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新方式??

[1] Shinba - 2008/05/04 14:56
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200805031132&page=2
これだと色収差は無いのでしょうか?
焦点面にレンズを置いて眼視できるのかな??
対物鏡を作るのは素人にはむずかしそうですが、でもなんとかやっちゃうヒトが出ることに期待。
口径も20cm程度でいいですから・・・・誰か。

[2] ガラクマ(管理人) - 2008/05/04 22:00
十分、理解できませんが、回折レンズのことではないんでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E6%8A%98%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA

ピンホールカメラの中心像をたくさん合成するようなものでしょうか?
さっぱり、分りません。

ちなみに、フランネルレンズで大口径ってできないんでしょうか?
車のリアガラスに貼って、周囲が見えるシート状のレンズ安く売ってますよね。口径20cmくらいで数千円ですよね。

[3] コメト(^0^; - 2008/05/04 22:40
回折レンズなのでしょうが、どうもWikiの図が理解でき難いです。これではフレネルレンズのモールドみたいです。
以前にキヤノンでこの説明にあるレンズを作ったとありましたが、実用化はしないのでしょうか?
時々こう言う発明応用みたいのトピックで発表されますが、純粋に理論を研究している人達がいるんだろな?
日本の企業でこれやれるの、やはり研究所持ってないと無理かもデス。(゛゛;

少し前にここのf70-300mmf4.5-5.6G黒をハードオフで4k円で買いました。新品同様で、これだけ一本が広いとこに
ポツンと置かれていて、どうも付属していたボディだけが売れてしまい、残ったらしい。定価で30k円、中国製ですが、
評判の色収差も感じられなくて、ほくそえんでおります。\(^O^)/

[4] - 2008/05/04 23:30
この記事が載っている雑誌は国会図書館関西館で見たことがあるけど・・・遠いな・・・(汗)
回折を利用するなら波長依存性があるので色収差は避けられないはずです。(単独では)
フレネルレンズみたいに同心円状くさび型凹凸レンズを形成する代わりに光波長より十分に小さなナノサイズの穴を同心円状に配置して、これの分布を連続的に変化させることで巨視的にはレンズとして機能させるというレンズは見たことがありますが・・・あれとは違うような・・・分からないです。(T_T)ご紹介の記事が出ているサイトの他のニュースを見てみると・・・例えばダイオウイカの目玉のニュースですが、今更こんな記事にしなくてもダイオウイカの目玉がバスケットボール程度の大きさで現在生息している生物中最大の目玉であることは常識なのですが・・・記事を書いている記者(元ネタの海外の記事を書いている方)の水準が低いのか?

大型フレネルレンズは単なる集光・・・なら出来ますがある程度焦点面を拡大して見る用途に耐えるには関門が多いです。回折・干渉・散乱の類による像劣化を避けるには一工夫要ります。さらに基板が平板だとたわみ易いので結局厚板にしなければならないとか・・・かつてアメリカのスターウオーズ計画の際に薄型光学系は多数検討されましたが実用の壁は厚く、まだまだ研究段階が続いています。

[5] - 2008/05/04 23:44
キャノンの逆分散レンズは一応実用化して400mm望遠と、その後はズームレンズに採用されました。でも逆光に強くはなく、やはり散乱光が皆無とは行かなかったようです。同種のレンズでニコンがデジカメのコンバーターレンズで販売しましたが、キャノンより完成度が低く夜景などの輝点・逆光ではメロメロでした。


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