜3mmしかないので、距離30cmで見た場合、広がり角は0.5度くらいの狭い、平行光に近い範囲で見ているので角度変化に敏感です。瞳径が大きければ広がりのある範囲の反射光が平均化されて鈍感になるのですが。。。

このようなスペクトル特性の変動は蒸着膜の膜厚が変動すると変わります。数層の蒸着物質(屈折率の異なる透明物質。低屈折率ならばSiO2、MgF2。高屈折率ならばZrO2、TiO2が代表的。たまにニオブ系が使われることが面食らいますが・・・)が光の波長の数分の一の厚みで積層されるのですが厚みが数%も変動すれば反射スペクトルは目に見えて変わってしまいます。

厚みのばらつきは主に上記の原因2で生じます。
加熱やイオンビームなどの蒸着源から被着体へ真空中を蒸着物質が飛翔、付着して膜と化すのですが、膜厚をシャッター式で制御する場合にはシャッターが右から左に動いて開き、閉じるときには左から右に閉じるとします。この場合、右側の露出が長い事になります。この差が複数層、複数蒸着源で同じように行われると傾向が積算されます。このため配置場所ごとで特性が変わります。

スパッタリングやイオンビームのように電源スイッチのオンオフで簡単に切り替えできる場合でも、蒸着釜の中での位置関係で膜厚は変わります。蒸着源の中心近傍か?外側か?このばらつきを減らすために、蒸着釜の中で動かして位置関係を平均化させ、ばらつきを減らす事ができます。。でも時と場合、タイミングによっては蒸着開始時と終了時に蒸着釜の外側周辺に偶然居てしまった・・・という不幸な場合も発生します。ばらつきやムラはゼロにはなりません。でも透過率での仕様スペックを満たしているのであれば不良品ではないので出荷されます。コーティングはあくまでも透過率を上げるために使われているのであって、反射光に色を付けるためではありません。

このように同一蒸着ロット内でもばらつきは発生します。大型レンズの場合には面内でばらつく場合もあります。

さらに厄介なのは原因3のガラスの屈折率の揺らぎです。光学用途でレンズに使われるガラスは屈折率が管理されたモノです。したがって揺らぎは小さいのですが、ロット差は存在します。もちろん、レンズとして用いて色収差や球面収差、焦点距離に悪影響を与えない範囲ですが、マルチコートすると反射スペクトルの違いとなって目に見える場合があります。マルチコートの性能が向上して、反射率が小さくなればなるほど、反射率の小さな差が比率としては大きくなるので見えてしまいます。

以上のような理由で、反射光の色相の管理は困難で、事実上不可能です。管理幅を決められないというのも問題です。性能そのものには影響が無く、しかも変化に対する感度・問題意識は人によって違うモノですから。

昔、携帯電話の液晶表示部分を保護する透明カバーにマルチコート処理して屋外でも見やすくするという事が行われていました。携帯電話会社から蒸着会社へ「反射光の色相を揃えて欲しい」という要望が出ましたが、「技術的に困難、できなくはないがコストは○×倍になります」・・・と言われて企画倒れ・・・という事件がありました。当然です。樹脂製の透明カバーの屈折率は光学ガラスより大きくばらつくからです。モノコートにすれば出来るのでしょうけど、反射光を減らすという目的から考えれば本末転倒です。反射率を落として、液晶画面を見やすくするために反射防止コートをするのであって、反射光に色を付けるためではありません。

展示品を見比べると、緑色が異様に強く見えるマルチコートが処理された双眼鏡も存在します。ペンタックスのSMCレンズと見比べると明らかに反射光の強度が数倍明るい・・・色調を揃え易くするために反射率低減を犠牲にしています。まあ、見かけを重視すると本質を見失うと言うことです。
もしも、色調が異なって見えるならば、上記のような微妙な差が見えるくらい高度なマルチコートです。性能が高い証明だと思って下さい。(笑)何が本質か?何が必要なのか?よく考えることです。

脱線しましたが、見た目ではロット差か?設計変更か?分かりません。反射スペクトルを計測して、うねりが相似形か?ピーク波長がずれているだけか?あるいは断面を透過電子顕微鏡観察するか?組成分析までしないと断定は出来ません。設計変更の可能性はもちろんあるのですが。。。。見た目で判断は出来ません。




Re: 小言その1   - 2013/02/09(Sat) 23:02 No.1070

3)光害防止干渉フィルターの反射光や透過光を見て、ムラがある と言ってクレームを付ける人がいる。
結論を繰り返します。接眼レンズ前に光害防止フィルターを付け、眼視観察するのであれば問題になりません。無意味な検品です。

理由
この種のフィルターが焦点面に位置することはありません。アイピースの絞りの位置から1〜3cmは離れているはずです。望遠鏡のF値が5、絞り位置からフィルター面までの距離を3cmとすると、フィルター面の直径6mmの範囲を通って集光した光をアイピースで拡大してみています。この範囲の平均値です。しかもF5ならば入射角はプラスマイナス6度程度の範囲の平均です。焦点面での星像(星雲)への影響は面平均と入射角平均の積分となります。

じゃあ、見て分かるのか???程度次第ですが・・・分からないでしょうね。アイピースのフィルター枠に付けてみれば・・・ピンぼけで表面に付着したゴミすらはっきり見えないでしょう。工場から出荷され検査をパスしている製品なら。影響があるなら検品ではねられています。この種のムラが、膜厚ムラに寄るのか?ガラスの脈理などの影響か?は分かりません。ルーペで見て剥がれ・白濁・微小クラックなどが生じていないならば問題なしです。(はがれ・白濁・微小クラックは結露などで欠陥が進行拡大する恐れがあるので注意して下さい)

ムラが見えて問題となるのはHα観測用フィルター類ぐらいです。これは厳密すぎる代物で、わずか欠陥も許されません。入射光も平行光に近い近軸光線しかありません。半値幅が0.1nmを切るのですから。このため欠陥に対する余裕がありません。高価なのはこのためです。劣化すると猛烈にコントラスト低下で使用に耐えなくなります。入射角に対する制限も厳しく、接眼部側に配置する場合にはF30前後まで暗くし、テレセントリック光学系を組まないと使えません。

でもOIIIフィルターなどは「圧倒的にぬるい基準」です。神経質になる必要はありません。フィルターの透過率スペクトルとOIII輝線波長を重ねてみると透過率が高い領域がOIII輝線スペクトルのより長い側に広がっています。これは斜め入射光線の反射波長が短い側にシフトすることから、「Fの明るい対物の入射角は大きな角度を持つ」ことと、「視野周辺ではより大きな入射角を持つ」ことに対応したモノです。相当な余裕を持って設計されています。ここをシビアに作ってしまうとFの明るいドブソニアンでは肝心のOIII光線が鏡周からの入射光が透過しないため口径をロスします。視野周辺で明るさも変わってしまいます。ですからシビアに設計してはいけない所です。(フィルターの材質設計にも寄りますが、20cmF4反射で2インチアイピースの視野の端での入射角は8.5度くらいで、波長シフトは2〜3nmくらい。影響を受けないためには長波長側のゆとりがこの2倍程度。半値幅だと±両側の総和になるので4倍。だいたい半値幅8〜12nmくらいのバンドパスフィルターが、OIIIやHβなどの眼視用としては実用上の最も狭いモノとなります。CCD専用だとチップサイズが小さいので入射角の影響が小さく、もっと半値幅が狭いモノが使用できます)

1)のコートの色のクレームもそうですが、極端な潔癖性による返品(これらは中古品扱いになります)が日本での販売コストを押し上げています。ネットオークションのように素人同士でNC/NRで済むのであれば、入荷した製品を右から左に流すだけで済むならば、問題ないのですが、販売店が扱う場合はそうはいきません。国産の同じ製品でも海外と国内で価格差がある原因は意外とこんな所です。仮に利益率20%の製品なら、1個商品にならなければ5個売らないと元すら取れません。生活するためには5個売らねばならないならば、1個の返品があれば売り上げを2倍にしなければなりません。できないならば利益率を上げなければなりません。
個人の遊びの値付け(失敗しても他人には迷惑はかからない)と、生活費を稼ぐための(ただし、品質には責任が伴い、他人を巻き込む)では意味も重さも違います。

簿記の本を読めとは言いませんが、社会常識としてこの程度は知っておかねばなりません。製造業や販売業に従事していない人にはわかりにくいかも知れませんが・・・こういった話は私の話を読むよりも、近所の八百屋やラーメン屋で「仕入れ品の売れ残りが経営に与える影響」を、聞いた方がリアルで具体的な話を聞くことが出来るはずです。(このようなコスト問題は改めて別の機会に書きます。)




Re: 小言その1   - 2013/02/10(Sun) 20:56 No.1071

4)「全面マルチコートじゃない」「全面マルチコートにするべきだ」とクレームを付ける人がいる
結論を改めて言います。全面マルチコートしたくても、物理的に出来ない、やっても意味のない場合が多々あります。

理由
カーブが強い、曲率半径が小さい、半球の凸や凹のレンズではマルチコートが出来ません。実は単層コートでさえも困難です。
反射防止コートは塗装ではありません。蒸着で、屈折率の異なる物質を光の波長の数分の一以下の厚みで、精度はその厚みの何%か、といった単位です。レンズのカーブが強いと蒸着源に平行に面している部分と、傾斜している部分での付着厚みが違います。均一には付いてくれません。蒸着は真空に近い釜の中で、蒸着源から飛び出した原子〜クラスターが真空中を飛翔して、被着体に付く現象です。直線的に飛び出してきて、途中の空間では他の原子に衝突する確率は低いため、最初の方向を維持したまま付着します。煙のようなランダムな乱れを持った気体中で成膜するのでははありません。水蒸気に曝して結露させるのとは違います。傾斜面には薄くしか付きません。極端な話、凹みがあると底には付着しますが側壁にはほとんど付着しません。レンズの球心を中心に歳差運動を行わせて均一に付ける方法はありますが、軍用以外ではペイしないでしょう。大版カメラ用のレンズで絞りに対面した曲率の小さな(カーブの強い)レンズにモノコートが用いられている原因はこんなところです。マルチコートは出来ない、干渉膜としての機能も限定的、でも表面に屈折率の低い層が付くだけでも表面反射は下がる・・・という事で低屈折率物質によるモノコートが採用されます。
詳細はメレスグリオ社の説明が分かり易いのでご参考まで。
http://www.cvimgkk.com/products/pdf/01-guide/cvimgkk-guide5_all.pdf

スマイスレンズあるいは専用のバローレンズを内蔵することで、大きく、浅いレンズで構成されたアイピースが増えたのは
1)小さいレンズを精密に作るより、ある程度の大きさのレンズを作る方が安く付く。(エドモンドのカタログなどを見ると25mmくらいが底値の様子です)
2)カーブが強いレンズは精密に作りにくい。曲率誤差が生じやすい。研磨皿のカーブ管理が煩雑。
3)カーブが強いとマルチコートできない、し難い、効果が薄い。
とまあ、色々あったからです。

V社のエーブイシリーズが早々無くなったのは、このためです。30mmは半球状の凸レンズを用いていましたが、歩留まりの悪さ(高コスト)とマルチコートできない特性上、全面マルチコートとは表記できないなど、ビジネス上の問題を抱えていました。量産には非常に苦労されたと聞いております。
コンピューターで簡単に立派な性能のレンズを設計しても、作れないのでは意味がありません。

解決策としてはモスアイフィルムに代表される、表面に向かって連続的に平均屈折率が変わるように、「光の波長以下のサイズで凹凸を形成する」「光の波長以下の粒子の分布密度を形成する」というモノがあります。
最近では液晶テレビのシャープがモスアイ反射防止のTVを売っています。斜めからのぞき込んでも反射光の色調が余り変わらない、多層膜コートとは異なる挙動です。でもあれって平面上には型抜きが容易ですが曲率の強いレンズだと抜き方を考えておかないと採用しにくいモノです。レンズ用にはパナソニックが試作し、ニコンとキャノンがそれぞれ実用化していますが曲率の強い内側のレンズにのみ採用しています。機械強度、汚染された際の清掃、コスト・・・などの問題から限られた場所にとどめている様子です。

以下は製法の例。実際の構造や入射角に対する影響が細かく出ています。ニコンやキャノンからもプレスリリースで多々出ています。曲面への均一な対応は難しいのでしょう。一部の層に止まっている様子です。
http://www.inpit.go.jp/blob/katsuyo/pdf/business/2009_1_5.pdf
http://www.canon.us/technology/approach/core_tech/optics2.html
http://www.nikon.co.jp/profile/technology/rd/core/material/nano_particle/index.htm

実務者が選択した結果が不可思議に見える場合でも、ユーザーが知らない、気が付かない理由が多々あります。趣味のための商業誌や専門誌は「趣味のため」の情報誌でしかありません。実務上の話まで突っ込んで記事にされることは希です。一般消費者とって情報のニーズが少ないと言うだけでなく、記者の側の知識不足(理工系じゃない?)も多々あるようです。




Re: 小言その1   渡辺(ロッド) - 2013/02/11(Mon) 09:50 No.1072

原さん、お久しぶりです。数年前に原村でお会いしましたが、想像していたよりお若い方で柔和で楽しい印象でした。
ネット上で専門的な解説(専門知識を素人さん向けにわかりやすく解説されていますね)からは「光学の鬼才!」そういう印象で厳格で怖い方かと思っていました(笑)

ガラクマさん、ご無沙汰でした。
数年前に不愉快な事があって敬遠していました。たぶんまたご無沙汰すると思います。
あれから僻地に転居しまして、ネット環境がありませんでした。つい先日ようやく光ケーブルが来ました。それで、久しぶりにこのサイトを拝見したわけです。

原さん、とても楽しく読ませていただきました。
大いに激しく共感で、反論する事は何もありません。
原さんなら文筆家になれると思いますよ〜 この種の路線で本を書いたらヒットするかも?
理系の人で専門知識はあるが、日本語での表現能力に乏しい人(実際私の弟がそうです)逆に趣味の雑誌などに聞きかじりのいいかげんな知識で、知ったかぶりをしてもっともらしい文章を書く人。
文系でも理系でも問題のある人は多いです。最近文系と理系の境界線を取っ払えという議論も浮上していますよね。
いずれにしてもしっかり勉強を積んだ人は素晴らしいのですが、まあどこの世界にも人間はピンからキリまでいますからねぇ(苦笑)
「知ったかぶり」をして「知識をひけらかす」のが一番いけません。
そういう人は一時の自己満足で勝利者の気分にひたるのかもしれませんが、結局は敗北者なのです。それにさえ気づいていない人が多いです。

メーカーさんは「売る」「利益を上げる」ために仕事をしているのですから、本質の追求(真理の探求)ばかりをしていられません。
コーティングにユーザーの関心を集めるキャンペーンをするのは、ある意味営業サイドからの必然性であると思われます。コーティングだけでレンズの性能が決まるかのような宣伝文句が横行しています。
「賢い消費者」は騙されないはずですが・・・現実には賢い消費者は少数派です。

ガラス材の透明度や均質性、研磨のキメの細かさなどによって、一見同じように見えるレンズでも像の明るさコントラストには大差が生じる事があります。
極端な話が、コロナグラフの対物レンズは単レンズを使用してコーティングをしなかった(昔の話なので今はどうかわかりません)のですから。

反射鏡の場合にはさらにデリケートです。
安価な量産品は研磨速度を上げるために柔らかめのピッチを使用して、新鮮なセロックスを使用して強圧研磨するので、当然研磨痕が生じます。
面精度は基準をクリアしていても、細かいさざ波状の研磨痕があるので像のコントラストが劣ります。
最近はピッチではなく研磨シートを使用するらしいですが、安価なレンズの場合、昔は(今も?)フェルトのようなひどい物が使われていたらしいです。研磨速度を速くして歩留まりを上げるためです。
昔の木辺氏の著書によるとヨーロッパではウッド系ピッチが使われているが、アメリカではブローンアスファルトが使われていて、日本もアメリカ式だが面のツヤは劣る、との事。
ウッド系のピッチは木辺氏も使ってみたが、脆くてピリピリ欠けるので使いにくかったそうです。しかしヨーロッパではウッド系が最高であるといわれていたとか。
反射鏡のガラス材に関してもパイレックスより青板のほうが面のツヤが若干良いそうですし、セロックスによる研磨よりもベンガラのほうが面のツヤが良いそうです。
しかし今どきベンガラで磨く人なんていません。あまりにも能率が悪いからです。それと周辺部のダレ(ターンダウン)がどうしても残ってしまうので、少し口径を絞らないといけません。
セロックスの場合にも仕上げには使用済の微細な粉を再利用するのが良いですが、普通はそこまで手間をかけることはできません。

このように、光学系には目に見えない所に本質があるのですが、とかくコーティングは目立つので素人ウケするわけで、営業戦略に悪用されてしまいます。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/11(Mon) 20:35 No.1073

ロッドさん。ご無沙汰です。あちらこちらでご活躍されてらしたようですが、この頃みませんで心配いたしておりました。
よろしくお願いいたします。

 原さん。
 私では知らない、知りえない情報の数々、大変興味深く拝見しております。
いろいろ学んできたつもりと思ってきましたが、曲率の強い広角レンズの第一面にどうやって均一にコーティングできるかわかりませんでした。
コーティングは屈折率差と屈折率×膜厚とは思っておりましたが、リンクされたサイトでそれほどまでに能動的に屈折率を計算されていたとは知りませんでした。ありがとうございます。
[管理者修正]




Re: 小言その1   - 2013/02/11(Mon) 22:09 No.1074

ロッドさんお久しぶりです。でも長文は疲れます。書き落としや不十分が多い多い・・・

広角レンズのコートは第一面よりむしろ内側の第二面以降の絞りに面する辺りが半球状の凹みで厳しいそうです。
また、光ファイバーの連結用のボールレンズにコートしたモノがあるのですが、最適な蒸着厚みの所が決まっていてマーキングされています。(光ファイバはそこにあてがう)他の部分は膜厚が反射防止に必要な厚みになっていないわけでカーブの強いモノへの処理の難しさが感じられます。

私が見れた蒸着装置では大判の平面上への蒸着を均一に付けるために、揺動(歳差に近い)運動+8の字運動のような動きをするモノがありましたが、小さな工場でしたので大手ならもっとちゃんとしたのがあるはずです。(でもしんどいのでキャノンやニコンの発明が必要だったわけです。)

ピッチの話も奥が深いのですが、私が聞いた人(昔はレンズ、その後はシリコン半導体を平面研磨を業務)の台詞では「押して切ってもノコギリ(洋風)、引いて切ってもノコギリ(和風)、必要な道具なら何でも使う。」との事で、蜜蝋からアスファルトからセリウムパッドまで、業務に適した道具を使うそうです。結局は特性に対して慣れるか慣れないかだけの問題で、趣味ならともかく仕事で必要なら使うとのこと。。(最近は光学用のレンズや鏡を磨かずに、SiやSiC・・・パワーエレクトロニクス用・・を磨く方に業務を変えてしまう所が多いような。。。寂しい。。。レンズはやっぱり儲からんのか。。。)

研磨剤もレアアース輸出規制騒動で一躍注目されましたが、何年も前から代替え技術も節約技術も提案され、研究されていたそうです。でも生産条件変更するとなると、ISO基準に沿って書面の作り直し、ユーザーの承認を得る面倒さなどもあって放置・・・事件になって背に腹を変えられなくなったら変更もスムーズ?!
輸出規制のさなか、裏ルートで輸出されたC国製酸化セリウムを入手したけど「粗悪で使用に耐えなかった!!高かったのに!!!ぼったくられた!!!」ので「C国製は2度と買わない!!」と言って代替え技術への変更を決めた所もありました。今や消費は減る一方。

研磨面を良くするための「低速研磨+一度使って破砕され細かくなったベンガラを希釈して再利用」の技も古くからあり、リオがコロナグラフを発明した際に採用した記録までは遡れたのですが、それ以前の古い記事までは遡れず。多分、もっと古くから現場では使われてたんでしょうけど・・・

まだ銀蒸着の話も貯まっているのですが。。。長文を打つと指がつる〜〜。。。




Re: 小言その1   - 2013/02/14(Thu) 23:00 No.1077

5)○×社のコートは他社と違って特別で云々・・・と蘊蓄を語る人がいる。
 用いられている材料も、装置も意外なことに大差ありません。違いがあるとすれば「何を操作して、結果的に何が出来ているか?」を知って作っているのか?知らないかの?違い「だけ」です。T*?SMC?EBC?BBAR?ブランド名は自他識別のための名前でしかありません。特別な魔法があるわけではありません。「超合金Z」「宇宙でしかとれない希少物質コスモナイト」「ガンダリウム合金」ではありません。蒸着技術そのものは普遍的な技術で原材料も普遍的なモノです。

 この種の誘電体多層膜という奴の材料は、屈折率の異なる金属酸化物か金属フッ化物が大半です。「誘電体」と呼ぶと大層に聞こえますが、低屈折率側はSiO2、MgF2、たまにCaF2あたり。高屈折率側はZrO2、TiO2、たまに酸化ニオブが使われる程度です。ZrO2、TiO2、SiO2などは所謂セラミックでして、同じ組成比、同じ化学式、であっても製造工程の途中経過、温度(昇温行程や降温行程)、成膜速度、時間、真空度、導入ガスの種類と量・・・によって、できあがったモノがまるっきり違います。密着力、濁度、屈折率、表面摩擦抵抗、表面荒さ、膜内の残存応力、膜を形成する微細結晶のサイズ・方向性、非晶質性、最終的な信頼性や耐久性・・・が目に見えて違います。

蒸着される物質は薄く均一に付く場合もありますが、多くは海島構造でまだらに付き、それが大きく成長して合体するという経過をたどります。この経緯で各個に成長した微粒子の結晶の界面が残ってしまう。ここから破壊や劣化が成長、水の侵入/加水分解/酸化は表面積が大きい方が不利なので・・・というからくりです。
被着体の面形状も問題です。微細な突起や傷が残った面では蒸着膜にもそれが反映されて残ります。穴埋めして平らにはなりません。結局蒸着膜表面まで残ります。ここに応力集中が発生して破壊が始まります。何かが引っかかって壊れることもあります。被着体がちゃんと磨けているかどうかも問題です。

ときおりマルチコートすると散乱が増える・・・という人もいますが、上記のような微細結晶による散乱や、研磨面の欠陥起因による欠陥による散乱によるもので、コートの膜質が良ければ散乱が増えることはありません。非晶質性を高め、微細結晶粒界を低減する成膜法の検討は検討は連綿と行われています。(有機ELなどの電子材料で酸素や水の侵入を防ぐ透明な膜、あるいはタッチパネルのような叩きまくられる過酷条件で使われる膜など)

実験的な蒸着装置があれば、「初期特性の光学スペックだけ」なら素人でもメーカー品と同じ同じモノを作ることが出来ます。でも長期信頼性、耐久性、耐候性は別です。インスタントラーメンはあくまでもインスタントです。与えられたレシピ通りに作れば設計通りのモノを作れます。でも、与えられたレシピ以上にはなりません。蒸着源は市販品が存在し、それを蒸着機メーカーのレシピに従って蒸着すれば、設計値通りの層は形成できます。でも、見かけが似たものができるだけ。。。。です。打点寿命試験や繰り返し摩擦試験などの機械試験、あるいは加熱、加湿、サイクル試験などの耐侯試験、さらにはマヨネーズ(笑)や皮脂、塩水噴霧を付着させての試験を行うと実力の差が見えてきます。これは製品として売られている蒸着膜・・・企業がビジネスとして製造販売しているモノ・・・であっても同様で、製品化前の検討の差・技術力の底辺の広さの違いが見えてきます。中古カメラ屋のジャンク品でコートが傷んで白化したりカビに侵されてボロボロになる銘柄がある一方で、カビカビでも拭き取ると跡形もなく美しい表面が甦る銘柄もあります。海外の高級品でも意外とコートの寿命は短いモノもあり、必ずしもブランドと一致しないのも曲者です。経時劣化が始まらないと差が見えないのも悲しいのですが・・・

基本的に付けたいセラミックと同じ材質の蒸着源が売られているので・・・SiO2を付けたければSiO2を買う・・・で済むのですが、元の蒸着源よりも成膜後の方が含まれる酸素量が減ることが常なので僅かに酸素ガスを導入したりします。どうせガスを導入しなければならないならば、蒸着源の組成比は厳密でなくても良く・・・極論するなら蒸着源は金属でも構わないと割り切る事も出来ます。そこまで踏み込んで知見を蓄えたメーカーはレシピ通り作ることしかしないメーカーよりも数段上の製品を作ります。(金属そのものを蒸着源としてガス導入でその場重合させる方式は、生産性が良いとは限らないので量産に使うことは希ですが。)成膜速度が遅い方が緻密な膜が出来る傾向はありますが、遅すぎても駄目です。

でも、このような差は本来知っておくべき事を知らずに物作りしているか?知った上で作っているかの違いでしかありません。魔法ではないし、呪文でもありません。名人芸かもしれませんが。。。。やるべきことを手を抜かずにきちんと行うマイスター魂やプライドに敬意を表しても、盲信したり信仰したりしてはいけません。あくまでも「科学の裏付けを持った技術」です。

このような蒸着膜の特性は銀反射板にも通じる内容ですので続けます。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/02/15(Fri) 00:28 No.1079

原さんらしからぬ(失礼!)渾身の力作レポートですね。

誘電体多層膜の解説は特に興味深くうかがいました。

それにしても1)〜4)でクレームつける天文ファンがいるとしたら悲しいですね。

マルチコートで本当に問題なのは、反射光がとても明るく眼視用のマゼンタ単層コートより
透過率の低そうな粗悪品がかなり存在することだと思うのですがねえ・・・

おっとまだ途中でしたね、銀コートレポート楽しみにしています。




Re: 小言その1   - 2013/02/16(Sat) 23:22 No.1088

何チャってコートが多いのは見ていると気分がブルーです。派手な緑色を付けるだけ・・・というのも大概ですが、もっと恐ろしいのは何チャってIRコートです。ルビーコートっぽく赤目ですが、透過率計測すると近赤外から透過率が上昇し始め、赤外はスカスカ通るコーティング。目を守る役にさえ立ちません。廉価品は要注意です。「IRコートされているから夏の水辺の乱反射でも大丈夫〜」などと安心していたら目を痛めそうです。

無欠陥のツルツルレンズ面、その上に徹底したマルチコート、内部散乱が無いように非晶質度高め・・・というのは出来ないのか?と某社の方に尋ねると「お代さえ頂ければ作りますよ」との事。作れないのではなく、作らない(作っても高すぎて売れない)。

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銀反射板の話

難儀な材料です。貴金属としては廉価ですが、貴金属としては錆びやすい性質です。マイグレーションも起こし易く、ちょっと熱がかかると勝手に原子化して潜り込み、勝手なところで粒子化して悪さをします。100度程度の環境で曝されただけで、電界もかかっていないのに勝手に被着体の内部に潜り込んんで黒化したり。。。落ち着きのない奴です。銀のナノ粒子なんかは熱湯で溶けて溶融します。表面近傍が活性なんでしょう。反射率が高いのは周知の事実ですが、化学的に不安定なので反射板としては裏面鏡としての使用が多い物です。裏面鏡でさえ上から塗布した保護層の性能不足で腐食が珍しくありません。中古カメラ屋で反射望遠レンズのジャンク品の大半はこれです。また、一眼レフのペンタプリズムの銀メッキも上から保護層がかけられている物が多くあるのですが、バリア性が不足で経年劣化がよく見られます。

自動車ヘッドランプや照明器具の反射板用途として用いられる銀反射板の保護材料は「緻密でガス透過性が低い・水分透過性が低い」「銀に対する密着力が高い」という条件を両立する材料を用いています。実用水準の物は塗布型のみです。特に強力な物ならば自動車用として塩水試験にも耐えます。もうちょっと緩い製品だとノートPCのバックライトの部品として細い玲陰極管(蛍光灯の細い奴)の周りに巻くフィルム反射板に使われたりしています。

残念ながら蒸着層では高耐久性は望めません。もし、銀反射板を表面鏡として蒸着型の保護膜を付けた物を持っている方がおられたら、裏側から見て下さい。ピンホールが多々見えるはずです。これはミクロン単位のゴミのせいです。ミラー基材上に残った微細なゴミの上から銀蒸着するのですが、銀層はサブミクロンオーダーの厚みしかありません。ゴミはミクロンオーダーですのでゴミを覆えません。その上から保護層を被せても、これがまたサブミクロンオーダーですから保護できません。ゴミが落ちるとピンホールが残ります。そこには端面が露出した部分が残ります。結露するとそこからやられる。。。ということです。従って蒸着ではなく、塗液で穴も含めて覆う方式でないと辛いのです。

さらに蒸着膜のガスバリア性や水分バリア性も問題です。微細な結晶の集合体では結晶粒界から透過するのでバリア性は期待薄です。蒸着でバリア性を高めるにはアモルファス化か金属寄りにする必要があります。お菓子の防湿袋は安い物はアルミメッキです。光を通さず、水もガスも透過しにくい物です。透明なお菓子の袋の場合にはSiOxが用いられます。SiO2よりも少し酸素の量を減らして金属としての性質が強くなると普通のSiO2よりもガス透過率が劇的に下がります。この種の膜は有機ELディスプレイなどで多々検討されています。ただし、銀反射板の反射特性への影響が懸念されます。お菓子の袋なら問題ありませんが、反射板として用いる場合には反射率が下がっては元の木阿弥です。仮に空気中の水分を止めることが出来ないと湿度50%程度の環境でも銀蒸着膜の密着力は60%程度まで低下します。剥がれやすくなります。(同様な現象はアルミでもあったはずなのですが。。。水準は失念)

自動車用、照明用、その他多くの用途で銀蒸着鏡が検討されましたが、民生用で蒸着保護膜を用いるケースは、レーザー実験用などの研究用くらいです。家庭用照明器具や自動車用ヘッドランプでは結露や汚れ、潮風などに曝されるので蒸着保護膜は採用されません。樹脂を塗布して成膜される保護膜が中心です。合わせガラスの内側に銀合金を蒸着し、上下に保護層を蒸着した構成の熱線反射ガラス(LOW-Eガラス)でも、日本では高温多湿環境の影響で結構技術的なハードルが高いのだそうです。

平面上であれば最近の精密塗工技術なら塗布厚みのブレは0.1ミクロン以下です。お金さえ出せば光学精度を持った塗膜を得ることが出来ます。でも、曲面が対象では上手く行きません。スピンコート(レンズを回転させておいて上から液を落として遠心力で薄く塗布する方法)なら可能性はありますが、難しいでしょう。光学用途の反射面側に使うにはリスクが大きすぎです。このため裏面鏡しか使えないわけです。

それでも表面鏡で使いたいのは山々です。ピンホールの欠陥や、蒸着膜の微細結晶界面からのガスや水分の浸透を防ぐにはどうするか?まずは結露させないのが勝利の鍵。
松本式正立ミラーのように、フィルターで密閉+乾燥剤+ヒーターで守れば相当有効でしょう。蒸着保護層の上に撥水処理を施して、水滴が表面に濡れて広がらない(水滴になって転げ落ちる)工夫も有効です。露出した金属膜側面が濡れなければ侵される速度は著しく遅くなります。

そして銀は硫黄系の汚染、及び塩素系の汚染には非常に弱く、保護層を形成した膜であっても端部を指で触れたりすると天罰覿面。イチコロで腐食が進行します。保護面が汚染されてもやられないのに、端部の露出部から保護層を剥がしながら深く腐食が進行します。触っては駄目です。潮風も危ない。

水分や塩分汚染を避ける工夫が無ければ国立天文台の実験のように、屋外暴露状態では劣化が進みます。
http://library.nao.ac.jp/naoreport/p107.pdf

銀蒸着膜の部分的な着色も問題です。青の反射率が落ちて、くすんだ黄色に見えます。非常に見栄えが悪い状況ですが主に短波長青色の反射率が落ちているだけなので総エネルギー量(集光力)としての低下は限定的です。意外と全体で見ると落ちては居ません。しかし見栄えが悪くて気になるところです。

原因は色々で(1)被着体からの脱ガスによる反応による酸化銀など(2)微細結晶のサイズと方向性
などが推定され、
(1)は被着体の洗浄不足などから水分などが蒸着時に放出され、局所的に真空度が劣化するケースです。
(2)は表面荒さが正常部分とは異なる上に、X線回折や透過型電子顕微鏡での観察で、微細な結晶の単位や異方性が異なるケースです。表面荒さが中途半端に小さいと表面プラズモンによる吸収損失が短波長側で発生し、黄色くなります。金属が蒸着されるとナノサイズのドットが形成され、それが成長してつながって連続した膜となります。この途中で止めるとナノドットが沢山得られるので、量子ドットを作製して光学センサーに用いるなど産業上は面白い現象なのですが意図せずに勝手に残ってしまうと始末に負えません。

発生原因は不明・・・というか、私は教えてもらえませんでした。ネットで無償公開されている情報は只でばらまいて良い程度の情報です。書籍で読める情報は金で売って良い程度の情報です。本当に重要だとお金を出しても教えてはもらえません。開発の当事者、実務者以外は知り得ないことです。

銀反射板が劣化した場合の剥離除去も問題です。単なる銀ならば硝酸で簡単に溶けるのですが保護層が溶けないと剥がせません。緻密で強固な膜ほど剥がし難くなるので難問です。斜鏡だけ保護層付き銀反射板にして使い捨てにする・・・というのが落としどころかも知れません。まあ、大きなミラーでも日本では再メッキ代が新品ミラー並みだったりするので使い捨てにした方が????かも知れません。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/17(Sun) 16:31 No.1089

気合いの入ったお話で敬服いたします。
正しいこと知らしめる、大いに結構だと思います。
一部の者の間違った蘊蓄が気に入らない、
これも個人で思うだけなら極めて結構なお話しだと思います。

しか〜し、趣味なんて好きに蘊蓄垂れて楽しんでそれでいいじゃないでしょうかね?
このコーティングが違うんだよニヤリって満足して何が悪いのでしょう。
(ちなみに蒸着の話は一部完全に間違ってますよ〜)

お店が迷惑とか?
でもお店の人が直接その客を排除してくれって言ってる訳ではないしょ?
商売なのですから、犯罪で無い限りはとことんつき合いましょう
っていうお店もあると思いますよ。
変なお客さん、居たって全然良いじゃないですか。
噂で聞いただけで何が問題なのかな?

みんな優等生で、年配者の言うとおりにいたします、
な〜んてもはや「趣味」の世界とは言えません。
お店に行って蘊蓄たれたら説教されるなんて誰だってごめんでしょ?

タダでさえ間口が狭くなりつづけて、
若手が殆ど居ない天文趣味なんですから、
もっとおおらかに、多少のことは多めに見ていきましょうよ!

アラフォー世代から団塊世代に向けての小言(苦笑)でした。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/17(Sun) 21:35 No.1090

 アラフォー世代様。初めまして。ご意見ありがとうございます。

私も原さんと同世代です(団塊世代とはちょっと違うような・・・)。
私どもの必要なことは正しい知識を広め、その分野に少しでも興味を持っていただけることと思っております。
(このサイトの目的もそうです)

昔教えられた間違った知識で、後で恥をかくことはあると思います。
特に趣味の分野ですと、その界隈に通じた方が周りに少ないので、間違った知識が矯正される機会も少ないし、また機会が少ないゆえ、それが流布されると始末が悪くなります。

先程、町の観望会の手伝いをして帰ってきたところですが、子供からご年配の方までいろいろ質問されました。
驚いたのが中学校の理科の先生という方から、「教科書に北の星は西から東に動くとかいているが、分からない」と聞いてきました。日周運動が理解できていないのです。
あまりのレベルの低さに驚きましたが、この先生の教え子が心配になってきました。
正しい知識のもと、文化(趣味)が広がることは間違いないと思います。

ところで蒸着のお話、正しいところを教えていただけないでしょうか。知りたがっている方多いと思います。
[管理者修正]




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/17(Sun) 22:16 No.1092

ガラクマ様、コメントありがとうございます。

団塊世代...調べたら確かに年数読み間違ってますね、大変失礼しました。
とまぁ、こういう間違いは指摘されても全然OKだと思うのです。
同じく、「日周運動というのはね...」なんていうのももちろんご指摘OKでございます。
正しい知識で文化、もちろんわかっております(^^;

でも、でも、ですよ、
機材の蘊蓄の中でメーカー内部の「仕事」については真相はそのメーカーの
さらにその商品に関わった人以外は真相はわかりませんよね?
実際、確かにおかしな話がままあります。
でもだからと言ってそれをいちいち指摘が必要でしょうか?
メーカーの人間で無い「外野」からであれば尚更ほんとに必要?です。
時として小生の携わる生業に近い分野ですとハッキリ間違いがわかるので、
オイオイ貴方ね...ってな感じですが、でも私は一々言いません。
だって趣味の、もっと言えば好みのお話ですから。
最近、星祭りなどでもとっても気になっているのですが、
先輩世代の方がそういった細かい点が、非常に、非常〜にきついです。
もちろんごだわりOK何ですが、万人が皆、指摘を喜ぶか?です。
今回のは、もうちょっと大らかな論調はないのかなぁ〜
「小言」はないんじゃないかなぁ〜、と思ったわけです。

とまぁこういったところが、上の書き込みの趣旨です。
元々のこちらの主題の、いろんな機材の蘊蓄は大好きです。

いろいろ変なこと書いてすみませんでした。
今後も色々な話を楽しみにしております。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/02/17(Sun) 23:37 No.1093

アラフォー世代さま、初めまして。

私もガラクマさんと同様正しい知識を身につけ広めていきたいと考えています。
ですから、今回の原さんの労作はとてもありがたいことで、
それを書くななどという意見には残念ながら全く賛同致しかねます。

それで蒸着の文章は、どこが間違っていて何が正しいのでしょうか?
私も正しいところが是非知りたいです。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/18(Mon) 00:02 No.1094

書くな、とかそんな過激なことは言っていないはずなのですが...

> 今回のは、もうちょっと大らかな論調はないのかなぁ〜
>「小言」はないんじゃないかなぁ〜、と思ったわけです。

というのが燗に障った様でしたら謝ります。




Re: 小言その1   - 2013/02/18(Mon) 22:24 No.1095

私が今回こんな話を書く気になったのは、根拠のないマニア話に振り回される消費者の例を何件か聞いたからです。そんな話を信じる人が悪い・・・ご愁傷様です・・・で終わらせても良いのですが、知らぬが仏よりも、知って大魔神の方が良いんじゃないかな?と思ったからです。
それ以外にも以下のような事例がありました。
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一つめ
何年か前に販売店で双眼鏡の在庫を数台明けさせて検品してコートの色が揃ったのを選んで買った・・・なんていうトンデモ君の話がどこかの掲示板で出たそうです。マニアとして当然の行為のような自慢っぷりだったそうで。。。。まあ、こんなのが何人もいるとは思いませんし実在も怪しいのですが、感化される人がいるやも知れません。そこで今回の書き込みの趣旨は「こんな人が実在したら、感心せずに指を指して笑って下さい。」と言うことです。
---------------------------------------------------------------------
二つめ
高級オーディオ趣味の凋落ぶりについてメーカーさんに話を伺った際に「音の違い、性能を感覚的に分かる数値で、納得できる表現で消費者に伝える努力を怠った。メーカーも、販売店も、雑誌も、形容詞だらけで何を書いているか分からない評論家の美辞麗句に頼って、どこが違うのか?コストの差は?答えることも十分出来なかった。再生周波数の幅だけなら、安物の小型スピーカーと大差ないのに、何が違うのか?具体的に説明できないのは怠慢だった。」と言う敗戦の弁を聞かされました。(趣味の多様化とか、他の要因の方が大きいとは思いますが。。。)

同様の話はレンズ系で「カメラレンズの写りの味、ボケの味、描写の違いを曖昧な表現ではなく、技術の裏付けのあるエビデンスで示す事が出来なければ、安物との違いをブランドだけで買ってくれる客に頼る商売は早晩潰れる。」と自戒の言葉を聞きました。(解像力チャートとMTFだけでは不十分・・・)

じゃあ、翻って天体望遠鏡は?双眼鏡は?・・・メーカーも販売店も、備えて、答えられる程度にはなっておいて欲しいものです。要するに私がこんな所にこんな事を書かなくても良いようにしておいてくれよ・・・という思いが半分くらいです。
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あっと、それから、私の書き込みは間違いがあるのが常です(笑)蒸着の話も半導体・金属の蒸着の方がベースになっています。手作業の実験室レベルの話も混じっています。

間違いがあるのならば「ここ」と指摘して下さい。でないと「訂正」できないからです。他人の文章のアラは良く見えるのに、自分の文章のアラは見えにくい。困ったもんです。




Re: 小言その1   - 2013/02/25(Mon) 21:48 No.1101

さて、1週間たっても音沙汰無しです。間違いを「書かない」のではなく、「知らないから書けない」と見なすべきでしょう。

昔、とある液晶テレビメーカーのHPで各種液晶の駆動原理を紹介していました。自社の技術紹介は当然正しかったのですが、比較として記載している他社技術紹介は間違った内容でした。自社技術の専門家であっても、他社技術に関しては専門外だったわけです。専門家と言ってもこんなものです。校正は第三者の目が必要になります。通常、「とおりすがり」とか「名無し」とか、他人とコミュニケーションを取る姿勢を持たない書き込みにはレスなど付けません。今回はそうでは無さそうだったので、一寸期待したのですが、相手にするだけ無駄だったようです。

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さて、銀反射板の続きです。蒸着以外にも昔から「銀鏡反応」による鏡の作製は行われていました。ただし、この製法での銀の薄膜はマット状の艶消し表面となり、鏡面にはなりませんでした。表面に析出した銀粒子が合体しながら成膜される際に凹凸が形成されてしまうからです。裏面鏡ならば問題ありません。でも表面鏡として使う場合には一工夫。星野次郎氏の著作にもあったように、ベンガラや酸化セリウムで柔らかく、優しく鏡面を磨いて艶出しするという行程が必要となります。ここで鏡面精度が落ちる危険性と、成膜された銀薄膜の寿命が決して長くないことからアルミに取って代わられました。

でも最近、できないはずの「いきなり鏡面化」が出来るようになっています。「銀鏡」+「塗装」くらいのキーワードで引くと色々出てきます。数年くらい前から?薬液の改良でいきなり鏡面が得られている様子です。ハーフミラーの製造も出来るそうなので相当な均一薄層成膜が可能となっている様子。リンス液の改良で黄変や腐食に対する改善や、薬液の改良により窒化物による爆発事故が発生しないような安全上の工夫もされているそうです。

銀の溶液鍍金は、「銀鏡反応(銀イオンの還元による析出)」と、「銀ナノ粒子分散液」のアプローチがあって、銀ナノ粒子法だと100度以下の乾燥程度の加熱でナノ粒子同士が溶融結合する現象を利用していました。しかし、ナノ粒子サイズに起因する凹凸が残って表面プラズモンによる吸収から着色が生じたり、反射率が向上しなかったり、これはこれで問題がありました。(緑っぽい着色などが見えました。)そうこうしているうちに銀鏡反応の方も改良してきたわけです。

面精度維持できるほどの均一性があるのか?反射率はスペック通りの実力があるのか?信頼性は?色々未確認の部分もありますが、将来簡単に銀メッキができるようになるのならば、寿命が短くても短期間に繰り返す事で性能を楽しむことが出来るかも知れません。蒸着だと真空釜のサイズで鍍金可能な口径の上限が決まってしまいますが、溶液中での鍍金なら水槽か?スプレーガン?のような塗工機で簡単に解決できるかも???ワクワクします。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/26(Tue) 04:03 No.1103

必要が無いので書き込みをしませんでした。
私の書き込みの主旨は「小言という言い方は如何なものでしょうか?」ですから。

を全く無視した上で、「間違い探し」(がいやなんです、という主張で合あることぐらい
わかりませんかね?)というケンカをふっかけるような話には私は乗るつもりが無いのです。
そういうことで争うのは、掲示板が荒れる原因で申し訳ないですから。

しかし、原様のまさに煽るような下品な書き込みはさすがに腹が立ちます。
特に直ぐ上のご発言の、5行目までは某巨大掲示板の荒らしの煽りと同じで、
まさに「ケンカ上等、掛かって来んかい」的な不愉快なものです。
ご自分で良く読んでみては如何ですか?
「他人とコミュニケーションを取る姿勢を持たない書き込み」というのは
まさに貴殿のことでしょうか?
「天に唾する」という言葉を知らない方の様です。

ご自分が指摘されたことには全く聞く耳持たず、一方でごく一部の文言を逆に攻撃する。
一部業界では名をは馳せている方らしいので、
「一寸期待したのですが、相手にするだけ無駄だったようです」




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/26(Tue) 04:28 No.1104

なお、蒸着について一言だけ言っておきます。

純粋かつ単純な無機化合物(例えば金属酸化物)の吸収スペクトルの波長分散と、
現代の先端的なコーティングに使われている素材(金属錯体あるいは時として
複合的な分子の場合もあります)の吸収スペクトルは、単体の時点で既に全く
異なる由来で吸収が起こっています。

「遷移の種類」と「吸収部位」が全く違いますから。

従って、山だの谷だの意味がない?、とか私には意味不明です。
物理と化学の基礎知識がスッポリ抜け落ちているとしか思えません。
まさか講談社のブルーバックス(笑)だけ読んで書かれているとは思いませんが、
昨今の素人向けの手抜き解説だけをむさぼり読んで大きな顔をしているのでは?
という疑念を抱かせます。

私が何を言っているかわかりますか?(苦笑)




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/26(Tue) 21:41 No.1105

 私の掲示板というか、このようなサイトの目的は、情報の共有です。
来られている方は、知りたがり(で教えたがり)の方が多いです。

アラフォー世代様
 管理人含め、集まるみなさんが情報をお願いするのは、間違いの指摘を、間違い探し、小言などとは全く思ってないからです。
特に私のような関西人は間違っているのをスルーされるのが全くいやなたちで、恥をかかせてもらったほうが嬉しいです。どしどし、バカにしてやってください。

ところで、銀鏡反応で表面が鏡面化できる技術って凄いですね。
反射鏡のように円形でしたら、平面でなくてもスピン塗布(?)のレシピを工夫したら均一化できるかもしれません。




Re: 小言その1   - 2013/02/26(Tue) 22:26 No.1106

色々突っ込みどころのある返答が帰ってきました。まあ、無いよりはましです。

では
1)必要がないから書き込みしなかった
と言う点に関して。

まず、最初にあなたは「間違いの具体的な内容」を記載しませんでした。それは構いません。
でも、正しいところを教えて欲しいという要望を2回にわたって無視しました。さらに私からもお願いしましたが、返答はありませんでした。書かないなら書かない理由を書けばよいのですが、それも書かないのであれば別の理由があると「結論」します。あなたの行動からは、そうとしか読めません。頭の中で何を考えていても、行動で示せないのであれば「そこまで」です。「面倒だから書きません」程度の表現すら無ければ何を思量れというのですか?
黙っていて自分の考えが相手に伝わると思いこんでいるとしたら「甘え」としか言いようがありません。
あなたの一連の書き込みに、他人に自分の立場を理解してもらう努力や工夫が見られません。あなたのコミュニケーション能力、姿勢には問題があります。理解されないのは理由があり、その原因はあなた自身にあります。

2)大らかな論調はないのかなぁ
それは結構です。構いません。誰もが「口うるさいオヤジ」になる必要はありません。もし全員がそうなったら、それはそれでうるさすぎですから。でもみんながみんな優しくてもいけません。駄目な事には駄目、間違いには間違いと言う人が100人に1人くらいは必要です。今回は私がガミガミオヤジの役を演じたに過ぎません。あなたが演じる必要はありません。

今回の小言シリーズ?は別に蒸着の蘊蓄をやり玉に挙げるのが主題ではありません。もっと危険でたちの悪い蘊蓄がはびこる傾向もあって危惧している事があります。むしろ次の議題(仮題 「小言2」)に上げるつもり題目の方が重い内容になります。(一歩間違えれば生命の安全にも関わるような話題です。光学系ではなく文化系の話になります。望遠鏡業界に限ったことではないのですが。。。最近目立つ様子なので危惧しています。とても怖く危ない話になります。まあ、これは長〜〜くなるのでまた後で。)

3)従って、山だの谷だの意味がない?、とか私には意味不明です。
文化系の方にもにも分かるように書いたつもりなのですが・・・文才がないので、かいつまんで説明します。

http://www.edmundoptics.jp/techsupport/resource_center/product_docs/curv_47329.pdf
可視用の反射防止コーティングの特性例です。珍しくないものです。
カーブは400nm以下では急上昇していますが、410nm前後で極小値(谷)、440nm前後で極大値(山)、490nm前後で谷、570nm前後で山、650nm前後で谷、その後は急上昇しています。紫外域と赤外域では反射防止として機能していません。この特性は蒸着膜各層の屈折率(と、その分光特性)と厚みで決まってしまいます。ここでの谷は反射率が低いのであって、吸収で低いのではありません。単に光の波の反射を干渉で打ち消し合う際に波長によって効果の違いが現れている「だけ」です。

3波長型蛍光灯の分光分布は以下のような例があります。緑の発光中心波長が540nmくらい、赤が610nmくらいです。
http://www.taroto.jp/site/toshiba_lamp/denkyu-keikou/neoball-r-60w.pdf

この場合、斜めにすると波長特性は短波長側にシフトするので、反射防止層の反射ピーク570nmの山が、光源の緑〜黄の発光波長540nmの山に近づくので反射率の向上から、明るく感じます。
一方で赤の発光波長610nmの山に対しては、650nmの反射防止効果の谷間が近づくので赤の反射光が減少します。
トータルでは傾斜すると反射色は正面から見たときよりも緑色を強く感じます。このような現象が「反射の極大値」が発光波長の極大値より長波長側か?短波長側か?で見え方が違うと言うことです。適当に図を書いてみれば分かることです。一本調子で反射率が上がる場合と途中で下がる場合、各色ごとに挙動が変わる場合、反射光の見え方がころころ変わります。絵で描いて見せたり、ロット違いの実物を見せて変化を感じてもらえれば一目瞭然なのですが。。。

ここでは山や谷という表現は文系の方にも直感的に分かるように用いています。「理解されないと意味がない」からです。膜材料に異常分散性を持たせれば、よりよい設計の可能性は広がるかもしれませんが、基本は変わりません。上記の現象は出来上がった膜の光学特性・・・反射スペクトルのカーブだけで決まります。材料や製法は何ら問題ではありません。遷移も吸収も関係ありません。この現象は「出来上がったもの」だけで論じることが出来る話です。

設計や製造が優れて絶対値が小さくなっても、「比率」で感じます。人の目は絶対値の評価が苦手です。しかし隣接領域との比較、差分を取ることは非常に得意です。変化するもの・動くもの・変わるものは強調して見えます。だからやっかいなのです。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/26(Tue) 23:11 No.1107

今書こうとしていたら、あれまぁ、
相当せっかち(良く言えば)またはお子様(本音)ですね。
よほど甘やかされて育った方と思いますが、他人が自分の思うように動くと
思ったら大間違い。

1.「書かないのは甘え」
笑わせて貰いました。ガラクマ様から思う存分ヤレとのことなので
ハッキリ言っておきますが、この掲示板は貴方の会社の部下が貴方の
ために各場所ではないのです。
私が貴方の希望に添って逐一お答えする義務など全く、1000%ありません。
だいたい貴方だって今頃になって
2)大らかな論調はないのかなぁ、
に答えているじゃあありませんか!(笑)

2.「文化系」
文系の間違いですかね?申し訳ないが私は理系です。
しかも蒸着関連は飯の種です。
申し訳ないが、分光計はいくつも毎日使っておりますのでご講義不要。
膜の分析装置も使い放題ですので少なくとも貴方よりは詳しいですぞ(笑)
インターネットはどこに繋がってるかわからんのですから、
あんまり調子に乗らんことです。

よく自分の書いた文章をみてごらんなさい。
「ネットだと思って言いたい放題」なのは貴方なのですよ?

3.「文才」とか
あまりにも「文系」な説明で笑わせて貰いました。
貴方の様な方は最近の自称ベンチャーの親玉に多いのですが、
全くもってもう一度勉強してこい!って感じですわ。
お話しになりません。
「薄膜の干渉による発色」と「化合物自身の吸収による発色」は別物ですが、
貴方そこのコンポンがわかってないですよね?
もっと言えば、干渉の膜厚以外の話を全く知らないで書いてますよね?
UV/VISの吸収帯が貴方の言うような超感覚(?)で理解できれば、
物理も化学も要りませんわな(笑)

以上




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/26(Tue) 23:22 No.1108

追伸:貴方の書いた中で、私的に最もウケたのは以下の部分です。

「材料や製法は何ら問題ではありません。遷移も吸収も関係ありません。この現象は「出来上がったもの」だけで論じることが出来る話です。」

もはや宗教ですね。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/26(Tue) 23:44 No.1109

 すいません。自分の文章を修正しようと思ったら、風呂に入ってるあっという間にスレが伸びてしまいました。

白熱している間に申し訳ございません。
1対1ではなくて、皆さんにわかるように教えていただけないでしょうか?

私は、原さんの言っている内容はなんとなく理解できるのですが、
アラフォーさんの言うことは、難しすぎて理解できません。

1.コーティングの材質に起因する遷移や吸収でコーティングの反射光の色が変わるのでしょうか?
  どうしてもコーティングと聞くと、頭に固定端反射の定在波曲線しか思い浮かびません。

2.「膜厚の干渉による発色」というのが理解できません。
  →すいません。コーティングそのものの原理のことですね。長い間遠ざかっていると使い慣れない言葉にぴんときませんでした。

アラフォー世代様、私のようなものでも理解できるようお願いいたします。
[管理者修正]




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/27(Wed) 09:04 No.1110

釣られている様で嫌なのですが、また逃げたとか言われない様にお答えしておきます。

1へのお答え
当然変わりますよ(原様には変わらないとかいわれそうですがね)。
それから「遷移」や「吸収」ではなく、「化合物そのものによる光吸収」は
基本的に必ず化合物内部の何らかの遷移に起因します。吸収された光の
エネルギーは何かに使われなければいけません。コーティングに使う化合物が
光を吸収しているにもかかわらず何も励起されなければ、コーティングは発熱
し続けるしかありません(もちろんそんなことはありません)
光吸収の大きさは光吸収係数(ε)で表されますが、この係数は1から数十万まで
それこそ材質によりピンキリです。nmの薄膜だろうが、数mmの厚膜だろうが同じ
材質であれば必ず同じ吸収帯を持ちますので、人間の目には同系統の色として
必ず認識されますし、εが数十万ある化合物であれば、極薄の膜でも人間の目には
色として認識できます。反射光は吸収光の裏返しですから、当然コーティングの
反射光として認識できます。原様が上の方でフジノンの引用を全く間違った解釈で
しておりましたが、モノコートで色を調整しているのは、膜厚で調整している
のではなく材質で調整しているはずです。
※ただし私は原様と違って、自分の手元で見ていないことを断定はしませんがね

全く、こういう質問が出ること自体、間抜けな布教が行き過ぎている書証拠です。
「理解しやすい」とか「難しすぎる」とか、はぁ?です。
最近、よく居るんです。
自分の基礎力不足(勉強不足ではないことに注意)は棚に上げて、
何でも「難しい、難しい」と言ってくる方が。
強気に絡んでくるなら、それなりに大学初級の教科書くらい読んでから
「難しい」と言って下さい。

2.へのお答え
当方の話を聞く気がなく100%懐疑的な方々に説明のしようがありません、
あえて釣られて書き下せば以下になります。
「薄膜の膜厚が光の波長レベルに薄いことによって起こる干渉光の重ね合わせで
特定波長の反射光が消光し、それを多層膜によって出来るだけ多数の波長をカバー
するようにしたのがマルチコーティングだが、当然全ての波長を均一に設計は
出来ないので、ところどころの波長に反射光が残り、それが色として認識される」

それから、「使い慣れない」のではなく、原教(笑)もしくは一部の自称事情通
の使っている「独自用語」になれているから「慣れない」と思うのです。
「理解できない」のではなく「正しい学術用語を学ぼうとする姿勢が無い」のであり、
「素人のおっさんの適当な説明に慣らされすぎている」から、こういうわけのわから
ない質問(にもならない)が出てくるのです。

理工学の技術とサンデー自称学者のテキトーな説明は明確に区別されるべきです。
新聞の科学欄もおかしなことが一杯書いてあり、取材を受けた側が抗議しても
直らないことが多いのが、現代日本の悲しい現実です。

まぁこれだけ書いても原様には絡みつくされるのでしょうが、ここは彼のフィールド
ですから私はこれくらいでおいとまいたします。
10年後に天文趣味が定年退職後の趣味と言われない様に祈っています。




Re: 小言その1   - 2013/02/27(Wed) 22:28 No.1111

ガラクマさんへ

ここまで酷いケースはなかなか見られないのですが、シャボン玉、油膜の虹色の干渉反射も見た事がなさそうな方です。観察力が本質的に無いのでしょう。モルフォ蝶の羽根、鮑貝の内側、オパール、クレジットカードのホログラム・・・干渉による色は沢山世の中にあるのですが、吸収以外に色が付かない世界に住んでいる様子です。

分光光度計を用いているなら、石英セルやフッ化マグネシウムのウインドウくらいは見たことがあるはずです。いずれもモノコートに使われる材料です。コートの厚みはサブミクロンです。石英セル、フッ化マグネシウムウインドウがどれほどの厚みか?「桁」すら分かっていない様子です。石英セルやフッ化マグネシウムウインドウよりコート層の吸収が多いわけもありません。吸収だったら石英セル以上に色づいて見えることはありません。光路長と吸収の関係も分かっていないとは絶句です。自分の仕事道具の観察さえも出来ていないなら、気づくことは何も無いでしょう。哀れです。

錯体の話題が出たときから怪しいとは思いました。錯体の多くは可視光域で吸収が大きいのでレンズ用の反射防止膜には使えません。透過光量が落ちますから。唯一思い当たるのが半導体製造工程でフォトマスクに錯体化合物からなる光吸収層を設けて「反射防止膜」と呼称しているケースがあるので、これと同じだと思いこんでいるなら無茶苦茶だと思ったのですが・・・予想を遙かに上回る無茶苦茶でした。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/27(Wed) 22:46 No.1112

アラフォー世代様
ご説明ありがとうございます。いろいろわかってきました。

ただ、私の質問が悪かったです。

1の質問は、薄膜による干渉がベースとなる屈折率と膜厚(マルチコートならそれらの差)の関係による反射成分に対し、材質の特性に起因する反射成分が影響を及ぼすほどの量なのか?というものです。
 「頭に固定端反射の定在波曲線しか思い浮かびません」というのは、原さんにも突っ込まれそうだとおもいましたが、若いころ、以下の図4のようなグラフ(基板の段差から位相がシフトした何本ものカーブでずっと複雑)に悩まさトラウマになりかけていたのを思い出しました。
   ttp://ltj2.jun-sekiguchi.com/A-0.pdf

2ではじめわからなかったのは、薄膜による(反射光どうしの)干渉ではなく、膜厚の干渉と言われている点で
、屈折率他を言わないでも業界では通じるのだなと理解できました。

まあ、主張だけは理解できたところと、内容をつっこみあっても疲れるだけで、皆さん自分のレベルで理解するしかないですね。
というところで、いったん切りましょうか。

ちなみになんでそんなに知らないのといわれる私ですが、恥ずかしながら専攻は物理で仕事でも全く関係ないわけではありません。あそれにしては、といわれても仕方ありませんが・・
原さんは詳しくは言えないですが、お仕事でも大学の研究室以上とは思います。

******************************************

すいません。掲示板の投稿を開けてほかのことをしていたら、原さんの方が先に書き込まれました。

確かに吸光光度計は吸光度で濃度(←厚さ、距離)を測定しておりますし、膜厚、屈折率などの測定器(ナノス○ックとかエリプソメトリー等)は波長、位相、干渉等を利用しております。
先に示した図4でも、真っ赤に見えるレジストでも大きな傾きの傾向が吸光度に起因するものであって、大きな波が反射、干渉に起因するものであって程度がわかります。

ちょっと聞いても理解できません。
[管理者修正]




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/27(Wed) 23:54 No.1113

文体から原という「年だけ取った子供」の下劣な人間性がわかります。
アホとしか言い様がない(下品ですが、下品なアホに合わせましたよ!)。

人間の色感覚が、線形関係であると思っている様です。
桁がどうこうとか、アホですか?

まぁ勝手にやってください。

あきれ果てました。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/28(Thu) 00:07 No.1114

ガラクマ様へ

No.1110の文章のどこに「吸収以外に色が付かない世界に住んでいる様子」が見えるのか。

質問1.貴方も原某と同じご意見ですか?
質問2.原某の下品な文体を貴方も可としますか?

貴殿の質問1に答える目的で吸収の話をしたところ、無知を断定されました。
質問2の答えを見れば干渉に関する説明もしているのですが、後半の文章は
見えない(間違いを知るのが怖くて読みたくない)のでしょうね。

質問3.「知識を深めたい、議論したい」のか「部外者をたたき出したい」のか?




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/28(Thu) 00:25 No.1115

原某へ

見ているだけの多数に誤解されないためにやさしくやさしく補足しますよ。

> 分光光度計を用いているなら、石英セルやフッ化マグネシウムのウインドウくらいは見たことがあるはずです。
ありますが何か?(笑)

>「桁」すら分かっていない様子です。
対数を勉強しましょうね(やさしく、笑)

> 錯体の多くは可視光域で吸収が大きいのでレンズ用の反射防止膜には使えません。
だーかーらー、あんたの世界では錯体は一種類なのですか〜?
あっと、そうか、あんたの言い方を借りると
「εが巨大な錯体しかない世界に住んでいる様子です。」(爆笑)



> 石英セルやフッ化マグネシウムウインドウよりコート層の吸収が多いわけもありません。
薄膜こーとが吸収だと誰がいったのでしょうね?貴方にだけ見える?
批判するなら具体的な場所を私の書き込みの中から示しなさいね!

> 光路長と吸収の関係も分かっていないとは絶句です。
そんなことはどこにも書いておりませんが、私のことを良く知っている方ですか?(笑)

> 哀れです。
確かに、こんなアホに罵倒されるのは哀れですな(笑)

以上、やさしくしておきました。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/02/28(Thu) 00:41 No.1116

私は出てこなかったほうがよかったかも、と反省しきりです。

順番を変えてご回答いたします。

質問3 前から言ったように、知識を深めたいです。
    ただ、無知と言われてもどこが間違っているか。細かなところは別としてコーティングの大筋は
    教科書にでも載っていることで、原さんが時々添付されるサイト、例えば
    http://www.cvimgkk.com/products/pdf/01-guide/cvimgkk-guide5_all.pdf
    とかは、分かりやすく解説されているものと思います。

質問2 まあ、気になりますが。原さんのはアラフォーさんの書込みの内容に対しての意見にとれますが、
    アラフォー世代さんのは否定されたこと自体に憤慨しているように聞こえます。
    それと、コーティングは膜厚が大事ではありますが、隣り合う膜の屈折率差で反射の強度が変わりますので、
    膜厚以上に屈折率差も大事です。
    単層で考えても空気と膜、膜とレンズの屈折率差が大きすぎると反射強度が違いすぎて干渉ではキャンセルできません。
    先に固定端反射と言っていたのは、屈折率が低いほうから高い方に入射する光は波の性質の固定端反射と同じように180度回って1/(4nλ)で打ち消すのでそのように言っております。

質問1 アラフォー世代さんが、私の知らないことを言っているかどうかわかりませんので、原さんと同じ意見ではないかも知れません。
    吸収があるのはわかりますが、それで色がつくというのは、アラフォー世代さんと同じように手元で確認したり、納得できておりませんので分からないとしか言えません。

  ちょっと疲れました。私はアホで下品でいいので、一回休みましょう。
[管理者修正]




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/28(Thu) 00:48 No.1117

ガラクマ様へ

順番が最後になりましたが

> 1の質問は、薄膜による干渉がベースとなる屈折率と膜厚(マルチコートならそれらの差)の関係による反射成分に対し、材質の特性に起因する反射成分が影響を及ぼすほどの量なのか?というものです。

にお答えします。

人間の色覚は線形関係ではありませんので(これはLRGBとかをよく知っている天文屋は常識と
思っていました)、レンズの色をどう感じるかは非常に微妙なスペクトルの差も影響してきます。
上の方でコートの膜厚とは桁が違うからどうとか言う方がいますがあれは全くの勘違いです。

反射防止のマルチコーティングが完璧なレンズ2つにほんの0.1%しか吸収スペクトルの
変化が見られなかったとしても、その変化のある波長が人間の色覚の敏感な部分
(色が違うぞ!とヒトが感じやすい波長があります)とかぶると、例えば蛍光灯の
反射光としてレンズの色を見た場合には、異なる色に感じます。

具体的に人間の色覚を検証出来る良い例は、日焼けしてうっすら黄色くなった元が透明な
プラスチック板と、完全に透明に見える日焼けしていない同じ素材のプラ板の分光測定を
行うと、全く区別がつかなかったりします。ですがヒトの目にはハッキリ黄色と解ります。

最後にもう一度言います。

吸光度とヒトの感じる色彩は正比例しないのです。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/02/28(Thu) 01:10 No.1118

ガラクマ様

終わりにしようと思ったらまた行き違いました。

いただいた回答で貴殿(と常連さん方)のとらえ方は理解しました。

ネット上の限られた文章でのやりとりは、お互い顔が見えないので
特にこだわりの趣味の世界では、議論が非常に難しいということも
再認識しました。

以上で本当に終わりにします。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/03/01(Fri) 00:21 No.1129

アラフォー世代様、

もう一切ご発言されないのでしょうか?
私としては、透過率の極めて低い粗悪コーティングに対する
アラフォー世代様のお考えを是非ご教示いただきたかったですね。
最初にご発言される直前にそれを話題にしていたものですから・・・

えっ、私の意見ですか?私は粗悪コーティングが存在すること自体が許せません。
もちろん、粗悪コーティングで儲けている人間など言語道断です。




Re: 小言その1   コンドル - 2013/03/01(Fri) 16:45 No.1138

石石石様

専門的なお話が飛び交う中、私など出る幕はないのですが、

石石石様の粗悪コーティングに対するご意見の部分についてだけ・・。

「許せません」「言語道断」といわれるのは分かりますが、でも、私も含め、
この掲示板を見たり書き込まれる方々の中には、二〜三流品はもちろん、
粗悪品も含めて楽しんでしまおうという方がたくさんいらっしゃると思います。

「うん、うん やっぱり酷い見え味だ。でもコーティングのグリーンがきれい
だしデザインがいいよなー」とか。「レンズはダメだがここは生かせるぞー」とか。

もちろん、ちゃんとした物が選べる目を持つことは大切ですが、「粗悪品が無くなったらおもしろく
ないじゃないか」ってくらいで、大いに楽しみましょうよ。

なんたって「趣味の世界」ですから・・・。

横からすみませんでした。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/03/02(Sat) 02:02 No.1139

アラフォー世代様、
何が嫌みと受け取られたのか理解いたしかねますが、
私の言葉づかいにお気を悪くされたということであれば、
もちろんお詫びいたします。

さて、私の質問の主旨ですが、かねがね反射光の極めて明るい(つまりコーティング
本来の目的である透過率向上に逆行する)粗悪なマルチコーティングを施した商品が
何故存在していられるのか疑問でした。
単純なマゼンタ色の単層コートの方が費用が安くて済みそうなのに。

アラフォー世代様がいろいろと専門知識をお持ちのようでしたので、
何かその辺のからくりについて心当たりがあれば教えていただきたかったのです。
もちろん粗悪コーティング自体を全くご覧になったことがないという
ことでしたら、返答のしようもないかもしれませんが。

ちなみに私は文系人間で、普段は研究や製造とは無縁の世界で生きています。
私以外にも文系でこの掲示板を読んでいる方は少なからずおられます。
基礎力不足は致し方ないということをご理解いただければと思います。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/03/02(Sat) 02:49 No.1140

コンドル様、

こちらや古スコ掲示板は、かつてのD・P・3D御三家の製品ですら楽しもうという
方がいらっしゃるのは承知していますので、ここ限定であればコンドル様の
ご意見もありかなとは思います。

ただ、光学製品をほとんど購入したことがない本当の初心者の方が、実態を知らぬまま
たまたま粗悪コート製品を購入してしまったらと考えると、やはり「許せない」
というのが私の考えです。




Re: 小言その1   私も文系ですが - 2013/03/02(Sat) 08:04 No.1142

石石石様、

コーティングのからくりを技術的な面から知りたかったのでしたら
質問の仕方もその様にすべきだったのではないしょうか。

>アラフォー世代様のお考えを是非ご教示いただきたかったですね。
という質問とその後に続く
>えっ、私の意見ですか?私は粗悪コーティングが存在すること自体が許せません。
という流れを読む限りは、アラフォー世代様が粗悪品の可否について問われていると
とられても仕方ない様に思います。

また、粗悪品の評価に文系か理系かは関係ないと思います。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/03/02(Sat) 10:31 No.1144

いつものように(こりゃまた結構なんですが)流れが長くなりすぎて、蛇行して分岐してきました。
折り返すか、それぞれ別スレを立てていったほうがよろしいかと思います。

コーティングの話は、理論と現実を理解するうえで、現実の理解の部分でこの掲示板の役不足の感が否めません。
とりあえずコーティングの色の違いの認識というところで、古スコのほうにスレを一つ立てました。
http://yumarin7.sakura.ne.jp/telbbsp/joyfulyy.cgi?mode=ok;getno=8150;piccom=#getno8150
粗悪コートと呼べるものがすぐに出てきませんでしたが、まずは画像で見せあいこしましょう。


私も文系ですがさん

初めまして。よろしくお願いいたします。
「2ちゃんねる風掲示板 とっちゃんねる」という名前が良くなかったようですが、こちらは固定ハンドルネールで、顔が見えやく(逆に文責も明らか)にしている掲示板です。
今後も「私も文系ですが」さんでよろしいでしょうか?




Re: 小言その1   私も文系ですが - 2013/03/02(Sat) 22:16 No.1145

ガラクマ様、

週末時々のROM専でしたがつい書き込んでしまいました。
固定ハンドル限定とは知らずに失礼しました。
今後はまたROMに専念したいと思います。




Re: 小言その1   ガラクマ - 2013/03/02(Sat) 22:34 No.1146

いえいえ、ウェルカムなのです。
固定ハンドル限定ではありませんが、そうでない方の中には、それを利用したような書込みをされる方も残念ながらいらっしゃいます。

 オフでも、掲示板と同じように気のおけない仲間として仲良くやりたいし、
Facebook程では無いにしても、合ったとき「ガラクマです」で話が始められるような、不通の書込みの掲示板にしたいと考えております。

ハンドルネームを変えても結構ですので、今後ともよろしくお願いいたします。




Re: 小言その1   石石石 - 2013/03/03(Sun) 00:00 No.1147

ガラクマ様が折り返したいとのご意見でしたが、最後に一言だけ、

私も文系ですが様、

文系か理系かが問題なのではありません。
基礎力不足の人についてのわかりやすい例として「文系」を取り上げたにすぎません。
何故かといえばNo.1110でアラフォー世代様が、基礎力不足の人に対して、
きわめて非寛容的な主旨の発言をされているからです。

このまま私のような基礎力不足の人間がアラフォー世代様と対話を続ければ、
再びアラフォー世代様が激高されて大荒れになり、掲示板オーナーのガラクマ様や
掲示板読者の皆さまに不快な思いをさせる事態を危惧したのです。
それで、アラフォー世代様に寛容なご対応をお願いしたということです。

それでは、私自身の「許せません」「言語道断」は寛容な発言じゃないではないかと
思われるかもしれませんが、これは業者に向けた発言であり、この掲示板に
参加されている一般ユーザーに向けての発言ではありませんので、ご理解願います。




Re: 小言その1   アラフォー世代 - 2013/03/03(Sun) 14:53 No.1153

子供相手にみっともないと反省し、1135と1152は削除しました。
以後、書き込みません(釣られません)。




Re: 小言その1   上板2丁目 - 2013/03/05(Tue) 11:58 No.1156

テーマは高尚なのにねぇ・・・・・
残念な内容ですね


管理人からの一方的なお知らせ!  投稿者: ガラクマ 投稿日:2010/06/02(Wed) 21:00 No.27

このスレは、管理人からのお知らせです。

そのまま掲示板上で返信いただいてもいいですが、
内容によっては返信はメールでも結構です。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2010/06/02(Wed) 21:05 No.28

まず、ガラクマ商会からのお知らせです。

ご依頼を受けて、アストロシステムズから個人輸入を計画しております。
  http://www.astrosystems.biz/index.htm

もう少しどなたか後押しいただければ、ディーラー交渉が可能です。
ご要望、ございませんでしょうか?
[管理者修正]




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2010/08/23(Mon) 06:45 No.99

みなさん。お世話になっております。
今日から約一週間不在となります。yからはじまるメールは確認できません。
それ以外は、適当にモバイルで対応可能です。
よろしくお願いいたします。




OAA in 高松   ガラクマ - 2012/09/22(Sat) 21:43 No.868

東亜天文学会の総会が高松であります。
http://www.nmt.ne.jp/~hhori/oaa/

私も、古望遠鏡のこと、アマチュア天体観測衛星のことなど、発表を計画しております。
ご近所の方、誰でも参加可能ですのでよろしくお願いいたします。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2012/10/09(Tue) 20:45 No.872

 やっぱり、学会は権威がありますね。
古望遠鏡こと、衛星のことは場違いのようで発表却下されました。
しかし、博物館の紹介はOKのようで、そちらを報告することになりました。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   TAKA3 - 2012/10/10(Wed) 20:07 No.873

ガラクマさん。強烈な皮肉?(^_-)
私は参加しませんが、発表頑張ってください。
一会員より。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2012/10/10(Wed) 23:30 No.875

皮肉ではありません。
情報収集も仕事なので、化学、物理系を中心に各学会に出向きますが、
そう感じただけです。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2012/11/17(Sat) 21:37 No.896

気がつかれている方もいらっしゃるでしょうが、「ウダ話」壊れております。
リンクは戻さないとと思っておりますが、どっちみち何か別のやり方を考えておりましので、Facebookを試し始めました。
仲間はあまり増やしたくもありませんが、Facebookは本名ででておりますので興味がある方はご覧ください。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2013/02/17(Sun) 21:50 No.1091

 すいません。電話回線というかネット回線が一昨日から不通になっております。yから始まる常用アドレスが見れません。
このサイトにリンクされているyahooメールは携帯回線で見えますので、よろしくお願いいたします。




Re: 管理人からの一方的なお知らせ!   ガラクマ - 2013/03/02(Sat) 09:50 No.1143

yから始まる常用アドレス 復旧いたしております。申し訳ありません。
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