スリービーチ
   3TK クリア光学
 etc.
時の旅人さん提供。2005.6時点のスリービーチさんです。ズーム望遠レンズを作っております。
○浦さんが作ったのでスリービーチらしいです。
 雑誌の自作パーツは魅力でした。ダウエル、パノップと合わせて怪しげ御三家。
 独自のこだわり? デザイン、、それなりに楽しいです。

スーパーチビテレ 怪しげスリービーチの真骨頂  スーパーミニテレ もありました。
ひぽぽたますさんのスーパーミニテレです。           2004.10.10
<ひぽぽたますさん談(抜粋)>
実視で見たり、天文ガイドのロンキーテスターで確認してみたところ、ご参考までに! 
1)実視:昼間の景色だと青色の色収差がやや目立つが、夜になると目立たない。
  但し、
輝度の高い惑星や月、更に1等星等の明るい星を見ると今度は、黄色の収差
  が
目立つようになる。周辺画像は超短焦点であることを考慮してもやや流れる傾向
2)ロンキーテスター:色収差は典型的な短焦点アクロマートそのもの。縞の色付きは拡散
  してどこまで広がっているのか判別不能。縞は外側に広がっており、やや修正不足
  縞精度はせいぜいλ/2程度で高倍率で使用するとぼけてしまうことが予想される。
  実質倍率はせいぜい口径の10倍以下であろうと予想される。
1980年誕生から、怪しげな雰囲気満タンでしたが、1980年6月天ガのレポート、それに対する8月号の3Bのコメント。やっぱりと思われるやり取りに期待を裏切らない3Bを確認いたしました。 
スーパーミニテレ他、兄弟機も怪しげでした。
ただ、これらが出てきた頃から、ビクセン、カートン他からもF5〜F6程度の短焦点。バック入りのモデルが次々発売され、現在ケンコー、タスコまで続いております。
セットは満漢全席。正立プリズムは元より直/間接撮影カメラアダプタまで標準装備です。
 私も最近ジャンクをゲットしましたが残念ながら、微動雲台がありません。
ピントを合わせた形です。2段の延長チューブが必要です。なぜか”竜宮の使い”が連想されます。
 見え方は、D=60mmFl=260mm(F4.3)と思うとビクセンのD=80mmFl=400mm(F5)に比べるとそんなものかと思えるものです。もちろん高倍率はNGです。
 この形状。上はファインダーのネジがきますが、こんなに厚みは必要ありません。超アンバランスが笑えます。

3TKとクリアー光学   スリービーチ=3B=3Brothers

3TK(三東光学)って良く分かりません。3Bとおなじものとは分かりますが。パンフとかもありません。ご存知の方、情報希望します。
古い望遠鏡を探しているとクリアー光学の望遠鏡によく出会います。実は今の活躍しているメーカーさんで、いつかお話を聞きたいと思っております。
上はクリア光学さん85年のカタログの一部。

ライトウェート 10cm反赤「グレートビクトリ100」。 バランスウェートまで、ライト!?  (名前もちょっと恥ずかしいぞ・・・)

10cm反射赤道儀(3TK)=3B「グレートビクトリー100」 D=100mm Fl=800mm (1975年〜)      2005.9.13ゲット
 
それとは別に興味深いのは、三脚、赤道儀。三脚は、当時のタカハシにつづき2番煎じではありましたが2点止めでGOODです。なぜ、他メーカーが続かなかったか不思議です。ただ、三角板が小さくて上のほうにあるのがマイナスです。赤道儀はお金がかかる鏡筒バンドを軽く作りやすい板金であげ、交換式にするよいアイデアです。ただ反射用はもう少しバンドネジを大きくして欲しかった。
3TKのシールはありますが、お馴染みはスリービーチブランド[グレートビクトリー100」です。
D型赤道儀廉価モデルですが。バランスウェートを省略してはいけません。最低3個(ギリギリ)必要ですが、1個しか付属しておりません。前の持ち主は、くるっと回って指を挟んだらしいです。いまでしたらPL法ものです。  さすが3B!
セルは硬質ゴムの押さえをネジで止めるもので、なかなかいいです。 ローレットネジの引きネジとバネだけの光軸調整は超お手軽。筒の短さもあって、覗きながら合わせられます。ただ、十分固定できません。ばねが軟すぎで、ネジが長すぎです。ロック機構もないので振ると動きます。ずれやすく、逆にすぐ合わせられる構造です。
斜鏡も洗おうとして外すと、カラカラいいます。セルの中でミラーが踊っております。後ろから押さえていた綿が縮んだのか少なすぎです。
その上、短径20mm足らず。焦点距離800mmで斜鏡からの折り返しピント距離170mmくらいで、僅かですが足りません。口径不足です。
 斜鏡の光軸調整ネジも長く弱く、押したほうと反対側にのけぞります。斜鏡径の不足もあって、斜鏡の光軸は合わせにくいです。
 これは初心者にはつらい望遠鏡です。昔の怪しげメーカーの反射はみな似たりよったりだったんでしょうね。
レトロを実用で楽しもうとしたら、やっぱ屈折だと思いますが、反射を触るのは止められません。
 月は、案外見えました。パノップ13cmよりはマシです。                    
箱は、ばらばらにしないと入らないタイプ。輸送用です。                  2005.9.23
6cm屈折赤道儀
D=60mmFl=700mm
ST67B 6cm屈折赤道儀
D=60mmFl=700mm
10cmドブ
この経緯台はいいです。扇型ギヤの水平上下微動付。
ビクセン、山本光学のものと大変良く似ております。

こんなのも作ってたんですね。
自作かと思う一品です。
エリマキトカゲ風光軸調整付セル,2点止め三脚。D型赤道儀。これこそスリービーチ 3Bの望遠鏡は廉価バージョン以外は36.4mmが使える接眼部が付いており、そこだけ見ると当時のミザール他より魅力的でした。