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星図の話

[1] スークー - 2005/11/19 10:30
鉄道趣味の人たちの中に「時刻表マニア」っていうのがあるそうなのですが、天文趣味の「星図マニア」があってもよいのではないでしょうか?
星の見えない夜に、酒など片手に星図をめくりつつ次の観望の構想を練るというのも、楽しいものです。
みなさんの中で「これは面白いよ」というような星図をお持ちの方いませんか。
私は、今「ボン星図」が欲しいですね。
誰かコピーしてください!


[2] 削除 - 2005/11/19 18:22
投稿者により削除されました

[3] 天文復活 - 2005/11/19 20:20
思い出の星図は中学生の時に愛用していた百科事典の付録のスカルナテ・プレソ星図です。
別冊でビニールの表紙がついていてカラーで散光星雲の形まで出てて本家より少しダウングレードしてますが7.2等くらいまで掲載されていたと思います。古本ででも見つけたら欲しいなぁ。

[4] ジーク - 2005/11/19 21:27
そうですね.百科事典付録版は,米国の本家スカルナテプレソよりも最微光星を下げて星を減らしてあり,サイズも小さく(概ねB4)しているため,扱い易いですね.
本家スカルナテプレソは,野外用が好きです.特に南天のさそり座から南十字星が一枚に収まったシートは壁に飾って眺めても感動モノです.

[5] スークー - 2005/11/19 21:33
百科事典というのは学研の「原色現代科学大事典」でしたっけ。あの星図、超〜ッ欲しかったです。絶版になってしばらくしてから、神田の古書店の店先に全巻揃いが積んであってその一番上にその星図が置かれてました。
付録だけでは絶対売れないという店主の言葉に泣く泣くあきらめました。
そのときのトラウマが、のちに星図を集めだしたキッカケです。
(涙・・・)

[6] 天文復活 - 2005/11/19 22:15
情報ありがとうございます。なんかすごく欲しくなってきました。高校の時は破れたところをセロテープで補修してずっと使ってたんですが。どこいっちゃったんだろ。どうやら古本屋でもみつけるのは難しそうですね。
ところでアレ、ずっとスンルナテ・プレソだと思っていたんですけどスカルナテプレソなんですね。別名ベクバル星図でしたっけ?

[7] 天文復活 - 2005/11/19 22:18
○ スカルナテ・プレソ
× スンルナテ・プレソ

失礼しました。。

[8] 上板2丁目 - 2005/11/19 22:27
高校の時丸善に発注して、イギリスから船便で届いた星図は NORTON’S STAR ATLAS でした。南北丸図と6枚の桜の花びら型星図6枚のすばらしい星図で、私の宝物でした。
星図以外は結構なページに英語で解説がありましたが殆ど訳さず、もっぱら星図のみ見てました。


[9] スークー - 2005/11/19 22:51
スカルナテ・プレソ天文台のベクバル博士が作ったので通称「ベクバル星図」ですね。
正規版だけでも何種類もある上に、裏焼き版(人工衛星観測用にどこかの新聞社が作成し、観測チームに配布された)や海賊版など様々なバリエーションがあったようです。

そういえば、学生の頃、下北沢の古書店に「新版・全天恒星図」が売っていたので、開けてみると、我々の知っている星座の線と全く違う線が書き込まれており、余白には何やら呪文のような、またどこの国のものかわからない文字(記号?)がいろいろと書かれていて、気味が悪くなった経験があります。
星図は書き込みをするものだけに、きれいな状態で古書に出にくいものでしょうが、それにしてもいろんな使い方のあるものです。


[10] 筒抜け - 2005/11/21 22:14
おばんです皆様。

私もかつて、全天恒星図(1950年分点)を使っておりました。
天体を探すため鉛筆で線を書き込んだり、
見たい天体を蛍光ペンで塗っであるので、たぶんもう売れません(笑)
このごろはたま〜に夜露に強い「野外星図2000」や、天文ガイドのふろくを繋いで使っています。
文責:筒抜け

[11] ガラクマ(管理人) - 2005/11/22 00:14
 べクバル星図や野外星図2000も持っておりますが、初めて買った全天恒星図を長年使っております。
 普通の紙でしたので、ユポ紙にコピーして使っておりましたが、紙は濡れても大丈夫ですが、インクがダメで汚くなってしまいました。
そうこうしていると、初代はばらばらになった上、それをいいことに、必要なページのみを持ち歩いておりましたので、一部紛失。今は2代目です。
 今考えると、ラミネートして使ったらいいんですね。

[12] 名無しのゴンベエ - 2005/11/22 21:23
昔の天文ガイドにはボン星図やミハイロフ星図の広告が載ってましたね。
アマゾンで検索してみるとケンブリッジ星図というのが多く
ヒットしました。ノルトンは6千円くらいしますね。

[13] コメト(^0^) - 2005/11/23 01:20
書棚の片隅をほじくってみると何冊も出て参りました。

私にとってこの中から思い出深いと言えば、
草場修氏原図、神田茂氏校正の『肉眼恒星図』がトップです。
一枚の大きな星図で、帯広天文同好会の必需品で、入会すると一部進呈でした。
なんでも著者は戦後の住まいの無い時に土管から星空を見上げて書き上げたとか聞きました。

そんで次が『肉眼恒星図』。
これはご存知流星観測用に見ている方向を中心とした投影法で星図中心から離れるに従って
歪曲が増すのですが、星座の形が分かり易く工夫されていて無駄な暗い恒星も無く、
実用本位でした。
多分、今だ流星観測のバイブル的な存在として使われているのではないかと思いますが、
どなたもこれのコピーに流星の経路を書き込んだ思い出があるのではないでしょうか?

そして隠れた存在だと思うのですが、『天文年鑑』にある毎月の星空の解説用星図?
これこそ無駄?な線がほとんど無い肉眼星図的表現でしかも月や惑星も半ばリアルタイムで
載っていて、分かり易かった。。(^0^)
余談ですが『天文年鑑』。。1964年のからあります。1963年7月21日の網走皆既蝕が載ってる
ので買いました。天文始めた思い出深い年の記念です。

しかし!スークーさん、徹底して星図を使いこなしてらっしゃる!(○_○)!
製本してまで自分流のを作り上げたり、補修も完璧!星図もこんな方に当たって幸せそうデス。

[14] コメト(^0^) - 2005/11/23 14:18
すみません。↑の草場修著の星図は『全天恒星図』の
間違いでした。 m(_ _)m

[15] ジーク - 2005/11/23 22:20
星図とは言えないかも知れませんが,
Guy Ottewell氏のThe Astronomical Companion が私のお気に入りです.
ヒッパルコス以前の書ですので,データ的には古いのですが,距離レンジごとに描きわけられた手書きの3次元(鳥瞰図)が,とても味があり,様々な情報を含んでおり,宇宙を空間的に理解してもらおうという作者の意図が伝わってくる素晴らしいものです.


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